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ゴルフの魅力の一つに『飛距離』があります。
多くのゴルファーは
飛距離➡ヘッドスピードと直結してると思っていますが
それは間違いです。
色々な条件がイコールであるのなら
それはヘッドスピード次第となりますが
多くの人はヘッドスピード自体を出すためのヘッドスピード
飛距離を出すためのヘッドスピードになっていません。
そして重要なことは
飛距離を目指したクラブの使い方は
同時、安定性、方向性も両立しやすい
ということなのです。
この二つのクラブの使い方を見て下さい
左側は多くの人がイメージしている
支点のあるクラブ使い
右はヘッドとグリップの移動の量が等しい(似ている)
クラブの使い方です。
同じような始発点からスタートしても
ヘッドを回す方のクラブの扱い方は
グリップに比べて 極端に …1/4円×長さ×3.14
ヘッドの方が多く動いています。
これを作り出すのには
ヘッドの進行方向と反対にグリップを動かす作用があるので
ヘッドを移動させている量(労力)なりに
ヘッドの移動速度は稼げません。
✴ショットをする時に忘れてはいけないのは当たり前ですが
ボールを打つことです。
ボールを打つ 飛ばす 移動させる というのは
質量との対決です。
より遠くへ飛ばすには より重い力が掛かりますし
早くヘッドを動かせば、インパクト時の衝突質量は高くなります。
グリップを止めてヘッドだけを動かす方法だと
クラブヘッドだけが進行方向に進んでいて
クラブ全体は進行方向に進んでいません。
故に クラブや腕などの慣性力が低く
インパクト時に受ける重さの『逃げ』が出来てしまいます。
右のクラブの扱いだと
クラブ全体が進行方向に進んでおり
それは同時に腕という質量も伴ないますから
インパクト時の質量に対し慣性力が強いので
質量負けし難くなります。
想像できると思いますが
ヘッドだけが大きく動く振り方だと
ロフトや向き、ヘッドの立体的な位置などが
ほんの少しの移動で大きく変わるので
それぞれが理想的なインパクトに収まるのは
非常にレアな確率になります。
クラブそのものの違いも乗っかってきます。
ヘッドを振るスイングをする人は
その行為がしやすいクラブ≒軽いヘッドを好みますから
それもインパクト時の慣性力の低下につながります。
クラブを下に振れば
その遠心力分、上に体を引いていないと
ボールよりもはるか手前をダフルことになりますから
ヘッド以外はいつも違う方向、
反対の方向に動いていることが少なくありません。
一方 クラブごとインパクトに入ってくる場合は
野球などでも言われる言葉ですが
体も含めて 動作がほぼ同じ方向に移動しているので
インパクトに体重が乗せやすくなります。
ヘッドを振るスイングは
冒頭で書いた通り
重さをどかす という事を忘れてしまい
ただ単にヘッドスピードを上げるためだけの
無意味な罠にはまってしまっているのです
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