2013年8月29日木曜日

軽いヘッド が スウィングを闇へと誘う


軽いクラブヘッド。。。そして
硬いヘッドの組み合わせを使って
ゴルフスウィングを覚えると。。。

一番の弊害は
ヘッド姿勢やクラブの位置などを
感じられず 自分の動き 動き 動き
そちらばかりに頭が行ってしまうコトだと思います。

クラブを手で上げて。。。
左腕 左肩だけで テークバックを取った時
クラブは、フェースは開きます。

本来 傾いた姿勢の中で 向きを変えるので
地面に対しては やや シャット な状態が
スクエアな訳ですけれど

RIMG0029-thumb-560x420

タイガーのこの状態では
クラブは 不必要に90度近く回転してしまい
ある意味 ロフト角度とライ角度の立場が
逆転 しているような状態になっている訳です。

オリジナルの製品ロフトが 30度のクラブで
有ったとしても この時点では
100度とか、120度になっている訳ですから
始めの 30度の意味合いですら 失っています。

ヘッド重量がしっかりしている とか
シャフトが動く そんなクラブを持っていれば
ロフトを開いたり 片腕だけでクラブを動かせば
非常に重いですから 自然に回避するもの。


クラブの姿勢や位置による 変化の感じ取り難い
打ち手、使い手に伝わり難い 軽いヘッド
硬いシャフトのクラブでは クラブの位置や姿勢などは
縦横無尽にどこに動かしても さしたる違いは
ないのですから 困ったモノです。

日本人は 形 から入るのが好きな というのも
有るかも知れませんが
ゴルフクラブ という ゴルフボールを
コースの中で 簡単に 遠くに 飛ばす構造、形状の
モノを適切に使うのには
その形に応じて 動かしてあげる必要性 が
有る筈なのですが
自分がこう動く こういう形にする
というのを あまりに優先する余り
動きをし易い 軽いヘッド 硬いシャフトを
選ぶ傾向は否定できません。

コースへ出れば 唯一のパートナーですし
練習場で長い時間、たくさんの球数を打つのには
最高に付き合いのよい先生な訳ですから
「俺が」 「俺が」 という利己的な感覚で
クラブを選んでは ゴルフクラブの使い方を
学ぶことは永遠に出来ませんし
その感覚は その人のゴルフライフを
ある意味 決めてしまうような気 すら します。

シャフトは撓らせて しなり戻して使う
なんて とんでもないことを提唱するレッスンプロ
もいますし 実はゴルフクラブの構造なんて
全然知りもしないのに ゴルフクラブにとって
一番苦手は円運動、ヒネリの運動をさせて
結果 からだへの負担を増加させる理論もあります。

それで 一時は飯を食えるのかも知れませんが
道具を無視し からだすら蔑ろにする方法は
いずれ ゴルフの魅力を奪い取り
ゴルフ人口を減らし、ゴルフそのものを衰退
させてしまうと プロフェッショナルな人々が
考えるべきことをしていません。

名前が有名か、スコアが良いだけの人が
クラブの選び方と同じように 利己的な発想で
自分以外を犠牲にし 行き着くところ 自分すら
緩やかなる自殺に向かっているのは
胸の痛いところであります。。。

2013年8月26日月曜日

ダウンスイング



ゴルフに関する 世の中で 常識 と思われていること それにも すべて疑問を投げかけ クラブ 体 物理 心理 レッスン あらゆる側面から 考察し 研究する 究極のゴルフ「クラブ」マニアなページ クラブの秘密を解明することが、スウィングの解明! クラブに振らされてしまう! 打たされてしまう!  を基本に、日々 ゴルフクラブを創っております

2013年8月23日金曜日

グリップ◇バックライン

握り方 と言う意味でなく
製品としてのグリップには
通称「バックライン」と言うのが入っています。

正確には バックラインと言うモノが
備わっている製品もございます。
IMG_0089
ちょっと判り難いかも知れませんが
それはこのように、丸い筈のグリップの
内側に 出っ張った部分がありまして
それが丸いシャフトに装着されると
その分が 背張りのようになって
外側に出っ張る訳です。

日本では「バックライン」と呼ばれていますが
英語での正式名称は「リマインダー」
もう一度、使う人に思い出させる というか、
認識させる と言うような意味合いの言葉です。

これによって、自分が正しく握れているか
今日のフィーリングはどうだろう?!
みたいな 機能な訳です。

また フルショットでも、アプローチでも
バックラインは概ね、フェースの向きというか
ボールの飛びだす方向と90度の関係に
有りますから、フェースの感じと言うのを
手に伝わる重さと共に、実感できる部分でもあります。
右手を使って、右肘を使って
左手、左グリップごと クラブを押す
と言う意味でも その板状の向きは重要になります。

上手に付き合えば、丸いグリップ、シャフトを
板状の感じで使うことが出来る
たいへん便利な機能です。
IMGA0209
過去のゴルフクラブには
グリップそのものを板状にしてしまうモノも
存在していました。 それはあまりに簡単!
ということから ルール違反になったのでしょうか…
その名残、みたいな部分で、「バックライン」
は現存しています。

そのバックラインを、いつもどこに収めておくか
自分の手の、グリップのどこの部分と
バックラインを接しておくのか は
人それぞれあって良いかと思いますが
蛇足ですが、私の例を。。。。

私はバックラインは大好きです。
無いと困ります。
で、グリップの時、どうしておくか というと
バックラインを感じないようにグリップします。
左で言うと、第一、第二関節を曲げますと
指で箱の底のような部分が出来るわけですが
IMG_0089 (2)
その底の部分に バックラインを持ってきます
第一関節と第二関節の間ですね。
だから バックラインを強く感じてしまう場合
あ?! 握り方がいつもと違う
というのを一つの目安にしています。

右手の場合は バックラインを第一関節の
くぼみに収めるので これも同じ。
感じている時は いつもと違うグリップだ!
と判断しています。

参考になるかは、分かりませんが
これも一つの例でしょう。

それぞれの方が、上手にバックラインと
付き合うコトによって、クラブとの唯一の接点
であるグリップをいつも同じ状態に
しておけるのだと思います

2013年8月22日木曜日

ドライバー◆反発係数 SLEルール




ゴルフクラブ というのは
ゴルフ先生なんです。

使っていて、当然そうなる筈のものですが、
今の市販のクラブは、単にゴルフプレーをするための備品に
しか過ぎなくなっています。 悲しいかな 悲しいかな

それだけでは有りません。
カタログを見ても、もう悲しくなるくらい
間違ったクラブの使い方へのオンパレードです。
ph01_15

SLEルール
スプリングライクエフェクト
バネのような効果
…のような、…の効果 同じ意味の繰り返しですが、
反発係数のコトを指しますね
もうこの時点で、
『あぁ ドライバーは反発させて、弾いてボールを打つんだ』
という概念を植え付けてしまいます。

これ、250ヤードを打つ機械で計って
ルール適合の上限値 0.83 と 0.86 (ルール違反)
で、どの位の違いがあるかと言うと
ほんの数ヤードです。。。
250ヤードですよ。

アマチュアはその距離も打ちませんし
180ヤードだったり、230ヤードだったり
ある程度の安定した人が打っても
プラスマイナス 10ヤード程度のズレは
当り前に出ます。

まして このルール、違反と適合の差は
その反発係数の数値 と言うよりも
資金力の違いに出るのです。
ルール適合をさせるのには、表示通り各ロフト
4個以上のヘッドをR&Aに送って、計測して貰います。
全てのヘッドが適合数値になるまで
表示ロフトごとの適合は出されません。

新しいヘッドを発売するのには
そのヘッドの発売前までに カタログなどを用意しなければ
なりませんが、そうなるとかなり前から準備を
しなければなりませんので、資本力のない中小メーカー
にはすべてに対応出来ず、新商品が出しにくい…

そして、新商品は発売前に
すべて 大手メーカーの出向者の集まりの
PGAとR&Aの目にさらされることになります。

なんとなく目的は見えますよね
M3

本題に戻りますけれど、
反発係数の科学的な根拠は「反発させる」事では無く
「反発させない」ことなのです。

インピーダンス理論 と言うのが元になっているのですが
ぶつかる二つの物体の固有振動数
別な言い方をすれば、歪み率が近ければ近いほど
エネルギー伝達効率が高く
ボールが歪まず、ボール速度が上がる。。。

要するにヘッドを歪ませることによって
ボール速度を上げるのが目的です。

ヘッドの剛性が高く、ボールが弾かれるのと
ヘッドの歪みが大きく、ボールを歪ませない…

全然意味合いが違いますし、
ドライバーショットのイメージも異なると思うのです。

ヘッドを歪ませる と言うイメージで有れば
ボールをつかまえる と非常に似たイメージです。
弾くというより、捉える と言う感じになり
正しい使い方により近づいていくと思うのですが…

多くのアマチュアは ボールを潰す体験をせずに
ゴルフを終わってしまっています。
ゴルフのショット、ゴムのボールを打つ
最大の醍醐味であり、快感を知らずに
ゴルフを終わってしまうのは大変悲しいことです。

ほんの些細な事ではありますが
そのボタンの掛け違いの連続、積み重ね によって
ボールを潰さず、ボールを弾くのであれば
正直、ゴルフクラブなんてどれを使っても同じ…
最悪、野球のバットででも、テニスのラケットででも
代用することが可能です。
 

2013年8月19日月曜日

ゴルフクラブ◆ウエッヂ◇溝

http://blog.livedoor.jp/hbs/


溝にもルールが設定されました。
これはウエッヂだけ、アイアンだけでなく
ロフト25度より大きいクラブは
一律に溝の規制があります。

フェアウェイウッドであっても、
25度以上あるモノは、その適用対象内です。
大きなロフトのフェアウェイウッドやユーティリティが
消滅してしまったり、新しく発売されないのは
こんな所に理由が有ったりします。

ウエッヂの広告を見ると
まるで溝によって スピン性能が変わるような
そんな印象を与えますが
基本的には「真赤なウソ」と言えるでしょう。

ウエッヂの溝は
スピンを減らさないためのモノ
スピンを増やすものではありません。
ボールのスピンは入射角度も含め
ロフトで決まる
 ので
ドライで異物が挟まらない状況であれば
のっぺらぼうの方がスピンが増えたりします。
ただし 水分や異物が挟まる可能性が
ある場合には、車で言うところの
ハイドロ(アクア)プレーニング現象を
起こしてしまうので、溝がないと
スピンが極端に減ってしまいます。

溝を使って、スピンを増やす と言う認識があると
スナップショット 1 (2013-06-09 15-03)スナップショット 6 (2013-06-09 15-04)






ボールをこすって使うイメージになってしまいます。
スナップショット 1 (2013-03-29 22-26)ボールの底をこするイメージを
アプローチで付けてしまうと
ゴルフの練習はアプローチショット…
その習慣が身に付けば
ショット全般そうなって来ます。


IMG_3936_600たった一つのウエッヂの溝の
固定観念のお蔭でショット全般
しかも、その影響はドライバーショットに
色濃く反映されることになり
長年苦労することになります。

スピンは ボールの速度との相対関係にあります。
ロフトを寝かすことで スピンが効くとしたら
8番とか、7番でスピンが効いて止まった経験は
どう説明するのでしょうか?

これも ゴルフクラブの功罪です。
ウエッヂ というコトで言えば
溝よりも「バンス」の方がスピンに対して
大きな影響力を持っている と言えるでしょう。
バンス角度は入射角度を決める役割
インパクト時にロフト(ヘッド姿勢)を安定させる役割
がありますから、安定して一定のスピンを確保するのに
役だっています。
バンス角度やバンス幅の小さなものは
スピンの数値は大きくなりますが
その分、ボールスピードが下がり、
スピンが効く!という状況には成り難く
バンス角度やバンス幅の大きなものほど
スピンの数値は小さくなりますが
その分、ボールスピードが上がり
着弾までスピンが残りやすくなります。

2013年8月18日日曜日

目からの情報と固定観念


まずはコチラをご覧ください。


マークオメーラですね。
個人的には好きなスイングをする選手のひとりです。



スローで見た方が、ある意味騙されやすいと思うのですが
彼のスイングは今は絶滅危惧種の属する
体の回転、和製英語では「ボディターン」で
ショットする選手です。

スナップショット 3 (2013-03-29 23-00)スナップショット 4 (2013-03-29 23-01)






この写真を見る通りに、
体の向きが変わるから、クラブの向き、シャフトの向きが
変わっていて、世間でよく言われる
手を返している」訳ではありません。

ゆっくりした動きに比べると
クラブの作り出す重さや遠心力などの「不可抗力」が
増してしまうことによって、それを補う
腕や手回りのアクションがあるに過ぎず
原形はこの写真と同じことをしているに過ぎません。

スナップショット 1 (2013-03-29 22-59)スナップショット 2 (2013-03-29 23-00)






体では無く、腕の返し、かいな とも言いますね
その動作によって、クラブの向きを変えているのでは
ありません。

それを踏まえたうえで
コチラもご覧ください。 今度はジャンボです。

解説を聞くと 「よく腕が返っています」
との言葉がありますが、
決して 「よく腕で返しています」と言っているのでは
ありません。
言葉足らずの部分もあるのかも知れませんが、
体の回転、向きの変更に対して
腕やクラブをずらさず、遅れさせず
体の回転に応じて」腕が返っています、
と言っているのかも知れませんし、
動作と言う意味で「返っている」のではなく
単に 位置関係と言うか、相関関係として
ボールに対し「腕が返っています」
体の回転によって 腕の向きが変わっています
と言う意味かも知れません。

しかし、見る側の人は
これを参考にしよう! とした時に
腕が返っている 返すんだ
腕をひねるんだ と言う固定観念があると
腕周りの部分しか注視せず
全体像で、体の向きが変わるから
クラブの指す向きも変わる ということを
見落としてしまいます。


はす斜め上からのスロー映像を
全体像をちゃんと掴みながら見ると
腕は殆ど動作をせず、その腕、クラブを持った腕を
脚の動きでの体の回転で動かしています。

インパクト、その直後
そこら辺の映像は アドレス時の上半身と
殆ど違いが無いのが分かりますでしょうか?

番手に距離の差が出難い、という悩み。


女性や力のない方に多い悩みが
どのクラブを打っても、さほど距離の差が出ない
同じような距離になってしまう。

その原因は簡単で

多くの方がこのようなテークバックを取ってしまう

スナップショット 2 (2012-11-04 11-08)

このテークバックを取ってしまうと
クラブの種類、番手の違いに関係なく
いったん ロフトはかなり大きく開くことになる
5番アイアンを持っても、
ウエッヂのロフトになってしまう。

スナップショット 4 (2012-11-04 11-44)


コチラと比べれば、その差は明らかだろう。。。

ゴルフクラブは先端に重さの集中している物体で
imageCAIKYONTこのテークバック・トップの位置から
ボールを打ちに行くには
クラブが一番早く動くダウンスウィングで
クラブだけでなく、その重たいヘッドを
よりたくさん動かして、元のロフトにする。
そんなことを女性や非力な人が出来ると思いますか?

出来なければ、どのクラブの大きなロフトで
当たってしまうのだから、距離の差は出てこない。

ヘッドを振る

この動きは、ロフトを戻してくる動きでもあるが
始めからロフトを開かずに打つよりは
入射角などの色々な要因で、戻してきても
大きなロフトというか、スピンも打ち出し角度も
不必要に多くなってしまう。
スピードが速くないと、距離になりにくい方法で
スピードを速く出来ない人にとっては
上手く打てても飛ばないし、
上手く打てなければ、番手間の距離差も出ない。
体力・腕力重視の打法になる。
スナップショット 2 (2012-11-04 11-40)

そんな時は まず右ひじを外に張るスウィングを
創りましょう。
それによって 左腕であげるテークバックも防げますし
体もまわしやすくなります。
クラブも軽く扱えるようになりますし
ロフト変化も少ないスウィングになります。
背中を捩じらないので、体も痛めにくい。

フォローも大きくなりますし、イイことずくめなんですが。。。
なんで レッスンプロはこの方法を採用しないんでしょう?
とっても 不思議。

2013年8月17日土曜日

トライ! 重たいヘッド(ゴルフクラブ)


ドライバー 45インチを基準とすると
市販品のヘッド重量 は 190g 位

◆質問◆
これを 20g軽くして 170g にすると
ヘッドスピードが上がるか ???

◆答え◆
    否


ヘッドスピードが多少上がるとしても
買い替えた、軽いと感じる時 のみ
ちょっと だけ上がるだけ

変える前 40ms だったスピードが
41ms に上がるか 上がらないか で
そのクラブに慣れてくると
結局、元のスピードに戻ってしまう
 が答えと考えて間違いない。


スナップショット 10 (2012-10-02 13-58)

では 今度は反対に

◆質問◆
ヘッド重量を20g重くし 210gにすると
ヘッドスピードは下がるのか?

◆答え◆
    


変えたばかりの時は戸惑うけれど
練習して慣れていけば、元に戻るし
それぞれの人が その重さを利用しようと
工夫するので スピードは変らない

逆に ボールを打つのには
重力を利用して、その重力方向 と言うことを
意識するようになるから
重くなれば、下げやすくなるので
上がる可能性もある。

ただし どちらも
(ヘッド重量を軽くするも、重くするも)
ロフトを大きくして、インパクトする路線に
行けば、飛距離にはならない。

重いヘッドの方が より 使い方を
倍額にしていくので(味が濃くなるので)
使い方をもう一度考える必要は出てくる。

スナップショット 7 (2012-10-02 13-57)

重いヘッドにはたくさんのメリットがあり
ヘッドの重さが重くなることによって
ヘッドの運動の慣性が強く(大きく)なるので
当り負けし難い(重量敗けしない)

◆当たり所に左右され難い

◆バンカーやラフなど、ヘッドのボール以外の
負荷がかかっても 抵抗を受け難くなる。

◆当り負けしないの一部分だが
アマチュアの多くのミスショット
トップやダフリに 弾道が左右され難くなる

◆ある程度 ちゃんとしたロフト姿勢
インパクト出来れば、球の推進力が強くなり
ボールに曲がりが少なくなる

◆スウィング中、クラブ位置が確認しやすく
オーバースウィングになり難い

◆テークバックの初期運動を
手先でヒョイと上げ難い

◆よりクラブの、ヘッドの重さにメリハリが
付くので スウィングのリズムを把握し易い

◆ボールを打撃する力が増すので
スウィングをコンパクトにし易い

◆クラブの重さが増し、ヘッドの重さが増すので
クラブの慣性(運動を持続しようとするチカラ)
が大きくなるので、自然にフォロー
フィニッシュが出来るようになる

◆正しく使えるようになっていくほど
クラブやヘッドの重さによって、スウィングを
誘導、クラブの行先を誘導されやすくなるので
スウィングをオートマチックにし易くなる


とメリットは非常に沢山ある!
スナップショット 9 (2012-10-02 13-58)

上手く打て無い原因は
その重さの働きを 
ロフトの立ちに変えられない
それは すなわち
ヘッドの重さで「ヘッド」を動かしているからで
ゴルフクラブの形状上、構造上
ヘッドの重さでクラブ(グリップ)を動かすモノ。

打ち手、人間は ゴルフクラブを動かしている
グリップを握って、クラブを動かしていると言うことを忘れてしまっているのではないだろうか。。。
クラブを、グリップを動かすから
結果として ヘッドが動く
 のであって
ヘッドを直接 持って動かしているのでは
無いと思うけれど。。。

2013年8月10日土曜日

ゴルフクラブとの付き合い方

モノは変わらないけれど、人は変わっていく…
変わっていくというか、衰えていく訳で
そりゃ、ゴルフクラブは出来るだけ長く使いたいけれど、
年齢による体力の低下の激しい時の10年と
若い時の10年はずいぶん異なる。

シャフトの硬さは変わらなくとも、使う方の自分は
衰えるから、どんどんとシャフトが硬くなっていくのと同じ…。

硬いシャフトってのは、どうしても
ヘッドを感じにくいから、スイングも無駄に大きくなってしまうし
動作中にヘッドの位置や姿勢も分かり難いので
ヘッドをブリブリ振るスイングになってしまう。
スナップショット 4 (2013-06-02 23-16)ヘッドを振るスイングってのは
当たりも、その確率も、距離も
偶然の一致みたいなものが強いから
どうしても 頻繁な練習が必要だけれど、
年齢と共に(一般的には)練習量も頻度も下がってくるから
どうしても上達が頭打ちになってしまう。

特にヘッドを振るスイングの場合、
アプローチに安定度を欠く ので
スコアの伸び悩みもあり、ゴルフを始めた時のような
熱の入れ具合 ってのがなくなってくるしね

運動不足も重なるから、余計シャフトが硬くなる。。。
硬くなるとヘッドが感じないから
余計ヘッドを感じる様な振り方をしてくるし
ヘッドを感じないと、テークバックをヒョイと
手で動かしやすくなってしまう。
スナップショット 14 (2013-05-14 4-39)ゴルフクラブというのは
面白いもので
ヘッドの重さを全く同じ
クラブの長さを全く同じ
にしても、シャフトの硬さが違うと
ヘッドが軽く感じるもので、それがどの位の硬さだと
どの位ヘッドが軽く感じるのか数値化することは
出来ないけれど、硬いシャフトを使っているアマチュア
特にオジサンゴルファーに、クラブを活かす
ヘッド重量を活かすようなスイングをする人はまずいない。

t02200278_0327041312030346860大体が こんなスイングになっていく…
練習量が豊富で、体力に自信もあって
体のメインテナンスに十分、時間もお金も
掛けられるのであれば
ゴルフは所詮、遊びであるから
人それぞれの楽しみ方であるけれど
クラブの機能を殺すような打ち方、
ヘッド重量を活かせない打ち方を憶えては
体力が落ちた時に頼るものがなくなってしまう。

同じゴルフクラブを長~い期間使うのは
心情的には理解出来るんですが…
自分の体力が劣化というか、衰えた行くのを
しっかり認識した上で、クラブと付き合わないと
ヘッドの感じない、シャフトのしならないクラブを
ヘッドを感じるように、シャフトを撓らせるように
使うことをどんどん憶えていくことになる。

ま、一つの目安なんだけど
ボールが中(右)に入り始めてきたり
アドレス時の手(グリップ)がボールの方に出てきたり
(本当は肩からダランと垂れたところ)
したら、シャフトが硬いか、ヘッド重量が足らない証
と考えていいと思う。

人それぞれ微妙には異なるけれど
9番アイアン位で 左脚かかと付近で
ボールを打てないとなると
基本的には硬くて使えていない と言う証。

その硬さは そこを基準に右に入るほど
より硬い というコトで
アドレス時の体の真ん中、それよりも右に
(コースで特殊なショットを打つ場合を除いて)
ボールを置いて打っているのならば
それはもうゴルフショットとは言えない。
(ゴルフクラブの機能を活かしたショットがゴルフショット)
ただ 手や足の替りに何かで打撃したに過ぎない。