シャフトの分類で
X …エクストラスティッフ
S …スティッフ(硬い)
SR、R…レギュラー(標準? 普通?) と来て
L …レディース
次に 性別である レディース
という のがとても違和感がありますね。
シャフトの硬さなのに いきなり女性用???
ソフトとか・テンダーではダメなんでしょうかね…。
男性であっても高齢になって
若い女性と体力が逆転している可能性も
否めない訳ですから、女性用としたら
その方たちもそれを手にし難い分類名に
なっているような気がします。
シャフトの硬さ だけではないですが、
女性と男性の体力差 を考えるのなら
そこはもう少し分類が細かくても良い気がします。
が…販売量に左右されますので難しい…とも言えます。
性別とクラブの関係、そこに年齢も絡むので
運動経験や日頃の運動などにも差があるとは思いますが、
78歳の男性 と 55歳の女性 で
どちらが ハードなクラブを使うべきなのか
非常に判断の難しいところなのですから
それをバッサリ 性別で区切ってしまうのは乱暴と思います。
そもそも ゴルフクラブを選ぶ際、
性別で選ぶものなのか
経験・技量で選ぶものなのか
ある程度 目安をちゃんと作るべきだと思います。
私個人は
ゴルフクラブを選ぶ基準
1.めざすもの
2.体力
だと思います。
最近は女性のゴルファーが増えている と聞きます。
統計上は その数値ははっきりとは表れてきませんが、
女性ゴルファーが増えるのは 華やかにもなりますし
大変喜ばしいことです。
女性に限りませんが、体力として
丁度、『そのあたりのゴルフクラブを使うかも』
と言う人にとって
今 現在 ゴルフ用品業界は
「適切な、相応なクラブを一切売っていない」
悲しい…苦しい…という状態です。
女性の弱点を元にクラブを考察してみます。
❶浮力
女性ゴルファーにとって
高さや回転も含めた 浮力 というのは
とても大きなキーワードで
それが『飛ばし』にもつながってきます。
浮力の要素である回転を増やすため
意図的なこすり打ち にしたとしても
それが有効なのは ヘッドスピード32ms以上の場合が多く
それ以下では ボール速度が足らず、
やはり失速になるケースが少なくありません。
簡単に ヘッドスピード32ms と言ってしまいますが、
それを平均して超える 体力 は
女性の中では「飛ばし屋」に属するレベルです。
👉最悪なのは『普通の男性用』クラブを選ぶことです。
女性、もしくは体力的にそれに相応するゴルファー
(以下 総称して女性ゴルファーを呼びます)
にとって、問題なのは まず ロフト です。
昨今 困ったことに
コスト削減のために 女性用、シニア用のロフトが
12度になってしまったことも非常に大きな問題ですが、
ボールを上げるのに困る
ボールに浮力を付けられないことが問題な
女性・シニアに
ごく普通の 男性用10度~11度 なんていうのは
『ゴルフを上手くなりたくない』
『ゴルフは今だけ。歳取ってからはやらない』
『からだを痛めやすいスイングを覚えたい』
『練習の鬼になりたい』
と言っているのと同じです。
男性用のゴルフクラブでスイングを覚えた人の
スイングは正直 女性としてあまり美しくない
乱暴なスイングです。
そして、そのスイングはある年齢になってから
男性以上にゴルフに、飛距離に、スコアに苦しむことになり
後述しますが、自分以外のゴルフ環境があるので
のちのちスイング改変・クラブ改変するのは
用意ではないので とても注意が必要です。
学生さんやスポーツ選手などを除いて
女性が「男性用のクラブ」を使って
ゴルフをしたり、特にスイングを覚えたりするのは
百害あって一利ありません。
長くゴルフを楽しみたい、
ある程度年齢を重ねてからも楽しみたい女性ゴルファーは
よくお考え下さい。
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