2024年8月29日木曜日

『ゴルフクラブのフィッティング』 シャフトの硬さ

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番手もそうですが、ロフトの流れを気にする方がいます。
勿論 大切です。

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ですが、ロフト角度もライ角度も
シャフトの硬さが流れている、統一されている
という事が絶対条件です。

シャフトの硬さが流れになっていないと
そのロフト角度が活きてきません。


これは ライ角度も同じです。

シャフトの硬さ/ロフト角度/ライ角度
は 一つのパックと言ってよいでしょう。
IMG_0624

例えば こういう事です
アイアンが #5~PW 6本在ったとしましょう

左から ロフト/ライ角度 そして硬さ の数値です

#5  26度 60   250cpm
#6  30  61   265
(めちゃ硬い)
#7  34  62   260

#8  38  63   260
(柔らかい)
#9  42  64   270
PW  46  65   280
(硬い)

性格や特性にもよりますが
シャフトの番手間の硬さが 5cpm としましょう。
ですから 流れとしては 本来 250/255/260/265/270/275
という感じです。
ところが 往々にして市販アイアン『セット』はこんな感じです。
セッティングとしては流れに、セットになっていませんが
見てくれや番号、本数はセットです。
上記のセッティングだと
6番アイアンがめちゃ硬いです。
 故に6番が飛びません。 7番より飛びません。
ですので6番は殆ど使いません。
8番アイアンは柔らかいですから
飛びやすくなっています…まあ それも困りますが…。
そして PWが硬いので 引っかかります。
このシャフトの流れだと
#6は#7と距離差が出にくく
#8と#7もくっ付いています。
#9とPWには大きく距離が開きます。

ライ角度に関しては シャフトが硬ければ
トゥダウン量が制限されます。
シャフトとゴルフクラブの特性上
シャフトは柔らか過ぎでも トゥダウン量は一定ですが、
硬いと垂れる量が足りないので 引っかかり易くなります。
引っかかり易い番手、クラブは殆どシャフトが硬いです。


ですので セッティングの狂い 流れのバタつき から
つかまり易い番手や飛ぶ番手は 総じてシャフトが柔らかく
飛ばない、ミスをし易い番手は 総じてシャフトは硬めです。
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その上で 非常に残念ですが、
アマチュアの ほぼ100% の人ほど
硬い…硬すぎる…オーバースペックな硬さを使っています。

吾々はアマチュアです。
おじさんでもあります。
久しぶりにゴルフに行くと 後半『へばる』のは
日常茶飯事でしょう。
少なくとも そこで助けて貰えるスペックは持つべきです。

また、クラブを買って頂くこちらからは
毎年頻繁に買い替えて頂くのは嬉しい限りですが、
何年も使おう というのであれば
数年後の体力が落ちる時を基準にしておくのも良いでしょう。

今! しかも その最高の状態! に合わせたクラブスペックは
ほぼ コースで足は引っ張っても、助けてはくれません。




『硬すぎます!』

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