2013年8月22日木曜日

ドライバー◆反発係数 SLEルール




ゴルフクラブ というのは
ゴルフ先生なんです。

使っていて、当然そうなる筈のものですが、
今の市販のクラブは、単にゴルフプレーをするための備品に
しか過ぎなくなっています。 悲しいかな 悲しいかな

それだけでは有りません。
カタログを見ても、もう悲しくなるくらい
間違ったクラブの使い方へのオンパレードです。
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SLEルール
スプリングライクエフェクト
バネのような効果
…のような、…の効果 同じ意味の繰り返しですが、
反発係数のコトを指しますね
もうこの時点で、
『あぁ ドライバーは反発させて、弾いてボールを打つんだ』
という概念を植え付けてしまいます。

これ、250ヤードを打つ機械で計って
ルール適合の上限値 0.83 と 0.86 (ルール違反)
で、どの位の違いがあるかと言うと
ほんの数ヤードです。。。
250ヤードですよ。

アマチュアはその距離も打ちませんし
180ヤードだったり、230ヤードだったり
ある程度の安定した人が打っても
プラスマイナス 10ヤード程度のズレは
当り前に出ます。

まして このルール、違反と適合の差は
その反発係数の数値 と言うよりも
資金力の違いに出るのです。
ルール適合をさせるのには、表示通り各ロフト
4個以上のヘッドをR&Aに送って、計測して貰います。
全てのヘッドが適合数値になるまで
表示ロフトごとの適合は出されません。

新しいヘッドを発売するのには
そのヘッドの発売前までに カタログなどを用意しなければ
なりませんが、そうなるとかなり前から準備を
しなければなりませんので、資本力のない中小メーカー
にはすべてに対応出来ず、新商品が出しにくい…

そして、新商品は発売前に
すべて 大手メーカーの出向者の集まりの
PGAとR&Aの目にさらされることになります。

なんとなく目的は見えますよね
M3

本題に戻りますけれど、
反発係数の科学的な根拠は「反発させる」事では無く
「反発させない」ことなのです。

インピーダンス理論 と言うのが元になっているのですが
ぶつかる二つの物体の固有振動数
別な言い方をすれば、歪み率が近ければ近いほど
エネルギー伝達効率が高く
ボールが歪まず、ボール速度が上がる。。。

要するにヘッドを歪ませることによって
ボール速度を上げるのが目的です。

ヘッドの剛性が高く、ボールが弾かれるのと
ヘッドの歪みが大きく、ボールを歪ませない…

全然意味合いが違いますし、
ドライバーショットのイメージも異なると思うのです。

ヘッドを歪ませる と言うイメージで有れば
ボールをつかまえる と非常に似たイメージです。
弾くというより、捉える と言う感じになり
正しい使い方により近づいていくと思うのですが…

多くのアマチュアは ボールを潰す体験をせずに
ゴルフを終わってしまっています。
ゴルフのショット、ゴムのボールを打つ
最大の醍醐味であり、快感を知らずに
ゴルフを終わってしまうのは大変悲しいことです。

ほんの些細な事ではありますが
そのボタンの掛け違いの連続、積み重ね によって
ボールを潰さず、ボールを弾くのであれば
正直、ゴルフクラブなんてどれを使っても同じ…
最悪、野球のバットででも、テニスのラケットででも
代用することが可能です。
 

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