2025年2月27日木曜日

〇ウエッジのロフト角度とバンス角度の組み合わせ

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次に、ロフトは58度でお願いしたく。

 

バンスが実は悩んでおりまして、

8度と10度のどちらが良いのか、迷っております。

現在のセット内容では、
56度のSWはほぼバンカー専用になっており、

グリーン周りでは50度のPSを使う機会が多い状況です。

SWだとフェースを開いても
球が浮いているライ以外ではどうしてもバンスが気になってしまい、

PSをそのまま、もしくはやや開いて使っております。


ただ、PSだと開いたとしても
1時くらいまでが限界に思えているので、

グリーン奥からの場面とか、
もう少し柔らかい球が打ちたい時に
やや往生している感じです。

そのような状況の中で、
今回LWを追加したいと考えた次第となります。

 DRIYbXDU8AEUY3o

グリーン周りの逆目、ベアグランド、
深いor浅いラフ等々の様々なシチュエーションに加え、

60~80Ydのアプローチショット等、
色々な打ち方が出来る、そして学べるクラブとしてのバンスは

どちらが適性なのでしょうか?

個人的には、ロウバンスの8度
トライしてみたいとは思うのですが、

如何なものでしょうか?

 

 

バンス角度…についてですが

❶まず 一番の特徴になるのが 距離 です。

ロフト角度から バンス角度の数値を引いたモノ(数値)が

そのクラブの実ロフト角度と考えた方が良く

ヘッドのロフト・バンス角度以外が同じ2本のウエッジでは

60° バンス角度14°  →実ロフト角度 46°

58° バンス角度8°  →実ロフト角度 50°  で

製品として ロフトの立っている58°の方が飛距離の出ないウエッジになります。

IMG_0627

❷次に バンス角度の多いモノの方が細工がし難いと言いますか

同じ距離を打つのに適しています。

悪く言えば バンス角度の少ないモノは距離のばらつきが出易いとも言えます。

 

❸ウエッジのバンス角度を使う状況の違いがあります。

◉バンス角度多め 11°以上

ラフやバンカーなど ボールよりも若干、下目に入れるのに適している

◉バンス角度少な目 10°以下

開いて使うことを前提にしていますが、そうでない場合、

クリーンな状態に適しており、ラフなどではくぐる可能性が高くなります。

IMG_0624

❹スピンの量・打ち出しの角度に差が出ます。

先ほどの実ロフトが少なくなるモノほど 低めに出て、スピンが多め

実ロフトの多いモノほど 高めに出て スピンが少な目 になり

→バンスの多いモノは スピン、と高さによる着弾の角度 で止める

→バンスの少ないモノは 高さによる着弾の角度 で止める

と ボールを止める要素にも差が出ます。

スピンを効かせたいのであれば バンス角度は多めが良いと思います。

 

8度のバンスをお選びになられる場合、

〇かなりの可能性で『抜ける』ショットが多くなるコト

〇想定よりも飛距離がショートし易くなるコト

〇深いラフ向きでは無いコト

等を考慮し、ほぼ常時、開いて使うことを前提に

…遊び(挑戦)要素が高くなるのを了承の上であれば 問題ないと思います。

 

個人的な意見…ですが

無難なのは 58度の10度か 59~60度の10度です。

ただ ご希望の距離や球筋、使う場面を考えると 58度の8度ですが

58度の8度は 常に2度開いて

 実質60°のバンス10度のウエッジとして『常用』するのが良いかな

と思っています。

 

ご検討ください。

衝撃の事実 右手の使い方

2025年2月26日水曜日

ゴルフクラブ用語〇バンス(バウンス)

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ゴルフクラブの一般的な用語ですが
IMG_0591
ウッドでも フェース面側の角(エッジ)-赤線
 をリーディングエッジ
その反対にある奥側の角(エッジ)-黄色戦
 をトレーリングエッヂ
 またはバンス(バウンス)と呼びます。

そして このリーディング~トレーリングエッヂの幅
 を バンス幅 と呼びます。

リーディングエッヂの中央部が
前(飛球線方向)に出っ張っている(膨らんでいる)モノや
バンスの形状、バンスの幅などは
使い勝手や好みなどもあり
各社、各種色々あって
 その中から選んでいく訳です。

wedge-bounceと同時に
このように
リーディングエッヂよりも
トレーリングエッヂの方が
低くなっている、下方に出っ張っている
その角度を バンス角度 と呼び、
機種によってはバンス角度があるモノ
(バンスソールと呼びます)

トレーリングエッヂの方が高くなっている
バンス角度のないモノ(スクープソールと呼びます)
など 色々です。

勿論 これはウッドなどにもあり
それをどう選んでいくかも ゴルフの楽しみであり、
『ゴルフの技術の一部』と呼んでいいでしょう。

4656cec4アイアンで言うと
3番や5番アイアンにも バンス角度は存在し
その角度は 3~5度
ウエッヂのバンス角度は 12~14度位ですので
番手がウエッヂになって行くに従って
徐々に増えていくような形状が一般的です。
写真のモノはアイアンヘッド単体を
地面に置いていますので、ネック部分が前に傾いている分
バンス角度があるという事ですね。

ティーアップして打つショットを除き
ウッドであっても アイアンであっても
地面にあるボールを打つ多くの場合
何らかの形で ヘッドは地面と接触します。
バンスは この接触の度合いを制限し、
かつ ヘッドの姿勢をある一定のモノに整える
修正してしまう機能をもっていますので
上手に使うと ミスショットに寛容な
安定したショットが打てるようになりますから
是非、是非、活用すると良いですし
その活用の仕方がスイングのヒントにも成るでしょう。


バンスの角度は
あれば あるほど 距離がしっかり出やすいウエッヂに
なって… ウエッヂショットは飛ばすものではない
と思うでしょうが、思った距離をある程度しっかり打てた時
ちゃんとその距離飛ぶことが重要で
よくある バンスの少ない サンドウエッヂで8度とか
アプローチ(PS)ウエッヂで6度なんていうタイプは
飛ばない・飛ばさないウエッヂで
ちょっとすると聞こえは良いですが、
必要な距離を打つのに、強く、速く打たなくてはならず
余程練習豊富な人以外危険な安全度の低いウエッヂになります。

アプローチ/PS で 最低10度…本当は12度がいいですね
サンドであれば バンカー専用なら16度以上
アプローチショットと兼用であっても 14度は
あっていいと思います。

バンス角度はある程度しっかりあった方が
絶対に距離の安定 ミスの寛容性が高くなります。


IMG_0496

バンス角度の目安 というか より良い使い方 は
ソールが地面と平行になる形が
理想的なインパクトのClub姿勢です。

バンス姿勢は ロフトを寝かせれば増える訳で
振り子の使い方をすれば
それだけ バンス角は可変に邪魔になる訳です。
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バンス角度・ソールを有効に利用するには
そのバンス角度 シャフトが前に傾いている分の角度で
支点運動・各角度運動を出来るだけしないよう
出来るだけ少なくして 体の回転で
クラブをスライドさせて入れてくるように
心がけて下さい。


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肩であろうが てさきであろうが
ヘッドを振って ロフト姿勢を変えてしまうような
そんな振り方では バンスは要らないものになってしまいます。

2025年2月24日月曜日

インパクトでボールの重さ 受けちゃってもいいんじゃない?

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店長「若くて 速く振れる打ち、腕力のあるうちは
 まだ良い❓ マシかと思うんですけれど

 中高年になって来た時に

 このボールを弾く ボールさばき感が
 ショットを苦しめる、飛距離が伸びない…飛ばない原因
 ヒトツになると思うんですね。」

M「どういうコトです❓」

店長「ボールを弾いて打つ感覚 ですと
 どうしても スイング軌道の最下点前後で
 打つことになると思うんですね。
〇Mさん 201808>>202502 - frame at 0m21s
 そして そのイメージは
 ヘッドの上り際でボールを打つ
 
 👉かなりの高確率で 上り際でボールに当たる

 に行き着きます。 殆どと言っても良い位😧

 先日も書きましたが、
 ヘッド姿勢が同じ、ロフト姿勢が同じ とすると
〇上がり軌道で当たると
 ボールの打ち出しは高く、スピン数値は減ります。
〇下がり軌道で当たると
 ボールの打ち出しは低く、スピン数値は増えます。
 
上から下から
 そして 弾くショットのイメージは
 ハンドファーストでは無く
  アドレス時のクラブ姿勢に戻す
 が基準になり易いですから
 インパクトロフトが元々多め になる訳で…🙄

 言うなれば 8番アイアンを
 本来の 8番アイアンの長さではなく
 5番アイアンの長さで打っているよう…
 8番のヘッドの付いた5番アイアンの長さのクラブ
 そう言う感じになる訳です。

 長尺の理論と似ているんですけど
 そのロフトのまま、長さだけを増やす…😶
 コレって 飛びそうで 実は飛ばない…上に
 想像通り、扱い難さも付いて来ます。

 若く速く振れるうちは すごく高く上がり易い、
 スピンは減り気味になりますが、スピードがあるので
 浮力は保たれますが、
 スピードが落ちてくると 打ち出しソノモノはある程度
 高めに出るんですが、スピンが少なく 浮力が少ないので、
 弾道としては高くはありません。
 早い段階で 失速して ボールが伸びない。。。

 そう言う意味でも
 インパクトで ボールの圧を受けて
 大袈裟には インパクト…に
 ボールの重さでハンドファーストになる

 みたいな感じで ボールを受けてしまう感覚を
 掴んだ方が ハンドファーストを造るのも
 容易になる可能性ありますし、
 安定した 繰り返し易いショットの元 に
 なると思います。

 まあ コチラはヒトツの例ですが…
 素振りの時点から ボールを弾くコトを意識している。
 手で振らないようにする為、
 ダウンスイングのある時点から
 『ヘッドの』遠心力に任せる
 ヘッド重量をリリースする
  ……ような感じになっていますので
➀からだの回転
②クラブのリリース

 とショットするのに 円を二回描く動きになり
 リリースによって長くなるクラブの通る
 空間確保の為、伸び上がりが必要になってしまっています。

 遠心力…もしくは、クラブのリリースを無し
 にする必要はないですけれど
 インパクトでボールを弾く ではなく
 
インパクトでボールの圧、重さを受けちゃう感じ
 のドリル、ショットは役に立つと思います。」

2025年2月23日日曜日

ボール圧は受けてしまった方が良いんじゃない?

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店長「あと… この件なのですが、
 あくまでも ハミングバード的な感覚…なんですけど。」

M「はい。」

店長「感覚的なんですけれど
 ボールって弾いて打つ人が多い気がするんです。」
回転とクラブのつながり - frame at 0m14s
M「どういうコトです❓」

店長「例えば…ですけれど
 ショットの計測をしたりすると
 一度のロフトの違いやフェースの向きの違い って
 色々な形で数値の変化につながりますよね❓」

M「確かに。」

店長「それって シンプルに ロフトが増えている、
 フェースが左を向いている… ではなくて
 フェースが上を向く…ロフトが増えている は
 右打ちの人であれば
 フェースが左を向いているの要素を増やしますし、
 同じロフト姿勢であっても
 下がり軌道で当たれば スピンは増えますし
 上がり軌道であれば スピンは数値として減ります。
〇M201808>202502
 立体的な変化、微細な時間の経過による変化が
 複雑に変化を生む訳ですが。。。

 言葉で言っても 非常にややこしい訳ですが、
 ボールを弾いちゃう方が そのズレは複雑になり易い。

 ナイスショットの偶然待ちみたいになってしまいます。」

M「なるほど😶」

店長「飛ばしたいって気持ちはよく分かるんですが、
 『ボールを弾くようなイメージ』で打っては
 どうしても 立体的な変化を生み易く
 似た球を打つのは偶然になり易い です。

 😶 …
… ですね、
 軽く打つ ようなショットやアプローチ、
 または ドリルでは
 インパクトで ボールが当たった時、
 当たり前ですけど ボールの負荷、重さを受けます。

 その時、受けちゃった方が
 例えるのであれば
 野球でボールを捕る時なんか、
 ボールに合わせて グローブを引くじゃないですか⁈」

M「はい。」

店長「ホントにヘッドを引く訳じゃ無いですけど
 ボールの重さはそのまま受けちゃった方が良いです

 弾かない方が良いです。」

M「😧 😧 😧」

店長「人間って 圧力を受けると反射で
 ソレを弾くような反応があるんですが、
 ソレを強めちゃうと
 グリップの進行が止まり、
 からだの回転も止まりガチ…
 ヘッドだけが進んで 軌道やフェースの向き、
 ロフト変化がインパクト時にかなり動く。

 逆に インパクトで ボール圧を受けるようにすると
 ヘッド姿勢の変化は穏やかな上、
 からだの回転とクラブの移動の関係が切れず
 全体として からだごとクラブは進みます。
2025-02-09_17-02-27 - frame at 0m2s
 本当にヘッドを止める…訳では無いんですが、
 クラブを動かす感じとして イメージとしては
 インパクトで ボール圧、ボール負荷を受ける 方が
 スイングの流れとしては良いんです ね。

 ボールの重さは ヘッドで受けてしまう
 イメージとしては 反対の人もいると思いますが…
 👉コレって 結構、クラブさばきの感じ
 変化が訪れる人もいるんじゃないか、と思います。」

2025年2月21日金曜日

ゴルフスイング ~そりゃ 力むコトになるわね

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今回の Hさんの場合、
 頭が低くなって行く 
(表現として…ですが)
 その区間で インパクトを迎えるタイミング が
 からだの正面の向きを変えるコトでボールを打つ
 望ましいタイミング です。
ゴルフ備忘

ところが そこから 利き腕である右腕を伸ばし
 クラブを からだの回転とは別の、
 からだの回転とクラブの関係を切り離し

 腕を含めた 別の回転(クラブの回転)で
 クラブや腕を長くして振るので
 空間を造る~伸び上がる と言う行程が
 加わっている(無意識) というのが実態です。 

これは Hさんに限らず とても多くある事例で
 多くのアマチュアがこれに陥り、
 そして より その手さばきを重要視していくので
 より一層の抜け出し難い『手打ち』の沼に
 ハマっていく訳です。

幸か不幸か、Hさんは その手打ちの沼 の淵(入口)で
 止まっているので 比較的、難易度が低く
 からだの正面の向きを変える を主にした
 スイングに移行出来るんではないかな、と考えています。

ソレに移行する為の ドリルと幾つかの予備知識があると
 スムースに移行し易い、移行期間が短くし易い
 のではないかと思うんですね。

❶クラブがリリースされる
 ヘッドに遠心力が掛かる
 遠心力を開放する


 はインパクト以降、
✋打った後のモノ
✋打撃する動力源ではなく
✋からだの回転で派生する遠心力の逃がし先

  …とお考え下さい。


 無理にそれを制御する必要も無いですし
 スイング全体のスピードが増し、その遠心力が御せない
 のであれば行かせてしまってOKです✊・・・ が
 それは インパクト以降に訪れる。

 厳密には インパクトにもかかるかも知れませんが、
 その リリース~開放 は打撃の主エンジンではありません


❷おそらく ですけれど

 今のイメージは アドレス時の からだの向き に平行に
 からだの向き(スタンスの向き)に沿って~
 『
スタンスの向き通りにボールを打ちだす
フェアウェイウッドと仲良くしましょう - frame at 0m36s
 そう言う打ち出しのイメージだと思うんですが、
 『からだの正面の向きを変えるコトでボールを打つ』に
 移行していくと 打ち出しの方向のイメージが
 90° 変わります。 90°右になります。
Linn Grant - frame at 1m12s
 その方向は ものすごくアバウト…線ではなく
 あっちの方 位の感じで良いのですが、
 Hさんも私も 右打ちですので
 右側から左側 スタンスの向き通りに飛ぶ 👉✘ のでは無く
 自分のお腹が向いている方向に飛ぶ 👉◎ イメージです。


 コレって かなり大きな違いだと思うんですね

 例えば…ですけれど
 右を90°(度数は適当で良いですが)向いて 左を90°向く
 今までは それに伴い クラブ・シャフトも 180°ターンする
 イメージがあったと思うのですが
👉右を90°向いて 左90°向く 合計180°
 けれども ヘッドやクラブの重さ分、ヘッドの移動量は減り
 クラブやシャフトは 60°位しか ターンしない
 😌そんな感じ になります(数値自体は非常にアバウトです)
 😶180° で 90°… 半分もターンしない✊んですね。
 それだけ ヘッドの重さや運動による負荷の加算積算は大きい
 というコトになるんですけれど

 自分が 30°ターンして やっと10° 動く程度です。

 だから
 90°ターンして クラブも90°

 180°ターンしたら クラブも180° って
2025-01-17_14-50-52 - frame at 0m14s
 180°して クラブは90°とか、60° しか動かさないに比べると
 90°も 120°も 余計
 クラブ(先端に重さの有る棒)…
ものすごく重いモノ
 を動かすコトになるので


 『リキム』のは当然
  力まざるを得ないですね😌

2025年2月19日水曜日

手で振りたくないのに 手で振ってしまう謎は…?

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ご自身も仰られていますが、
"手で振っている" と言う場合もおおまかですが、
二通りあって どちらが良い~悪いではありませんが

➀手の返しや手の長さの入れ替えで
 からだの回転とクラブの関係が無い/とても薄い  と

②からだの向きの変更 と クラブの、グリップの、ヘッドの

 関係はあるけれど『何らかの理由・事由』で
 手で振ることになってしまう場合
 に分かれます。


【右打ち】➀の場合の多くが
 左右の手の長さを入れ替えて(腕の曲げ伸ばしを使って)
 ヘッドをカラダの右から左 に振ることが多く
 自分は『肩を廻している』 イコール👉カラダを廻している
 と思っている、思ってきた。
フェアウェイウッドと仲良くしましょう - frame at 0m36s
 腕の曲げ伸ばし で代替えの疑似からだの回転をしているので
 からだの正面を変える と言う感覚そのものが
 未体験、未知の領域であり、
 その代替え行為(両腕さばき) があるので
 移行に非常に苦労を伴います。

 😌幸い 今回の Hさんの場合、
 属性としては②に属し、
 また、からだの向きを変える動きに 足腰も使っているので
 あとは クラブの、グリップの、ヘッドの移動と
 その結びつきを深めれば 状況は変わります。
ゴルフ備忘録
 このケースも 思い違い から始まっている
 可能性が高い😧ので ソコを考えてみたいと思います。

 からだの正面の向きを変える
 それによって クラブを動かす
 それがダイレクトに、リニアにつながりを持つ のには

✅❶ヘッドの方を たくさん動かす

 と言う勘違いを取り払いましょう。

 言葉遊びの様になりますが、ゴルフショットは
 その場で、出来るだけ速く、かつ安定して
 クラブを移動する手段として
 からだの正面の向きを変えます(カラダを廻す)。

 それが 回転運動~円を描くので

 結果、として 円の外周に当たる ヘッド部が
 多く動いていた に過ぎず
 多く動かすのとは 異なります。

多く動いた のと
 多く動かす のでは 動かし方が異なります。

😌Hさんもそうだと思うのですが、
 手で振りたい とは思っていないけれど
 結果…として 手で振るコト になってしまう
 その謎を解説します。

 コレはすごくよくある 思い違い で
 当ブログでも何度も取り上げていますが、
 例えば 過去の有名選手ですが
 デビッド・デュバルと言う選手がいます。
 彼のスイング(若い時の)を見て下さい。

 一般的なゴルファーが見てしまう
 クラブの振り や 腕の振り の ほとんど、
 ほとんどすべてと言っても良い程
 『インパクトの後』『ボールを打った以降』 です。
 
Desktop 2025.01.17 - 20.44.51.07 - frame at 0m8s
✅トップの位置で出来た 腕・クラブとからだの関係、
 そして 距離感を 出来るだけ維持、保ち
 そのままのつもりで からだの正面を180度
 ボールを打つであろう方向に向けるコトで打つ のと
✅アドレスを基準に 左右対称に振ろう
 もしくは クラブを打つ前にリリースしよう では

 後者の方が ダウンスイング時の
 ヘッドの移動してくる道のりが長くなってしまいます。


 そして 更に、クラブを、ヘッドを動かしているが故に
 からだの向きの変更も量が少なく、足らなくなります。

 道のりが長く、動かすための元の量が足らない
😵打てる状態に戻ってこない…
😵中途半端な状態でインパクトを迎える

 のですから 別な何かでヘッドを振るしか 無い😵
 『手で振る』というのが その謎の答え です。

⚠ヘッドの方が多く動かすモノ
⚠ヘッドや手は返すモノ
⚠クラブは丸く振る
⚠スイング軌道は大きい方が良い
⚠フェースが開いているとスライスになる

 など ヘッドを手で振るコトをミスリードする
 言葉が ゴルフスイング用語にはたくさんあります。
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 正しいモノも間違っているモノも玉石混交状態ですが…

2025年2月18日火曜日

『頭を動かすな』 …その原因を探る

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ご本人も言っていらっしゃいますが、
コレって 手で振ってしまう ~ヘッドを振ってしまう
弊害なのではないか🙄  と思うんですね。
Hさんのスイング改良トライ : ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります


スイング動作的に解説すると
打撃のメインエンジンを
先端に重さのある長い棒をリリースする
 にしている と思えます。

ですので からだの回転 は
役割として クラブを、ヘッドを移動させるコト
 ソノモノとダイレクトにつながっておらず
タイミングを含め、ヘッドをリリースする為の
発射台になっているに過ぎません。
✋タメを造る と言うイメージの場合もあります。


👉この場合、
もっと回せ』とか 『もっと速く廻れ
からだの回転を(
増やす~早く等)意識し過ぎると
タイミングも狂いますし、沈む量、伸びる量が双方増え、
特に 伸び上がりが急激になり易い…ので ミスが増えます。


クラブのリリースをする為に
 ダウンスイングの始めにカラダを廻し始め
 👉👉下がる~からだが縮こまる
所定の位置に来て、からだの回転を止め(減速)させ
  …左の壁…と言う意識があるかも…知れませんが

そこから 利き腕の曲がりをリリース(伸ばし)して
先端の重さを解き放つ …そう言う感じなんだと思うんですね。
ゴルフ備忘録
 腕が曲がり たたまれていた腕とクラブ(短い)が
 ダウンスイング後半で リリース~長くなる ので
 空間確保(長くなる腕やクラブの通る空間)も含め
 👉👉上がる~からだが伸び上がる
 そう言う感じなんだと思うんですね。

これを『頭を動かすな』で解決しようとすると
当然、別な場所に『歪み』が行きますので
首や腰を痛めたり、肘を痛めたり になったりします。


ゴルフ備忘

✅緩んでしまっているように見える のは
振りを強く、過激にしてしまうと
その上下動によって
😢当たりの 薄い-厚い(トップ~ダフリ)のミス
😢球の曲がりが出てしまう(フック~スライス)のミス


特に 地面からの長物、アプローチショット での
 ミスを減らすために 強く振らない~強く振れない
に行き着いてしまったんではないか …と思うんです。

2025年2月16日日曜日

Hさんのスイング改良トライ

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まずは こちらから ご覧ください


Hさんご本人のショット/スイング評

飛距離に関して、確かに以前に比べて落ちました(ドライバーに関して)

コースでいい当たりをしたときに計ったことがありますが、
キャリーで2*0-2*0くらいでしょうか。

ただアイアンに関しても言えるのですが、うまく当たらなくなりました。


具体的にはトウ側に当たることがすごく多くなりました。


アイアンの飛距離は7番で1*0くらいだと思います、
9番で1*0くらい(力まないのを意識して)

ちゃんと当たればもう+10ヤードくらいかもしれませんが、
あまり当たりません。

アイアンもアプローチもトップのミスよりダフリのミスが多いです。


グリーン周りはラフよりもバンカーのほうが得意です
(極端に硬いバンカーとかでなければ)

ウッド系は中弾道と認識していますが、
アイアンは総じて球が高いです(イメージ以上に球が高い)


スイングは実際にそうなっているかわからないですが、
ヘッドを走らせるようなイメージで振っています。

手打ちっぽい感じかもしれません。

 

ミスは左にも右にも出ます。

チーピンも右のスライスもどちらも出る感じです、
以前はだいたいミスといえば右の大きなスライスでした。


練習場ではきれいなドローも結構出ますが、
コースでドローは滅多にでません。


自分のスイング、自分の持ち球はこれだっていうものがなくて
毎回迷っている感じです。

ちなみにいままでレッスンなどは受けたことはなく、
ずっと
自己流でやってきました。



(店)Hさん ありがとうございます。

一般論、一般的なスイング論であれば
リキミの少ない、よどみの少ない、スムースなスイング
だと思います。

✊ハミングバード的に より飛距離を出し、より安定させる為に
私(店長)が感じる部分を幾つか…。

✅あまり力が入っていないように見える
 よどみの少ない動きだと思うのですが、
 私の目には インパクトも含め、それ以降
 緩んでいるように見えるんですね。

 リキミとは紙一重なのかも知れませんが、
 その原因が治せれば リキむと言う意味でなく
 もっと振れる、もっと飛ばせると思います。


✋緩んでしまっている要因

 よく言われる 目線なり、頭の動きが気になります。

ゴルフ備忘
 頭を動かすな とよく言われますが、
 私は それ自体はどうでも良いと思うんですね。
 下がりながら…、上がりながら…、
 練習で数を打って その距離感覚を掴んでいれば
 特にいじる箇所では無いと思うんですが🙄
 特にその原因を治さず 『頭を動かすな✋』は
 逆効果になると思います。

 今回の場合、この頭の上下動が気になるのは
😵ダウンスイングの前半に下がり
😵ダウンスイングの後半に上がる、

 ダウンスイングの中で 下がり~上がり があるコトです。
 ダウンスイング中 下がっている、
 もしくは 上がっているであればいいんですけど…。


 これでは 下がる量 と 上がる量 が
 振る加減(振り加減) や コースでの傾斜 によって
 その配分がブレてしまうので
 👉ミスの原因になり得ます。
ゴルフ備忘録
 ショットって 例えば フック とか、スライス って
 外から入ったとか、開いた…とか
 平面上で捉えてしまう、考えてしまうコトが多いですが、
 ヘッドの上がり下がり、高さ変化も大きく影響します。

 😶ある程度…ゴルフに慣れてくると
 ドライバーで イッチョ噛みのショット は
 フックとか、チーピンになり易い印象…ありますよね😌

 その原因は…    (明日に続く)

2025年2月12日水曜日

【実録】L型ブリストルパターと倶楽部シニア選手権 後編

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/



(Aさん)

昨年の秋にL型ブリストルパターを購入させて頂いきました。

あれから約10ヶ月間、家練も含めてほぼ毎日このパターを打ち続け、
そして合わせて「絶滅危惧種の……」ブログを読み返しながらラウンドして参りました。

 

そして今回所属倶楽部のスクラッチ競技である
 「シニア選手権」で優勝することができました!

L型ブリストル(黒)後方_Moment

L型ブリストルパターも
最初の頃は仲間からキワモノ扱いされていましたが
タイトル取ると何人もが「打たせて」と寄ってきます。

ほとんどの人が持った瞬間、
 打った瞬間に「ダメだこりゃ」となりますが(笑)

 

これからもブログ読み続けますので継続お願いします。

とりあえず愛用者としてのご報告まで。

(店主)

シニア選手権優勝 おめでとうございます。

多少…かとは思いますが、お役に立てたことを嬉しく思います。

(Aさん)

いえいえ、多少どころか
このパターがなかったら優勝は無かったと思っております。

 

このパター、私も最初のうちは大きくカップオーバーしての
3パットの山を築いておりましたが、
諦めずに使い続けた結果、去年前半(パター代える前)までは
ラウンドのパット数は32~34辺りだったのが、
ここ最近は27~29で推移しています。
(今日は入らなかったなという日で30程度)

この差は大きいです!
L型ブリストルパター_Moment(4)L型ブリストルパター_Moment(2)






このパターにしてから同伴競技者に同様に驚かれるのが、

入れ頃外し頃の距離を旗竿にカチン!と
当てる位のタッチで入る回数の多さです。
「よく打ててますね、私それが出来ないんです」と言われます。

「ありがとうございます」とは返しますが、
内心は「自分はそんなに打ってないんだよね。
この道具のおかげなんだけど……」
です。

しなるシャフトをいかにしならせないように使うか?が
やっと身に付いてきた気がします。

【実録】L型ブリストルパターと倶楽部シニア選手権 中編


ロングパットの距離感…の続き です。
【実録】L形ブリストルパターと倶楽部シニア選手権 前編 : ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)

(Aさん) ロングパットに関しての私へのご回答
 並びにブログから大きなヒントいただきました。

 

「ストロークのリズム感としては良くない ですが
 理屈上はトップで止まった状態から始めてもいいわけです」の記述に、
 じゃ、リズム感はともかく
 試しに実際にトップで止めてみようとやってみました。

 

 グリップごと大きく右に動かしたところで一旦止め、
 一呼吸おいた後に右肘を伸ばしてボールを押してやる感覚で
 ストロークしてみたのです。

 

 結果は「なるほど!」と納得できるものでした。
 
シャフトの撓る感じも無くグリップを動かすスピードで
 距離がコントロールできる感じ
でした。
 振り子のストロークの癖から抜けるヒントになりました。


(店主)Aさんへの回答メールではないのですが、
 プロの試合も見ていて 気づくことが多々あります。

 パッティングストロークの肝は距離感 だと思うのですが、
 その距離感は 基礎的には どのロフトで当たるか、
 いつも どのロフトで打てるか によると思います。
 🤒パターなんて 小さいロフトだから 差はないじゃん…って
 思いガチですが、球の飛び、この場合は転がり、ですが
 球の飛びの元、となるロフトとは
 インパクト時を切り取った写真でのヘッドの姿勢『だけ』ではなく
 そのヘッドが どの軌道で入ってきたか、
 どのように抜けていったか、
も関係してきます。

L型ブリストル 正面_Moment

 日米、男女、レギュラー、シニアを問わず、プロの試合 を
 見ていて 非常に強く感じるコト は
 通年、何年も通して パッティング安定している人は
 インパクト以降 ヘッドの高さ変化が少ない…
 フェース、この場合は『ロフト』が
 許されるだけ「長く」インパクトロフトを保っているコト で、
 パッティングを得意としていない、
 緊迫した場面になると ボールが伸びない(転がらない)、
 ラインと距離が合わなくなるプロは 総じて
 インパクト以降 ヘッドの上りが早い、
 上下の変化が激しいです。
👀見た目…ですが、弾いて打っているように見えます。

 刷毛塗…とは言いませんが、
 振り子のストロークをしていると
 常時、ヘッドの高さがあり、それが激しく、
 それによって ロフトや軌道 だけでなく
 ボールの下目を叩きがちになります。
L型ブリストルパター_Moment(3)L型ブリストルパター_Moment







 また 最近ではレールやヒモなどを使って
 兎角、真っ直ぐ動かす事にご執心な人も多いですが、
 小さなロフト、とは言え
 パターにもライ角度とロフト角度があるため
 インパクトロフトが狂えば フェースの向きも同様に狂います。

 そういう意味合いでも
 振り子にしなければ打てない、
 振り子にしなければ届かない、 パターは避けるべき と感じます。

2025年2月10日月曜日

【実録】L形ブリストルパターと倶楽部シニア選手権 前編


まずは所属倶楽部
 シニア選手権(スクラッチ競技)優勝おめでとうございます🏆
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あるお客様(仮称 Aさん)が 進化版L型ブリストルパター
昨年 2020年11月 御購入から
 シニア選手権 優勝後までの流れを時間経過通りにご報告したいと思います。

L型ブリストル(黒)後方_Momentお使いのブリストルパター/スペック は
34インチ テフロンブラック仕上げ
ロフト5度 ライ71度
ヘッド重量478g シャフト重量90g 総重量645g
振動数 169cpm 
 
  


🏆Aさんのファーストインプレッション(第一印象)
 ヘッド、シャフト、グリップと漆黒一色の精悍さもさることながら、
 やはり何と言ってもヘッドの重さにビックリ

 それでいてシャフトはグニャグニャ😅

 分かって注文しているとはいえ「なんじゃこれ!」って感じでした。

 

 持っただけの印象は
 「打ちにくそう?」 と 「キャディが驚きそう」

 しかし、実際パターマットで転がしてみると…あら、不思議、
 違和感が無いどころか 「おっ、打ちやすい⁈」

 特にシャフト全体を横にスライドさせ刷毛塗打ちすると、
 まさにボールが滑るように出て行きます。

 (逆に振り子打ちすると柔らかいシャフトが暴れる感じで打ちにくい)

 直ぐにラウンド出来ませんが、
 時間を作って所属コースの練習グリーンに持ち込み
 転がしてみたいと思います。楽しみです😉

L型ブリストル 正面_Moment

🏆経過、数ラウンド後…
 (Aさん)
L型パターの感想と1つ質問をさせて頂きます。

 

 この1週間でパターマットでの自主練は毎日、
 コースは3ラウンドしました。

 ラウンドのパット数は26回、30回、28回と安定し、
 何より3パットがまだ一度も出ていないのは嬉しい限りです。

 

 質問としましては「ロングパット時の距離感の出し方」です。

 

 店主推奨である
 「自分の動作でグリップを動かすスピード=そのままヘッドが動くスピード」
 を実践すると中・短距離ではいいのですが、
 ロングパットだからとグリップを速く動かした時には
 シャフトが柔らかいだけに切り返しで大きく撓って
 パターヘッドが一瞬ついて来なくなります
 (感じ方によりますがヘッドの挙動が暴れるような感じ)

 

 パターでもこの遅れたヘッドは「無視」して
 グリップを動かし続けるのが正解と言うことなのでしょうか?

 切り返しで手に感じる違和感が今迄に無いものなので混乱しています。

 それに遅れてきたヘッドは逆撓りによって
 今度はフォロー側で大きくグリップを追い越していくようで
 これで繊細な距離感が出せるように練習せよということなのか?

 

 今のところこの辺りがよく分かりません。
 ご教授下さい

 

 (店主)テークバック そして トップの位置 は

 インパクト、つまり打撃に必要な速度 を得るためのモノで

 速度が必要だから トップとして大きく(深く)なります。

 ストロークのリズム感としては 良くない ですが

 理屈上は トップを止まった状態から始めても良い訳 です。

 つまり 切り返しの強さ まだ逆方向に動いているヘッドに対し

 グリップを順方向に動かすコトは 反動になりますが、

 打つチカラ にはならないのでは…と思います。

L型ブリストルパター_MomentL型ブリストルパター_Moment(2)









 パターストロークは肩を揺り動かさず

 シャフトを出来るだけ スライドさせて使うコトをお薦めしておりますが、

 大きなストロークになると 振り子の反動 で打つのが

 顕著に表れてしまうのではないか と思われます。

 遅れた状態を維持したまま インパクトに入るイメージです。

 遅れを取り戻せば ロフトは上の向きますので

 パッティングストロークに限らず 良いことは多くありません。

 

 フォローでも ヘッドが大きくグリップを追い越す

 のでは ヘッドが必要以上に上に動き

 当たりも悪くなりますし、ロフトも増え ボールが跳ねやすくなります。


 ブリストルパターは

 通常のパターの 1.3倍のヘッド重量を持ち

 シャフトの柔らかさ から ロフトも締まり気味 になりますので

 距離感に慣れれば もっと おとなしい、ゆっくりのストロークで

 お望みのロングパットの距離が打てるようになると思います。

 その 従来の振り子式?のストロークも自然に改善されていくと思われます。