フルショットは、ある程度出来るのですが、
ハーフスイングのようなコントロールショットが非常に難しいです。
なにかヒントやコツのようなものはありますか。
と言う質問を頂きました。
参考になると思いますので
先ず、倉本プロのアプローチを見てみましょう。
場面は 70ヤード
クラブは56度のサンドウエッジです。
風が強いので、やや低め.スピン効き目の球にするため
ボールは中寄りにしていますが、
特別 何かをしているアプローチではありません。
✊私の知っている限り、倉本プロの通常のショットよりも
特別低い、と言う感じではありません。
✋弾道の高さ
✋弾道の頂点(最高到達点)の位置 にご注目下さい
理想とする ボールより前に最下点があるショット
と この弾道質が結びついています。
何回か スローを見て頂くと分かるかも知れませんが、
まるで 左右の足を踏みかえている「だけ」のように
足廻りの動き以外 なにもしてない「ように」
股関節から上、腕、クラブ は固定した状態で
カラダだけを廻して、お尻も含めた脚周りだけを使って 打っています。
緊張した場面 で、
似た弾道を 繰り返し打てる、
望み一定の距離を打てる、
打ってみないと、振ってみないと
距離も含め、どんな球が出るか分からない
と回避するのなら 行き着く先はココなのでしょう。
ちょっと教科書的で真面目過ぎ と言えばそうなんですが…ね
質問の内容は アプローチ、もしくはコントロールショット
に感じますが、スイングの根幹の部分、になってくるか と思います。
ハーフショットやコントローショットなどで苦労するのは
スイングの中にある 加速の中にある加減速、途中変速です。
その際中に、更なる加速減速 があるからで
それは スイング動作のメカニズム として
切り返しから 左へのシフトやからだの回転 などによって
起こる動作に対し、肩の回転を遅らせる、
肩の回転が遅れてしまうような 腕さばき は入ると
インパクト付近で ベースの回転運動の加速 に
腕周りのリリースなどの 更なる加速が必要になり、
距離感の基になる 運動速度が管理しきれなくなります。
ハーフショット程度の距離であれば
足とお尻による向きの変更だけで 打てると思います。
腕はロック…と考えて良いと思います。
(がちがち って意味ではないですよー)
からだの回転で遅れるヘッドを 切り返しでほんの少し、ほんのちょっと残し
そのグリップエンドの向きのまま、回転でグリップを移動させる。
腕とクラブは切り返しでヘッドが遅れる分のトコロでロック
回転に対し 左腕が下がる習慣が付けば
回転によって グリップが低くなる習慣が付けば
世で言う 左サイドのリード(あんまり好きな言葉ではないんですが)
左グリップと㊨グリップの追いかけっこで
左グリップが㊨グリップに追いつかれなければ
それがフェースの下向きになります。
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