2017年6月11日日曜日

アプローチ考察

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/
☞ハミングバード YouTube https://www.youtube.com/user/HummingBirdSports?feature=mhee



少々アバウトですが
ここに 3種類 のクラブがあったとします。
長さなりにヘッドの重量やシャフトの硬さ等は同等 と規定します。
このクラブで 20m位のアプローチをするとします。
ロフト50度
①長さ38インチ
②長さ35インチ
ロフト35度
③長さ35インチ


この3つを比較すると
①打ち出しが高め スピンは少な目 
②打ち出しが低め スピンは多め
③打ち出しは中間 スピンは中間
です。

似たような距離は飛びますが、
着弾時スピンが効きやすいのは②で
①③は着弾後もだらだら転がる感じになり
③の方が止まるところ、と言う意味で 一番遠くまで飛びます。

②に比べると③は 1~2割遠くまで行くでしょう。

また ①③の弾道はスピン効果が少ない為、
着弾時のライ(登り/下り)、地面の状態に左右され易くなります。

ボールの止まるところ と言う意味では
③ ① ②
と言う順の距離、③が一番遠くまで転がり、②が一番飛びません。

この話が何を指しているか というと
✋前傾姿勢がスイングの入射角度を作る
✋ロフトの作るスピン効果は その上下に移動する軌道に対する
 フェース面(ロフト)の角度

 が弾道・ショットのメカニズムです。
一般的に行われている
ショルダーを揺さぶって行うアプローチでは
アプローチウエッヂなり、
サンドウエッヂなりをもって
グリーン周りのアプローチを行っても
ショルダーで振ると
スイング中、ヘッドの上下/高さの変化は
本来の 体の回転で行われるもの に比べると
非常に激しく変化します。
これは スイング中、
クラブの長さが変わっているのと同じです。


そして 多くの人は
手にしたクラブのロフト が そのままスピン量に反映される
と認識していますが、『動き』の中では
そう簡単には行きません。



そして ショルダーの場合
アドレス時のヘッドの最下点よりも
実際のスイングした時の最下点は
必ず 右にずれるので
上がり軌道でインパクトする
煽り打ち・しゃくり打ちになる可能性も非常に高くなります。

まあ ショルダーストロークの場合
この最下点が手前に来易いことが
ダフリやトップの誘発につながる のですが、
それだけでなく
スイング中に クラブの長さ効果(入射軌道)
ロフト効果が変わってしまい
距離が一定し辛い特徴をもっています。

ミスも出やすく、距離が安定しない
このショルダーストロークからお別れしない限り
アプローチが苦手・嫌いな迷路から出ることは出来ません。

0 件のコメント:

コメントを投稿