2013年9月2日月曜日

L型ブリストルパター

アマチュアの方のパッティング というのを
長く見てきました。

思い出してみると ピンパターがあり
ファットレディ なんてのもありましたし
ジャンボの少し変わったパター
なんかもありましたよね・・・

そして マレット全盛時代になり
オデッセィ、ツーボール
そして 今年の前半に流行った
総称 では スパイダー と言うのでしょうか

僕は 年齢的には 割にまだ若いんですけど
オーソドックスなレトロなモノが好きで
パッティングストロークするのに
ケバケバシイ色や形は
なんとなく グリーンの上での
ひとホール ひとホールの
締めの儀式
 として そぐわないような
そんな気がしていましたし
あそこまで 機能的に見える物体で
パッティングが改善されたという話を微塵も聞きません。
アプローチも含め
(勿論 ショットもですが)
パターストロークの極意
というか 基本は
人間の体の中にある
微妙な距離感を
如何に表現するか
という事だと思うのです
緊張する必要はありませんが
自分を楽しませてもくれ
苦しませてもくれた
そのホールの終わり
締め

ですから
ある部分神聖な気持ちで
終わりたいと思うのです。


そういう意味合いで
人間の感覚に一番近いような
人体の延長のような
人の肌感のあるような
そんなイメージを抱いて
今回のパターを創りました。
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勿論 カラミティジェーンや
アイアンマスター、
ジョージローなんかも
参考にしましたが
あくまでも
人間の感覚、そして
パターストロークも
「ショットである」
というのを念頭に
置いたつもりです

ドライバーも含め
パターまで
ゴルフはボールを移動させる
目的地に到着させるゲームです
ボールを打つ
と言う行為は
クラブの行う機械的な行為ですが
目的の距離を打つ
と言うのには
血の通った人間の感覚というのが重要になります

自分の過去の経験を活かし
体内にある ボールのスピードを
具現化する
その為の最高の部位
人間の新たな部位
と言う色合いを強く意識してみました

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良く耳にする
テークバックをどう引く
どこへ引くか…
をしっかりガイドするよう
そんな形状…
従来では考えられない程
柔らかく しかも
手元をどんと緩めたシャフトです


現場で 素振りすれば
速く動かしても
ヘッドは反応せず
ゆっくり動かすことを
促すシャフトにしました
リズムも ラインも
パター任せで良いと思います

バックブレードがインを向いていると
フェースが視覚的に引っ張られて
開いて見える(錯覚)
それをどのように打ち消すか
シンプルなデザインの中で
それを感じさせない。

ネックが太いから
グースっぽい 感じですが
実際のフェースは
数ミリ前に出ています。

構えた時に
ややグースっぽい方が
安心感があるのですが
それをどこで表現するか…

そして 大きな課題は
弊社の悶絶アイアンと
シルエットを共通にさせたい

ある意味
0番アイアンとして使って貰いたい

ゆえに グリーン周りからの
アプローチにも最高だと思います。
何せ ロフトも立ってますし
バンスもあります。
ヘッド重量がありますから
多少のラフとか問題ないですし
距離感は養ってください
その距離感も
今までよりも
遅いボールで飛ぶ? 転がるので
そのボールスピードに合わせた
ストロークにして下さい。
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従来 L型パターは
繊細で難しいと
考えられていましたが
重量が作る モーメントは
強大です。(計測していませんが)
多分 大型マレットよりも
モーメントは高い筈…
ストロークのラインが
正しければ
当たる場所は
ほぼ関係ない と考えて
良いと思います。
非常に直進性の高いパターです
以前の ベティナルディ
の比ではない程
真っ直ぐ一本やり!
ミドルレンジの距離で
通常 カップ一つ とか
二つ とか外したいものですが
それを カップの中に打てるか?!
勇気が試されます
楽しんでくださいね☆

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