最近のゴルフスイング
トーナメントプロも含めて
ゴルフスイング…というかアドレス/ポスチャアを見ていると
一体全体 どの方向に打とうとしているのか
打ってみないと分からなくなってきています。
アマチュアで 自称上級者 のようなゴルファーでも
右打ちで
マットは12時に向いていて、
自分は1時半にスタンスを取っていて
ボールは10時半~11時に飛び出るような
そんな人を ものすごく多く見かけます。
撮影するアングルを差し引いても
右/1時を向いて、左/11時に打っていない人を
見つけるのはかなり至難の業、
各練習場に一人いるか、いないか、いないか、いないか、いないか、いないか、
と言うのが現状でしょう。
手打ちのスイングだと
正直、アドレスの向きとはあまり関連性のない方向にボールが出ます。
そうなると アドレスの姿勢の重要性
スタンスの向きの重要性 というのが
だんだん無くなっていくのが気になります。
スタンスの向きのあまり関係ない方にボールを打つ
という習慣は コースでの風景に余計弱くなりますし
ボールの置き位置も不安定になり易いので
ショットの何が良くて、何が悪かったのかの判別が
とっても難解になってしまいます
少しセンチメントかもしれませんが、
「立ち姿」 、ゴルフにとってのアドレスというポスチャア(姿勢)というのが美しい
『こいつ やりそうだな』 というのはとても大切で、
その美しさも ゴルフの魅力の一つでもあると思うのですが。。。
如何でしょうか
ゴルフクラブの進化は
ドライバーに限らず、アイアンもパターも
すべて 慣性モーメントの増大化 というので
ここ50年以上進んできました。
ドライバーを例にとると
慣性モーメント数値は 30年で倍近くまで増えています。
慣性モーメントは 重さを示す数値と考えてよく、それを打ち抜く強さ とともに
その姿勢や運動を持続しようとする力 でもあります。
よって ヘッドローテーション、ヘッドを返すような打ち方は
現代のゴルフクラブとは相性が悪いですし、
インパクトを からだと言う最大のモーメントを使わず
クラブという最小のモーメントでボールを打つことも
クラブを活かす方法としては芳しくありません。
誰もが 手で打ちたい、手打ちをはいわれたくない、
からだで振りたい、体の回転で打ちたい と思っている
のではないかと思うのですが、
実際にそれが出来ている人は ゴルファーの1% にも満たない割合で、
体力のある身体能力の高い人ほど出来ていないのが現状ですね。
…出来ていないというか やらない のでしょうかね
大きな慣性モーメントを使えるスイングの方が
ラウンドを通して、通年を通して、加齢に左右され難く、
コースでの悪天候やラフや傾斜などにも強くなりますし、
からだでクラブを動かせるほうが 少ない労力で飛ばせます。
実際振ってない のですが、振ってないのに飛ぶ に出来ます。
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