若い方がゴルフを始められるパターンは
こんな感じだと思います。
1.友達に誘われて、練習場に行く。
2.当たった時、そこそこ飛んで面白い
3.自分でクラブを買うが、予算が張るので
中古のモノを何本か。。。。
新品のモノを買えば、それで大丈夫 とは決して言いませんが
中古のゴルフクラブ市場は、ハードスペックの墓場になっていることが多いのです。
シャフトの硬い、ヘッドの軽いクラブ
シャフトが硬いことによってヘッドの感じられないクラブは
振り回さない限り、満足行く距離は得られません。
先輩や同僚、友達には ヘッドを感じろ とも言われます。
そこそこゴルフをやり始めると、雑誌にも目を通します。
雑誌のレッスン関係には、兎角 ヘッドの軌道
スウィングプレーンと言うのが出てきます。
そこそこ飛ばすためには振り回す必要があるのですが、
振り回せば、当たった時にスライスになります。
スライスが出れば、他の人からのアドバイスは
アウトサイドイン というコトになりがちですから
それをインサイトアウトに修正することになります。
本当の意味で、インサイドから と言うのは
体の向きで、クラブはボールの内側から
なのですが、手で振って、アウトサイドからを
インサイドに変えれば、よりロフトは開くことになり
シャンクやプッシュなど、より複雑な、より多くの
ミスショットが増えるようになります。
そこに 手さばきを使って、インサイドから振れば
ロフトは当然開きますから、プッシュスライスになるのは
当り前と言うか、至極当然なのですが
「フェースが開いているから」 の一言で
無理やり フェースターンをすることになる のです。
この辺りまで到達すると、
人によっては、肘や手首、腰に痛みを持つ人が
出て来るでしょうし、進めば進むほど複雑な
瞬時の動きが必要になって来ますから
こんなにやっても上達しない… とあきらめて
ゴルフから離れてしまう人も出てくるかもしれません。
全員にアンケートを取ってみたことは無いので
確証って程ではないのですが、若者の多くが
ゴルフショット、練習にはある程度の「痛み」は
付きもの、こんなものだと思っている人も少なくないようです。
ヘッドの感じ取りやすいシャフトの柔らかさ(硬さ)
ボールを簡単に飛ばせる適切以上のヘッド重量
それがあれば、単に体の向きの変更だけで
ある程度、ボールを飛ばすことが出来るもの
なのですが、その初めのボタンを掛け違えていることから
どんどんズレが大きくなって行き
複雑な瞬時の修正を必要な練習を繰り返しても
体を痛めない、痛くとも我慢できる人
そして 欠かせない練習を繰り返せる人 だけが
残る というのが 現代のゴルフ になってしまっている
ように感じてなりません。
自分よりも、先にゴルフを始めている人も
ヘッドの軽い、シャフトの硬いものでしか
ゴルフをしたことが無い訳で、狭い経験の中でしか
アドバイスが出来ないのです。そして
アドバイス出来る人は、その複雑な動きや
傷み、反復練習を乗り越えてきた人なのですから
ことを難しくします。
市販されている多くのゴルフクラブは
必要以上にとってもシャフトが硬く
ヘッド重量もものすごく軽く出来ています。
飛ばすためには、運動(スピード)によって
ヘッド重量の足りない分を補わなければなりません。
同時に、リズム感や同じ動作を繰り返すには
ヘッドを速く動かし、ヘッドの感触を得なければなりません。
しかし、その動作は余程の練習量や運動神経がないと
思っている方向へ打つことや繰り返すこととは
相反する動作になるのです。多くのゴルファーは、飛ばすことと真っ直ぐ行かせることは
相反することだと思っています。 そして、スコア という
縛りがあるが故に、飛ばすことをあきらめることになります。
弊社の悶絶スペックとまではいかなくとも
ヘッドの感じ取りやすいシャフトの柔らかさ(軟度)
十分、それ以上のヘッド重量 のクラブで
ゴルフを始めれば、それそのものが
ボールを飛ばす力を持っています。
逆に、ヘッドを出来るだけ少なく、静かに動かす方が
体には当然、楽ですから、打っている内に
そちらに進むと思います。
それは同時に、思っている方向に、繰り返し打つことにも
つながっていくのですから。
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