2025年9月29日月曜日

【シャフトの取り扱い】どんなクラブで覚えたのか、どんな組み合わせを使うか次第

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


店長「シャフトをしならせて しなり戻して振る
 は 外から振るコトにもつながりますし
 あおり打ちやしゃくり打ち など
 必要以上に緩い入射(アタックアングル)
 ~上から打てる時期を逸してしまいます。
〇外から入る…の真実 - frame
 皆さんの嫌がる 
手打ち の別な名称と言っても良い位…😵」

質問「避ける方法はあります❓」


店長「まず、 用具~ゴルフクラブかも知れません。

 過度に 軽いヘッド、硬いシャフトは避けたいトコロです。

 多くの場合、練習、スイング形成、ゴルフを覚えるのは
 ウッド・ドライバーでなく アイアンやウエッジで行われます。

 昨今のドライバーは ヘッドも大きく(460cc)なり
 シャフトも昔のモノ(20年前以上) よりもかなり柔らかくなりました。

 一方、アイアン・ウエッジの方はヘッドの小振り化が進み、
 シャフトの硬さは昔と大きく変わっていません
  ヘッドの小振り化 は 重心距離や重心深度が小さな値に
 成っているモノも多く、それはヘッドを軽くしているのと同意語です。

 ドライバーの重心距離…
 ヘッドの重量の中心点からシャフトまでの距離 は
 40㎜を越えたモノが殆どですが、
 アイアンの重心距離の平均値は 37mm 程度。
 近くはなって来ましたが、使い勝手や振り応え などを
 考えると 本来は アイアンの方がクラブが短い分、
 若干、長い重心距離の方は互換性は良いです。
 長いクラブのドライバーの方が重く感じ易く
 短いクラブのアイアンの方が軽く感じ易くなってしまいます。
235843


 シャフトの硬さ…でいいますと
 各各の長さなどにもよりますが、
 45インチのドライバー と 38インチのアイアン(#5.6番相当) の
 硬さの差、この場合は振動数ですが、
 その数値の差は 20cpm以内
 ドライバーが 230cpmなら アイアンは250cpm
 の数値位が 互換性をもたせられる最大値 です。

 軽いヘッド+硬いシャフトのクラブは
 自然な遅れが造り難いですから
 インパクトでロフトが立ち難くなり
 飛距離が出にくいですから
 シャフトを意図的にしならせて~しなり戻すスイングを
 身につけやすくなります。

 軽い~小さなヘッドで
 硬いシャフトのアイアンで覚えたスイングで
 重い~大きなヘッド(重心距離の長い)
 かなり柔らかいシャフトのドライバーを打つのです。

👉しならせて しなり戻して は タイミングが命
 になりますが、 二つのクラブは性質が大きく異なる為
 そのタイミングが全く別…😧
 予想通り、大きなヘッド、柔らかいシャフトのドライバーの方が
 遅い、時間のかかるモノになります。
スクリーンショット 2024-10-16 215930
 上手く行かないのは 必然 と言っても良いかと…😵

 どちらかが良い時、一方が良くない に
 なるような 呉越同舟のクラブセッティングを
 多くのアマチュアゴルファーが使っています。

➀出来るだけ 互換性、
共通な『流れ
 クラブセッティングはする✋


 願わくば
➁放っておいても ヘッドが遅れる
 硬くないシャフト、ある程度の重さの有るヘッド
 のクラブで スイングは覚えたい…
 シャフトを意図的に しならせたり~しなり戻したり
 しないで 打つコトを覚えたい…😌 ですけど
 現実には ➁は難しいのでしょうね。

 正しく クラブ(シャフト)の使い方を覚えれば
 腕力とか、体力に依存しないショットが可能なんですが、
 基本、シャフトをしならせて~しなり戻すスイングは
 腕力、体力等本人の運動性能次第です😢」

質問「😧 😧 😧」

店長「また、上手になったら 硬いシャフトを使う🙄🙄🙄
 硬いシャフトのクラブに変える😶
 という 愚の骨頂のような風潮がゴルフ界には蔓延しています。
golf-inside-practice-to-shake

 柔らかめのクラブで折角覚えた クラブ(シャフト)の使い方を
 硬いモノにすると またやり直しで覚え直さなくてはならなくなる
 のですけど…  すごく多いパターン だと思います。」

2025年9月25日木曜日

『上から入れる』に反するしならせて~しなり戻して打つ

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


店長「アウトサイドイン等 必要以上に意識するのは
 良く無いとは思うのですが…

➀シャフトをしならせっ放しのまま、ボールに入るのと
➁シャフトをしなり戻して ボールに入る
のでは
 当然、後者の方が 軌道が大きくなる、
 入射が緩くなる、になる訳ですが…
上から下から
 早い段階で 軌道が大きくなれば
 クラブが長くなるのと同じで
 重さのあるヘッドが自分から遠いトコロになる。

 当然、と言えば当然ですが。
 そうなると クラブは重くなり、
 場合によっては それによって
 グリップ自体も自分から離れて
 更に長く、さらに重くなります。

 一般的なアウトサイドインの基準 は
 アドレス時のターゲットラインの外から入ってくる…
 と思われガチですが、
 しなりっ放しの状態でボールに入ってくる に比べると
 早めのリリース、しなり戻しは
 大きな弧 👉外から入ってくる が正しい意味で
 ソレが大きくなった末の話しに過ぎません。
〇あそこに
Rio Takeda5

 ややこしいですけれど
 ターゲットラインの内側から入って来ても
 外から入ってくる ~アーリーリリース で
 その実害は 外から入ってくるのと大差はないのです。

 もしかすると ターゲットラインの外から入ってくる
 よりも 実害は複雑化し易いので 性質は悪いかも知れません。


 よく言われる
 『ヘッドを上から入れる』 は
 事象として ヘッドが下がっている過程で
 インパクトに入って来られるコト を指して
 動作として『上から打つ』ではありません。

 何が違いで、何がポイントか というと
 スイングは 傾きの有る円弧である為、
 ヘッドが下がっている時も上がっている時もありますから
 下がっている『時間』にインパクトがある、
 つまり 時間の問題 で
 😧手でヘッドを振るのであれば
 どうにでも出来るので 理屈を超えた世界 ですが、
 からだの向き、正面を変える動きで
 クラブ自体を扱いたい のであれば
 その時間に間に合うために
 軌道を必要以上に大きくしない、通り道を長くしない、
 時間が掛からないように、 速く ではなく
 早く 👉短時間 で済むように考える必要があります。

 しならせ~しなり戻して となると
 まず 第一に ソレを行うために
 ヘッドの動きを からだの向きとは切り離すコトになりますし、
 通る道のりが長くなる 👉時間が掛かります ので
 理想的なヘッドの軌道、入射より 後の時間にならざるを得ません。

 開いてモノを閉じて
 しならせたものをしなり戻して
 ソレが成功する~したとなると、
 同時に 上から打つコトはタイミング的に不可能 になります。」

2025年9月19日金曜日

距離感が営まれ難い シャフトをしならせてしなり戻す打撃法

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


店長「シャンク…ヘッドの根元にボールが当たってしまうのと
 フェースのソコソコの場所に当たるのでは
 距離で言うと 2~3センチの違いでしかありません。
IMG_0103
 シャフトをしならせて しなり戻す と言う打撃は
 シャフト・クラブそのものの長さも異なりますが、
 ソレをする動作も伴いますので
   …👉(コッチの方が大きいでしょうね🙄)
 しならせっ放しのまま ボールを打つのと
 しなり戻して ボールを打つのでは
 かなりの長さ、
 自分の身体のどこかの基準点とヘッドとの距離は
 異なって来ます。

 如意棒のように 長さが変わるクラブで
 振ってみないと…打ってみないと…
 長さが分からない・確定しないクラブ。
9c1bf9e713cb5207be57e13907b1d2d885600572_large
 打ってみないと 入射角度も含めたロフト角度が
 確定しないクラブ。


 アマチュアの悩みのひとつに
 『ショット時の伸び上がり』が有ると思いますが、
 シャフトをしならせて しなり戻して打つ打撃では
 クラブも腕も姿勢も
 アドレス時よりも 遠いトコロ、離れたトコロに有る
 ヘッドでボールを打つ、長くなっ(ちゃっ)たクラブで
 ボールを打つのですから
 ソレを出来るだけの空間、距離が必要になる…
 その必然として の 伸び上がりの可能性は
 非常に高いと思うんですね。


 今から打つ そのショットにも問題が起こり易い ですが
 同時に 打ってみないと長さもロフト効果も変わり易い
 シャフトをしならせて しなり戻して打つ 打撃法 では
 距離感が体に刷り込まれ難くなります。

 10年も20年も 数で言うとなん千球、万を超えるショットを
 して来たのに 距離感が営まれていない
 のは そう言う理由があるかも知れません。
(ハンドリリースサンプル集_Moment(4)(ハンドリリースサンプル集_Moment(5)




 シャフトをしならせっ放し、遅らせっ放しのまま
 ボールを打つのであれば だいたいではありますが、
 クラブの長さ、自分からどの位ヘッドが離れているか、
 は一定…似たモノになり易い ですが、
 シャフトをしならせ~しなり戻す は
 そのやり易さ、例えば傾斜などにより
 異なり易くなりますから、
 毎回長さやロフト効果の変化するクラブを使っているのと
 同じになってしまいます。

 この打撃方法ですと
 ドライバーショット
◌空中にあるボールを打つ
◌ショットの中でもヘッドスピードの数値が高い ので
 言葉は悪いですが、そこそこ誤魔化せてしまいますが
 通常の地面から打つショットは それに比べると
◌地面からボールを打ち
◌ほとんどが傾斜地でのショット で
◌ヘッドスピードの数値も低く、
 場合によっては 👉より加減も必要になります。
flat-spot-hand-path2 (1)
 アマチュアの多くが
 空中のあるボールを打てるドライバーはなんとかなるけれど
 地面からのショット、特にアプローチを長年、苦手としている

 が そのまま当てはまるような部分だ と思うんですね。」

質問「😧 😧 😧」

2025年9月15日月曜日

『シャフトをしならせて しなり戻す』 色々問題を生み出します

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/



店長「シャフトをしならせて しなり戻して使う は
 上手に出来た…としても 飛ばない、伸びない、
 スピンが効かない と言う弾道に成り易い のですが、
●HIさん 特訓中 - frame at 0m53s
 それと同時に  同じ球、似た球を打つのが
 ものすごく難しい方法になります。

 ゴルフと言うゲーム性を考えると
 後者の方が問題になると思います。

 繰り返しますが、
 先っちょに重さの付いた棒 を
 人間が振った時、意図的にしない限り、
 先端は 長さ~重さと速さ 分 👉遅れる のが
 自然な摂理 です。

 それを意図的に 遅らせない、遅れを取り戻す
 動きは ゴルフクラブの打撃部分に 角度
 と言うモノがあるのを 無視することになります。

 飛ばす為 角度と言う存在を半ば無視して
 先っちょを振る コトになる
 シャフトをしならせて~しなり戻して打つ は
 禁止と言っても良い程 色々な問題を生み出します。

〇Mさん 201808>>202502 - frame at 0m21s
 今、 Kさんが苦労しているのも一つの例 ですが、
 Kさんも加齢により 微妙にヘッドスピードが落ちて来て
 ドライバーの距離が落ちてきています。

 ヘッドスピードを上げようとすると
 ボールが左に、低く飛び、左に曲がります。

 それを避けようとすると ヘッドスピードが下がります。

 叩こうとすると 低い、左へ、左曲がりの球 で
 安全に行こうとすると 高い、右の弱い球…😢😢😢
 少なくない人が同じ悩みをもっているか…と。
△クラブターンは 足? 手? - frame at 0m37s
 グリップを、クラブ全体を、自分自身の運動を、
 上げることが 便宜上、ヘッドスピードアップ
 と呼ばれるのですが、
 この場合は その言葉の通り、
 『ヘッド』スピードを上げようとしているので
 当然、ヘッドのみが先走り…
 Kさんは右打ちですので、シャフトのしなり戻しが
 成功してしまうと ヘッドが左を向きになり、
 ロフトの少ない状態でインパクトを迎えますので
 そう言う結果になります。

 しならせたシャフトをしなり戻して打つ習慣が強いので
 地面から打つショットの多くが
 イッチョ噛んだ状態~軽く先にダふった状態
 で当たるので 距離が落ちやすく、
 雨~ぬかるみ などのコンディションに左右され易い・・・

 👉ヘッドスピードがあった(遅くなかった)時 は
 多少、ダフリが入っても
 ロスはスピードでカバー出来たのですが、
 今は そうは行かなくなってきている。

 ドライバーの弾道・距離だけでなく
 スコアメイクする アイアンやウエッジショットにも
 かなり大きく影響します。」

2025年9月13日土曜日

...出来れば避けたいシャフトとの付き合い方

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/

店長「この入射角度の問題は 結構根深く
 ヘッドスピードによっても
 打つクラブのロフトによっても その作用が異なります。

 プロと比べると 高くないヘッドスピードのアマチュア
 特に アバウトではありますが、38㎳を下回るヘッドスピードと
 それより上では かなり作用が違います。

 例えば…ですけれど
 40°位のクラブ(9番アイアン相当)を打った場合、
 入射角度がキツイ場合と…上から入ってくると言えば良いのか
 入射角度が緩い場合 では 弾道も距離もかなり異なります。

 本来、ウエッジやアイアンなど
 ロフトの大きなクラブは
 製品のクラブの長さが短く なっていますから
 放っておいても 入射角度キツクなる。。。筈😌。。。ですが
ボールをつかまえる とらえボールをつかまえる とらえる ボールをつかまえない とらえない-1 - frame at 0m50s











 アマチュアの実情を反映させて言えば
 入射角度が『取れる』長さの筈…なんですが、
 多くの方は 入射角度が『取れていません。』」

質問「😧 😧 😧」

店長「入射角度が取れている というコトは
 その分、シャフトが前、飛球線側に倒れている状態です。
df713d9f-s
➀数値で言うと アバウトな例ですが、
 5°の入射角度が取れていると
 5°シャフト・クラブが前に倒れている
 用語で言うと ハンドファースト・ヘッドレイトの状況です。


 一方、多くのアマチュアは
➁入射角度が 0°、  取れておらず
 場合によっては
  入射ではなく仰射になっている場合も多くあり
 アドレス時と似た状態でインパクトを迎えています。


 この二つの差は ➀が打ち出しの角度は低く、スピンは多い
 ➁は打ち出しの角度は高く、スピンが少ない

 ➀の方が 5° ロフトが立ったような状態でインパクトするので
 ボールの速度(初速)が速くなります。

 一見すると、スピンが少ない➁の方が良さそうに…🙄
 飛びそうに感じます🙄が、ヘッドスピードの高くない人
 にとっては 球が遅く、スピンが少ない は
 ボールの失速につながり かなり距離が落ちます。

 そして、それは 製品のロフト角度が多くなる程
 ロス率が大きくなるので 距離の落ち加減は増えます。」
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質問「😧 😧 😧」

店長「よく言われている シャローな打撃 とかは
 ヘッドのスピードの高い人には有効かも知れませんが、
 平均的なアマチュアには ほぼ良いことは無く、
 逆に害悪の方が多い位です。」

2025年9月12日金曜日

シャフトをしならせて…しなり戻して… 出来れば避けたいシャフトとの付き合い方

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


店長「この入射角度の問題は 結構根深く
 ヘッドスピードによっても
 打つクラブのロフトによっても その作用が異なります。

 プロと比べると 高くないヘッドスピードのアマチュア
 特に アバウトではありますが、38㎳を下回るヘッドスピードと
 それより上では かなり作用が違います。

 例えば…ですけれど
 40°位のクラブ(9番アイアン相当)を打った場合、
 入射角度がキツイ場合と…上から入ってくると言えば良いのか
 入射角度が緩い場合 では 弾道も距離もかなり異なります。

 本来、ウエッジやアイアンなど
 ロフトの大きなクラブは
 製品のクラブの長さが短く なっていますから
 放っておいても 入射角度キツクなる。。。筈😌。。。ですが
ボールをつかまえる とらえボールをつかまえる とらえる ボールをつかまえない とらえない-1 - frame at 0m50s











 アマチュアの実情を反映させて言えば
 入射角度が『取れる』長さの筈…なんですが、
 多くの方は 入射角度が『取れていません。』」

質問「😧 😧 😧」

店長「入射角度が取れている というコトは
 その分、シャフトが前、飛球線側に倒れている状態です。
df713d9f-s
➀数値で言うと アバウトな例ですが、
 5°の入射角度が取れていると
 5°シャフト・クラブが前に倒れている
 用語で言うと ハンドファースト・ヘッドレイトの状況です。


 一方、多くのアマチュアは
➁入射角度が 0°、  取れておらず
 場合によっては
  入射ではなく仰射になっている場合も多くあり
 アドレス時と似た状態でインパクトを迎えています。


 この二つの差は ➀が打ち出しの角度は低く、スピンは多い
 ➁は打ち出しの角度は高く、スピンが少ない

 ➀の方が 5° ロフトが立ったような状態でインパクトするので
 ボールの速度(初速)が速くなります。

 一見すると、スピンが少ない➁の方が良さそうに…🙄
 飛びそうに感じます🙄が、ヘッドスピードの高くない人
 にとっては 球が遅く、スピンが少ない は
 ボールの失速につながり かなり距離が落ちます。

 そして、それは 製品のロフト角度が多くなる程
 ロス率が大きくなるので 距離の落ち加減は増えます。」
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質問「😧 😧 😧」

店長「よく言われている シャローな打撃 とかは
 ヘッドのスピードの高い人には有効かも知れませんが、
 平均的なアマチュアには ほぼ良いことは無く、
 逆に害悪の方が多い位です。」

2025年9月11日木曜日

【シャフトとの付き合い方】シャフトをしならせて~しなり戻して使う

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


店長「トゥダウンの件もそうですけれど
 シャフトの使い方、利用の仕方、付き合い方で
 一番 よろしくない、お薦め出来ないのが
 『シャフトをしならせて しなり戻して』 使う  ですね😨」
漆畑2018_Moment
質問「よく聞く言葉ですよね😌」

店長「困ったモノ…ですけれど……ですね~
 YouTubeなどを見ると シャフトのしならせ方 とか
 しなり戻し方 なんかも…🙄かなり 多数あります…。」

質問「なにが問題なんです❓」

店長「
滅茶苦茶 大きな問題です
 ざっくりとした意味で 上手に打てるをプロの様…
 上手に打てないのをアマチュアの様… と規定すると
 その差が プロとアマチュアの違い
 とも言えるかも知れないほどの差になります。

 ドライバーでも、アイアンでも、ウエッジでも
 なんでも良いんですけど
 データを取りながら打ったコト ってあります❓」

質問「はい。」

店長「似たようなデータ数値、弾道、距離 を
 続けて打つのって かなり大変ですよね。」

質問「一球一球 違う数値、弾道、距離になっちゃいますね。」

店長「それに 一番影響が大きい✊のが
 アタックアングル、ヘッドのボールに入ってくる
 入射角度
なんですね。
2021-04-07_06-01-34_Moment(3)2021-04-07_06-01-34_Moment(4)






 インパクト時のロフト姿勢も…ですけれど
 アタックアングル(入射角度)も ロフト角度の一部、
 半分とも言えます。


 クラブって 当たり前ですけれど
 シャフトって言う棒、長さがあって
 先っちょに打撃点、ヘッド…重さが付いています。

 重力での落下は使えない訳では無いですけど
 やはり 運動、移動、動力の最大の源は
 自分が動くコト、 具体的にはからだの向きを変えるコト
 になります。

 自分が正面の向きを変える
 クラブは長さがあって 先っちょに重さが付いています。
 自分とクラブの接点はグリップになりますから
 その重さと長さは 自然と遅れ となり
 シャフトのしなり、たわみ となります。

 ✋シャフトがしなる って クラブが短くなるコト
 とほぼ同意語、似た意味合いです。
(実験)振り子式アプローチVSごく普通のアプローチ_Moment(実験)振り子式アプローチVSごく普通のアプローチ_Moment(2)












 😧逆に シャフトをしなり戻す ッテコトは
 その短くなったものを 元の長さに戻す
 と言う行為です。


➀クラブだけでも そうなんですけれど
 クラブが、シャフトが しなったまま
 ボールとヘッドがコンタクトする と

➁その しなったシャフトをしなり戻して
 元の長さに戻して ボールとコンタクトする

 では ソレを行う使い手、打ち手の動作も異なり
 ➀-しならせたまま打つ を行う動作に比べると
 ➁-しなり戻して打つ を行う動作は
 より大きな円弧
 自分の胸とか、ミゾオチとか
 どこか基準点を決めるとすると
 ソコとヘッドとの距離がかなり大きく異なります。
(アプローチ) 比較映像_Moment(3)
 そして シャフトをしなり戻す イコール
 グリップが動いた分、ヘッドも移動する では無く
 グリップの移動よりも
 たくさんヘッドを動かさなくてはなりませんから
 運動の源が からだの向きでは無く
 なにがしかの 手作業にならざるを得ません。

 その上で 同じように 入れて来れるのか❓
 考えてみるべき なんですね。」

質問「😧 😧 😧」

2025年9月10日水曜日

【シャフトとの付き合い方】トゥダウン・重心位置・重心距離

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/



質問「ゴルフクラブの見た目 からすると
 棒・シャフト・握る部分とヘッドの打点にズレがあるので
 そのズレを計算したくなります。
005
 そもそも そのズレは必要なんですか❓」

店長「はい。絶対に✋です。」

質問「それは 何故❓なのです❓」

店長「基本的には安全性の問題です。

 過去に 何度も何度も デンデン太鼓のような
 重心距離の無い 長いテニスラケットような
 握りの先に打点のあるドライバーは売りに出されました。

a00002064791ルールには抵触していません。

ですが、本当に短い期間で 販売中止、
場合によっては 全品回収というコトも起こったそうです。

 重心位置が握りの延長線上に無い、
 重心距離があり、L型の形状をしていれば
 ヘッドがどちらを向いているか、どうなっているか、
 感覚的に判別するコトが可能です。
 『トゥダウン』現象が起こって 運動中、
 握りの延長線上にヘッドの重さが揃おうとする働きが
 有ったとしても その具合を感知するコトが出来ます。

 ところが 重心距離の無い、
 ヘッドの重心位置が握りの延長線上に無い と
 ヘッドがどこを向いていても
 その差を感知するコトが出来ません。

 フェースの向き、ロフトの向き だけでなく
 ヘッドの角の部分 や アイアンであればバックフェースが
 ボールの方に向いていても その差は感覚としては
 掴めません。
 練習場で ヘッドの角にボールが当たり、
 前の打席の人 や 
 自分にすらボールが飛んでくる可能性があります。


 それを防ごうとする だけでなく
 似たような距離や弾道を打つのには
 ものすごく強く握らねばならず
 結果としては 全然飛ばないクラブになってしまいます。
 握力の無い方や女性、子供では
 かなり辛い、扱い切れないモノになるそうです。

 また、ロフトの立ったクラブであれば 大丈夫なのですが、
 ロフトの大きなクラブ に 重心位置ズレ がないと
 自分にボールが飛んでくる可能性があります。
 
 ヘッドの位置や姿勢の把握が出来、
 何種類ものロフトとの組み合わせ、
 そして 安全性 の為、重心位置ズレは必須なのです。」

質問「ああああ なるほど、なるほど。」

店長「そして 適切な柔らかさのシャフトであれば
 止まっている時、遅い速度の時は
 ヘッドの位置や姿勢を把握出来、
 運動が激しくなると そのズレが解消される
 とても便利な 二重構造を持っているのです。」

質問「シャフトが硬く無ければ✋ ですね。」

店長「はい。
 
 ゴルフクラブの設計は
 その 重心位置のズレ が そのクラブの特性 です。
005

 フェアウェイウッドの箱形状がアイアンの板形状よりも
 ボールが上げ易い、浮かせ易い ----は
 その形状が 重心の深さを生み出していることから生まれます。
 重心が深い は 運動させると
 ヘッドが前に出ようとする働きを生むため、
 入射角度が緩くなり(👈主にはコチラです)
 ロフトが付きます。

  しかし 硬いシャフトを 無理やり
 ライ方向に トゥアップ~トゥダウンさせて、
 言い方を替えれば シャフトをしならせて~しなり戻して
 使ったのでは その働きが発揮されない、か、
 急激に ヘッドが跳ねあがるようになってしまいます。
 そう使ったのでは 本来、味方の筈の重心深度が
 使い難さの元になってしまいます。」

2025年9月8日月曜日

〇ヘッドはインパクトに『置いてくる』

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【シャフトとの付き合い方】トゥダウンとシャフトの硬さ/柔らかさ

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店長「今時期とは反対に
 気温が下がる時期に起こ易いコトなのですが、
 強く打たないアプローチなどで
 当然、軽く振ります から トゥダウン量は減ります。
 本来であれば、ソコに重心位置が来てくれるはずのモノだ
 トゥダウン不足、つまり ネック寄りに当たって…
 シャンクなんてコトが起こる訳です。
『竹田麗央』練習のはじめ - frame at 0m7s
 ですので 全体にセットの流れ よりも
 ウエッジなんかは 柔らかめ の方が使いやすい

 というのは そう言う部分もあったりします。」

質問「気温が下がると シャンク出易い ですよね…。」

店長「そもそも なんですが、
 多くの方は シャフトをしならせて・しなり戻して使うモノ
 と 思っているフシが少なくないと思うのですが…。」
(((『カラダ』の「廻し方」 比較映像_Moment(3)

質問「ソレ ありますね。」

店長「多くのゴルファーの クラブの動かし方 というか、
 シャフトの使い方 って
 シャフトを ライ角度方向に沿って
 トゥアップ方向にしならせて、
 トゥダウン方向にしなり戻そう、

 としていますが・・・ それが悩みの始まり だったりします。

 ゴルフクラブの機能の殆どは
 使い手が ソレを意識しなくても
 動かせば… 正確には ゴルフクラブを持って、
 ゴルフクラブ『を』動かすのではなく
 ソレを持って 自分が動けば 機能するよう出来てます。

 トゥダウン…握りの延長線上に自動的に打点が来る働き は
 クラブを持って 自分が向きを変えれば
 それに伴い、クラブには遠心力が掛かるので
 自動的に それは成されます。
(ハンドリリースサンプル集_Moment(4)(ハンドリリースサンプル集_Moment(5)








 逆に それを意図的に『トゥダウンするように』動かしたら
 トゥダウンは必要以上に発生してしまい、
 スイングの横方向への動き 回転は阻害されてしまいます。

 阻害されないように トゥアップ・トゥダウンを
 腕を捻って行えば(横にして行えば)
 今度は フェースがボールを向きません。
 どんどん 複雑に…、後処理が面倒に、、、
 インパクト付近での もうひと手間が必要になります。」

質問「言われてみれば テークアウェイは
 ライ方向にトゥアップするように上げていますし、
 ダウンスイングもトゥダウン方向に振っている気がします。」

(ハンドリリースサンプル集_Moment(3)

店長「フルスイングをそうやっている方が
 ハーフショットのアプローチにしたら
 トゥダウンが生まれませんから
 ボールのトコロに打点でなく ネックが来てしまう…
 シャンクになりますよね。」