パッティングストローク
ボールを転がす~移動させる 時、
その地面は
①サンドペーパー₍2000番くらい₎の上
②氷の面の上
このどちらが転がる、転がりが良い と言えるでしょうか?
まあ 当たり前ですが、氷の上 ですよね。
同じスピード、同じ力加減で打った時
サンドペーパーの上を転がるよりも
氷の面の上を転がる方が 遠くへ転がりますし、
ボールの減速も緩やか、滑らかです。
パッティングストロークにおいて
「良い転がり」とは 滑るように移動するコト であって
ボールの回転が多くなることではありません。
もちろん ボールが地面を転がる限り
ボールには順回転~オーバースピンになりますが、
それは摩擦によって 引き起こされます。
つまり 回転の数が多ければ それだけ摩擦は多く、
同じ距離、同じボールのスピードを作るのに労力を要します。
回転の数が多ければ それだけ地面とたくさん、
長い時間触れますので 逆目や順目などの芝生の状態にも
左右されやすくなりますし、
なにより 同じ距離を打つのに
強いストローク
速いストローク
大きいストローク
が必要になります。
パッティングの要は
自分の望む距離を打つことであって
ボールの転がり₍回転₎はその手段で、目的ではありません。
シンプルに 自分の打ちたい方向に
打ちたいだけ 押して 移動させてあげましょう。
ボールを弾くように打って 結果、うまくいっても
その結果は次のパッティングに反映されません。
一度限りのパッティングになってしまいます。