クラブを下に振らず、からだの向きを変えるのと
クラブを下に振るのでは 似ているようで
かなり大きな違いがあり、
カラダの向きを変え ボールに届かせる、に比べ
クラブを下に振る には
カラダを止め クラブを下に振る『時間』が必要です。
動作、としては
のですが、からだの回転を止め(左サイド)
右腕を伸ばす(右サイド) ので
カラダが潰れる、進行方向の前側(体の左右方向)が詰まる、
その結果✋逃げとして 左サイドが上に逃げる/伸び上がる
と言う現象が出てきます。
ゴルフスイング用語で 『㊧の壁』と言うのがありますが、
本来は… からだの向きを変える時、
左サイドはここより外に出ないよう、内側で廻りましょう…
という 廻る場所、廻る領域、到達点、ガイドラインを指し、
✋想定した が正しい意味で
どの道 廻るコトが前提になっています。
✋しかし、クラブを下に振る、手で振る人にとっての左の壁は
右腕を伸ばし(右サイドを動かす) のを
左サイドの進行、動きが止める、
もしくは ニュアンスとしては
からだの回転を 左サイドが受け止める という
廻るコトを辞める/止まるコトが「必要」になってきます。
仮に ボールを強く叩きたい 場合、
クラブを下に振る右腕のリリース感も強くなりますので
それを 受け止める 左サイドが
よりガッチリ止まらないと ミスになってしまう 訳です。
今回の Aさんの場合、
アイアン(#5) を例に取ると
ヘッド重量 240g → 300g(60g増し)
シャフト硬さ 290cpm → 160cpm(130cpmダウン)
に変わりました。
ヘッド重量の分、数値として
シャフトの振動数は余計に下がっていますが
シャフトの硬さ で言うと 100~110cpm
硬さ表示 R.SR.S... で言うと 10フレックスは落ちています。
その 10フレックス柔らかくなったシャフトに
60gも重いヘッドが付いているのです。
テークアウェイ(行き)もダウンスイング(帰り)も
からだの向き での移動に加え、
腕さばきで 「余計に」クラブ、シャフト、ヘッドを動かしていますので
ヘッドが重くなり、シャフトが柔らかく成れば
その「余計」がさらに増えます。
より一層 下へのリリースが強く必要になりますから
左サイドの受け止め もより強く必要……。
往復で、余計に時間がかかる分、
カラダが上を向く、左を向く 可能性があがり、
ダフリやチョロ、トップや引っかけになる可能性が増し、
Aさんの場合は 引っかけになってしまっている というコトです。
誤った意味合いですが
「右手で叩くな」
「右手の使い過ぎ」
「左サイドのリードだ」
はここら辺が起因するのです。
カラダが強い人は その右腕のリリースを
左サイドで受け止められたり…も出来ますが、(体力、年齢による…)
止める、と シャフトを走らせる、クラブを走らせる の
中間部に来る 左手首や左ひじ、首、
などを傷める可能性が非常に高い のです。
これには まだまだ 伏線があり、
インパクト時の伸び上がり は
その 受け止める左サイドの末路 とも言え、
伸び上がりを無くす には
右手のリリース、下に振るコトを辞めない とイケマセン・・・。
下に振るコトが 打撃のメインエンジン ですので
距離をあきらめて そっと振るか、
伸び上がり…おそらく 自分にとっては左サイドの壁-感 と
右腕の伸ばし感の折り合いをつける か だと思いますが、
動く-右腕の伸ばし
止まる-左サイドの伸び上がり抑制 という
つながっているのに 反対の動き をしなくてはいけない
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