2017年7月31日月曜日

オーダーメイドゴルフクラブ


☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/

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軽量ヘッドのドライバー 軽量スチールのアイアン

ここら辺のクラブで
クラブに助けられることの限界を感じ
どれ使っても同じだな~ と感じている人は
まず

 悶絶セット 入門編 あたりから始めると
あまり 悶絶もせず 今まで体験したことの無い
打感とか 弾道とか アプローチでのスピンとか
実感・体験できることであろう。

1~2年使えば ボールポジションも正しい場所に
徐々にずれ始めるし スウィング自体 クラブ扱いが
「正しくは」ならないけれど 悪化するコト
無理やりボール打つことの進行は止まるし
確実に 体の痛みからは解放、もしくは
かなり軽減されるだろうから
まだまだ ゴルフを楽しむ希望が湧いてくると思う。

数年経って 悶絶セット入門編を持った前の
画像や動画と比べると そこはかとなく 個性的な
スウィング箇所が少なくなっていることが
分かるのではないだろうか。。。

特に オーバースウィングは早い段階に消えると思うし
ボールの位置も 左に移ると思う。

結果が大幅に変るのであれば
ヘッド重量だけ増量した 初期タイプの悶絶ヘッドに
従来使っていたシャフトの硬さの ほんの少し柔らかめ
例えば ダイナミックゴールド・スチール を
番手ズラシして 使っても良いと思う。

まずはきっかけとして ヘッドの重いモノ を
体感してみて 数年過ごすのは
未来の ゴルフ人生やゴルフスウィング を
大きく変えると思う。
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多分 使って数年して くるともっと 重いヘッド もっと 動くシャフトが
欲しくなると思う

ねんすう、年齢も重ねれば
硬いシャフト 軽いシャフトが
体を軋ませていく事も それを認識する
一つの要因になるだろう。

ここでもう一歩進んで
 悶絶セット に突入

ここで 説明しておかなければならないけれど
例えば アイアン

市販の軽量スチールの硬さは 
振動数で 300cpm
 を超えるモノも少なくない
悶絶クラブの5番アイアンは 
振動数 170cpm を下回るモノも可能
ヘッド重量であっても 市販のスチール用だと
 5番アイアンで 
240gより軽い
 悶絶クラブだと 
310g弱
IMG_0004

シャフトの硬さも ヘッドの重さも双方
 この間は幾らでも作ることが出来る
この間であれば 無限のレパートリーを持っている。

例えば ドライバー
 市販のスペック
 ⇒ 
ヘッド重量185g 振動数240cpm 悶絶スペック
 ⇒ ヘッド重量240g 振動数140cpm

この間であれば どのような組み合わせでも可能で
重いヘッドを使って 短いドライバー 43インチ とか
42.5インチを作ることも可能だし
ドライバーと言う固定観念から離れれば
42.5インチで 16度のロフト
 昔で言う ブラッシーを作ることも可能

まずは そこそこ重いヘッドから入って
 徐々に 時間を掛けて やわらかくしていく
そんな手もある。



スウィングを鉢巻まいて たすき掛けて
気合で直したい~すぐに直したい
しばらくの期間、結果は度外視しても
 スウィングを直したい
 と言うゴルファーもいるし
スコアが悪くなるのは 避けたい 
 と言うゴルファーもいる
クラブやスウィングのせいで体のどこかに
 故障や傷みがあり、早急にそれに対処したいゴルファー

もいる訳だから それぞれの方が
それぞれの目的、時間、プランで作っていくのが
オーダーメイドゴルフクラブ

綺麗事でなく、ゴルフを続ける限り
いずれ また ゴルフクラブは買う、買い直す。
毎年 モデルチェンジの度に買い替える なんて
論外中の論外だけれど
人によっては 3年~8年位で
買い替えるのだから、長い目で自分のゴルフライフを
考えていくために 弊社のオーダーメイドは
存在する。

勿論、選択するゴルファーの自由ではあるけれど
何に投資するのか
★今の自分の結果だけを追い求めるのか
★数年先を見ているのか
★もっと先、高齢になってからのコトを考えているのか
☆スコアだけを追い求めているのか
☆距離を追い求めているのか
☆弾道を追い求めているのか
☆スウィングを学びたいのか


どれか一つ というのでなく
総合的に、どの時間の進みで行くのか
考えてみるコトが出来るのが
オーダーメイド だと思う。

2017年7月30日日曜日

ゴルフクラブ◇重心位置ってなんですか?

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ゴルフクラブの形状は
ボールを簡単に打つ為、遠くに飛ばす為、
技術でなく番手で距離を打ち分ける為、
自分の方へ鎌首をもたげたような異質な形状をしています。

他のスポーツ用品などと比べ
その形状のせいで 打撃点であるヘッドの重さ
その中心点は棒の延長線上になる ズレています。
この重心の事を重心位置と呼び
クラブは その重心位置の差・違い、
最大の機種ごとの違い、特徴と言えます。

一般的なイメージとしては
インパクトの瞬間にその重心位置がボールに
何かの作用をもたらす というのが
多いと思いますが、それは間違いです。

重心位置は 運動しているゴルフクラブに
どのような影響をもたらすか で
例えば 重心が高いものと低いモノでは
高いモノの方がその重心位置の作用から
きつい入射角度をを作り易く、
重心位置の低いもの方が緩い入射角度を
作り易くなります。
IMG_0607

その作用は 重心の深さとも大変似ています。

結果、重心の高い(浅い)モノは
ボールの打ちだし角度が低くなり
スピンは多めになります。
逆に、重心の低い(深い)モノは
ボールの打ち出し角度が高くなり
スピンは少な目になります。




ところが!
この機能には絶対条件があります!
機能を引き出すには絶対条件があります。


ゴルフクラブの重心位置の性能は
スイングをして 遠心力がかかり
その一直線上に重さが揃う
という条件があります。

その条件を整えないと
ゴルフクラブヘッドの性能は別なものになります。
グリップが動くことによって
結果、ヘッドも移動する。
自分の体が回ることによって
グリップが移動し、その結果としてヘッドも動く
でなく、グリップを止め、ヘッドだけを動かすスイングをすると
重心位置は たんなる重さ・負荷になるだけです。
重心距離が長くなる程、重心位置が深くなる程、
重心位置が低くなる程 運動として重くなる だけです。
 

重心位置そのものではありませんが
ヘッドの慣性モーメントも同じです。
(ヘッド重量の増加も同じです。)



IMG_0459

ヘッドの慣性モーメントとは
ヘッド重心点を中心とした運動のし辛さ
言い換えれば ヘッドの回転のし辛さ です。
ドライバーヘッドの大型化、
アイアンヘッドのキャビティ化、
ゴルフクラブの進化は慣性モーメントの数値増量化です。

ところが ヘッドを振り、ヘッドを返すスイングにとっては
その 慣性モーメントの増加は
スイングのし辛さに直結します。

正しくゴルフクラブを使いたい
ということは そのヘッドの機能を
インパクトの 1/2500に反映させるため
2499/2500を作ることです。
 

2017年7月28日金曜日

ゴルフ◆重さはそこに留まろうとするエネルギーでもある

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実際に『ボールを打つ』際
ダウンスイングやインパクトの意識が高いのは
分からない訳ではないのですが、
やはり テークアウェイの取り方 によって
ほぼ全部…少なくとも半分以上は決まってしまいます。
414

多くのゴルファーはショットをするのに
反動をつけたがります。
勢いを付けたがります。
気持ちは分からないではない…ですが、
特にヘッドを軌道に意識的に円を描かせる場合
円を描けば、ヘッドの移動距離も増えるのですから
勢い、スピードを付けても 
打撃時のヘッドスピードに直結しないばかりか
外へ膨らもうとする力(遠心力)が増すばかりです。

外に膨らもうとする力は
握力との戦いですから
力強くショットをする実感にはつながる…かもですが
遠心力は定点にあるボールを打つのに
単なる「邪魔」と理解すべきです。

幾度も説明して来ましたが
重量というのは 速度などとの相関関係にもよりますが
運動を持続する力と同時に
その位置、そこに留まろうとする力 でもあります。
慣性力がそれを下回っている時は
重さはそこに留まろうとするエネルギーとも言えるのです。

ゴルフのスイングは 人間が向きを変えるチカラ(回転力)を
動作~移動のエネルギーの源 にして行われる訳ですが
グリップ部に比べ極端に重量の集中するヘッド部は
その重量分、グリップ部に比べ動きたがらない力を
たくさん保有しています。

そのヘッドの重さ分、
グリップ部の移動よりもヘッド部は動きたがらない
という事です。

反動を付けたり、勢いを付けたり
ヘッド部をたくさん動かす というテークアウェイは
逆を返せば、グリップ部の移動を止める動きです。
テークバックだけに限りませんが、
グリップ部の移動を妨げれば。。。
グリップ部の移動を妨げる代表的な動きは
体の回転を止める動きです。
スナップショット 1 (2015-04-06 2-07)

そこで ちょっと意識して貰いたいのは
テークアウェイ時
★ヘッドを始動場所に少しだけ置き去りにする
★ヘッドの移動軌道を出来るだけ最短の直線にする

ということです。

また 重量を伴う運動に関してですが
動きの源である体の向きの変更 に対し
重量が偏重するヘッド部分は
動く(移動する)量だけに限らず
動き(移動する)の速度もヘッドの重量分
 そこに留まろうとする力が働くので
動きの源~体の向きの変更の速度を
上回ることはない!
 ということです
 

2017年7月26日水曜日

重いヘッド/柔らかいシャフト お試しください

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振り易いクラブ というのはどういうクラブでしょう…。

一般的には「軽い」というのが振り易いクラブに
  該当するのでしょうか…。

ここの部分、勘違いしなくてはいけないのは
 ゴルフクラブの役割として重要なのは
やや言葉遊びになってしまいますが
「打ち易い」ことであって「振り易い」ことではありません。

少ない労力・体力で 出来るだけ遠くへ飛ばす
ということを考えれば
振り易いクラブ…
般的な振り易い(軽いクラブ)は
打ち手にとって速い動きがしやすい
 というだけで
打ち易いとは違う意味合いです。

自分の動きがしやすいという意味で
振り易い というのはあるとは思いますが
軽いクラブは ボールをどかす ボールを移動させる
ということをするのに、クラブ自身にその力が
多くない ということを指します。

自分が力がないから、非力だから
軽いクラブを選ぶというのは 
一見すると正解なように思えますが、
その実 軽いクラブで自分が速く動かなくては「飛ばない」
ということを見落としがちです。

私自身もそういう年齢になってきましたが、
若い…とは言えなくなってくると
「速く」動く行為はとても苦手になります。
怖い・・・が付いて回ります。
何かを落としたりして 反応、反射で
素早く体を動かした時 痛めたりし易くなります。



と同時に忘れてはいけないのは
ゴルフというゲームは ショットの連続性
ということの方が重要なのです。
一発、単発打つ というのではなく
ある程度時間は置いたとしても
数十回のショットの積み重ねです。
ですので コンボとして 安定的な連続性と創りだすには
出来るだけ 似たような感触のゴルフクラブを
バックの中にいれ 流れを統一化しておいた方が
それを具現化しやすいでしょう。


先端に重さの無いもので
もしも打撃をしようとした時
繰り返す…ということを前提にすると
当てることそのものが最優先になり
同じような方向や同じような距離を打つのは
二の次、三の次になってしまうでしょう。
人間は感覚の生き物ですから
動作中に何かの目安になる感覚というのに
重さは大変役に立ち、それが繰り返しの元になると思います。
→ まあ クラブを正しく使うと
  重いヘッドのクラブを軽く感じるように扱う
  重く扱わない ということにはなるですが…。

クラブヘッドには重心位置と言って
握る棒(シャフト・グリップ)の延長線上には実質的な
重さは無く、ズレたところに位置しています。
それが故に クラブ全体の姿勢や位置
ヘッドの姿勢や位置が把握しやすく、感覚として掴みやすく
同じことをしやすくなっているのです。

多くの人が勘違いしている ゴルフクラブの扱い方
ショットの概念
 ➡遠心力を増やして 破壊力をたくさん作る
(な訳ないんですが)というのは 
多分、
軽いクラブを重くして使う方法
軽いクラブを長くして重く使う方法
 だと思います。
クラブを作る側、売る側の人の考え不足も深刻ですが
軽いクラブを重くして使う のは
結果、打ち手の労力や故障として問題が多いです。
ケガのしにくい、いろいろ柔軟で筋力のある若い人向けの
クラブであり、スイング論ばかりが流行り
でも、ゴルフを実際にプレイする年齢は
どんどん上がっている 若い人が減っている という
洒落にならない 現状が進んでいます。



私は どのゴルフクラブであっても どのスイングであっても
ゴルフを楽しんでいる人は皆ゴルフ仲間だと思っています。
う~ん 言葉は悪いですが
こと ゴルフにとって「悪い」は
ゴルフに興味をもたない人やゴルフをあきらめてしまった人で
(体や家庭の事情などいろいろな理由はあるとは思いますが)ゴルフ仲間を批判するつもりも、非難するつもりもありません。

一般的に流通しているゴルフクラブや
一般的に言われているゴルフスイングに
自分の活路の見いだせない、矛盾から抜け出せない方
是非 弊社の悶絶クラブと対話してみて下さい。
きっと 今までとは真逆な、正反対の何かが見え
ゴルフやゴルフクラブ、ゴルフスイングを
違う角度からの視点で見れるようになると思います。

2017年7月25日火曜日

ゴルフスイング◆『重さ』の利用のすゝめ

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ゴルフクラブは当たり前ですが、
人間の意思/意図に基づく「道具」「製品」です。
自然発生の偶然の産物ではありません。

それは50年前、100年前のモノでも、勿論そうです。
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特に棒状の物質であるゴルフクラブの
その先端に付くヘッドの重さ においては
特に意味が深く、その重さをどのように使うか
(ヘッド重量がクラブの総重量の6割以上です)
というのが ゴルフスイングの本質 と言っても
過言では無いと思います。


✌長い棒の先に重さのあるものを振り回す ことが良いのか?

✌それとも それを振り回さず、
 同じく質量に相当するボールに対して使うのか?

✌振り回した時に、その重さはボールに
 ボールの飛ぶ方向に有効に作用するのか?

✌振り回したいから その先端の重さを軽くした方がよいか?



ゴルフクラブにとって
同時にゴルフスイングにとって
基本とも、基礎とも言える その考えを
もはや 使うユーザーの方だけでなく
造る・開発する側の人間でさえ
忘れているか、無視しているか のような
ゴルフ論が年々と展開されている今日この頃です。

悶絶クラブはその点を問い続けています。
IMG_0459

ヘッドの重さは打撃のエネルギーの根源の筈です。
長い棒の先にある重さ
 一見するとこの扱いにくい構造/重量配分 は
明らかに『何かの意図』がある筈です。
物理的な理由、科学的な理由 それらを無視し
単に扱いにくいからと言って そこを軽くするのは
何かおかしいと思います。

例えば シャフトのトルクにおいて
少ない方が曲がらないとか、安定する
と言いますが、 シャフトのトルクの値 ××kg
少ない方がよい と言っても 数値がゼロのもの
1.0㎏以下のモノは 製品として存在しません。
(モノとしては製造可能です)
振り易いから と言って
それでなくても軽い市販のヘッドですが、
100gも軽いヘッドは存在しませんし、
ヘッド重量100gのアイアンも誰も作りません。
 
 
 想像通り のモノになるでしょう。
100gのアイアンヘッド 仮に7番とすると
打撃の痛み、インパクトの痛みの激しいものになります。
しかも 飛ばない…。
飛ばすために 速く振ろうとすると
 更なる痛みがインパクトでやってくる上、
その振り方を続けると 手首や肘、腰などに負担が大きい…。
まあ、今の若い人が
 ゴルフを始めた時の症状…そのものでしょう。
痛くて 上手く行かなくて 故障も起こり
お金も時間もかかる こんな遊び…
 面白くないからやらない という答えに行き着きます。



スナップショット 1 (2017-01-21 11-26)

ヘッドを100g軽くすると
ヘッドスピードで言うと 6~7㎳分の
打撃エネルギーを失いますが
100g軽くして ヘッドスピードは殆ど変わりません。
ヘッドスピードが 2㎳程度速くなるのは始めの数球だけです。
すぐに元通りのスピードに戻ります。
例え 速くなったとしても
 今より 6~7㎳で 今までの距離…
なんのこっちゃ ですよね(*_*;


慣性モーメント というのがありますが
100g軽いヘッドと100g重いヘッドでは
勿論 100g重たいヘッドの方が慣性モーメントは
圧倒的に高くなります。

特に運動に関する 慣性モーメント は
数値の高いものほど

☆運動を持続する力が強く
 対圧力に抵抗する力が強くなります。
☆運動中の姿勢維持する力が強くなります。
 対圧力に抵抗する力が強くなります。

そして ゴルフクラブはこの点に於いて
 長年進化をしてきたのです。

スナップショット 1 (2017-01-13 12-27)

ゴルフクラブの基本的な構造を無視し
 クラブを振り回すのがスイングだと信じ続け
それをし易くする為、ヘッドを軽くすることに
何かの光明が見えるとは思えません。

振り易くするためヘッドを軽くする とか
振り易くするため重心距離を無くす とか
ハミングバードからすると 科学や物理を無視したゴルフでは
ゴルフそのものが衰退してしまいます。

強引な力やスピード、運動性能 で解決する
そんな 若者がするような 遊び ではなく
知恵や経験を上手く交えながら
 大人が楽しく遊ぶ遊びがゴルフな筈ですし、
それが ゴルフの生き残っていく道であると信じています。



スナップショット 3 (2016-07-27 18-56)スナップショット 4 (2016-07-27 18-56)スナップショット 5 (2016-07-27 18-57)スナップショット 6 (2016-07-27 18-57)












 

まずは ヘッドの重さを感じる ことから始めます。

 ヘッドの重さ を感じる点で重要なのは
その重さには どの場面においても、必ず
『重さの量
『重さの方向』

が存在することです。

その重さの量と方向は
自分の姿勢とのクラブの姿勢や位置、運動する速度、
によって異なり、
ゴルフクラブの構造やクラブヘッドの構造などと
密接に関係してきます。

多くの場合、ゴルフの練習は一人で行う訳で、
その一人で行う練習の唯一のパートナーが
その重さの量と方向なのです。

ゴルフショットでの一番の鍵は
ボールへの行動とボールを飛ばす方向 です。



トップの位置までの動作は重力に逆らいますから
ある程度仕方ありませんが、
トップの位置から
打撃するための方向とボールを飛ばす方向は
同じ…ではありませんが、割に似た近似値な方向です。
トップの位置から クラブの重さ、ヘッドの重さを感じる
ということは 自分のしたい動作方向に対し
クラブの重さは別方向にかかっている
 という事を示唆しています。

これでは 重さは運動の抵抗にしかなりません。
その形や重さを利用するには
トップの位置から打撃が終わるまで
如何に 重さを感じずに終わらせるか というのがテーマで
重さを重く感じない というのが
クラブ扱いのコツ
 になって行くのです。
0-0763-1388

それには 今の時点で
いつ どの方向に、どの位重さを感じてしまっているか
を追求する必要があり
その『感じる』と言う行為が
悩んだ時、上手く行かなかった時の
唯一の助けになって行く筈です。
 
 

2017年7月20日木曜日

苦笑いのゴルフクラブ事情 続ドライバーヘッド編

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最近は定着気味。。。のネック調整機能
ところがこれがメーカーを苦しめているのです。
スナップショット 2 (2016-07-03 0-22)



基本はロフトが変えられる…という事ですが、
この機能のスタートは ユーザーではなく
売り手側のメリットから始まっています。

大手メーカーでは直営・特約など契約店舗は
国内に2000~3000店舗あります。

新しいモデルの発売などに伴い
試打会や試打クラブには『相当な本数』が必要です。

例えば
ロフトの種類が3種類
シャフトの硬さが3種類
シャフトの種類が2種類
あれば 少なくとも
 8~10本近い試打クラブが必要になります。
10本であれば ヘッド10個・シャフト10本です。

ある程度 決め打ちをしたとしても 3本位は必要です。

ところが ネック調整、着脱式のモノであれば
 全バリエーションを用意したとしても
ヘッド3個 シャフト3~5本 で済むのですから
掛かるコストは 半分以下で済みます。
800~1000店舗にその試打クラブを展開した時の
初期コストはかなりのモノになるのですから
これは 革命的・画期的なコストダウン です。

ところが このネック調整機能を導入して以来
どのメーカーも売り上げ本数ががっくり落ちました。
ゴルフ人気の超低迷もありますが、
それにも増して、数割減、半減というケースもあります。

実はその売り上げ本数の低下は
そのネック調整が原因なのです。

ゴルファーには 新製品、
お気に入りの機種やメーカーが出たりすると
ロフトやシャフトの硬さなど何本か
まとめ買いをする方がいらっしゃいます。
rad-04

また 打った結果、もう少し硬めのシャフトがいいとか
もうすこしロフトが立った方がいいとか
買い増すゴルファーもおり、お金がかかるとは言え
そう言う買い方でゴルフを楽しまれる方もいるのです。

正確な数は把握しきれませんが、
販売本数の2割程度が そう言ったお客様と言われます。
今更 倍のコストをかけて 2割増にする訳にも行きません…。
しかも ネック調整式のドライバーは
安全性の問題もあり、重量がネックに集中しがちで
大型ドライバーヘッドの重量効果・モーメント効果が
期待出来ず、データ的にも、実証でも飛ばないのです。

ホント 飛ばないです…。


ここの部分も困ったもので
倍のコストに戻しても、売り上げ増加につながる保証が
ありませんから、踏み切れない というのが現状ですね。
個人的な意見としては
ネックを調整し ロフトを替える という行為が
ヘッドを回転させてボールを打つ という事を想起させてしまい
これが スイング観につながってしまうことの罪は
売り上げダウン以上に大きいと思います。
ボールにかかるスピンや弾道の高さ
というのは 上下の軌道に対するヘッド姿勢で
ヘッドが回転することとは全く異なります。

正しい ショットの認識が
正しい スイング観につながり
それが 正しいゴルフクラブ観につながっていくので
正直、あまりに安易なこの調整がもたらす弊害は
とてつもないことだと私は感じます。

ゴルフクラブ◇重心位置ってなんですか?

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ゴルフクラブの形状は
ボールを簡単に打つ為、遠くに飛ばす為、
技術でなく番手で距離を打ち分ける為、
自分の方へ鎌首をもたげたような異質な形状をしています。

他のスポーツ用品などと比べ
その形状のせいで 打撃点であるヘッドの重さ
その中心点は棒の延長線上になる ズレています。
この重心の事を重心位置と呼び
クラブは その重心位置の差・違い、
最大の機種ごとの違い、特徴と言えます。

一般的なイメージとしては
インパクトの瞬間にその重心位置がボールに
何かの作用をもたらす というのが
多いと思いますが、それは間違いです。

重心位置は 運動しているゴルフクラブに
どのような影響をもたらすか で
例えば 重心が高いものと低いモノでは
高いモノの方がその重心位置の作用から
きつい入射角度をを作り易く、
重心位置の低いもの方が緩い入射角度を
作り易くなります。
IMG_0607

その作用は 重心の深さとも大変似ています。

結果、重心の高い(浅い)モノは
ボールの打ちだし角度が低くなり
スピンは多めになります。
逆に、重心の低い(深い)モノは
ボールの打ち出し角度が高くなり
スピンは少な目になります。




ところが!
この機能には絶対条件があります!
機能を引き出すには絶対条件があります。


ゴルフクラブの重心位置の性能は
スイングをして 遠心力がかかり
その一直線上に重さが揃う
という条件があります。

その条件を整えないと
ゴルフクラブヘッドの性能は別なものになります。
グリップが動くことによって
結果、ヘッドも移動する。
自分の体が回ることによって
グリップが移動し、その結果としてヘッドも動く
でなく、グリップを止め、ヘッドだけを動かすスイングをすると
重心位置は たんなる重さ・負荷になるだけです。
重心距離が長くなる程、重心位置が深くなる程、
重心位置が低くなる程 運動として重くなる だけです。
 

重心位置そのものではありませんが
ヘッドの慣性モーメントも同じです。
(ヘッド重量の増加も同じです。)



IMG_0459

ヘッドの慣性モーメントとは
ヘッド重心点を中心とした運動のし辛さ
言い換えれば ヘッドの回転のし辛さ です。
ドライバーヘッドの大型化、
アイアンヘッドのキャビティ化、
ゴルフクラブの進化は慣性モーメントの数値増量化です。

ところが ヘッドを振り、ヘッドを返すスイングにとっては
その 慣性モーメントの増加は
スイングのし辛さに直結します。

正しくゴルフクラブを使いたい
ということは そのヘッドの機能を
インパクトの 1/2500に反映させるため
2499/2500を作ることです。
 

2017年7月18日火曜日

ヘッド▼重心位置とスイングの関係 中編

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少々オーバーではありますが、
小さなアプローチショットで、クラブを以下の
2種類の動かし方をして見ます。







同じトップの位置から切り返して
ヘッドもグリップも似たような方向に、似たような量だけ
ボールに対し斜め上から移動させてみると
クラブの重さによって、その進行方向に似た慣性の
力が働きます。

一方、グリップは動かさず、ヘッドだけを振り子に振ると
斜めにスライドさせたものよりも、外に対し膨らもうとする
遠心力と言う外力が働きますから、
その作用に対し、グリップの位置が動かないようにするため
上に吊るような、上に上がるような力の調整が必要です。

ふたつは クラブの、クラブヘッドの重さの作り出す力
…不可抗力の量も方向も異なる為、全く違う反応を
打ち手である人間はして置かなければなりません。

スライドさせてくる方の動きにも
勿論、外へはらもうとする力は掛かりますが、
それ自体は振り子で振っているものよりも少なく
ヘッドやクラブの重さは、ボールを打って行きたい方向と
大まかですが、似たような方向になります。


振り子でボールを捉えようとする限り
ヘッドの動いていく方向と、グリップの動いていく方向、
グリップの動かしていかなければならない方向は
立体的に真反対に成り易く、
ヘッドが下がっていく過程では
遠心力が掛かり、運動分だけ重くなる外力に対し
グリップエンドはあげる方向に調整しておかないと
同じ位置を保てませんし
進行方向に対しても、ヘッドが前に進む分だけ
グリップエンドを
後ろに下げる力を掛けておかなければなりません。

さて、もう一つですが

グリップエンド基準にヘッドがグリップを追い越す振り子打法 と
グリップとヘッドがほぼ同じ関係を保ったまま打つ正規の打法
とでは、想像通り シャフトの働きが違います。
真反対と言ってよいでしょう。
シャフトの捻じれ の話は割愛しますが
振り子打法の場合、
しなって グリップに対し、
後ろに反った(遅れたヘッド)が
復元し、ボールを弾く…ヘッドを動かすことに使われます。


正規の打法の場合、
撓ったシャフトが、
戻ろうとする働きによって
同じような方向に動いている 
グリップ部を更に前に押すコト
シャフトの撓りの働きになります。
            ・・・・・・あれ? 話の難易度が高いでしょうか???

そうなると。。。。
クラブヘッドの重心深度の働きは
全く異なった、逆の作用になってしまう?!
でしょ!

振り子に振っている限り
重心の深さはヘッドを前に出そうとする働きが
強くなってしまうので
イメージよりも、軌道は早めに上昇軌道に成り易くなります。
ヘッドがグリップを追い越す ということは
グリップを進行方向に対し、後ろに下げる
のと同じになりますから、
グリップの支点(基準点)は
イメージしているよりも右にずれやすく
急激なヘッドの上昇軌道を作りやすくなります。

クラブへっどを上下に…振り子に振るイメージの強いゴルファーが
奥行きがあり、重心深度の深いフェアウェイウッドを
苦手としている理由がここにあります。

勿論、ヘッド重量が軽く、ヘッドのエネルギー不足を
運動のスピードと量でカバーしている分や、
シャフトの硬すぎによって、トゥダウンせずに下に振らなければ
ならないやシャフトを撓らせなければならない
という物理的条件&人間の反応の話はあります。
概ね、物質先にありきで、それをこなすために
スイングは憶えていくものです。

ヘッド□重心位置とスイングの関係 前編

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クラブヘッドは重心位置が深いほど易しい と言われます。

それは何故か? と言うと
✪ヘッド重量がしっかりしている
✪シャフトが硬くない(運動する)
と言う条件の上で、  
(ゴルフクラブの当り前の筈ですが)
運動中には、その掛かる遠心力と重量は直線状に並ぼうと働きがあり
重心が深いほど、ヘッドはシャフトに対し
前に出ようとします。
一般的には、ですが。
(プログレッションが強くなると言います)
ゴルフクラブを簡単にする
というのは 一発解答 ⇒ ロフトを大きくする
ということなのですが、
重心が深くなりやすい箱型のウッドには
インパクト時のロフトを大きくしてやさしくする というコトと
ある意味、それに相反する「飛距離」というのがありますね

この重心深度というのは、実はそれを双方満たすことの
出来る働きを持っています。



ちょっと話が逸れますが、
この手のゴルフの話をする時に、多くのゴルファーの頭の中から
「あるコト」がすっぽりと抜け落ちてしまっている!でしょ?!

それは ゴルファーは機械でなく
人間だというコトです。
モノの作用、反作用が働くと人間はそれに対し
必ず反応します。

例えば、少し柔らかいシャフトのクラブを振った後で
硬いクラブを振ると、殆どのゴルファーは
シャフトを撓らせようと、柔らかいシャフトを振っている時より
頑張ります。 ヘッドスピードなどで計測すると
その硬さの差 にもよりますが
硬いシャフトのクラブに持ち替えた時、
始めの内だけ、2%程度速いスピードになります。
10~15球もすると、元に戻ってしまい、
30球もすると、今度は柔らかいシャフトを振っているよりも
遅くなってしまったりするのですが。。。

重心深度の深いクラブが
インパクト時に実質ロフトも増え
相反する筈の距離も満たすのは
ヘッドが前に出ようとする働きによって
ヘッドそのものがほんの少しですが、
アッパー気味の軌道に変化するからです。
(勘違いしないで頂きたいのは、アッパーに振りなさい 
というコトを指しているのではありません)

それにより、打ち出しは高くなっても、
スピンの減る弾道に”成り易く”、距離と安定を
両立しやすくなるのです。

はい!
打ち手も機械であれば
ここで話はお終い です。
ところが、打ち手は必ず作用に対し反応する、
しかも 機械では到底追い付かないほどの
演算スピードで、瞬時に反応する人間です。

この話だけに限りませんが、
多くのゴルファーは クラブのなにがしかの変化や作用が
変わったり、整ったりすれば、それでその効果を得られた
というコトで、思考が止まってしまいますが、
反応する人間 というコトを考えて
その先を考えてみると、実はとても面白く
ゴルフクラブの形や重量配分、クラブの機能
そして、スイングと言うものが見えてきます。

2017年7月16日日曜日

ウエッヂのバンス/バンス角度

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サンドウエッヂのバンス、バンス角度ってのがありますね。
あまり数値など気にする必要はありませんが、
使えるのなら 出来るだけ大きなバンス幅、バンス角度が
ある方がいいです。
001

サンドウエッヂのバンス角度は一般的に
 12~16度位の範囲です。

気にする必要はありませんが、適正な角度とは
その人、その人のヘッドを入れてくる入射角度
ヘッドを地面なり、ボールにどの角度で入れてくるか
によるもので、インパクト時 0度のバンス角度になる
⇒バンス角度15度 入射角度15度
そんなイメージです。

昨今では バンスが地面に干渉してしまい跳ねてしまう
と言う理由で、少ないバンス角度のウエッヂを選択するゴルファーが
いますが、あまり誉められたものではありません。

ご存知の通り、ウエッヂはゴルフクラブの中では
一番短いクラブですから、ヘッドの作り出す弧は一番小さくなります。
故にボールに対しては一番きつい角度で入射してくるはず。。。
なのですが、 バンスが引っ掛かるからと言う理由で
少ないバンス角度…例えば6度とか・・・
これでは5番アイアンと同じです。
2インチ以上も短いクラブを5番アイアンの入射角度で
入れてくるのは 上から打てていない証拠。
煽りながら打っているという事になります。
sample 2009_09_29_23_49_15-1481フレームショット

長さも含め、クラブの特性上
インパクト付近で地面と接触しやすいサンドウエッヂのバンス
クラブそのものの目的として
いつも似たような距離を打つ、打ちたい ということなので
このバンスが地面と接触するというのは
安定して同じロフト角度で打撃するという事に繋がりますから
バンスが遊んでいるよりも、多めのバンスで
地面と積極的に接触させ、ロフト角度のガイドとして
利用した方が アプローチは安定すると思います。

飛ばしてどうする…ってのはありますけど、
飛ぶウエッヂっていうのは バンス角度、バンス幅のある
ウエッヂのことを指します。
とは言っても 市販のヘッド重量であれば
なんであっても変わりはない…かもですね。
あの重量ではラフ、バンカーも含め
ミスショットでぐんと距離が落ちますから。
 

2017年7月12日水曜日

ゴルフ◆インパクトに関するお話し

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ある時、大手メーカーが
打ち手には判別の付かない目印を使い
コンプレッション・硬さの大幅に違う
数種類のボールでのパッティングテストをしました。

始めに普通に打って貰い
その硬さの感覚をテストした後で
ヘッドホンを付け、大きな音量で音楽や波の音を流しながら
パッティングをして貰い、再度、硬さの感想を尋ねます。

かなりの人数のプロ、各年齢層、各経験値
ともに 多くのゴルファーをテストした結果
 
インパクト音が判別できない限り
ボールの硬さは判別できない

 という明解な結果を出しました。

そして それはアイアンでも行われ、
全く同じ結果が出ています。

このテストの結果は一切公表されていません。

アイアンヘッドには チタンアイアン、軟鉄アイアンなど
素材としては硬度、歪み率の異なるものが数種ありますが、
加工の方法を除き、硬さや強度・剛性に応じた厚みになっており
硬い素材は薄く、柔らかい素材は厚くなっていますから
素材ではなく、加工品としてのフェース面の強度は
どれも似たようなもので、
硬い柔らかいに大きな違いはありません。
まして ボールというゴム質のモノを打つ限り、
歪み率(ヤング率)が150倍以上異なるため
フェースの造りや素材による大きな違いはありません。





それはさておき
多くの人は ショットのインパクトそのもの によって
球筋が決まると信じています。
ウソではありません。

が それはほんの一部に過ぎません!



ドライバーであれば、オジサンゴルファーであって
そのインパクト時、ボールと
ヘッドの接触時間は1/3000秒以下  0.0003秒
という限りなく ゼロに近い刹那な時間です。

よく打感が柔らかいとか、硬いとか言われる
アイアンショットであっても
1/700秒程度  0.001秒程度 
です。

✋インパクト時、ヘッドにかかる負荷・ボールの重さは
打つクラブの番手によっても異なりますが、
ドライバーであれば 800㌔~1トン前後 です。
ヘビー級のボクサーのパンチよりもすごい重さです。

ですので、インパクト時
打ち手の運動で より大きなものが動いている方が
その重さに負け辛く、ヘッドも含めた運動を継続するチカラ
その運動時の姿勢を概ね維持しやすくなります。

その刹那なインパクトの時間、
インパクトのクラブの形にこだわるあまり
グリップを止めたり、左サイドを止めたり、
体の回転を止めることは
 ミスになる、飛ばない の原因になり得ます。
無理やりの加速はお薦めしませんが、
ヘッドスピードもおおむね最高値になるインパクト付近で
当然、体の回転も、グリップの移動も最高値になる筈です。
そこの意識は大切です。

と同時に、例え インパクトのクラブ姿勢が同じでも
入ってくる軌道の上下角度、左右の角度が異なれば
同じ弾道になりませんから、
変な表現ですが 1/3000秒や1/700秒のインパクトに
こだわるのではなく
 2999/3000秒 699/700秒
 
を大事にして、飛距離も含め、弾道を見つけた方が
持続可能なショットが作り出せると思います。

✊どういう入射角度を作れるのか
✊その入射角度に対し、どんなクラブ姿勢なのか
✊その入射角度は何が元になっているのか
というのがゴルフスイングだと思います

『体の回転』で打ちたい!のなら回転は後回し‼

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クラブの移動、グリップの移動を

ちゃんと体の回転行いたい
体の向きの変更で行えば、クラブの機能が有効に使えます。


一般的なスイングでは
手で打たない、手打ちはダメ…というのは通説です。
そこで 体、まぁ…意識する体の部位となると
脚とか腰とかになる訳ですが
そこを積極的に使って回ろうとすると
結果は、必ず手で打つことになります。

クラブという重さを甘く見ているかもしれません。
腕も含めたクラブの重さは運動中には
十数キロと言ってもよく、静止状態で持っている時とは
大きく違う重さ、というか負荷になります。

テークアウェイも勿論そうですが
そこは意識しやすいので、今回は省きます。





ダウンスイングです。
体で回らなければいけない…それは正しいですが
体、フットワークで腰を回そうとすると
胴体には「遊び」がありますから
腕も含めたクラブ、頭も含めた上にあるものは
当然のその重さ分、腰に対しては元に位置に残ろう
とします。重さの法則ですね。

ではどうしたらいいか
まず第一段階として
クラブを振ろうが、振るまいが
ダウンスイングの一番始めのアクション
これを右腕を伸ばす から始めて下さい。
正しくは 右上腕を下げ、右ひじを伸ばす行為によって
グリップを胸に沿って左に押してあげる ですが
そんなことは兎も角
右腕を伸ばしてください。
出来れば グリップが右の太ももを通過する前に
ボールを打つ前に伸ばしてしまってください。

結果として 大ダフリ か どスライス に
なるのではないかと思いますが
それで正解です。

まず その右腕の伸ばしで
体 体の姿勢を確認します。
右腕をの伸ばした状態 というのが
『両肩とボールとの距離感』にとって アドレスに近い相関関係です。

右サイドが高いインパクト というのが
飛ばしていくための、クラブの機能を使うための
体の回転でクラブを使うためのファーストステップです。

そこで確認してみましょう。
ダウンの一番最初のアクション、
体を全く回さず 右腕を伸ばす!
それは特に力のいる、パワーでやるものではありません。
トップオブザスイングでクラブの重さがグリップに
掛かっていると思いますが、その重さ通りに
ゆるゆるにするという意味ではありませんが、
脱力してグリップを下げる に限りなく近い行為です。
右肩に近かった右のこぶしを 上下 という意味で
出来るだけ離す とも言えます。



スライスは兎も角、それをトライして 大ダフリする
のであれば、自分の動作の「感覚」、命令が正しくありません。

単に右腕を下に向かって伸ばせばいいのです。
力は特に要りません。

右腕を伸ばす、肘を伸ばす のと
右肩を下げる のは全く違う動きです。
殆どの人がここで右肩や右サイドを動かす動きが
右腕を使っている動きになって覚えてしまっています。

このトライで大きくダフッている人の多くは
ダフッているのに右腕が伸びていないのに気づくでしょう。
自分では右腕を伸ばしているつもり なのに
それは右肩を下げて、体を動かしている だけに
なっているのです。


右肩はそこに置いておいて(トップの位置の高さに)
クラブの重さ通り、グリップにかかっている重さ通りに
グリップを下に下げればいいのです。

これは第一ステップです。
上手く打てなくても 
インパクトまでに右腕を伸ばすことによって
正規の、正しいインパクト姿勢、
インパクトの右サイドの高さ
そしてそれによって 正しい回転の方向、角度を
覚える下地が出来ます。