質問「ゴルフクラブを扱う上での
長年の…もしかすると 永遠のテーマかも知れないんですけど
シャフト っていうのは どう使うのが良いのですか❓」
店主「シャフトも含めて ゴルフクラブをじぶんの思う通り
ねじ伏せたい、チカラ、特に腕力ですかね、
それと運動性能や運動神経で シャフト、ヘッドを振り回したい、
というのも 楽しみの一つですので、否定できません。
ただ チカラや腕力に自信が無い、
なんとか楽して、道具のチカラを利用したい、
出来れば あんまりメインテナンス的な練習はしたくない、
そう言った場合、やはり 使い方はあります。」
質問「ソコが知りたい、ですね😊」
店主「これは当ブログ上で何度か書いているコト ですが、
まずは ゴルフクラブの単純な構造、重量の配分 を
理解するトコロから始めましょう。
ゴルフクラブは長さによって 重さが変わりますが、
ドライバーを基準に だいたいですが、
半インチ短くなると ヘッドは 6~8g重くなります。
ですので、クラブとしての総合の破壊力、打撃力は
一番短いウエッジも、一番長いドライバーも
ほぼ同じと考えて良いです。」
質問「なんか 遠くに飛ぶので ドライバーの方が
ウエッジよりも破壊力あるような錯覚がありますね。」
店主「確かに。
ですが、ボールを高く、すぐ近くで高く『上げる』
というのは 遠くに飛ばすと同じようにエネルギーがいる というか、
遠くに飛ばすには 浮力とか、いろいろ方法があるのですが、
高さ量は パワーというか、エネルギー量が殆ど ですので
意外にも 打撃量は変らないのです。
ま、それはさておき、
その破壊力と作るため、先端部、打撃部のヘッドは
クラブの全体重量の 6~7割もあります。
こういう 重さ配分の道具はそう多くありません。
。」
質問「大切なことなので…。」
店主「そのヘッド…ですが、
番手を構成する為、ライ角度、ロフト角度、が必要です。
そして それを形成する為、重心距離、重心位置 と言って
握っている棒、シャフトから ズレたところに
重量の中心点があります。」
質問「いつも疑問に思っていたのですが、
そのズレ って必要なんですか?」
店主「絶対に必要です。
過去に デンデン太鼓のように
シャフトの延長に 重量の中心点があるヘッドが
何度か登場してきましたが、
危険な事故が発生して、回収になったり、
思っているより 全然、飛ばなかったり、 で
ものすごく短期間に消滅しています。
例外は無い と思います。」
質問「なぜ なんですか❓」
店主「重心がシャフトの延長に無い構造を
重心距離の有るモデル と仮称しますが、
重心距離の無いモデル では、
番手ごとのロフト構成が難しくなります。
また 重心距離は 重さの感触を生みます。
単純式では 重心距離 × ヘッド重量 ですが、
それによって フェースがどこを向いているか、
ヘッドがどうなっているのか 把握出来るのですが、
重心距離の無いモデル では それが不可能な為、
ボールとフェースをまともに当てるには
その向きが変わらないよう かなりガッチリと
力一杯と言ってよい程、握る必要が生まれます。
重心距離の無いモデルでは フェースではなく、
側面やバックフェースがボールに向いていても
自覚できる感触が無く、
最悪の場合、ヘッドの角がボールに当たり、
自分に向かって ボールが飛んでくる可能性、
ロフトが増えてくると まともに当たっても
自分に向かって ボールが飛んでくる可能性があります。」
質問「ふわ~ 恐ろしいですね。」
店主「重心距離 というのは ゴルフクラブの構成上も、
安全面においても 必要不可欠なモノなのです。
本題に戻りましょう。」
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