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溝にもルールが設定されました。
これはウエッヂだけ、アイアンだけでなく
ロフト25度より大きいクラブは
一律に溝の規制があります。
フェアウェイウッドであっても、
25度以上あるモノは、その適用対象内です。
大きなロフトのフェアウェイウッドやユーティリティが
消滅してしまったり、新しく発売されないのは
こんな所に理由が有ったりします。
ウエッヂの広告を見ると
まるで溝によって スピン性能が変わるような
そんな印象を与えますが
基本的には「真赤なウソ」と言えるでしょう。
ウエッヂの溝は
スピンを減らさないためのモノで
スピンを増やすものではありません。
ボールのスピンは入射角度も含め
ロフトで決まる ので
ドライで異物が挟まらない状況であれば
のっぺらぼうの方がスピンが増えたりします。
ただし 水分や異物が挟まる可能性が
ある場合には、車で言うところの
ハイドロ(アクア)プレーニング現象を
起こしてしまうので、溝がないと
スピンが極端に減ってしまいます。
溝を使って、スピンを増やす と言う認識があると
ボールをこすって使うイメージになってしまいます。
ボールの底をこするイメージを
アプローチで付けてしまうと
ゴルフの練習はアプローチショット…
その習慣が身に付けば
ショット全般そうなって来ます。
たった一つのウエッヂの溝の
固定観念のお蔭でショット全般
しかも、その影響はドライバーショットに
色濃く反映されることになり
長年苦労することになります。
スピンは ボールの速度との相対関係にあります。
ロフトを寝かすことで スピンが効くとしたら
8番とか、7番でスピンが効いて止まった経験は
どう説明するのでしょうか?
これも ゴルフクラブの功罪です。
ウエッヂ というコトで言えば
溝よりも「バンス」の方がスピンに対して
大きな影響力を持っている と言えるでしょう。
バンス角度は入射角度を決める役割
インパクト時にロフト(ヘッド姿勢)を安定させる役割
がありますから、安定して一定のスピンを確保するのに
役だっています。
バンス角度やバンス幅の小さなものは
スピンの数値は大きくなりますが
その分、ボールスピードが下がり、
スピンが効く!という状況には成り難く
バンス角度やバンス幅の大きなものほど
スピンの数値は小さくなりますが
その分、ボールスピードが上がり
着弾までスピンが残りやすくなります。
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