スイングは「結果」として、ヘッドの軌道によって
円弧を描きます。
スイングの"誤解"は、
クラブを持った打ち手が体の向きを変えれば、それだけで
第3者、外から見れば ヘッド軌道が円を描くことなのですが、
打ち手の多くはそれを動作として円を描いてしまう こと(それをクラブを振る、ヘッドを振る と言います)
から生まれてしまうのです。
多くのゴルファーは
体の向きの変更と手さばき(クラブさばき)の二つの動作
によって 二重の円を描いています。
感覚的に 体の向きを変えることそのものが
円を描くのと結びつきにくいから 言えますが、
体の向きの変更に手さばきの"円運動"で
二重の円を描く ダブルの円描きは
やがて 本来の「体の向きの変更による」円の描きを
辞めて、円描きを腕に託すようになってしまうのです。
昨日も書きましたがhttp://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1913898.html
本来、スイングの基礎姿勢~アドレスには
前傾姿勢があるので
体の向きの変更によって 描かれるスイング軌道、円は
斜めに傾いています。
ですので、主のヘッドの高さ変化
⇒主のヘッド軌道の高さ変化、上下動も
体の傾き+体の向きの変更 によって行われるものです。
それを、手さばきによる「スイング」「振る行為」によって
奪ってしまえば、
そのヘッドが、クラブが作る遠心力の対抗措置として
前傾姿勢を失う、という本末転倒が起こってしまうのです。
繰り返しますが
体の向きの変更そのものが円を描く
これの忘れてはいけないポイントは
ヘッドの上下変化、高さ変化の「主は」
前傾姿勢によって その円弧は斜めに傾いている
ことによって生み出される という事なのです。
ですので スイングを改変する場合
円弧を体の向きの変更そのもので行うことを
しない限り、
腕で円捌きを造っている限り
何一つ変わることはありません。
円を描くことのすべてを
体の向きの変更に委譲できるか どうかが
一番のポイントとなるでしょう。
体の向きの変更で円を描くと
腕でそれを造るのと比べ
腕周りにかかる重さ、感触が極端に減る ため
スイングする実感が激減します。
それが スイング自体をしている実感 でもあるので
自分で円を造っている実感を失うような気になるでしょう。
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