2013年4月30日火曜日

ゴルフクラブスペック☆重心位置ウッド編

クラブの基本構造を一度 よく見て下さい。
例えば アイアンで有れば ヒールよりもトゥ側の
方に末広がりに ソールもフェースもなっていますし
非常に その形状は 機能と密接な関係にあります。


良くお客様の中に 単純にロフト数値のみで
ウッドとアイアンを比較される方がいらっしゃいます。
何も言わず 診ているのですが
そのロフトの意味を掴んでくれると
スウィングにも悩まなくて済むのですが…

前述の通り、ウッドはアイアンに比べ
遥かに深い重心位置を持っています。
それが 
ウッドの最大の特徴 とも言えます。

019A9s1s

ですから 同じ25度のアイアンとウッドであっても
アイアンで3~5mm程度ヘッドが前に出るのに比べ
ウッドは20mm30mmも前に出ますので
実際の使用、ロフトは全く異なります。

打撃のエネルギーを配分するのは
打撃ロフト と 長さによる入射角度 で
それを打ち出しの角度とスピンに分散させ
距離を作り出すのですから
長いシャフトの装着された ウッドの方が
同じロフトであったとしても
少ないスピンで 高い打ち出し角度で 飛び出
アイアンの方が 低い打ち出し 多いスピンで
飛び出るのです。
そのヘッド重量の差、アイアンの方が重たい
ことから考えても 如何にスピンにエネルギーは
食べられてしまうか 容易に想像が付きます。

それも やはり シャフトを捩じらず
ヘッドターンをさせない という原則に乗っ取って
行う訳ですから それを守れず 自分の好き勝手に
ヘッドをぐりぐり回して使うのであれば
重心位置がアイアンよりも絶対的に
シャフトより離れているウッドは苦手にしてしまう筈です。
ロイヤルコレクションのウッド というのが
流行りました。 その理由は
ヘッドを捩じって ロフトを開いていても
お尻の部分がカットされて 存在しない
そのウッドは 寝かして入れてきても
跳ねない ダフリ難い から なんですね。
また ドライバーに関して 言えば
重心が深く ヘッドが前に出やすい ウッド形状は
全く意識しなくとも
ナチュラルなアッパーブローを生みやすく
それによって ロースピン 高打ち出し
という ドライバーとしては理想的な弾道を
得やすいモノになっています。

      がッ、

それも やはり クラブを捩じる人にとっては
まったく その効果を発揮しないので
自分の腰に過度な負荷を掛けても
テクニックとして そのアッパーを造る ことに
なってしまい 自分の体を痛めてしまうのです。

ウッドを正しく使えば
ティーアップという特別な措置のお蔭で
自然と薄~いアッパーになります。
それは クラブの機能であり 技 ではありません。
それも 素直にクラブの機能に従えば
漏れなく 付いてくる訳で
それによって 出来る人 と 出来ない人は
その間に 大河が流れるほどの差になってしまいます

2013年4月26日金曜日

ひょえ~~ 左一軸打法・・・

お借りしたクラブでの
悶絶はしばらく続きそうですが、
あせらず楽しみながら練習したいと思っています。



さて、伺った際に話に出しました
左一軸打法ですが、興味がなかったですが、
家で調べてみました。

・・・調べてもよくわからないままですが・・(+o+)


なんかスタックアンドティルトと
同類もしくは派生みたいな理論でした。

(ものによっては、
「スタックアンドティルトが左一軸だ」
みたいなのもありましたし)



両方ともようはこんな感じみたいです

手、腰などを使った円運動と
体重移動を組合せて毎回同じ打ち方を
するのは出来る訳ない


だったら体重移動(スライド)を辞めてしまえ。
 (+o+)ヒョエ~~

  ↓
打つときは左の股関節の上で
回転するのだから、スライドなんか
止めてはじめっからそこで回ればいいじゃん。
 (+o+)ヒョエ~

009

下半身は左足体重でそのままで(スタック)、
上半身は前屈のまま右に回すから
背骨は飛球線後方に倒れる(ティルト)。



ってところみたいです。

正しいインパクトの写真を1枚みせて、
その形を作りたいけど

「回転+体重移動」だと
そんな難しい事は出来ない
だったら体重移動やめちゃえば

って発想みたいですね。


試しにその形をやってみましたが、
トップの形は腰を止めて体を捻る
=前傾が起きる)より
もさらに危険な形になります。

・・・腰がやばいです、というか人間に出来る動きなのかこれは・・
これにクラブ重量がかかったら・・
恐ろしい・・



私は体にやさしい方がよいです・・

クラブ出来るのを楽しみに日々悶絶してきます。



お手紙有難うございます。
上手くいかなければ 辞めとく って
なんだか 理論 と言うのとは
違うような気がしますけれど…

まして その動き、誰が考え出したか
知りませんが、ネット社会だから
何かを発信したい気持ちは分かるんですけど...
自分で成功した、練習を積み重ねて
良い結果が生まれたから、分けてあげたい のは
分からないではないんですけど..............
体を痛める可能性が否定できない
年配のヒトには薦め難い方法ですので

それを受け取る側も そのまま飲み込まず
しっかりと 咀嚼しておくべきでしょうね。

いや 勿論、信じるのは自由ですけどね。。。
スナップショット 6 (2012-10-29 20-10)

度合 にもよりますけれど
体の構造を考えれば
背骨を軸にしての、回転~向きを変える動きは
背骨が体の厚みの一番後方にあり
重量のある上半身の大半は
それよりも前にあるので
向きを変えれば、そちらに重心が掛かる
というのは シンプルな理屈。。。
それを 理論と言うのだと思いますけど ね。

スナップショット 7(2012-10-29 20-11)

それが 行えるように 脚の付け根
股関節と言うのは 背骨の真下に無く
左右にずれている 
というか
その体の機構 があるから
ゴルフスウィングはこのような動きに
なった と考えるのが自然なのでは
ないのでしょうか?!

体重移動と体の向きの変更は
一体、ある種同意語 だと考えるのが
体の構造上、一番シンプルだと思います。

体の回転 向きを変える動きを
しっかり 考えたい場合、
向きを変える方ではなく 体重移動
シフトすることの方が メインテーマです。
スナップショット 8 (2012-10-29 20-11)
体の重み、上半身の重みの部分が
しっかりと 左右の脚に移動するか
乗っかるか 乗っけ替えられるか
そちらが主たる部分で
乗っかってから、軸足が出来てから
向きを変える のは オマケと考えても
良いかと思うのです。

ですから、左右にシフトしている
どちらの脚にも軸足の無い時間帯は
決して 意図的に、意志を持って
向きを変える、回転してはイケナイ
と考えるべきだと思います。


 

2013年4月25日木曜日

トンボ玉作戦 第一弾

トンボ玉作戦 第一弾

ガラス工房夢屋さん千吉良さん の協力を得まして
今回の牡鹿半島十八成浜でのイベント
トンボ玉のチャリティー販売を致します。
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手配等で間に合うのか、ぎりぎりの線ではありますが
何卒、イベントともども ご協力頂きますこと
お願い申し上げます。

振込み先
よこすか葉山農協 佐原支店
(普通)0011794
福島&被災地 W支援友の会
フクシマアンドヒサイチ 
ダブルシエントモノカイ
【お問合せ先】
〒238-0024
神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp
046-804-1480 野澤まで

2013年4月21日日曜日

~牡鹿の海と杜と龍神さんと~

          ◇決定しました!!!◇牡鹿半島十八成浜
チャリティチェンソーアートフェスティバル(
CCF)
         

開催日:4月27日(土)9:00~16:00
...
     28日(日)9:00~16:00
      29日(月)9:00~12:00
     ※いずれの日も、どの時間からでも参加OKです。

P1010526

場 所:宮城県石巻市十八成浜(白山神社前)
    (会場周辺は、津波により目標となるモノがありません。県道2号線沿いに、緑の「チェンソーアート」の旗を立てておきます。)

内 容:・すべてフリーカービングとして、各自自由にカービングしてください。
    ・材料は、先着順にチョイスしてください。
    ・白山神社奉納作品を、彫れる方は彫って下さい。(大きさ、題材自由)
    ・彫った作品は、すべてオークション用として、地元に寄付。白山神社修復の費用として役立てていただきます。

費 用:参加費は無料ですが、宿泊費、食事など当日実費相当分を徴収します。(または、各自お支払いいただきます。)

その他:・念のため寝袋をお持ちの方は、ご持参下さい。
    ・会場は被災地の最前線ですので、色々と不十分な点もあり、ご不便をかけますが、ご理解ご協力をお願いします。
    ・当日内容等、諸般の事情により変更する場合がありますので、ご了承ください。

※こんなイベントですが、カーバー、スタッフまだ何とかなります。ご協力いただける方は、早急に参加日、宿泊の有無、男女の別をご連絡下さい。
https://www.facebook.com/home.php#!/makoto.kita.94?hc_location=stream

2013年4月15日月曜日

アイアンの番手に 得手不得手が。。。

おバカな質問と言われますが 実はものすごくよくある話。

何か別な 精神的なトラウマ とか そう言ったパターンもあるかも?
しれませんが 基本的には例外中の例外。

自分が下手だから?
 イエイエ ありえません。
  下手なら全番手打てないでしょうし 奇数だけ 偶数だけ
   なんて ありえません。

実は非常に良く有る小さなトラブル(その人には大きいのか…)
ゴルフクラブ 特に本数のかさ張るアイアンは
ものすご~く悪い意味の「適当」に組まれています。
メーカー物は勿論、オーダーメイドショップでもかなり怪しい…

スチールシャフトのアイアンでも ちゃんと組むのには 知識と手間が必要です。
特に手間に関しては ちゃんと組むのと ただ組み立てるのでは
本当に 雲泥の差   ちゃんと組まなければ機能上の「セット」にはなりません。


例えばアイアンは 設計上 番手により ホーゼルの長さが意図的に異なります
ロングは低重心に ショットは高重心に とか設計者の意図がそこに出ます
ですから そのホーゼルに合わせて シャフトを組んでいかないと
シャフトの硬さがバラバラになってしまいます。

アイアンによっては 一番手ごと だったり 二番手ごと だったり
と色々で 全機種 把握することは出来ないほど いろいろな「フロー」があります
スチールであるのなら ちゃんと組まれているか
グリップを下 ヘッドを上にして 壁に立て掛けて下さい。
エンドの部分を一列に揃え シャフトのロゴやステップの位置を見て下さい。
ワンセット ワンセット ちゃんと作っていれば 概ねそれは横に揃います
ただ スウィングウエイトと長さだけを機械的に測り 組み立ててあるだけの
クラブは 決して「セット」とは呼びません。
オーダーメイドである場合 意図的にそれをずらしているケースはありますが
ファーストステップが波を打っていれば だいたいのケース
ヘッドの重量が足らないので 鉛なり 真鋳なりが入っている分 シャフトの入りが浅くなっていると考えるべきでしょう

スチールシャフトでも かなりシャフト単体にはばらつきがありますから
それを調整しているケースもありますが そこまでやってくれるお店は
自分の記憶にはありません。

また組み付けるヘッドの重量にも結構商品誤差がありますし シャフトにも誤差が
有りますから 打つ人の要望や特徴 ヘッドやシャフトの個体差をうまく融合させ
セットとして組んでいくのが 我々プロの仕事です。

自分の長い経験から考え
十中八九 クラブに原因があると考えて間違いないと思います。
 実は アイアンセットって 作る側 売る側も
ドライバーよりも 蔑ろにする傾向があり

酷い例だと 20万円のオーダーセット
 シャフト調整はなし
  仕上げは適当 ソケットの仕上げもない
   なんて ザラ。
    最近では 無店舗のオーダーメイドショップが
     沢山はびこっていて
   
      ただ DIY で組んでいるだけ

大手メーカーの 超高額セットでも
 セット内に 硬さの番手間の調整はまったくなし
  5番が一番硬く 8番がワンフレックス柔らかい とか
   番手内で 2か所も硬さが逆転しているのもある
    短くなっていくに従って メッチャ硬くなる なんて
     日常茶飯事  はいて捨てるほど…


       ユーザーをなめんなよ!  って感じ

2013年4月14日日曜日

クラブ選びにご注意を。。。


現在、日本のゴルフスウィングの主流は
この手のスウィングになります

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彼女はプロゴルファーで
並外れた体格や若さ
そして桁外れの練習量などにより
この打撃方法を駆使し 活躍していますが
この手のスウィングをアマチュアが
真似ると・・・。

ゴルフクラブ というのは
長い棒の先に 重量物として
ボールと接触する打撃部分として
ヘッドが装着されています。


このヘッドの重量は
シャフトに対し 右にあります。
特に 重心が深くなればなるほど
言い換えるのならば アイアンに比べると
ドライバーほど 重心は右にあります。

ゴルフクラブは 右>>>左 への動きが
ボールを打つ重要な方向、ベクトル になりますので
右に偏重したコトを考慮に入れずに
ボールを打ってしまうと
ダフル とか バンスが邪魔になる とか
上手く当たっても 飛ばない高いボール
もしくは スライス(厳密にはただの当たり損ね)
になってしまいます。

もう一度見て下さい

tc3_search_naver_jpCAIGVQ67

ゴルフクラブには 縦 ライ方向
横 ロフト方向と 使うための形が決まっていて
左右対称ではない為 それを守らないと
オリジナルの性能 例えば製品ロフト
も無意味になってしまいます。

この状態であれば ゴルフクラブは
地面に対しては 位置が高くなっていますが
前傾している というコトを考慮に入れると
クラブヘッドは 右に倒れ 背後に回っただけ
俗に言うスウィングプレーンに対しては
ロフトが 0度 の状態になってしまっています。

上半身…両胸の傾きをヘッドの関係をご覧ください。

元々のシャフトを重心位置のズレの関係から
シャフトは 不必要に捩じられてしまうコト
も伴い 必ず 製品ロフトよりも
大きなロフトでインパクトするコトになってしまいます。

そこそこ 上手にインパクトを調整出来たとしても
可能性としては 製品ロフトよりも
大きなロフトで打つ可能性が倍増します。

ですから かなり 高速にフェースターンをする
必要が出てくるのですが
低いところにあるボールを クラブ全体を下げながら
フェースのみロフトが開いているのを閉じる
というのは「上げる」行為になりますから
全体を下げながら 局所のみを上げるコトに
なるので 非常に高難易度のテクニックです。

体、関節への負荷も少なくなく
一番忙しい、スピードの速い、重要な場面での
ハイスピードテクニックになりますから
出来るようになっても 練習頻度や球数で
常時メインテナンスする必要があると思います。

まして 製品ロフトよりも 必ず大きなロフトで打ち
本来 捩じらない筈のシャフトを捩じって使う
コトになりますから ハイボールやスライスを
予防するのには 必ず オーバースペックが必要に
なるでしょう・・・

体を蝕み、クラブの機能を否定する使い方を
している というコトを自覚せず
例えば クラブ新調の為弾道計測などをすると
当然 スピンが多い 弾道が高い ロスが多いと
更に 硬く ロフトのキツイ ハイスペックを
選ぶコトになりますので ご注意ください

販売マニュアルでは お客様の心をくすぐるため
「イヤ~ Sじゃ柔らかいですよ
 お客様のヘッドスピードなら
 X いけるんじゃないですか」というのが
当然 ありますから。

ちゃんとクラブが使えるかな

弊社のゴルフクラブは
強烈に重いヘッド
・・・市販のクラブの20~30%増し強烈に柔らかいシャフト
・・・市販のクラブの20~30%減
 (振動数数値)

初めて来店されるお客様の
(実はスウィングを見なくても分かったりしますが)そのスウィング・クラブ扱いを見て
その体使いというか ある一部分の体の部位の
使い方をみれば 直ぐに使えるのか
使うのに難儀するのか 分かります。
勿論、考え方の柔軟さ、知識の総量 
みたいな部分も重要ではありますが
このブログに書かれているようなことは
出来てきてから 自分の言葉として
取りこまれてくるのであって
実物を持って 実物を見て
自分でトライして 苦しんで
 なんとなくきっかけを掴む迄は
どんなに予習しても それは他人の言葉で
しかありません。


クラブ扱いを見るのは右肘(利き肘)の使い方がポイントになります。
誤解を生むを行けないのですが
なんだか 肘使い というと アクション
のような気がしますが 肘使わない に
近い程のモノで とてもアクションや技
とは言えませんが…

20090801 2009_08_31_23_13_36-316フレームショット

使い方 というよりも右肘の高さ その上半身(胸)との関係 
そして左肘との高さ関係
を見れば 重いヘッド 柔らかいシャフトを
そう苦労せず使えるか
それとも かなり難儀してしまうか
は一目瞭然で なかなか例外はないと言えます。


その偉大な肘使いの神様 が
生きるレジェンド ジャック です。

彼があれだけの戦績と距離
そして 長~い選手生活
しかも トップレベルでの長い戦績 を
持てたのも あの肘使いにあると思うのです。
それはタイガーにも 遼君にもありません。

オンプレーンスウィング という
クラブと言うモノを無視してしまった体の動きだけを考えているスウィング理論
全盛の現代 では なかなか この肘使いを
しているゴルファーは少なく
そこを脱却するのは 簡単ではないのかも
知れません。
千人

悶絶クラブを使い、難儀されている方が
お店を訪ねてこられますが
あまり例外なく 肘の位置 の改善
が成されていない と言いますか
言葉では肘使いや肘の位置 と言っていますが
これを 実践するのには
如何に 
脚さばきによってクラブが向きを変えているかいつも クラブが ヘッドが グリップが
自分の胸の前 体の幅の中にあるか
がポイントになりますから
肘の使い方 だけ で済む訳ではありません。
自分でも お客様の真似をして
今風なスウィングを真似た後
元に戻すのに苦しみますが
総じて 肘の使い方を忘れ
テークバックで  特に初期動作で
左手、左腕が体の替りにクラブを横に
動かしてしまっているコト、
それが ほぼ9割の原因です。

ですから 本来 クラブを正しく扱うのに絶対禁忌な動かし方で
ちょっとでも それをすると すべてを狂わす
特に テークバックの初期段階で それが入ると
その後の動きは すべて でたらめの繰り返しで
まるで ウソを嘘で隠し続ける ような
なんの根拠もない スウィングに成ってしまいます。
それを推奨し 推し進めている

現代の「オンプレーンスウィング」派は
随分 残酷な理論を無理強いしているなぁ
と感じている 今日この頃 です。

2013年4月13日土曜日

ゴルフスウィング セルフチェック

クラブを上手く扱えない
上手く行かない、始まりは
昔から言われる通り 「始めの一歩」で決まる。

多くの悶絶者の テークバックの統計。。。
では しつこくて申し訳ないけれど
脚を使った胴体の向き で クラブが動くのでなく
左腕を動かすことによって
その疑似運動をしてしまうコト から始まる。

昔から ゴルフのレッスン書には 
肩を回せ左肩を入れろ というのが あるから
余計そうなってしまうし
スウィングは右手を使っちゃイカン とも言われる。

肩を揉んでもらうあの部分は胴体であるが
マッチョなお兄さんの こんもりと盛り上がる
あの肩周りの筋肉の部分は腕 な訳で
中世の八つ裂きの刑 であれば 腕は
ランニングシャツの淵の部分から抜ける。

世の中の 左肩を入れろ と言う動きは
総じて 左腕を使ってあげろ と言っているのと
同意語であって 厳密な意味の左肩ではない。

まず もって 腕は体の横 に付いているのであって
その肩が 胸の前に来る状態など
脱臼した状態 とも言える訳だから
出来ない方が正常なのだと思う。

2007wo88

シャツの左胸 ポケットに ちょっと腐り気味の
みかんを入れておいたとしよう。
本当には試さない方が良いが…
生卵でも良いけれど(イメージの中でね)
左腕が この画像で コチラを指すのは
左腕の生えた胴体が コチラを向くからであって
彼女のように 鍛えた体や柔らかい関節 が無い
おじさん達は 胴体は正面に向いているのに
左腕があの位置にある このポーズを
決して真似してはイケナイ!

その仮想で 左胸ポケットに入った壊れやすい物体
それを左腕で潰さないように
挟んで生卵を潰してしまわないように
左腕の生えた胴体を 脚によって
コチラを向けて欲しい。


ゴルフの基本である 前傾はあるけれど
その前傾に対して 水平な横の動きは
すべて 脚のアクションによって
生み出される習慣 を付けて欲しいのである。

鼓笛隊 モデルケース-125フレームショット

一般的なスウィングでは 腕でまず横に動かし
帰りは足を使うという  絶対に体が開いたり
大きなロフトで打たなけれなイケナイ 動作
であるという認識をしっかり付けて貰いたい

この数年で その悪い動きも より一層
フラットなプレーンの傾向になっているのが
ゴルフで首を痛める原因のような気がしてならない。

それと並行する話だが
それを実行するには 必ず 利き肘との
連動した動きが必要で
曲がった利き肘が 自分の体に付いている とか
地面を向いている となれば 当然
左腕は左胸に張り付いている。
利き肘がしっかりと 外に張っていないと
クラブの構造からも 左腕でテークバックを
取ることになってしまうので
再考して貰いたい。

2013年4月9日火曜日

ヘッドを感じろ



と言う言葉が良く使われます。

5番アイアンだとして

市販されている 一般的なモノで
ヘッド重量は 
240g
シャフトの振動数は 
280cpm位です。

弊社の平均的なモノで
ヘッド重量は 
29シャフトの振動数は 190cpm位です。

クラブは シャフトが柔らかい方が
ヘッドの存在が増して 感じるモノです。

初めて クラブを握る人(双子)に
この双方のクラブをそれぞれ渡して
別々に練習して貰って、 果たして一年後に
2人は 同じスウィングになるでしょうか
なりませんよね
中途で 二人に 「ヘッドを感じるように」
と言ったら 果たしてどうなるでしょう。

ヘッドの重い、柔らかいシャフトを持たされて
始めた方の人は、望まなくとも ヘッドの存在
重さ、位置、姿勢を味わうと思います。

他方、軽いヘッド、硬いシャフトを持たされた
方の人は、かなり 
「ヘッドを感じるように」
この言葉に苦労すると思います。

となると 軽/硬クラブを使っている人は
ヘッドを感じるように クラブを開いたり
捩じったり そんなトライをしてしまう可能性を
否定できません。

pc

脚を使って 骨盤、そしてその上に乗っている
上半身を回す場合 稼働させる筋肉は
太ももやお尻、背中 など 俗に言う
 大きな筋肉 です。

また 動かしている 相対(総体) も
成人男性であれば 40キロ を楽に超えます。
が 故に 長さがあり その先端に重さの付いた
単純に 370gの物体よりも 感触として
重くは感じますが、所詮 370gの物体です。
動かす 30キロの相対から比べれば
遥かに少なく 総体の数% にしか過ぎません。

一方、よくある 主流と呼ばれるのスウィングでは

RIMG0029-thumb-560x420

稼働させている筋肉は 左腕もしくは 左肩周り
下半身を比べれば 遥かに少ない筋肉です。
しかも 動かしている総体は 腕2本のクラブですから
どうでしょう 10キロ程度でしょうか
そして その総体の中のクラブの割合は
前者に比べると 遥かに多くなります。

双方を クラブあり・ナシ での影響を考えると
前者は クラブが合っても 無くても 大きな差異は
後者に比べ 遥かに少ないと思いますが
どう思いますか・・・・

ヘッドを感じろ と言う言葉を
意識しながら 練習していくと
どちらに行き着いてしまうか
軽いヘッド、硬いシャフトの ゴルフクラブを
持つと 結果として 何処へ行き着いてしまうか
想像は難しくないと思いますが…

2013年4月5日金曜日

クラブヘッドの上下動

ゴルフに関する 世の中で 常識 と思われていること それにも すべて疑問を投げかけ クラブ 体 物理 心理 レッスン あらゆる側面から 考察し 研究する 究極のゴルフ「クラブ」マニアなページ クラブの秘密を解明することが、スウィングの解明! クラブに振らされてしまう! 打たされてしまう!  を基本に、日々 ゴルフクラブを創っております


アドレス時の ボールの高さ
・・・マット也、地面也

これを 基準に ゼロ として
身長などにあまり関係が無く、一番ヘッドが高くなる、
その高さは 2m30cm 位になると思う。

これも なんとなく 観念なんだと思うけれど
  0m   2m30と言う高さを 当たり前だけれど 自分で作る
しかも クラブを持っている 腕で
作らなければ ならない 
という
深く考えてみたこともない 観念みたいなモノが
スウィングを形成しているのではないか

クラブやヘッドを 少なくとも 2mの高さまで
上げなければイケナイ!
 と思っているのでは
ないだろうか

スナップショット 1 (2011-02-27 18-10)

ヘッドの高さ変化 0230 
このうち 約70% は
殆ど 腕の動作とは関係なく
前傾姿勢と体の向きの変更によって
作り出されている というコトを
忘れてしまっているのではないか

上の写真のクラブと腕の状態を維持したまま
体を右に向ければ 当然 クラブヘッドは
高くなる

一般的な感覚で言うと 上げる 下げる は
腕で行う役割に感じるけれど
そのほとんどを クラブとは一番離れた 脚 で
行っている認識があるのと 無いとでは
かなり スウィング動作も異なると思う。

230cm 上げる動作を 腕で全部行うのか

そのほとんどを 脚にやらせて 腕はあまり使わないのか


その差は決して小さくない。

本来 ゴルフクラブの形状は 自分の方に鎌首を
もたげているようになっているのだから
上に動く場合 半ば 自動的に シャフトは起きようと
するし、下に行く場合には クラブヘッドやクラブの重さが
クラブヘッド自体を下に落とす というよりも
その重さを グリップに伝え クラブ全体を下げる構造に
なっているのだから 残り30%の部分も
腕の役割としては ゼロ ではないけれど
大変少ない と認識が必要だと思う。

2013年4月2日火曜日

ウエッヂショットから考察する「飛ばない」原因

ロフトを寝かしてしまう
それが判りやすいので、使っていないウエッヂを
折れるぎりぎりまで曲げて、実験してみた。
同じクラブ(この場合はウエッヂ)
同じ打ち手が、ほぼ似たようなヘッドスピードで
打撃して、このような差が起こる。
スナップショット 1 (2013-03-29 22-26)スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)






スナップショット 3 (2013-03-29 22-28)スナップショット 4 (2013-03-29 22-29)








上のショット(振り子式遠心力打法)は こちらのように
グリップエンドを支点に、腕を使って
俗にいう「開いて、閉じる」と言う手の返しで
シャフトと言うか、クラブを振ったもの
スナップショット 1 (2013-03-29 22-59)スナップショット 2 (2013-03-29 23-00)






下のショット(正規なショット)は、クラブ単体を動かさずに
それを持った人間の方が体の向きを変えて
クラブを動かした(移動させたもの)
スナップショット 3 (2013-03-29 23-00)スナップショット 4 (2013-03-29 23-01)






動画より抽出した静止画なので、コマ割りというか
何分の何秒(1/250秒とか)は全く同じだと思う。
スナップショット 1 (2013-03-29 22-26)スナップショット 3 (2013-03-29 22-28)






似たような場所を並べると
左は「振り子式遠心力打法」右は「正規なショット」
同じロフトである筈なのに
打ちだしの角度、ボールのスピードは明らかに違う
似たようなヘッドの場所なのにもかかわらず
振り子…の方は殆どボールは距離(水平移動をしておらず)
フェースの後ろ(フェースを転がりぬけ)から
ボールが出たような恰好になっている。
スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)スナップショット 4 (2013-03-29 22-29)






コチラはさらに時間の進んだカット。
振り子式…の方は、やはり水平移動は殆どしておらず
このコマの中のカット、ボールのずれて見える量も少ない。

当り前けれど、「振り子式遠心力打法」は
インパクトを基点にグリップを止める形になる
シャフトのしなり方も全く異なる。

シャフトをしならせて、しなり戻して使う
ということをこのショットのことを指すのだろう。
この手の映像で、ちゃんと理解しなければいけないのは
一見すると 手を止めて、ヘッドを行かせたショットの方が
ヘッドが出ている(フォローが出ているように)見えるが
実際には、ヘッドは急激に内側に切り込んでいるだけで
ボール(飛球線後方)から見ると(同時に撮影していれば)
明らかに、正規なショットの方が
ボールと平行に、飛球線に向かってヘッドが出ている。



シャフトを走らせる とは
ヘッドを抜いて、ボールをくぐらせることを指す。
今回は、極端にロフトの大きいクラブで実験したので
ここまであからさまに差が出る訳だが、
ロフトが存在する、という意味では、11度であっても
全く同じこと。
シャフトが走る と言う本当に意味は
クラブヘッドの重さが、グリップを押して
全体のスピードを押し上げることを指す。


グリップを止め、ヘッドがグリップを追い越す
という行為は、遠心力は握力との勝負になるし
ここまで動かしてきたエネルギーを腕、特に左腕
で受け止めることになるから、体力勝負になる。
グリップを止めることによる反動でヘッドを振れば
この実験で見たとおりの結果になるのである。

ミスショットの危険を内包しながら
ボールに高さとスピンを与えるだけ。
ここまで、強烈にスピンをかけてしまうと
ボールスピードが上がらないため、
ボールの初動としての打ち出し角度は上がるが
最高到達点としての高さは稼げず
ボールスピードの遅い、パラシュートを開いた飛び
になってしまう。

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スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)









批判、ではないが、遼君のドライバーショットは
振りごたえに対しては ボールスピードが極端に遅い
撮影する角度はあるだろうけれど、
このカットでそこにボールがあるのは
どうしても このショットをドライバーでやっているように
見えてならない。
これで、飛ばしているのだから、やはりプロというか
自分の身を削ってまでやっているのは、『流石』ではあるが…。