2019年9月22日日曜日

ヘッドを返すスイングをしているとフェアウェイウッド打てませんよ

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ヘッドを返す動き
というのをスイングの中でしようとすると
イメージの中では ヘッドが横方向に回転する動き
を持っていたとしても
実際のスイングの中では
左グリップの対し、右グリップを下に入れる
左右のグリップの上下関係を反転する動きで
実施することになります。

スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)

スイングと言う 大局、大きな流れの中で
下に向かい、どこかで反転して上に向かうという
なだらかな円弧の中に
ポコッと "でべそ"のような 下へのふくらみを作るコトになります。

大局の下に向かう流れの中で
ボールをとらえようとしていて
インパクトの直前で 下にヘッドが膨らむ のなら
ダふっちゃいますから 瞬時に伸び上がったりして
円弧に馴染ませるよう、空間を作り出さなくてはなりません。


これを そこそこ動作の速いウッド、ユーティリティクラブ、
しかもインパクト直前に・・・
しかも傾斜が有ったり・・・
一般的にフェアウェイウッド・ユーティリティクラブを使う局面は
アイアンよりも緊張感も高いでしょう・・・ そんな場面でやるんですか?
004
✊サイコーに上手く行って ひっかけ
 だふりやダフリチョロ、トップが出る確率は
 スライスになっちゃうより高いんじゃないですか?

引っかけを打つ人でも
フェアウェイウッドを打つ場合は そこそこボールを左に置きます。
ヘッドを返すスイングは
 アドレスよりもかなり右に最下点が来ますし、
跳ね上がりも想像よりも急上昇です。


これを想像すると
その打撃方法を妄信している人の多くが
フェアウェイウッドが苦手なのは必然 と言えるのではないですか?

ダフリなども含め 相当なスピードで
根こそぎ 打ってしまえるパワーがあればいいですけど…。
  オジサンには辛いっす・・・・・・・・・

ゴルフをやり始めた初期段階で
たった一言
「ボールをつかまえるのは ボールとフェースの縦の関係」
もしくは
「つかまれば 距離と方向は両立できる」
と知っていれば 一切無い、気にしなくてよい話なのです。
IMG_0526

せめて、上から打つ、上からつぶす であっても
×「ヘッドを上から入れる」ではなく
●「フェースを上から入れる」の一言

ゴルフを始めたばかりの人への後々の影響は
計り知れなく大きいと思うのですがね・・・。



ネガティブな話でごめんなさい なんですけれど
この間違いには 弊害がたたき売り出来るほど有り余っています。


ボールをつかまえる を
フェースターン、ヘッドの返しを信じて止まないと
手を返す動きは スイング中 グリップの上下関係の入れ替え です。
この動きは 腕 ではなく、
殆どの場合 左右の肩の上下の入れ替え で実施されています。
これを練習し続けると、
誤っている目標にまい進すると、
それを実施するには 肩より下の動きを止めて
肩だけを動かす瞬間が必要で、
『からだ』の回転の 「からだ」と言う部分を肩 と思うようになります。
✋あまりに痛すぎる誤解・・・
そして 左右の肩を上下に入れ替えるため、
それを行う時点で、アドレスの傾きによって形成されるはずの
スイング軌跡の傾きがより 縦、アップライトに変わります。
スナップショット 1 (2013-03-29 22-59)スナップショット 2 (2013-03-29 23-00)







最近のプロのスイング、インパクト付近からフィニッシュを見れば
腰ラインの傾きに対し、肩ラインの傾きの差が
年々大きくなっているのに気付く人もいるのではないか・・・と思います。

mh
左サイドは極限まで延び
右サイドは極限までつぶれ
 しかも ほぼ全体重掛かって。。。
   腰痛にならないのがおかしい位です。

腰は90度左向いているのに
肩は無理やりボール向き・・・首痛めませんか?


それらを全部ひっくるめて
つかまえるコトを知らない、間違って認識しているに過ぎません。
全部そこから始まっているのです。
その間違っている認識を
多くのゴルファーは さらに成熟させようと
練習場でボール打っているのですから・・・
なんと言って良いのか、喜劇を通り越して、悲劇の世界です。

2019年9月21日土曜日

正しい ドローボールのすゝめ

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ゴルフクラブはごく普通に使えば
ボールには左回転・フック回転が入ります。
u=341495341,3618090510&gp=0

それはパターであっても同じです。

意図的に! を除けば
ボールに右回転が多く入る というのは
そのまま クラブの機能を有効に使っていない証
とも言えるのです。


縦の回転と横回転との割合にもよりますが、
だいたい フックボール・ドローボールの場合
縦回転 4 に対し 横回転 1 の割合を超えると
左に曲がり始めます。
それ以下の場合、打ち出しの方向に飛び 曲がらないボールです。

具体的に言えば
ドライバーで 縦の2500回転 に対し 700回転位まで
回転は入っても ボールの曲がりにはなりません。

u=3097821428,2706946096&gp=0

ただ ゴルフクラブの構造上、
フック回転が入る際は、ロフトも締まっているケースが多いので
縦の回転は思っているよりも少なめになりますから
原則、左回転の入った弾道は左に曲がり易くなります。
そういった関係でも 距離が出やすいのです。

 有り余った飛距離でない限り フック回転を入れた方が
 楽に距離も稼げますし、実はアプローチで
 スピンを効かせてブレーキをかけるにはフックの方が有利です。



ボールの打ち出しの左右方向は
フェースの面の向き というよりも
振った方向に出やすいモノです。

左回転のボールは
打ち出された方向よりも 左に曲がる(易い)のですから
曲がるほど 目標から離れていくのでは芳しくありません。
スナップショット 1 (2014-04-20 10-03)

つまり… ヘッドターン、スライスを避けるためにフェースターン
させる人は あわよくば フック・ドローにしたいのに
ヘッドを返す ということは 左に振り抜くことになるので
望外の結果のフックになった時に
その曲がり分 どんどん 目標から離れてしまうのですから
成功しても、失敗しても 良いことが無いのです。

正しい フック回転のボールは
フェースターンがあったのでは それがフック回転の成功になっても
弾道としては成功につながりません。

フェースターンする 左回転は 単にひっかけ でしかなく、
右を向いて ひっかけて打つことを身に着けても
空中にあるドライバーはなんとかなっても
地面から打つクラブ、アプローチに苦労することになります


正しい ドローボールは フェースターンでは出ません。

2019年9月20日金曜日

ゴルフ用語◆不可抗力

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辞書を引いてみると

  人間にはあらがえない、逆らえない力 一般の事を指します

この言葉は 保険用語や法律用語 不動産用語に中にも
頻繁に登場します。
 そして この言葉の反対と言う意味では無く 対になる言葉が
  「仕方がなかった」
というのがあります。


GOLFsystemWORKS K99


車の運転中に頻繁に起こる事ですが
車がカーブに差し掛かります
その車の性能、路面状況、タイヤの性能や状態によって
車は道なりに走ろうとするスピードに対し
外に飛び出ようとする力が働きます
 どのスピードからは 各シチュエーションによって異なると思いますが
必ず タイヤの向いている角度よりも ややずれたアングルに
車は進むのでしょう。  確かこれをスリップアングル と呼んでいたと思います

自分の動かした物、自分自身にも 動かした方向やスピード、強さに対し
必ず 自分の意に反するような力が掛かる訳です。

ですから 車の場合 その総合的な性能を超えてしまった場合
外に飛び出るような事故になってしまったりするのです
            {運 転 は 気 を 付 け て}

それと同じで ゴルフクラブにも
動かしていない時は 長さ×重さ だけで済んでいますが
動かしている時には それにスピードの二乗倍 以上の力が
かなり複雑に掛かります。

ゴルフクラブを スウィングと言う中で動かせば
クラブ全体には 外に膨らもうとする力や 下に落ちようとする力
クラブヘッドにも 独自にその力が加わり
動かしている最中 ずっと複雑に力が掛かります。


良い練習方法とは言えませんが
人のいない 広い所で クラブを離す スウィング中に放り投げる
指示をされると 意外や意外 初めて行う人は
自分の意図に反した あらぬ方向にクラブを放り投げてしまうモノです


☆ボールを打つ
☆クラブを振る
  この行為には 重力が存在している限り
  絶対に いろいろな重力 遠心力 等 不可抗力が存在します
  殆どの場合 その不可抗力に動かさせられている と言っても
  言いすぎではありません。

ある程度 その不可抗力を計算に入れて 上手く打とうとしても
その不可抗力は 全部を計算式に出来ないほど複雑で
特にヘッドを振ろうとしている
シャフトを振ろうとしている   ヘッドターンをしようとしている人の
不可抗力は 無限のバリエーションを持っていると言って良いでしょう

  それを味方に付けるか あくまでも人力によってそれにアガナウか
    そのどちらかだと思うのです

ゴルフクラブの場合 かなり立体的に動きますし
かなり動かすものは偏芯・偏重した物体です





道具…辞書から抜粋してきました

(1)物を作り出すため、あるいは仕事をはかどらせるため、
  また生活の便のために用いる器具の総称。
(2)他の目的のための手段・方法として利用される物や人。
(3)仏道修行に用いる用具。僧の必需品や修法に用いる器具


ゴルフの場合 当然 (1)が正しい筈です
 人間の体だけでは あんなに遠くへ あんなに正確には
 ボールを飛ばすことが出来ませんから…


しかし 道具を持った方が難しくなってしまうのは
  (3)の回答です。
本来は 人間が楽をしたい 作業効率を上げたい 為に存在する
筈の「道具」が人間を苦しめる  
 本末転倒……この言葉、まさにこの為にあるような気がします

人間が1000回も10000回も繰り返し 出来ない動作
 答えの出ない動作   ゴルフショット以外に何かあります?
  そろそろ その行為 動作 
   そのモノの目標が間違っている って気付いても良い頃?
     じゃありませんかね


    楽する為    効率を上げる為
こんな便利な世の中になったのに
 道具を持った方が上手く出来ない
  こんなコンピューターが進んだのに
   基本設計 基本構造は変わらず
    原点の形はあまり変化のない ゴルフクラブ
   
   それに「理由」が隠されているって思いません?
   それを無視し 体の動かし方ばかり考えていても
   こんなにやっても こんな人数でトライしても
   こんな長い歴史を過ごしても答え見つからなかったんです



     自分の側から クラブを見るのではなく
     クラブの側から 自分を見つめる時が来たのでは
                   ないでしょうか

2019年9月19日木曜日

『つかまえる』 は ショットの基礎中の基礎

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では 間違っている方の『つかまえる』 と
    正規の『つかまえる』の習得過程を比較してみます。



間違った『つかまえる』は開いたフェースを回転させて閉じるコト
右に倒れたヘッド(トゥ~先端)を回転させて左に倒すことです。
その行程を成すと、同時に 遅れていたヘッドがグリップを追い越す様な具合になります。
ですので 教えるコーチによっては ヘッドがグリップを追い越すコト と
言う場合もありますが、まあ ハミングバードからは見ると
くそも味噌も一緒の状態なので どっちでも良いです。

BlogPaint

意識はしてないと思いますが、
ヘッドを回転せるのも、ヘッドがグリップを追い越すのも
腕であっても、体であっても、グリップが等速、もしくは加速状態で
移動している限り、ほぼ絶対に不可能です。
ウサギと亀の追いかけっこのようですが
等速であれば その関係はほぼ一緒のまま(若干ヘッドの方が遅れが増えますが)
加速状態であれば、その加速で増すヘッドの重量分だけ、より一層遅れます。

つまり ヘッドターン、フェースターン、ヘッドが追い越す行為は
どこかで グリップの移動の減速、もしくは停止が必要になります。

ですので ダウンスイングで グリップを動かさず、クラブを動かさず、
まずは体を開き、からだの回転を停止できる準備をします。

からだが減速を始めると 腕やクラブに付いた慣性の影響で
グリップ、クラブが動き始めますが、
ヘッドを、シャフトを反転させるため どこかのポイントで
左グリップを停止できる場所に向かいます。

停止するために 左腕は突っ張った状態がいいですね。
ヘッドを返したり、シャフトをターンさせる遠心力
クラブのグルんグルに耐えるられるように
クラブは鉄棒を握るようにがっちり握ります。

IMG_0002

からだを止め、左腕を止め、グリップを止め
ヘッドを返し、シャフトをターンさせます。
その時の遠心力によって引っ張られたのは
からだを上に蹴って、上に逃げましょう。


 うわ 恰好ワル・・・


 これを教えるのって・・・日本整〇師協会とか
 整〇院から バック出てるのかしら・・・。  冗談です。



ヘッドを、そしてクラブそのものを回転させますから
ヘッドの高さ変化、即ち 高さに対するヘッド軌道
ヘッドのターンによるヘッドの軌道影響
フェースの向き、
ロフト具合、
これらが かなり高速な中で無限な種類を生み出せます。
それを大部分、意識的に止めた体で調整
つまり その瞬間は動作していない動作?? で
修正したり、復元したりしようとするのです。
違う見方であれば 途中ヘッドをボールに放り投げてるの似ていて、
なんだか ヘッドとボールが当たるので一杯、
そこにフェースの向きやロフト角度など。。。。
ヘッド自体をスライドさせて投げてボールにぶつけるなら、まだしも
回転させて・・・となると 私には出来ません。ギブアップです。



 
IMG_0526



一方 正式な『つかまえる』 は全部のモノが一緒に動きます。
それを実際にするのは 疑似『つかまえる』の反対で
動きによって 重さの増えるクラブや腕から でないと
結果、同時は作っていけませんし、
クラブの形状、構造は ダウン させやすいためのモノ ですので
それを率先して利用してしまいましょう。

フェースが上からボールを抑えるので
インパクトで止まってはダメです。

永続的に からだの回転なり、グリップの移動は不可欠です。

一定に下に向かってのインパクト、衝突になりますから
体の左向きによって、その方向がインパクト後 上になるような
時期設定、タイミング、順序が大切です。

おもちゃの鼓笛隊-163フレームショット

ヘッドの遅れは ロフトの立ちになるので まるっきし 放っておいてOK。
ゆるゆるにしない程度です。

グリップが早くインパクト通過点、ブレイクラインを割りたいので
出来るだけ近道、出来るだけ直線、出来るだけ早いタイミングに
クラブの重さも使いながら 下げる・・・
下げるというよりも 脱力して グリップを落とす に近い感覚です。

2019年9月18日水曜日

からだの回し方を知ればテークバックも変わってくる

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日本のゴルファーの【下半身】です
下ネタ…ではありませんので、、、あしからず。


多くの、ほとんどと言えるほどのゴルファーは
このような テークバックの廻り をします。


14411699592521






写真の上部はカットされていますが
この下半身だけ をみて 右を向いている と呼べます??
上半身をねじっているだけ。。。ですよね?


16176240353720






それは 一つに 回転する速度 ⇒ 飛ばしの命 と信じているからです。

まずはそこ考え直してください。

回転する速度 ⇒ 飛ばし は 嘘 とは言えませんが
多くのケース それをしようとして
ロフトを増やしてしまい、高さやスピンばかりが増えています。

その腰使いでは 相手は喜びません・・・・ おっと 失礼💧
その腰使いでは かなり高確率で ロフトは増え、ボールは飛びません。
逆に遅く回転したより 飛ばなくなってしまいます。

皆さんも経験上、なんだか ゆっくり、ゆったり動いた時の方が
遠くに飛んだ‼ と言う経験を多くお持ちではありませんか❓


このテークバックはここから
左腰を切ろう としている意志が見え隠れします

AZEJ5123_Moment(2)
AZEJ5123_Moment











彼女はプロです(ごめんなさい 名前は知りません)
典型的な腰切りのスイングです。
彼女は若く、体に切れも有り、本来であれば
無駄なハイボール、無駄なHighスピン、場合によってはスライス
になってしまう筈の動きを 過去の研鑽によって
プロでやっていけるショットを作り上げています。

このスイング、このタイミング というのはプロ
 であるが故の 神業です。 さすがとしか言いようがない。
この動きやこのタイミングは
誰からも教われませんし、教えることも出来ません。
このスイングにおいては 彼女がオリジナル です。

それを ほぼあらゆる面において劣る 
オジサンおばさんゴルファーがコピーしても
よく言う 「劣化コピー」にしかなりません。
オリジナルが極限に近いタイミングが故に
「劣化」だけした 似ても似つかないショットになるだけ です。



ま それは兎も角。。。

AZEJ5123_Moment(2)
AZEJ5123_Moment











このスイングには 右向き⇒右向きの戻り~正面を介して~左向き
 「都合180度の向きの変更」 と言うのがなく
正面⇒左向き という半回転「90度の回転」しかありません。

高速な動きを写真で切り取っているので
少々 無理のある動きが強調されてはいますが、
そうは言っても 非常にロフトの立ち難い
開いた状態、振り遅れた状態で打つ
そして 体のあちこちに無理がある  と想像がつくはず です。

🔴上から打ちたい
🔴インサイドから打ちたい

と言っているのであれば
👉上から打てる環境
👉インサイドから打てる環境
 を
テークバックで作らなければ ショットする以前に不可能です。



例えば彼女であれば こうやって 無理やり打つ訳ですが


AZEJ5123_MomentAZEJ5123_Moment(3)AZEJ5123_Moment(4)







こうやってショットするのなら もっと遅いヘッドスピードで
ロフトの寝ない、これよりもロフトの立つ状態でボールを打った方が
同じ距離、もしくは もっと飛ぶ可能性があります。

AZEJ5123_Moment(4)また ハミングバードが こういう打ち方をお薦めしない
 強い理由には このインパクトは
自分の右腰の横 でボールをさばいています。
で、 あるのならば
アドレス時の構え の意味が希薄になり
非常におざなりの、格好だけのアドレス、
セットアップになり易く、
環境やコンディションの変化に対し
適当なアドレスになり易くなりますし
ラウンド中も変化しやすくなります。

その距離を打つのに 不必要な程ヘッドスピードが必要になり
その上、見ての通り からだによろしく…ない です。

✋どう考えたって スライス製造機のからだ使いじゃないですか・・・

2019年9月17日火曜日

ヘッドアップも体の回し方次第

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腰の使い方・・・いえ 使わない方は
色々な問題を解決しますので、ゆっくり、少しづつでもいいので
素振りから始め、ドリルをしてみて下さい。
 
IMG_0736_Slomo_Moment

自分の背中に縦長の長方形 両肩と両股関節、お尻でも良いです
この長方形のイメージをもって
ゆっくりした動きで 出来るだけこれを捩じらず
長方形のその形を維持したまま 向きを変えます。
 

 
❶例えば インパクトのヘッドアップも これが原因

インパクトでヘッドアップしてしまう…の多くもこれが原因
切り返しから 左腰を切る

…その方向はボールとは反対の、ボールから離れる方向になります。

からだはひねられるコトになって、上半身は腰の上に乗っていますから

上半身、含む顔や頭もボールから離れるのは必然。

もう悪手の連続になりますが、そこで㊧の壁 を作って
腰のボールから離れる横の動きに逆らい、肩回り、を残そうとすれば
肩回り、当然肩より上の顔や頭は上に逃がすしか道がありません。
自然にしていれば ボールから離れる、横に離れていくのが
縦にはなれることになりますから 傍から見れば
頭、顔の位置は高くなります。
 
IMG_0770_Slomo_Moment(5)
 

それを無理やり残す ボールからの距離を維持しようと
横にも、縦にも離れないようにすれば 首や背中を痛めるコト になります。
 
アドレスを基準に、テークバックしていけば
スイングは回転ですから、『顔なり、ボールと目との距離』は横に離れます。
アドレス時の後方方向に ボールから遠ざかります。
ですので 当然、切り返してからインパクトまでは
その離れた分、近づいて、一番近づいた辺りがインパクト です。
それは体自体も同じです。
厳密にする必要はありませんが、
ダウンスイングからインパクトに掛けては
ボールに近づき、一番近くなる辺りがインパクト です。
 
ですので からだの回転の仕方を変えず
無理やり ヘッドアップを治すのは からだを痛めるという危険が伴うのです。

2019年9月16日月曜日

フォローで左ひじが抜けるのも 回り方次第…です💧

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この体の回し方
腰の使い方・・・いえ 使わない方 は
色々な問題を解決しますので、ゆっくり、少しづつでもいいので
素振りから始め、ドリルをしてみて下さい。
 
自分の背中に縦長の長方形 両肩と両股関節、お尻でも良いです
この長方形のイメージをもって
ゆっくりした動きで 出来るだけこれを捩じらず
長方形のその形を維持したまま 向きを変えます。
 
IMG_0736_Slomo_Moment
 
 
❷インパクトから、インパクト以降に掛けて
後方から見て 左ひじが抜ける と言うのを悩んでいる人がいます。
これも変わらず 同じ原理です。
 
 
切り返しから左腰を切れば左腰はボールから離れていきます。
 
AZEJ5123_Moment(2)

その代わり 必然的に 右肩、右上半身はボールに近づきます。
 
AZEJ5123_Moment

このまま当たれば アウトサイドインのひっかけか、
どテンプらのようなスライスです。

トンでもレッスンの教科書通り、ヘッドターン、クラブを返すわけですが、
🔴左サイドは離れつつある、
🔴右サイドは近づきつつある
本来であれば 左腕は伸びて、右腕を伸ばせません。
 
AZEJ5123_Moment(3)

そりゃ そうですねー。腕の生えている所とボールの位置関係上
そうなるのが普通、自然です。

それでも右腕を伸ばさないと
 当たらない、ヘッドも返せませんし、飛ばない
の3重苦になってしまいますから 伸ばします。

左グリップを離すわけにも行かず 右グリップがクラブを押せば
からだに沿って横に、左に左腕を逃がすしかありません。
飛球線の方に伸ばしたくても、
左サイドは右サイドよりもうんとボールよりも
横も縦も離れているのですから…。
結果 後方から見ると
 左ひじを横に抜いたような形になるのです。
それを無理やり 伸ばそうとするのには
腰は横に、左に逃げるけれど、
肩周りはより上に逃がさないといけなくなります。
体重は㊨にがっぷり乗った明治の大砲になるでしょう。
はて 左が抜けた方がいいのか、
   明治の大砲になるのがいいのか
 
どちらもダメです。
AZEJ5123_Moment(4)

この一連の動作はずっと 体重を㊨の腰に掛けたまま 行います。
左腰は伸ばし、右は縮める、痛そうです…
若い復元力のある関節や筋肉なら まだいいですが
我々の年齢ではさすがに無理があります