2018年1月23日火曜日

シリーズ✌スライスが出るメカニズム 5

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/




多くの人が右回転だけでなく
距離も失ってしまうこすり球(スライス)打ってしまう
具体的な理由を説明します。



テークアウェイでもそうですが、
殆どの人は ゴルフクラブ…というよりも
自分の腕の移動を体にさせず
腕そのものを左右に振って移動しています。

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☆体を壊すほど練習しているので
 ゴルフスイング「らしく」見えますが
 単にゴルフスイングの真似をしているだけで
 手でクラブを上げているだけに過ぎません。
 これで すごいスコアが出るのですから
 ほんとーーーーに上手なんですねー 感心します。
 メタボなおじさんには怖くて出来ません


単に肩甲骨や上半身の上側を
「ひねって」いるの過ぎません。
捻転はけが防止のための準備運動としては良いですが、
重さのかかる、速度も速くなる本運動には
とても危険な行為!なのに…です。

正しくは 体の回転で右を向けば
腕の向きは同じく 右90度を向くはず…なのですが
それを体にさせていません。133
10699240










そして、トップオブスイングから
まず 体を回して、体が正面を向いてから
降り始めます。
スナップショット 1 (2017-01-21 11-26)
いや これでインサイドとか ないでしょ。。。
既に体は左を向いています。
人間の普通の構造であれば ボールの外から
内に掻いてくる動きになる筈なのに
無理やり その逆にしています。
右腰はつぶれた状態で 体の重さを受けていますから
運動不足の人にはかなり危ない動きです。
ここまで 雑技団のように体を酷使して
スイングしなきゃいけない方法を
アマチュアは求めていない…と思うのですがね…。

 
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➟正しくは その体が正面を向くこと自体がインパクト
 なはずですが、それを実践する人、トライしようとする人は
 ほとんどおらず、ほぼすべてのゴルファーが
 体を回してから振る 1.2.のリズムでボールを打っています。

体を回し、正面を向いてから 振る
 ということは それ以降の時間は
本来 すべて 体の向きは左向きです。
そこから どうやって振っても
どうクラブをこねくり回しても
俗に言う 外から振る、アウトサイドイン にしか
ならないのです。
体の動きでクラブを扱っていれば
特に何もしなくても インサイドからクラブは入ります。
体を先に開き、あとからクラブを振って打つ、
これは素直に振れば アウトサイドイン にしかなりません。
それを無理やり フェースを開き(ロフトも向きもべた開き)
にして、インサイドにループさせ
あと残りわずか 0.2とか0.3秒とかの刹那な時間に
より素早く、より多く フェースを返さなくてはイケナイ!
これが技術ですかぁ?
単に無駄な行為としか思えませんけどね…。

度合いはありますが、
アウトサイドインの軌道に対する
こすらない スライスさせないフェース面の向きは
かなり左向きです

その軌道に対するスクエアが必要だからです。

 
IMG_0525


体を先に回して
腕を遅らせて(手遅れ)の状態は
左腕が高く、右腕の低い
フェースが空を向いた状態です。
相当ロフトも開いていますし、
フェース面も右を向いています。

スイングプレーン論というトンデモ理論を追いかけると
兎も角 軌道はインサイドアウト…
既に 体が正面を向いてからの
インサイドアウトは より一層クラブをねじらなくてはならず
よりフェースは開く。
そして 実際の軌道は 外からなんですから
インパクトまでに 速く早く フェースを左に向けなくては
なりません。

そして フェースを左に回転させようとすると
より一層軌道は アウトサイドインのインが強くなるので
ウサギと亀の追いかけっこのような状態です。
スナップショット 1 (2016-11-26 15-46)
この手のテークアウェイは30年前であれば
手上げ、手打ちの代表で やってはイケナイスイングの代表でした。
クラブの基礎構造は何も変わっていないのに・・・。






確かに ゴルフは好きなクラブで、好きなスイングで
それぞれが楽しむ多様性がとても大切だとは思いますが、
ここまで明白なダメスイング論を多くの人が追いかけているのに
驚くばかりです。


体の回転で正しく腕を、クラブを右向きさせていれば
それが インサイド に当たるので
インサイドから入ってくるヘッドは
その軌道に仮にスクエア。。。とすると
一見 右を向いた開いたような状況で入ってきます。
それは 開いているのでなく
 インサイドから入って来ている からなのです。
スナップショット 6 (2015-10-15 19-55)

➟インサイドとは 右向き~ボールから遠ざかり
 右向き~正面 の過程で ボールに近づきながら入ってくるサマ

小手先で フェースの向きを開いたり閉じたり
という意味ではありません。
その意味も考えず、単に見てくれだけ「開いている
を真似ても ちゃんとした結果も出ませんし、
クラブは見ての通り、回転させて使ったり
先端(ヘッド)をたくさん動かして使うのには
最も「適していない」構造をしています。


そして 打ち終わった後(インパクト後)は
体は左を向くのですから
フェースは左向き に見えるに過ぎません。
 
 
スナップショット 6 (2016-07-27 18-57)

逆に 絶対とは言い切れませんが
クラブは構造上、フェースを右に向ければ
ヘッドは自分から離れる方向に行き易く
左を向ければ、自分の方に近づいてきやすい
ヘッドの向きで軌道は動いてしまうものです。
ですので、概念として
「開いてあげて、閉じて降ろす」
という動きは そのまま
「アウトサイドイン」を製造しやすい と言えます。
2010111116444243889

体を捻って 手で上げて
開いたフェース(右を向けた)を 無理やり閉じようとしないと
スライス、もしくはコスリ球が出やすいのですが、
結局、閉じられたとしても
それも スライスの原因になるのですから
前門の虎後門の狼なのです。

体でクラブを動かさない という
致命的な クラブが活きない方法、
逆にクラブと喧嘩しなければならない方法、
には もう一つ大きな結果としての欠陥があり、
軌道に対し 開いて当たれば
 右へ行き 右に曲がる球になり、
左を向けることに成功すると
 今度は逆に、左に飛び出て、左に曲がる という
どちらであっても 目標から離れていく球 しか
打つことが出来ないことです。
それに 大きなロフト変化が加わって
打つ距離も非常に大きくぶれやすいのですから
そんな打撃方法を追いかけて
 どのようにゴルフが向上していくのでしょうか?
スナップショット 1 (2016-12-24 3-12)

体で腕を、クラブを動かしていれば
その度合いは人それぞれでも、自分なりの軌道は確率します。
それに対しての フェースの向きを管理するから
自分の持ち球(頻度良く出る球筋)が決まるのです。
ロフトも含め、ヘッド管理をしてこそ
自分の距離や球筋が決まってくるので
スイングの途中、自分の体を止め、グリップを止め、
ヘッドをリリース(放り投げて)してしまったのは
握ってはいても、ヘッドをボールに投げつけたのと
大きな違いはありませんから、ヘッド管理、球筋管理など
端からするつもりはない! ということです。


クラブの構造を考慮したうえで
スイングの基礎構造を変える、
今まで 当たり前と思っていた
スイングの概念を変える 以外
こすり球から別れることは出来ないのでしょう。

2018年1月22日月曜日

パッティング「ショート病」

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多数リクエストを頂きましたので
パッティングストロークに関して。。。

パターに限りませんが
ゴルフクラブ、クラブヘッドは
ロフト角度とライ角度と「向き」が存在します。

この二つはお互い絡み合い
上下左右のボールの飛び出る方向を定めます。

ライ角度が固定されていても
ロフト角度が動いてしまう(変化してしまう)と
同じライ角度であっても
ロフト角度が増えるほど
フェースは左を向きます。

しかも これがやや厄介なのは
ロフト角度が増えるほど 左を向く割合が
増えるのです。
ロフト10度のクラブに対するライ角度の左を向く量よりも
ロフト45度のクラブのライ角度の左を向く量は
ライ角度の1度に対して 約4倍になるのです。


パターストロークにおいて
これを置き換えると
構えた状態から ヘッドが「真っ直ぐ」
動いているように動かす
俗にいう ショルダーストローク~振り子の動き は
打つ自分にとっては パターヘッドが真っ直ぐ動いて
見えるので まっすぐ転がるような錯覚に囚われるが
実際には ロフト角度の変化が激しいので
特定の方向に飛び出るのを繰り返すのは
かなり偶然だよりになります。

パターストロークで 一番重要な「真っ直ぐ」は
ストロークを正面から見た
ヘッドの上下の変化に関してです。
勘違いしてはいけないのは
パターヘッドが 地面と平行に動くことは不可能です。
平行に似た移動にはなりますが
やや上から下への斜めの移動になります。

これを意識することによって
パターヘッドのロフト変化がぐっと抑えられるので
同じ距離を打ち続ける可能性はぐっと上がります。

それは すなわちクラブの構造上
 方向性の向上にもなります。

また 振り子のストロークには
正直 何一つメリットはないのですが
特にひどいのは
ストロークを始めてしまうと
アドレスで作られたセンター・・・仮想の軸は
かならず 右にずれる・右に傾く 形になるので
必ず インパクトは 上がり気味で迎えます。
パターストロークで 煽り…上がり気味でインパクトすれが
ボールと接触は 歯 になります。

パターストロークは ショットと違い
基本転がりですので
計測した場合 スピンの量はぐっと少なめです。
ところが 歯が入った場合
突然 スピンの量は普通に比べ 5倍にも
10倍にもなり それはブレーキとして働いてしまいます。
つまり 歯で打つ ショットで言うところトップですが
パターの場合は 想定している距離より
ずっと ずっと ショートしてしまいます。

市販のパターヘッドは あまりにもヘッドが軽いのも
原因の一つですが ショルダーストロークによる
アマチュアのパットの「ショート病」は
ここにも要因があるのです。

L型パターはヘッドを回転させる とか
弾いて打つような そんな使い方の印象をもたれていますが…
本来は アイアンの延長線上に存在するその形状は
共通するストロークを覚えるのは適していると思います。
鏡やガラスに写る姿を見ながら
パターヘッドの姿勢・ロフト変化がすくなく
パターヘッドが上下方向に移動の少ない
ストロークを作らなくてはなりません。 .

現代のスイング論は…… ちょっと寂しいお話し

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ある機会を得て
レッスンプロ、プロの卵や研修生、
自称シングルの人たちの
スイング研究会 らしきモノに参加…
物見遊山、観察してきました。


……………………………の連続


コチラは昭和のおじさん ですから
余計の口出しをせずに
じっと観察していましたが、
ああああ
「これがもしも本当に、真面目に
 スイングを考え、研究する
 現代の日本の最先端の一部であるのなら
 日本のゴルフレベルというか
 プロのレベルもかなり下降線にあるのだな。」
と大変強く感じました。


まず やはり強く感じるのは
会話の中に「スイングプレーン」「スイング軌道」が
頻繁に出てくるのですが、
それは一体何で造られるべきものなのか
それは何で構成されているのか と言うコトは
全く語られない だけでなく、
単に そのミスや飛距離を修整するのに
「スイングプレーンさえ治れば…」という
本末顛倒に気付いてさえいません。

スイングを良くしていく、覚えていくのに
視覚要素も伴ないますから、
スイング軌道を参考にするのは
悪い手ではありません。
積極的に使って良いと思います。

しかし そのスイング軌道・スイングプレーンは
スイングを覚えていく、良くしていく手段のひとつ であって
 最終目的では当然ありません。

アマチュアの人が 体を痛めず
繰り返し、楽に飛ばせるのなら
どうでもいいコト でもあります。

現に、過去のゴルフの達人たちは
そんなことを気にしていない人も
かなりの割合でいると思います。



ゴルフを始めたばかりの人や
覚えている最中の人たちに
アドバイスをする立場の人たちの
ゴルフスイング、
そして ゴルフクラブの知識が
この程度なのは とても不幸なコトです。


そして ある活躍中のトッププロのスイングから
『シャットフェース』が話題になりましたが、
それも 的を得ていません。
ゴルフ好きなおじさんの酒飲み話 と
何ら変わらないレベルです。

シャットはフェースは何によって生まれるのか
シャットフェースをすると体の動きにどんな影響が出るのか
なぜ シャットフェースが良いのか
そういう所まで到達せず
単に 見た目の「ヘッドのシャット」だけの話 に
終始してしまっています。

少々、異端な私が
「私はこう思う」
「ここはそうだよ」…
みたいな意見交換ができるかも? と思って
参加してみましたが、声を発する気にもならず
しょっぼり帰ってくることになりました。

2018年1月21日日曜日

飛距離とゴルフクラブ

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参考例…なのですが、
似たような年齢の 女性ゴルファー、
もしくは 男性シニア?(65歳以上)ゴルファーで
飛ぶ人と飛ばない人では
 ゆうに 30ヤード以上離れてしまうケース は
決して少なくありません。
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で、これは全部のケースと言う訳ではないですが

飛んでいる人のクラブと
飛んでいない人のクラブ

を比較すると、
飛んでいない人の方が
 ✋ハードなモノ…
  (*_*;ロフトも立っており
  (*_*;シャフトも硬く
(例えば女性なら男性用だったり…)
 というのが少なくないのです。

だいたいのケース
 大きなロフトや柔らかめのシャフト
 そして 重たいヘッド重量

と使えている人の方が
飛ばし…というモノを体得し易い…というのもありますが、
そこはまず注意して貰いたいところです。


例えば…ですが、
30ヤードの距離を ヘッドスピードで解決しようとしたら
10ms はアップしないといけない訳で
それはまず現実的ではない です。

メーカーに踊らされて
長尺にすれば ヘッドスピードが上がる…
内実はヘッド重量が下がっているので、何も変わりはないですが、
数値だけがあがったとしても、
1インチ長くなって上がるヘッドスピードは1~2㎳
30ヤードを逆転するには 5インチ以上長いモノ
 45インチに対し …50インチ ( ゚Д゚)
が必要になったりしますから
こうなると もう ギャグ の世界です。



また ドライバーの飛距離不足に悩む人は
バンカーも悩むことが少なくありません。
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こちらは長尺ではどうにもならないですね。


大きなロフトでも飛ばせる
柔らかいシャフトもでも飛ばせる人は
ヘッドの重たさも苦にしないことが多いです。
よって ウエッヂも重たいヘッドが使えるので
本人が「飛ばし◯◯」にならなければ
 アプローチやバンカーを苦手とすることは少ないのです。

とりあえず バンカーが嫌いにならない
 バンカーから出ることを最優先にする

というのであれば、
ウエッヂのヘッドの重さが十分ありさえすれば
楽々 バンカーは対処できます。
(ヘッド重量最低330g…は欲しいですかねー)


軽いクラブ
長尺なクラブは
最後は それをいかに速く動かせるかの
本人次第ですから それでは解決しません。

重いヘッドのクラブを使えれば
 その使い方の工夫次第で
運動能力とはちょっと別です。

ゴルフクラブで飛ばすヒントを探す時、
 自分が身体的に頑張らなくてはイケナイ
というのが 論外である と言うコトを念頭に置くべきです。

ゴルフクラブ◆シャフト(硬さ)選びとスイング

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一般的なシャフトの『硬さの種類』は非常に奇妙な順列です。
参考までに 45インチ換算のドライバーの振動数を添付
してみました。 硬さ種毎の差はだいだい10cpm程度です。

  220cpm…レディース 性別ですね
  230cpm…アベレージ レギュラーと何が違うのか…
  240cpm…レギュラー 平均値 とでも言うのでしょうか
 SR245cpm…スティッフレギュラー 
  250cpm…スティッフ 硬い~という意味ですね
 SX260cpm…エクストラスティッフ
  270cpm…以下 同列 ここら辺の硬さを使うのは本当にヒト?
 XX280cpm…XXX…XXXX…XXXXX


柔らかいモノから順に性別から始まるのに
終わりは『硬い』という形容詞です。

Rシャフト レギュラーの頭文字を取っていますが
意味合いからすると 標準とか、平均値 に近いと思いますが
成人男性では 一番下の柔らかさ という奇妙な状態です。


 
スナップショット 1 (2016-08-25 21-40)


多くのゴルファーは
意味不明ですが、初心者から始まり
ある程度経験者になっていくと
硬いシャフトに移行してゆきます。
本来 シャフトの硬さはその人の体力やヘッドスピードに
応じてのものなのですが、なぜかゴルフのスキルと順応する
モノになってしまっています。

シャフトの使い方 という意味では
シャフトが動くものを使った方が『使い方』は覚える
と思うのですが、
どんどん シャフトの動かない
『使い方』を考えることの出来ない硬さになって行きます。
おかしいですね…
熟練していけば よりシャフトの使い方が上手くなる筈なのに
どんどん 使い方を考えなくてもよい硬さになって行く…
ナニカおかしいですね…(*_*;
私の個人の目で言えば
単に 自分が自分勝手にクラブを振り回したいだけで
シャフトがしなったり、ヘッドが重かったりすると
それが出来なくなるだけ…つまり クラブの使い方が
上達したのではなく、
クラブの機能を殺す使い方が上手になっただけ で
それを「上手になった」というのは
 なんだかなぁ って気がします。

 
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ハミングバード基準で行くと
弊社の 平均的なドライバーの硬さは
 44インチで150cpm 位
120cpmを切るようなモノを使っていらっしゃる
お客様も決して少なくありません。
150cpmの硬さのドライバーからすると
230cpmも250cpmも十羽一絡げに超硬い訳で
150cpmのドライバーを使っているお客様が
異様にヘッドスピードが低い訳でも
飛ばない訳でもありません。
ごくごく 平均的な「オジサンゴルファー」です。
その ごくごく平均的な「オジサンゴルファー」が
150cpmを使えている訳ですから
一般のクラブが如何に硬いか お分かりになるでしょう。

今まで使っていたもの(シャフト)よりも
30cpmも50も70も柔らかくなって
以前よりも飛ぶようになった方は大勢います。

従来の理屈で言えば
ヘッドスピードが速い → 硬い 
硬いシャフトを使っているほど 飛ぶ人? の筈なんですが…。
変ですねー(^_-)-☆



そして 一番大きな違いは
ほぼ例外なく体の痛みと無縁になる
ということですね。



未体験の その手の硬さを知らないゴルファーは
シャフトが柔らかいと ☛スライスする
と言う人が少なくないのだけれど使い慣れてくると
 「柔らかいシャフトはスライス防止効果抜群」の
スライスの打てないクラブになりやすい。

…まあ ここでいうスライスはこすり球のことだけど。


色々利点はあるんですがね…。

 
スナップショット 2 (2014-03-03 22-28)


ゴルフクラブは
まず 第一に

 今…もしくは近い将来の自分の体力に適しているか
が最優先事項です。

その上で 自分の現在のスイング…
☆自分のクラブの扱い方に合わせるか
☆クラブによってスイングを造るか

どちらに重きを置くか の点もとても重要です。


硬いシャフトとは 運動しない・しならないシャフトです。
しならないシャフトを使えば
 シャフトをしならせて~しなり戻して打つことを覚えます。


→そして この使い方のコンセプトは
 グリップ、もしくはグリップエンドを基点に
 ヘッドを動かすためにシャフトがある という考えです。


柔らかいシャフトとは 運動する・しなるシャフトです
しなるシャフトを使えば、逆に
 シャフトをしならせないように使うことを覚えます。

→こちらのコンセプトは ヘッドという重量物を基点に
 その形の創りだす不可抗力を利用して
 グリップを動かす為シャフトがあるという事です。

全く反対ですね。

ですので 自分の使っているクラブ、
これから使うクラブが どっちのモノなのかによって
クラブの使い方、シャフトの使い方に大きな違いがあり
使い続ける間に それを刷り込まれる というか
教育されるわけです。




ゴルフクラブの機能を使いたければ、
ゴルフクラブを利用したければ、
ゴルフクラブに助けて貰いたければ、
シャフトは グリップを動かすモノ
 という前提でスイングを考えるべし(^_-)-☆





ゴルフクラブには 打つ上下左右の角度があり
飛距離とともに、方向を出来るだけ両立させたい筈です。
ところが グリップを基点にシャフトをしならせて
 しなり戻す打ち方ですと、
上下左右の角度・向きが毎回バラバラになり易く
しかも しなる・しならせる ということは
クラブの実質的な長さ変化も起こりますので

目標方向に、出来るだけ再現性のある距離感で、
だけでなく ヘッドのどこに当たるか という問題が
常時ついて回ります。

L型ブリストルパター 開発秘話 その4

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/




一般的なパターヘッド
特にL字は形状がシンプルというか
増やす場所が少ないので軽量気味です。
300gを切るヘッド重量のものも少なくありません。
010

ハミングバードの L型ブリストルパターは 470g
普通のL字の1.5倍強の重さを持っています。

重さを1.5倍にするには 単純にすべてのサイズを
等倍 1.5倍にすればよい・・・というものではありません。
これもそのまま大きくしてしまうと視覚的に歪みが
生まれてしまうのです。

パターは出来るだけ高い重心の方が使いやすく
そういう意味では ソール部に重量の集まりやすい
マレットは一般的な謳い文句では「やさしい」ですけれど
その形状より 転がしというの目的に対し
低重心&深重心過ぎてしまい
実はよい転がりを生み出しにくい特性も持っています。

で この L型ブリストルの場合
全体に対し パターフェースの高さ、タッパ
そして ネックの長さ、太さを
そのほかの部位よりも多めにとっています。

そこにもやはり問題が生まれてきます。

L型ブリストルの一つの特徴である
多めのロフト(多めのバンス角度)と
高さのあるフェースというのが
フェースを左に向いて見える錯覚を生み出します。
初期段階では それをライ角度やらなんやらで
色々やってみましたが
最後は一般のものとは反対の削りで解決しました。

特に 弊社のL型ブリストルはネック部分に
アイアンのようなポケットがあるため
捕まりやすくは感じますが、左を向いて見えやすい
デザインを採用していますから
その部分は大きなポイントになりました。

通常 フェース面の平滑さを作り出す 旋盤(円)加工は
センター部分を下か、ヒール寄りに持ってきます。
しかし それでは 影のつくりやその削りから
よりヘッドが左を向いているような
もしくは フェースの真ん中が凹んでいるような
見え方をしてしまいます。


 
009



このパターに限りませんが
ヘッド重量の重たいパターは
始動がしやすいのが特徴です。
L型ブリストルパターを打った後で
市販の普通?のパターを打ってみてください。
アドレスして。。。アドレスして。。。
テークバックというか、始動がしにくいことが
とても強く感じられると思います。

と同時に 軽いパターは
どうしてなんでしょう…。 
たぶん 本能的にパターそのものにボールを打つ
ボールを飛ばす、ボールを転がすエネルギーが
少なく感じるのか 速く多くヘッドを動かしたくなります。
故に 多くのケース 手でひょいっとヘッドを
動かし始めるので 外に上がりループ軌道に
なりやすい傾向にあります。
ヘッドの重い シャフトの柔らかいパターは
グリップを移動させないと ヘッドも動かない
ということが顕著になるので
ヘッドをひょいっと動かせなくなります。

2018年1月19日金曜日

L型ブリストルパター 開発秘話 その3

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過去のL字パターで
個人的にともかく不満だったのが
『グースネック』なのです。
003

誤解して頂きたくないのは
『グースネック』が嫌いだとか、悪いとか言っているのではなく
そのグースネックと
L字の形が。。。フランジとの関係など
パターの形状として
どのように ヘッドを移動させるか迷わせる
組み合わせだからです。

パターでいう ソールの後方 の部分
後ろに張り出した部分を フランジ と言います。

イメージ的には このフランジは
重心を深くして パターをやさしくする
ミスに寛容にする というのがありますが、
実質的にはその要素は「飾り」程度のもので
本当は その形状がアドレスしているときに
どうパターヘッドを移動させることを示唆する
 ところなのです。

ヒール~トゥ に対して 対称な形状なものは
まっすぐ引かせることを示唆します。

しかし パターにとってまっすぐは
構えてみたときの 上からの真っすぐが重要ではなく
真横から見たときの ヘッドの水平移動なり
ロフト変化の方が 距離感に対しては重要です。

個人の意見はそれぞれかもしれませんが
パターだけでなく アプローチすることの
最優先科目は その距離を打つこと だと思います。

そのためには 優先科目を狂わせる
まっすぐ引かせることを示唆するデザインは
腑に落ちないのです。

また パターのフランジ部分にラインをわざわざ引くのも
納得が出来ない部分でもあります。
パターをデザインするうえで かなりの作り手が
間違えてしまっている部分に感じますが
そのラインとフランジの関係はとても大切です。
002

好き嫌いはともかく
トゥ~ヒール方向に対して対称なものと
進行方向にまっすぐなラインはマッチしたものですが、
やや洋ナシ型の トゥ側の膨らんだタイプのものは
インサイド寄りにテークバックを取らせやすい形状なので
まっすぐ引かせることを示唆するラインとは
相性が悪くなります。
どちらにしていいか 迷う原因になるからです。

ここは デザインとしてもっと要素が絡む大切な部分です。

フランジの形状は
フェース面のかぶりや開き など
フェース面の向きや反りなどにも影響を与えます。
サンプル写真を見ても
フランジの形状によって 喚起される
 パターヘッドの移動方向に違いを感じられるでしょう。
スナップショット 1 (2016-01-17 16-25)


そして 冒頭に書きましたが
その グースネックのヘッドを移動させそうな形状と
フランジの関係はとても大切な関係です。

グースが強いと ヘッドを開閉するイメージもついてきます。
同時に ヘッドそのものを外に上げやすいイメージもついてきます。
それを フランジ部分で上手に消してあげられるか
そこらへんが 設計者の腕の見せ所でしょう。

グースがあって、フランジが対称で、ラインまであったら
ある意味「イップス」製造機になってしまいます。

パターヘッドだけに限りませんが
そのヘッドの 見てくれはある意味とても重要なんです。
003

弊社のブリストルパターは
グースネックにせず
全体重量が欲しかったのと
高重心にしたかったので
ネックを太くして、一見グースに見せました。
ネックのポケット部分にも手の込んだ削りをいれ
実はパターの歯は前に出ているのですが
構えると グース「っぽく」見せています。 

ネック周りからフランジにかけて
切れ目のない きれいなつながりにするため
何度も何度も削りを修正して
今の形に仕上げています。
フランジも含め この仕上がりは
歴代の L型パターの中で唯一無二の存在では
ないかと自負しています。

L型ブリストルパター 開発秘話 その4

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一般的なパターヘッド
特にL字は形状がシンプルというか
増やす場所が少ないので軽量気味です。
300gを切るヘッド重量のものも少なくありません。
010

ハミングバードの L型ブリストルパターは 470g
普通のL字の1.5倍強の重さを持っています。

重さを1.5倍にするには 単純にすべてのサイズを
等倍 1.5倍にすればよい・・・というものではありません。
これもそのまま大きくしてしまうと視覚的に歪みが
生まれてしまうのです。

パターは出来るだけ高い重心の方が使いやすく
そういう意味では ソール部に重量の集まりやすい
マレットは一般的な謳い文句では「やさしい」ですけれど
その形状より 転がしというの目的に対し
低重心&深重心過ぎてしまい
実はよい転がりを生み出しにくい特性も持っています。

で この L型ブリストルの場合
全体に対し パターフェースの高さ、タッパ
そして ネックの長さ、太さを
そのほかの部位よりも多めにとっています。

そこにもやはり問題が生まれてきます。

L型ブリストルの一つの特徴である
多めのロフト(多めのバンス角度)と
高さのあるフェースというのが
フェースを左に向いて見える錯覚を生み出します。
初期段階では それをライ角度やらなんやらで
色々やってみましたが
最後は一般のものとは反対の削りで解決しました。

特に 弊社のL型ブリストルはネック部分に
アイアンのようなポケットがあるため
捕まりやすくは感じますが、左を向いて見えやすい
デザインを採用していますから
その部分は大きなポイントになりました。

通常 フェース面の平滑さを作り出す 旋盤(円)加工は
センター部分を下か、ヒール寄りに持ってきます。
しかし それでは 影のつくりやその削りから
よりヘッドが左を向いているような
もしくは フェースの真ん中が凹んでいるような
見え方をしてしまいます。


 
009



このパターに限りませんが
ヘッド重量の重たいパターは
始動がしやすいのが特徴です。
L型ブリストルパターを打った後で
市販の普通?のパターを打ってみてください。
アドレスして。。。アドレスして。。。
テークバックというか、始動がしにくいことが
とても強く感じられると思います。

と同時に 軽いパターは
どうしてなんでしょう…。 
たぶん 本能的にパターそのものにボールを打つ
ボールを飛ばす、ボールを転がすエネルギーが
少なく感じるのか 速く多くヘッドを動かしたくなります。
故に 多くのケース 手でひょいっとヘッドを
動かし始めるので 外に上がりループ軌道に
なりやすい傾向にあります。
ヘッドの重い シャフトの柔らかいパターは
グリップを移動させないと ヘッドも動かない
ということが顕著になるので
ヘッドをひょいっと動かせなくなります。

ゴルフスイング◆フックグリップ

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グリップ というのは、型ではあるが
自分の動かすための、自分の動作の集約 とも言える。

スナップショット 1 (2013-11-29 10-47)全てが当てはまるとは言えないけれど
フックグリップにしているゴルファーの多くが
フックグリップそのものが目的なのでは無く
テークバックを脚を使って、体を回さず
左腕だけで上げるために、それがし易いように
フックグリップにしているように思える。
 

テークバックを左腕だけで、疑似的に右向きを作っていくのには
右ひじを下に向けて、たためる姿勢が必要になる。
それが フックグリップ という訳だ。

このテークバックの手順が自分に有る限り
グリップを直そうとしても、上手くボールが打てず
10球も打てば、元のグリップに戻り
「自分の動作」「自分のリズム」に戻ってしまう。

右ひじを外に張り、体の向きでテークバックが
取れるようにならないと、フックグリップも
アドレスも変わって来ない。

故に グリップの変更は
少々 気長に のんびりと構えた方が良いと思う。
グリップを変える! と意気込むのでは無くて
自分のスイングの変化のチェック、目安として
グリップを捉えておいた方が良いかも知れない。

例えば ラウンド中
左手の握力が落ちて来ると
左手が自然にフックグリップに
もしくは深く握るようになる
そうなると、アドレスから
左肩が上に張る ような姿勢になってしまい
体が逃げ、開きが早くなり
それが引っかけやスライス、トップなどの原因に成り易い。
そんなところもチェックしておくと良いかも…。

グリップが変化し、上半身の姿勢が変われば
下半身に対するボールの位置は同じでも
上半身に対するボールの位置は変わってしまう
ボールの置く位置とグリップも含めたアドレス
これの不変性 というのが
ミスショット根絶の基本です。

グリップが基本。と言われますが
スナップショット 1 (2013-11-29 10-46)上から打つ
ボールを潰す
ボールをつかまえる
と言う意味が見えてくると、自然とグリップも
変わってくるもの

2018年1月17日水曜日

進化版L型ブリストルパター

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ゴルフ用品に限らないかも知れませんが、
新商品の宣伝 っていうのは
新商品が普及されるまで…行われるもので
ある程度普及してしまうと
恥ずかしくて「その謳い文句」なんて表には出せません。

 
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新商品ごとに、毎回10ヤード伸びるボールがあったら
既に人間は 500ヤード位のドライバーショットを打つことが
可能な訳で、分かっちゃいるけど騙されます(#^.^#)

 
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そんな中 弊社のL型ブリストルパター
進化版になったとは言え、発表時のうたい文句は
まだまだ使える状態です。

 
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パターに悩む人や
パッティングを覚えたい人
距離感がイマイチな人
にとって 理論や技術よりも
あきらかに この「進化版L型ブリストルパター」
手にし、使う方が簡単で早いですし
ナチュラルな距離感をあっという間に覚えられます。

 
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①段違いにボールが伸びます。
 市販のパターと比べると
 ボールの出球はゆっくりです。
 転がりザマの緩やかで速くありませんが
 ボールが減速せず、気持ち悪いほどボールは伸びます。

②距離が合います。
 弾いて打つ必要がまったくないので
 パッティングストロークに応じた自然な距離が打て、
 入る! とは言えませんが、
 距離ミスによる無駄なパット数を大幅に減らせます。
 下り、登り、逆目、順目…
 あまり影響なく 距離が合います。
 ものすごくオリンピックに強いパターです。

③曲がりません。
 これは実際にコースで使用しないと実感できませんが、
 ともかく 曲がりません。
 カップ間際で切れる という事が極端に少なく
 逆に保険をかけて曲がりを予想すると そのまま真っ直ぐ抜ける
 そんな体験をされるかと思います。
 勇気をもってカップの中。
 市販のパターで打つ従来の曲がりの半分程度で
 狙ってみて下さい。

④テークバックの引きやすさは段違いです。
 まあ 手にしたことのないゴルファーにとっては
 宇宙人のような存在の

「進化版L型ブリストルパター」ですから、
 触ったことの無い方にとっては説明のしようがありませんが、
 一般的なパターと打ち比べてみると
 重い 柔らかいのにもかかわらず
 圧倒的に テークバック、初動の取り易さは段違いですね。


比較すると 一般的な市販のパターは
スタートがしにくく、動き始めてからもフラフラ と
特に最近流行っている大型のマレットタイプのモノは
軌道がループになってしまいます。

大袈裟に言えば パターイップス製造機…のようです。

 形状も一役買っていると思いますが、
 ともかくテークバックの初動が動かしやすいと思います。

 
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⑤パットミスが減ります。
 小さな、ゆっくりしたストロークで
 十分な距離が打てますので
 狙い通りに打ちだしやすく、ミスも減ります。


⑥同伴競技者が苦しみます。
 遅いボールの転がり、伸びる距離
 これを目にすると 自分のパッティングに迷いが生まれます。
 ここは速いの? ここは順目? 下り???
 「進化版L型ブリストルパター」のパッティングが
 参考にならないばかりか、同伴競技者を混乱させます。
 
 まして、朝一の練習グリーンで
 「進化版L型ブリストルパター」を打たせてしまうと
 その同伴競技者の一日は散々になってしまう可能性が…。


 
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 買って頂いている私が言うのもなんですが
ここまで欠点の無いパターも皆無に等しく、
パッティングの悩みから生涯解消される
素晴らしい逸品だと自負しています。

2018年1月16日火曜日

ゴルフクラブレディースクラブについて感じること❶

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シャフトの分類で
X …エクストラスティッフ
S …スティッフ(硬い)
SR、R…レギュラー(標準? 普通?) と来て
L …レディース

次に 性別である レディース
 という のがとても違和感がありますね。

シャフトの硬さなのに いきなり女性用???
ソフトとか・テンダーではダメなんでしょうかね…。


男性であっても高齢になって
若い女性と体力が逆転している可能性も
否めない訳ですから、女性用としたら
その方たちもそれを手にし難い分類名に
なっているような気がします。

シャフトの硬さ だけではないですが、
女性と男性の体力差 を考えるのなら
そこはもう少し分類が細かくても良い気がします。
が…販売量に左右されますので難しい…とも言えます。

性別とクラブの関係、そこに年齢も絡むので
運動経験や日頃の運動などにも差があるとは思いますが、
78歳の男性 と 55歳の女性 で
どちらが ハードなクラブを使うべきなのか
非常に判断の難しいところなのですから
それをバッサリ 性別で区切ってしまうのは乱暴と思います。

そもそも ゴルフクラブを選ぶ際、
性別で選ぶものなのか
経験・技量で選ぶものなのか
ある程度 目安をちゃんと作るべきだと思います。
私個人は
ゴルフクラブを選ぶ基準
1.めざすもの
2.体力

 だと思います。

スナップショット 1 (2013-01-17 23-44)


最近は女性のゴルファーが増えている と聞きます。
統計上は その数値ははっきりとは表れてきませんが、
女性ゴルファーが増えるのは 華やかにもなりますし
大変喜ばしいことです。


女性に限りませんが、体力として
丁度、『そのあたりのゴルフクラブを使うかも』
 と言う人にとって
今 現在 ゴルフ用品業界は

「適切な、相応なクラブを一切売っていない」
悲しい…苦しい…という状態です。


女性の弱点を元にクラブを考察してみます。




❶浮力

女性ゴルファーにとって
高さや回転も含めた 浮力 というのは
とても大きなキーワードで
それが『飛ばし』にもつながってきます。

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浮力の要素である回転を増やすため
意図的なこすり打ち にしたとしても
それが有効なのは ヘッドスピード32ms以上の場合が多く
それ以下では ボール速度が足らず、
やはり失速になるケースが少なくありません。

簡単に ヘッドスピード32ms と言ってしまいますが、
それを平均して超える 体力 は
女性の中では「飛ばし屋」に属するレベルです。



👉最悪なのは『普通の男性用』クラブを選ぶことです。

女性、もしくは体力的にそれに相応するゴルファー
(以下 総称して女性ゴルファーを呼びます)
にとって、問題なのは まず ロフト です。

昨今 困ったことに
 コスト削減のために 女性用、シニア用のロフトが
12度になってしまったことも非常に大きな問題ですが、
ボールを上げるのに困る
ボールに浮力を付けられないことが問題な
女性・シニアに
ごく普通の 男性用10度~11度 なんていうのは
 『ゴルフを上手くなりたくない』
 『ゴルフは今だけ。歳取ってからはやらない』
 『からだを痛めやすいスイングを覚えたい』
 『練習の鬼になりたい』

と言っているのと同じです。


男性用のゴルフクラブでスイングを覚えた人の
スイングは正直 女性としてあまり美しくない
乱暴なスイングです。
そして、そのスイングはある年齢になってから
男性以上にゴルフに、飛距離に、スコアに苦しむことになり
後述しますが、自分以外のゴルフ環境があるので
のちのちスイング改変・クラブ改変するのは
用意ではないので とても注意が必要です。


学生さんやスポーツ選手などを除いて
女性が「男性用のクラブ」を使って
ゴルフをしたり、特にスイングを覚えたりするのは
百害あって一利ありません。
長くゴルフを楽しみたい、
ある程度年齢を重ねてからも楽しみたい女性ゴルファーは
 よくお考え下さい。

 

パターが『下手』になりたかったら…

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パターを下手、苦手にするのは簡単です。
下記の取り扱い説明に従い、一か月もあれば

生涯を通しての「パター下手」の一丁あがり です。




まずは用具の面から

❶軽いヘッドのモノを探しましょう。

 特に見てくれが大きいのに
 実際の重さ(ヘッド重量)が軽いのは最高です。
 そう言う意味でもマレットは最高
 長く使えば イップスへの道 まっしぐら 迷わず進めます。

 軽いヘッドのモノは飛びませんから安心。
 必要以上の大きなストロークが覚えられます。

 20mを超すようなパッティングの際、
 ダフリやトップも体験できますので
 大変スリリング かつ エキサイティング です。

スナップショット 2(2016-11-24 20-30)


❷硬いシャフトのモノを探しましょう。

 マレットのベント(曲がった)シャフトは良いですね~!
 シャフトが硬いとヘッドを『より感じにくいので』
 テークバックの初期が動かし難くて最高です。
 また 微妙なタッチが出来ませんから
 距離感を気にしなくてすみます。

 
スナップショット 1 (2016-11-24 20-30)


❸マレットの大きなヘッド は良いです。

 対称性の強いヘッドはテークバックの引くところが
 間違った方向で覚えやすいのでお薦めです!

 妙な飾りのついた 角の生えたようなタイプは
 パットすることが「トラウマ」になるほどの効果があります✋

スナップショット 3 (2016-11-24 20-31)


❹ラインや模様のあるマレットは最高です!

 テークバックしていく方向や
 ボールを打っていく方向にラインや模様のあるモノは
 ラウンド中 引き方(テークバックの取り方)に
 迷いを生み出しますから最高です。





今度はパッティングストローク面で


①前傾姿勢は出来る限り深く取りましょう。
 おでこがボールにかぶる位なんか最高です。

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 この構えを覚えれば、辛いから練習しなくて済むか
 整体師さんや整骨院が儲かるのは間違いなし!
 世のため、他人のため です。

 …多少、腰が痛い位の方がベテランゴルファーらしくて
  良いかも知れませんよ✌



②両腕で五角形を造り
 背中、肩を揺さぶってストロークします。

 

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 15㌢や30㌢、下りの微妙なストロークも
 背中の大きな筋肉なら 微調整要らずで打てます。
 ビビって打てば良いだけです。
 👉巷ではこれを
ショルダーストローク
  と呼びますが和訳すると「ギッタンバッコン」です。



特に このショルダーストロークとマレットタイプの
   パターとの組み合わせは最高!


 
生涯を通して、距離感を身に着けずに済みます!

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 ショルダーストロークとマレットを組み合わせると
 ほとんどのショット(パッティング)が
 歯でボールを打つことになるので
 フェースにインサート(異素材)が入っているものなど
 そのインサートで打たず、摩耗しませんから
 とても長く使えますが、だいたいの場合、
 そのパターの価格や知名度がどんなであっても
 かなり早い頻度で買い替えることになりますので
 業界は大喜びです✋


❸振り子で振りましょう

スナップショット 1 (2014-01-20 18-21)
パターを振り子で振ると
ヘッドが真っ直ぐ動いて見えます。
自分からは真っ直ぐ動いていますから
ボールが目標方向に行くような気がしますから
とても安心です。

パターで重要なのは
「自分の打ちたい距離をしっかり打つ距離感」ではなく
狙った方向に真っ直ぐ転がる「ような気分」がすることです!
✊その期待は裏切りません✊

その代わり、アプローチの時、待望しているスピンが
雑誌やレッスンなどで言われる オーバースピンが
とても多く入り、お望みの通り とてもよく止まります。
毎回 パターでアプローチしてると考えれば 良いのです。
下手にカップまで届かせようとすると
 概ね引っかかりますから、下手なあがきはしない方が良いです。


 重心が深く、ヘッドが前に出易いマレットと
 上下にゆりかごのように振るショルダーストロークの
 組み合わせは アッパースイングが強くなりますから
 ロングパットでは 手前をダフッたり
 空振りに近いようなトップも出ますのでご注意ください✊

 
スナップショット 2 (2013-04-13 23-00)スナップショット 1 (2013-04-13 23-00)






ストローク・・転がりの特徴

 おそらく 今一番多いであろう
 ギッタンバッコン…失礼…ショルダーストロークと
 マレットパターの組み合わせは
 初速は速いですが、スピンが効いて、ボールは良く止まります
 
ボールが伸びず、カップ手前で止まるので安心です✋

 カップ際の傾斜や目にも敏感ですので、
 キャディーさんの指示よりもワンカップ多めの曲がりを
 想定してください。

 また この組み合わせだと 特殊な場合を除き
 ほとんどがショート目のパットになりますから
 返しのパットをしなくて済むので安心です✋

 
注意点
 通常のパッティングや登りのパターでは
 スピンが効いて、良く止まりますが、
 下りにおいては よく伸びます。
 通常に打つより 少々ビビり目で打った方が得策です。