2024年7月30日火曜日

ゴルフクラブの沼 は予想外のトコロからやって来る

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/



質問「今、使っている クラブのスペックを測って貰いたい 
 のですが、大丈夫ですか❓」


店長「はい😄  何かお悩みがあるんですか⁈」

質問「えぇ…… 幾つか あるんですけど… まず…

ドライバーが上手く行かない んですね…。」
001
店長「打ちながら… スペックを測りながら…
 お話しを進めましょうか😌」

質問「はい。」

店長「どんな 球筋、弾道、球が多いでしょうか❓」

質問「あまり 上がらない、 フック系の左へ行く球が 多いです。
 スイングが悪いですか❓」


店長「振り方、クラブの扱い方はお持ちの』『お使いの
 クラブを『自分なり』に 使う方法 です。

 スイング有りき でスイングが出来るのではなく
 クラブ有りきで でスイングは造られます。

 新しく購入したクラブを
 上手く使いこなす為に
 ボールの置き位置を調整したり、
 トップでの間の取り方を変えたり、
 なんらかの調整をした経験って ありますよね❓」

質問「そう言われれば…。」

店長「スイングの問題はさて置いて…
 
 データで見ると…ですね。

 ヘッドスピード的には 40㎳はちょっと厳しいけれど
 37~38㎳ はコンスタントで出せていると思います。

 ポテンシャルとしては低くない と思います。
 220~230ydは十分狙えると思います😶」


質問「えええええええええ
 200yd行くか、どうか…です。」

店長「ただ 現在は スピン、縦のスピンですね、
 コレが打ち出しの角度に対して
  かなり低い… 量として 少ない です。

 今のドライバーはどうです❓振り易いですか❓」
Image20201006185024 (002)
質問「特に 振り難くはないですね。
 弾道や距離は兎も角、前の使っていたモノよりは
 楽な気がします。」


店長「(小さな声で)ハミングバード的には ハードですが…
 一般論で言うと 決して『キツイ』タイプではありません。

 振っている様子を見ても 辛そう ではないですし…。」

質問「Ⓡシャフト (45.5inー225cpm) を選んでいますが
 どのスペックが合わない… 
 ロフト角度(10.0°)が少ないですか❓」


店長「確かに ロフト角度はもう少し多くても良いとは思いますが、
 問題はソコではないと思います。

😶…見た感じ、アイアンを新調されたばかり… に見えるのですが…。

質問「はい。 冬のボーナス(数ヶ月)で 新しくしました。」

店長「ドライバーはどの位 お使いですか❓」

質問「2年位は使っていると思います。」

店長「アイアンを買ってから ドライバーショットに
 何か変化はありますか❓」

質問「アイアンを買い替えて以来、ドライバーの低さや
 左への巻き具合が増えたような気がします。」


店長「このアイアンを選ばれたポイントはなんです❓」
massurubak
質問「ベストスコアを更新したので
 以前よりずっと欲しかった 軟鉄のアイアンにしたんですが…。」


店長「以前お使いのクラブデータは分かりませんが、
 推測ですが、ベストスコア更新…上手になったから
 軟鉄のマッスルバックの『上級者』なタイプにした❓
 感じです❓❓」

質問「その通りです。
 スコアアップしたので この位は使えるかな…と。」

2024年7月29日月曜日

ゴルフクラブの違いもあるでしょう

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


ST「世の中にあふれている理論・セオリーは
 どちらかと言うと グリップを止める系多いですよね❓」


店長「コメントにも頂きましたが、多いですね。

 同じことを ✋自分の技術や力技 でするか
 そこを ✋クラブに誘導されてしまうか
 ✋クラブにされてしまうか
 の違いなんだと思います。
けんたろう202404 - f
 誤解を生み易いので 説明いたしますが、
👉クラブにさせるか は
 クラブそれ自体が してくれるか ではなく
 クラブによって 自分の動きが誘発されるか
 の違いです。 

 悶絶クラブを持ったことが有る、使ったことがある方は
 分かるかと思いますが、
 一般的な市販のクラブとは あまりに違います。
 まるで 先端にヘッド(重み)が付いていないかのような
 クラブというよりも 棒に近いイメージです。
 また、シャフトも 車で言うと
 前進とバックの切り返し・逆進を強調しないと
 しなりと言うモノが感知出来ないか、のような差です。

 ですので そのクラブによって
 『自分の動きのなにかが誘発される』 と言うよりも
 逆に 自分の動きによって どうクラブを動かすか
 クラブと自分の関係が全く反対な状態です。」

ST「シャフトをしならせて どうしなり戻すか とか
 クラブに(自分が)使われる(動かされる)より
 自分が どうクラブを使うか の内容が多いですね。」


店長「はい。
 ネット上にある多くの理論やセオリーは
 よりハードなセット、より硬いシャフトを使った方から
 発信されますから ソコは推して知るべし😌

 と言ったトコロかと…。

 折角、自分の動きを誘発してくれるクラブを
 使っているのなら
 それに使われてしまった方が 楽…
 言葉悪く言えば 手抜き🙄 が出来ますので
 出来るだけ クラブと喧嘩しない方がお得でしょう😊
 ヘッドの重い、シャフトも動く悶絶クラブは
 言葉を変えれば 負荷が大きくなりますから喧嘩するのは
 かなり大変、難儀すると思います…😌😌😌
2023-03-02_10-30-37 - frame at 0m4s
 今回の グリップをボールから遠ざける は一例ですが、
 からだをしっかりまわす
 右打ちの人であれば しっかり左を向く

 クラブのターンは クラブもひっくるめた
 自分自身 の向きでする のか
 クラブに掛かる遠心力と闘いながら
 自分自身のターンは止め、
 クラブ自身・クラブ単体をターンさせるのか
 どちらが からだに負担が少ないのか もありますが、
 スタートは何らかの誤解から生まれているにしても
 そうせざるを得ない ゴルフクラブを使っている方も
 いらっしゃる というコトは有ると思います。」

2024年7月27日土曜日

グリップをボールから遠ざけてみる

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/

ST「グリップをボールから遠ざける…
 考えてみたことも無かった…ですね。」


店長「ですよね😌
 何にも考えないで
 グリップをボールから『背後方向』に遠ざける
 は ボールが打てない とか、届かない とか、
 カット打ちになってしまう って思うでしょう。
(インパクト、そしてそれ以降 無視出来ない違い_Moment(2)
 形としての グリップを遠ざける はおまけ で
 クラブのターン を
 手でするか❓
 からだの回転でするか❓
 と体験、感じて貰うことが目的、
 そういうやり方もありますよ ッテコトです。

 😌一般的に、クラブのターンを
 手でする、フェースローテーションする には
 グリップとボールの位置は離さない、
 一定の距離を保っておかないと ターン出来ないし、
 届かなくなるでしょう。

 イメージとしては 右打ちの人で言う『左肘が抜ける』
 ような カット打ちっぽいイメージになるか、と思います。

 スナップロック、右打ちの右手首を固定して
 クラブをリリース、右腕~右ひじを伸ばして
 ヘッドを行かせる としない訳ですから
 ホントは本命中の本命なんですけど、その代替品 を
 からだの回転でしないと ボール打てません。届きません。

 グリップをボールから遠ざける(背後方向) を
 手先で、形だけでやると 当たらない、届かないでしょう。
達人のココから盗め_Moment(3)達人のココから盗め_Moment(4)






 からだの向きが『ガッチリ』左を向き(右打ち)で
 行うから 👉グリップはボールから離れていく、
 それが イコール クラブターンになって行きます。

 スナップロックしていますから
 ボールを上から⇘
 しかも 締まったロフトの状態で当てられます。
 フェースローテーションを手先でしていないので
 ヘッドターンは行われますが、
 手でターンするよりも 断然、穏やか です。

 飛んで、曲げない、
 効率よく飛距離を出して、再現性が高い…のは
 どちらなのか 判断は簡単と思います。」

2024年7月26日金曜日

ハンドファーストの罠

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


店長「ハーフショットでも、アプローチっぽくても
(((((どちらでも良いんですけど
フェースをやや下向きにして
スナップをロックしたまま、
最後まで その形を『解かず』に
打とうとすると
 理屈、もしくは イメージ上では
 クラブの長さ分、ハンドファースト
 グリップが先に行っていないといけなくなります。
   …実際にはそうなりませんけどね😌

 そのイメージが強い、強すぎると
 クラブ…と言うより、グリップかなぁ、
 グリップを 飛球線に向かって
 直線的に移動させたくなる と思います。」

ST「あああ 確かに。」
IMG_0324
店長「それでは スナップロックして
 手でクラブを振る代わりに
 からだの向きを変える、からだの回転でボールを打つ、
 の目的から離れ、
 スナップロックしたまま 小器用に当てる、
 になってしまいますので

 ちゃんと からだの回転で✋ ですけれど
 グリップを ボールに対して 遠近、
 テークアウェイでは離れていく方、
 ダウンスイングでも離れていく方 に
 そのイメージとは 90度 角度の違う
 方向に移動させるイメージを持ってください。」

ST「あああ 当たる😶」

店長「スナップロックで ハンドファーストが出来る分、
 右打ちの人であれば
 左向きがしっかり出来、
 飛球線方向に! ではなく
 ボールから離れていく方向

 (アドレス時での背後方向)
 この場合は 左向きの方向に
 グリップがボールから離れれば
 ボールにはしっかり当たります。」

ST「それって 勘違いしそうですね。」

店長「と思います。
images35cd5ea0 (1)






 スナップロックを維持したまま、
 ボールを からだの向きで 打つ~当てる には
 しっかり 左を向いて
 このように…グリップをボールから遠ざけます

 グリップを飛球線の方に押し出してもダメ ですし、
 遠ざけるにしても
 グリップそのものを手で押したり、引いたりしてもダメ です。

 ハンドファーストでボールを打つ⛳
 の思い違いって この方向のミス に有ると思います。

 ドリルのトップの位置で
 ある程度 グリップや腕、クラブなどを固定(半固定)したら
 ✅遠心力や重力によって 自然に解かれちゃうモノは
 ある程度、許容して良いと思います。👉半固定
 その物体と言うよりも
 その『空間ごと』からだの向きで移動させていく
 そう言う感じだと思います。」




2024年7月25日木曜日

早期リリース と スナップロック

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


Rio Takeda5
店長「ココが からだの回転と手打ちの分かれ目、
 アマチュアが一番ハマってしてしまうトコロじゃないか
 と思うんですね。
〇あそこに
 右利きの人が右打ちをすると
 曲げた右腕を伸ばす(リリース)
その行為で打ちたくなるのは
 とっても共感出来るトコロ…ではあるんですけど…
 何度も言って申し訳ないですけど
 腕も含めて 長い棒の先の重さが有るモノを
 速く動かせば、スピードが増すほど
 先端部は遅れ、それは停止や減速しないと
 元には戻れない。

 フェース面って
 ロフト角度、ライ角度、ヘッド自体の向きなどが
 複雑に絡み合うので
 ヘッド姿勢が変わり易いと
 同じ球を打つのが難しくなる。
IMG_0003IMG_0004




 遠くへ飛ばしたい のは 山々ですけれど
 ゴルフと言うゲームの性質上、
 出来るだけ繰り返し、似た球が打てる と
 遠くに飛ばす を両立させるゴールで無いと
 ゲームレベルの向上は難しいと思うんですね。」

ST「はい。」

店長「ダウンスイングで アドレスの再現をイメージし
 腕のリリース…曲げた肘の伸ばし で
 アドレスの 腕とクラブの関係に戻しちゃう と
 よく言う 遅れたヘッドを元に戻す、
 からだの回転がソレを待つ、 になっちゃいます。
 それを アーリーリリース、キャスティング、
 その反対を スイングの溜め って言うんですけど、
 溜めって言葉だと どこかでリリースが伴う、
 と感じますけれど 溜めっ放しのまま 打っちゃう
 と考えた方が正しいんですね。

 リリースを主体のボールを打つと
 それには お釣り、商品価格より大きなお釣りが
 付いて来ちゃいますので、
 タイプにもよりますけれど
 ヘッドが急激にターンしたり、
 ヘッド軌道が急激に上に向かったりしますから
 非常に 同じ球を打つコトが難しくなる。

 そのターンは からだの向きがするので
 しなくて良ければ
 同じ球を打つ為に 腕・手はクラブを固定、
 ターンは 無意識に近い からだの回転に任せれば良い
 の方が 簡単そう…気持ちとしては不十分、
 充実はしていないけれど 作法としてはシンプルです。

 是非、是非、ハーフショットでも
 アプローチでも、軽~いショットでも良いですから
 スナップロックをしたまま、リリース無し✋
 最後まで スナップロックは解かずに✋ で
 打ってみて下さい。」

2024年7月24日水曜日

【40代50代60代】飛距離アップする方法3選(三角先生)

ハーフショットドリル 是非(^_-)-☆

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店長「ドリルに慣れない内は
 ボールは右靴(右打ち)の前でも良いと思います。

 普通の位置だと 届き難いですからね。
 届かないと言って ソコでクラブを解いてしまうと
 ドリルの意味を失ってしまいます。

 どうです❓」

ST「まだ ボールが右足寄りでないと上手く当たりませんが、
 解いて打つのと違って ボールがライナーっぽくなります。」

店長「ですよね😌

 慣れてきたら ボールの位置を前(左足寄り)に。

 イメージ的には そのスナップロックというか、
 その段階で 打つ前のステップ、
 そこから『リリース』する為の前段階 
MVI_0842(3)(2)(2)_MomentMVI_0842(3)(2)(2)_Moment(3)MVI_0842(3)(2)(2)_Moment(4)





  ⇗⇗ 写真を見ても からだが止まって
 利き腕(肘)を伸ばすコト~『リリース』するコトで
 打ってしまっていますね。
Q20239180Q20239181





 ゴルフ用語では このリリースを
 『フリップ』『フリップショット』と言って
 バンカーやアプローチなどで
 ボールを「ロフト角度以上に浮かせる」
 俗に言う ロブショット などで応用されます。

 つまり 『飛ばさないようにする』 ショットです。
〇あそこに
 そして それは同時に、
 それしか選択する余地のない場面のみの
 イチかバチかの 危険度の高いショット。

 それを通常のショットにしてしまっては
 飛距離も安定度も望めません。
〇見かた117
 この状態のまま ボールを打ちますので
 腕とクラブが 長くなっていませんから
 からだを廻して 右打ちで言うのなら
 かなりしっかりと左を向いて
 右サイドをボールと近づけないと 届きません。

 感覚としては 腕は固定、
 足腰でからだを廻すだけで 打つ感じに
 近いかも知れません。」


2024年7月23日火曜日

インパクトはアドレスの再現…じゃないよ!

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/

店長「上に向かって振って良いんじゃない❓みたいな
 テーマで話しを進めていますけれど
 色々見たり、聞いたりしていると
 『インパクトってこういうモノ』って言う
 勘違いがあるんじゃないか、と思うんですよ。」

ST「どんな❓ですか❓」

店長「インパクトってアドレスの再現というか、
 アドレスに戻す とイメージしている人
 結構、いるんじゃないか と思うんですね。
〇あそこに
 アプローチではそうする場合もない訳じゃ無いですけど
 ショットの基本としては そうでは無いんですね。
 そのリリースは特殊と考えた方が良いと思います。」

ST「どうすれば❓」

店長「是非 トライして頂きたいんですけど
 ハーフショットでも アプローチショットでも
 1/3でも、1/4でも、
 大きさも、強さも、速さも 少し
 で良いんですけど…
F2TuBf8W4AAJGlq右打ちとして
右の手首が フルスナップの状態
右手の手が手首側に折れた状態ですね、
ハミングバードで言うトコロの
スナップロックのまま
ボールを打って頂きたいんです。

最後まで ソコを解かずに

 そうすると からだを廻さざるを得なくなります
 ソコを手で解いてしまうと
 からだの回転は止まります。
2023-12-28_23-05-5
 クラブの長さ分 ハンドファーストになるような
 そんな感じですから
 今まで 肘のリリース、腕の伸ばしで
 ボールを打っていた人にとっては
 強烈にインパクトポイントが前、左になる感じです。
 かなり強烈です。

F2TuBf8W4AAJGlqトレビノ先生の写真で言うと
自分の前傾姿勢で造った
自分のフトコロの空間、
(トップ時での左肩の下の空間)
腕もクラブも一番短くなったまま
通してあげるような
そんな感じです。

 狭い空間を抜けたら
 リリースするも良し、しないも良し😊 だと思います。

 インパクトって
 腕とクラブの三角形の関係が
 元に戻ったように見えたりしますけど
 (インパクト以降、フォロー、フィニッシュ
 実はそうではなくて
 アドレス時よりも
 からだの向きが左を向くので
 そう見える だけで
 基本、スナップはロックされたまま
 ヘッドは遅れたまま なのです。

 それが出来るようになると
 球は格段に強い球になります。」

2024年7月21日日曜日

フォロー…ヘッドの抜き方

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


店長「ヘッドをどう抜くか、インパクト後はどうか、
 は ボールをこする、ボールをつかまえる の
 最大の分かれ道になると思います。

 ダウンスイングは その『インパクト後』を考え
 さかのぼって 考える方が良いと思います。」
2024-06-24_21-1
ST「どういう インパクト後を作るか、
 の為に ダウンスイングは考えた方が良いのですね❓」


店長「そう思います。
 
 基本、ダウンスイングは
 腕やクラブを半固定したまま
 からだの向きを変え それらを移動する行為…なので
 表立った アクションは少ない…ですから。」

ST「なるほど🙄」

店長「… よく言われる
 アイアンショットで『ターフを取る』ですが…
 目標として ターフを取る必要性は全くありませんが…
スクリーンショット 2024-06-07 170808
 インパクト後、フェースの "上向き変化が激しい" と
 ターフは取れません。
 地面と接触時、想定以上に
 ヘッドが跳ねることになるので
 どちらかと言えば ダフリ に属するショットになります。

 ウエッジなどで
 『ソールを滑らせる』『ソールを利用する』
 まったく同じで
 フェースの上向きが穏やかな状態で無いと
 ソールを活用することは出来ません。

 これは ヘッドの奥行きの有る フェアウェイウッドや
 ユーティリティでも同じで
 フェースの上向き変化が強い と
 スイングのボトムも後ろ(手前)になり易いので
 ソールが尻もちついて ダふったり
 跳ねて、トップ、チョロになってしまいます。 
411BK-5
 スライスなどを防ぐため フェースを返す は
 同時に フェースの向き変化を激しくし、
 それは ヘッド軌道にも想定以上の影響を与えますので
 安定感を生み出し難くなります。

 スマホなどにある撮影機能・アプリが
 かなり多機能、有能になっている昨今、
 より視覚情報に頼ってしまう と言えば良いのか、
 必要以上に気にする傾向が強くなっています。
会田202107
 フォローで腕が伸びない のを嫌がり
 無理やり 腕を伸ばそうとする人もいるか、と思いますが
 フォローで腕が伸びる の殆どの要因は
 『意志を持って』伸ばすコト ではなく、
 遠心力などの不可抗力によって 『仕方なく』
 と言って良いと思います。」

2024年7月20日土曜日

パットにも表れる『フォロー・ヘッドの抜き方』の良し悪し

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


店長「ヘッドの抜き方、抜け方で
 一番分かり易いのが パッティングストロークだと思います。」

ST「パッティングストローク❓」

店長「パッティングは 結果、として
 やや アッパー、微妙に…ですけれど
 ヘッドが上昇する は十分、あり…だと思いますが、
 トーナメントの中継などでよく言われる
 『フォローが出ていますね~。』
 『フォローが出ませんでしたね~。』
 などから
 パッティングはフォローが出た方が『良い』印象が
 無意識に付いてしまっている と思います。 」

ST「間違いなんです❓」

店長「間違いでは無いんですけど、
 ショットの時の話しと同じように
 ナチュラルで ヘッドが穏やかに上昇する 上 で
 無理にフォローを出そうとすると
 フェース、ロフトが上を向いてしまい過ぎる
 というのが 非常に多いですね。
2024-06-24_5
 良いフォローは
 インパクト以降の フェースの上向きが少ない、
 ヘッドが穏やかに上昇する分、より少ない位の…
 インパクトと同じ ロフト(見てくれ)のまま
 と言う状態です。

 プロのトーナメント…優勝争いや予選落ち付近…を見ていても
 インパクト以降の フェースの上向きが強くなっている
 のは 手が動いていない、
 ヘッドだけが動いている証し なので
 そう言う選手はだいたい スコアが落ちる、伸び悩む、
 パットがイマイチ になります。

 パットの安定して上手い選手は
 フォローの大きさではなく
 インパクト以降の フェースの上向きが非常に穏やかです。
 故に 量・大きさとしての『フォロー』は
 それほど大きく無かったりします😶

2024-06-24_21-1
 特に昨今は多くの選手・ゴルファーが 重心の深いマレット を
 使っており、良くも悪くもその重心の深さがあるので
 ヘッド(重心の位置)が前に出ようとしますが、
 グリップの移動が止まって
 ヘッドだけでフォローを出そうとすると
 上向きは強くなります。

 アッパー軌道で フォローでロフトの上向きが強くなると
 打撃力が 空に飛ぶ(打ち出し角度)や回転に喰われ
 ボールの推進力がその分減り、
 ボールが跳ね易くなるのでボールが伸びなくなります。
 ≪アマチュアの場合 ボールの下側を打つ も加わります
 👉距離がショート目 になり
 👉より強く打とうとすると より上向きになる
 👉ロフトが増える(上向き) は フェースが左を向く(右打ち)
 👉ひっかける…距離感・方向性に疑心暗鬼になる(自信を失う)

 ≪アッパーとフェースの過度な上向きが加わると
  フェースではなく 歯で打ってしまう可能性も上がります--多い≫
7d528fe4
 😵また ボールをトップ気味で打ってしまうと
  強烈なスピンが入ってしまうので ブレーキがかかります。
 。。。という メカニズム通りのミスをしています。
        (トーナメント中、頻繁に目にしますよ😶)

 パッティングストロークだけでなく、ショット全般も同じですが、
 とりあえず パットにおいて
 フォローで フェースが上向きになり難い
 同じロフトのまま 打ち抜く と言う練習は
 パットだけでなく、ショットにも好影響が有ると思います。」

2024年7月19日金曜日

ボールを弾く感覚は要らない

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


ST「つまり ボールをヘッドで弾く感覚があると
 からだの回転は要らない…と。」

【ゴルフスイング】遠心力とリリースの勘違い_Moment
店長「そう言うことになりますね。

 ボールをヘッドで弾くための準備というか
 位置取りの為にのみ からだの向きを変える。
 悪く言えば スイングっぽく見せるための
 飾りみたいなモノになってしまう。
(実験)振り子式アプローチVSごく普通のアプローチ_Moment(実験)振り子式アプローチVSごく普通のアプローチ_Moment(3)





 ズリズリドリルでもそうですけれど
 テークアウェイ無しでは そう強く打てない。
 インパクトで ヘッドを前に出して弾いてしまう。
 その感覚が インパクト、ショットのベース に有ると
 動作としての回転の重要性は低い というコトですね。

 ✋あくまでもイメージですけれど
 ボールを打った後の
  ヘッドは上に抜けていく、高くなって行くイメージ
 を再現してみたのですが、
2024-06-24_21-1
 コチラの見た目の通り
 ヘッドは高くなって行く…けれど
 ロフトと言えば良いのか、
 上下のフェースの向きは変りなく、
 ヘッドの高さだけが上昇する感じ。
 ✊こちらが『目指すべきモノ』になります。

 一方、あえて言うのならば
 あおり打ち…とか、しゃくり打ち…
 良くないイメージでの『アッパー』は
2024-06-24_5
 かなり早い段階で
 ロフト、と言えば良いのか、
 フェースの向きが上を向いていきます。

 二つを並べるともっと分かり易い ですが
2024-06-24_21-1
2024-06-24_5
 サンプル画像は分かり易いので
 製品ロフトの少ない 6番アイアン~ロフト角度29°
 を使用しています。
 
 このイメージはとても大切✊ と思います。

 また、ウエッジ等の製品のロフト角度の大きいモノ
 であっても 同じで
 見た目上、フェースはどんどん上を向いていく感じ
 が強くなりますが、そこは「思い違い」をしないように😵

 また、フェースの上下の向き を保とう
 と思っても からだの回転が含まれていますので
 自然な形で 上を向いていく というのはあります。

 ✋ただ フェースの向きは ロフト角度とライ角度、
 そしてヘッドの向き自体の複合した面になりますので
 ロフト角度~フェースの上下の向きも
 薄められた形で フェース面の左右の角度になりますので
 変化が少ない方が 当然、弾道は安定します。
Snipping Tool 2023.03.31 - 22.10.35.01 - frame at 5m21sSnipping Tool 2023.03.31 - 22.10.35.01 - frame at 5m38s







 😵ボールを弾く 感じと言いましたが、
 アプローチショットなどでは
 かなり早い段階で フェースを上に向けてしまっている
 …そう打つモノだ😵 と思っている人が多い気がします。

 ショットは 正直、入れ方よりも
 抜き方の方が大切
と思います。」

2024年7月18日木曜日

ボールをヘッドで弾く…の❓

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


店長「ズリズリドリルの派生で
 ちょっと確認して貰いたいことがあるんですが…。」

ST「はい。」

店長「今度は全く逆で
 アドレスで テークアウェイを一切取らず
 ボールにヘッドを当てて
 打つ というか ボールを『どかせて』貰いたいんですね。」

ST「はい。」

店長「私が見る 多くの場合、
 アドレスからボールに当てると
 必ずと言って良い程
 ヘッドを ブッと送る、前に出して
 ボールを弾いてしまう人が多い気がするんです。
〇リリースの違い ヘッドを出すかor廻るか - frame at 0m34s
 アドレスからボールにヘッドを当てますので
 助走がない訳ですよ。
 助走が無いですから ヘッドスピードも殆ど無い。
 ヘッドの質量とゼロに近いようなヘッドスピードで
 ボールとコンタクトしますから
 始めに言った通り ボールを『どかす』程度
 でしか 打つコトが出来ない。
 数メートル コロコロ転がる程度です。
 遠くに飛ばすことも、強い球にするコトも
 出来ません。

 ボールとヘッドがコンタクトする『だけ』です。

 ボールを遠くに、もしくは強く移動させる
 エネルギーの源は 教科書的には
 からだの向きを変えて 作る移動のエネルギーが
 ない訳ですから…。


 ところが 多くの人は
 この条件であっても
 ヘッドを振って、ヘッドを前に出して、ヘッドで弾いて
 ボールを打とうとしてしまう。

 そして これが ショットのベース(基礎)になっちゃう。
 ヘッドを振って ボールを弾く
 それが ショットのベースだと…😵😵😵」

ST「。。。。。。。。」

店長「テークアウェイ無し で ボールに当てる
 それをヘッドを前に出して 弾いて打ってしまう が
 ショットの、スイングの基礎になってしまうと
 その打撃(と呼んで良いか微妙ですが)には 作法
 スイング動作は要らない訳ですよ。

 アドレスの姿勢のまま、右打ちなら右手を伸ばすだけ。

 ヘッドを振れば それは円形に動きますから
 からだの回転の 円 は要らない。
〇ハンドターン(ローテーション)とボディターン - frame at 0m13s
 この『ボールをヘッドで弾く』
 が 多くのアマチュアのショットの原型だと感じるんですね。 
 これには 動作は右手の伸ばし というか、
 リリースする動作しかないですから スイングの型
 みたいなモノは存在しない。
 にもかかわらず ソコに型とか、セオリーみたいな
 自分の打撃には不必要なモノを組み込もうとするから
 矛盾の迷路から逃れられなくなる って言うのが
 アマチュアのかなりのパターンな気がするんです。」