2013年11月3日日曜日

現代のドライバーとアイアンの関係

硬いシャフトを打った後で、柔らかいシャフトを打つと
ヘッドが重く感じる。

柔らかいシャフトを打った後で、硬いシャフトを打つと
ヘッドが軽く感じる。

全員がそうとは言わないけれど、大体がそんな感じ。

長くて重く感じやすい、ヘッドが効いて感じるドライバーが
シャフトが柔らかくて
短くて軽く感じやすい、ヘッドが効いて感じないアイアンが
シャフトが硬ければ
その感じ方の差はさらに広がる。

硬いシャフトは (主にトップ・引っかけ)の原因になるし
柔らかいシャフトは (主にダフリ・スライス)の原因になる。
HBS 001

長くてヘッドのデカいドライバーが柔らかくて
短くてヘッドの小さいアイアンが硬ければ
ドライバーはスライス、アイアンはトップ・引っかけ に
なる可能性は格段に増える。
其れでなくとも、軽量スチール主流の昨今では
アイアンヘッドの小振り化が進んで、重心距離の
逆転現象が激しくなってきているから
アイアンの方が軽く感じやすい。。。


これで 良いゴルフ、良いスコアを望もうとすれば
相当練習して、それぞれのクラブの上手く打てる
ボールの置き場所やタイミングの取り方など
会得し、反復練習と繰り返していなければならない。

ゴルフ、というか スイングの練習は主にアイアンで
行われる訳で、それと互換性の低いドライバーが苦手に
なってしまうのは、そのクラブ構成では仕方ない とも言える。

クラブ間に大きな性格や特性の違いがある場合、
どちらかが上手く打てる、どちらかが上手く打てない
というのは、実は正しい反応。
その正しい反応を クラブによって打ち方やタイミング
ボールの置き場所を変えることによって
壊してしまうのだから、スイングはより複雑化してしまう。
本当は自分は正しくて、クラブ構成が間違っているのに…
IMG_0103

ドライバーとアイアンのヘッドの 重心位置が逆転。。。
長いシャフトに装着されているクラブほど重心が短く
短いシャフトの装着されているクラブほど重心が長い
もしくは似ている、差異が少ないほど
クラブの扱いは同じにして行ける。
これが違うだけでも、ちょっと工夫が必要なのに
ドライバーはグラファイト、アイアンはスチール
というコトで、長さに対するヘッド重量も大きく違う。
(スチールシャフト装着のクラブほどヘッドは軽い、
個々で差はあるが、15~25g位の差がある)

それに シャフトの硬さ。。。

ヘッドのデカい方が重心が長く
ヘッドの小さい方が重心が短い

複数の違いがあり過ぎて、
ドライバーとアイアンの存在は
どんどん遠い、離れた存在になっている と言って良い。

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