2018年8月31日金曜日

夏季 アプローチ集中講座

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アプローチに限りませんが、
特にアプローチは 出来るだけ望み通りの距離を打つ
というコトが重要になってきます。

また それを実現するには

 出来るだけ速くない、
 出来るだけ大きくない、
 出来るだけ強くない、

ショットやスイングが理想的です。

 
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では どうすればいいのか、どれが正しいのか、

➂ボールは上から押さえ込む →つぶす

ボールは横に打ってはいけません。
(ボールを横から打つイメージは良くありません)
 それが例えドライバーであってもです。
ボールはフェース面で
 地面に押さえつけるイメージなのです。

IMG_0662

例えば です。 これはあくまでもイメージ…ですが
 ロフト0度のクラブが有ったとしましょう。
これで ボールを地面に押さえつけると
ボールは地面に埋まろう とします。
 逃げるところがないから です。
これが ゴルフ用語としての「捕まえ」 です。
数度でもロフトがあれば ボールは球体であるが故に
そのロフトという角度の方へ逃げようとします。
その逃げる動きが ボールの回転になり、
ボールの打ち出しの角度になります。

 これが ロフトの働き です。

IMG_0659

それが ロフト55度のクラブであっても 基本は同じです。

クラブは高い所から低い所へ
ある一定の角度で下げている その角度変化を生まず
斜めの直線
イメージでも ボールの真上からボールに向かってても構いません。

円弧は一切描かず
斜め下方向に下がっている過程の中で
ボールをマットなり、地面に押さえ込んでください。


✋重大な注意点です。
この時 ヘッドを動かすのではなく グリップを動かしてください。
グリップが動いた分、ヘッドが動きます。
シンプルにそれだけ です。
ですので 斜め上から… ということは
グリップが 斜め上から斜め下に移動中にボールを捕える というコト。


 これ 試しに スイングや、クラブ扱い云々でなく
 ボールを フェース面で 本当に地面に抑えて
 数ヤードの距離を打ってみて下さい。
 ヘッドスピード と呼べるような ヘッドの移動速度は一切要らず
 ポンっと 思ったより強い球が飛び出るでしょう?!

 👉これがショットの原点…なんですがね…。
  クラブの使い方の、ボールの打ち方の基礎…なんですけどね。



フォローはありません。パンチショットでもありません
これが普通のショットであり、アプローチです。
打ったところで クラブの動きは終わりになります。
 単に 体の回転のない動きなので こういう終わり方になるだけです。
止める と言う意味ではありませんが
インパクト以降 クラブ、そしてヘッドは 進行方向の下~斜め下~ を
地面で塞がれてしまいます。

 
だ か ら 『体の左向き』があるのです。
そこから 体が左を向いていけば
 横の進行方向に 上 が混じります。
だから クラブは一見抜けていくように見えるのであって
地面に塞がれていて 進行方向に 逃げ道が出来るのであって
普通のショットであっても ここの部分は同じです。
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ですので 先に体を回して それから振る
というのは アプローチにとっても、通常のショットにとっても
からだを回す とか、ボールのとらえ方を誤らせる元 に
なってしまいます。

✊からだが左向きをしていく
✊前傾姿勢があるので、その左向きには上が伴う


というコトを覚えるのはとても大切です。

これで 体を回す、ボールを打つ という順序も見えてきます。

スイングプレーンと呼ばれる 弧を描くコト はどういうことなのか
何によって 弧は描かれ、ヘッドが高くなったり、低くなったりするのか
も見えてくるので
体の回転の役割が分かり、目的が見えるから身につくようになるのです。

2018年8月30日木曜日

【募集】 ㊧軟鉄鍛造アイアンヘッド

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【募集】 ㊧軟鉄鍛造アイアンヘッド

 
CVL-1


重心距離   37.00mm
重心高さ   19.6mm
重心深度    4.0mm
重心角度   10.5度
CVL-4

   ロフト ライ  ヘッド重量
#5  27  60.5   300g
#6  30  61.0   308
#7  34  61.5   316
#8  38  62.0   324
#9  42  62.5   332
PW  46  63.0   340
PS   51  63.5   350
SW  56  64.0   355
 
 
CVL-2


✋Wニッケルメッキ//シャンパンゴールド を予定

✌✌✌募集数が集まるほど 速く 工場から上がる予定✌✌✌



お問い合わせ、ご依頼は
 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
  ☎046-804-1480  ハミングバードスポルテ 野澤 まで
            hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp

2018年8月28日火曜日

夏季 アプローチ集中講座 座学編

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ショットの基本になるのがアプローチです。


昔から
『ボールが上がるのはクラブに任せろ』
 と言われます。

それは今も昔も同じな筈です。

体の回転には前傾姿勢が伴っています。
正しく、あくまでも からだという骨盤から上の胴体を右向きに
体を捻って 肩周りだけを右に向けているフリではなく、正しく体で
右向きを作れば  トップオブスイング~ダウンスイング~インパクト
までは 体の向きによる 進行方向にはやや下向き が入ります。

アプローチでもそうですが
手も、腕さばきも グリップを下方向に動かしていますから
からだも含め クラブの進行ベクトルは斜めとは言え 下向き。

そこに クラブヘッドの ロフト と言う逃げ道があるので
ボールは回転が付いたり、打ち出し角度付き
ボールが上がっていくのです。

ロフトを除いて 直接的に、ボールを上げる要素は動作には無いのです。

ですので クラブにはバンスが有ったりする訳です。


それを 人間の動作 でボールを上げようとすると
途端にクラブは機能を果たさなくなります。

それでなくとも コースでは 左足上がり であったり、
左足下がり などの傾斜が常時存在しています。

自分がボールを上げる要素 というのを 一定にしておかないと
その状況に応じて 計算が立たなくなります。

自分でボールを上げる 👉すくい打ち~しゃくり打ち~煽り打ち
の場合、登り傾斜では その傾斜以上にボールが飛ばなくなります。

 
IMG_0662


有り余るほどのヘッドスピードや運動性能があれば
まだ すくい打ち、しゃくり打ちでもなんとかなりますが、
オジサンおばさんゴルファー向きではありません。
私たち オジサンおばさんゴルファー は
いかに 道具を利用し、少ない労力で遠くに飛ばさない と
スタミナがもちません。
また、煽り打ち、手振りの場合
関節の存在しない背骨を捻ったり、傾けたりするので
重大な故障の原因に成り得ます。




ボール・・・ というのは フェースで地面(マット)に押さえつけるモノ と言う感覚が
身に付くか、イメージできるか がスイングの分かれ目 と言えると思います。

2018年8月27日月曜日

振動数200cpmはどえらく硬い

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約10年くらい前の雑誌の記事…なんですがね



✋約17年前 横須賀で工房を立ち上げ
他店と同様に 人気クラブ・シャフトを中心に展開
 
👉硬いカーボンシャフトが出回り始める
 
👉ユーザーの反応がどうも薄い・・・
「ウンでも無ければ、スンでも無い感じだった」
 
✋どんなシャフトでも答えは対して変わらない・・・
「ナゼだ???」
 
👉約11年前、硬さのバリエーションが
13種類以上在るシャフトを見つける
 
👉ユーザーを集め、このシャフトの試打を行う。
硬い方から始めて、柔らかい方へと進めていく実験を
すると、柔らかいシャフトほど、ユーザーの感想が
具体的なモノに変わっていくコトに着目。
 
✊そこで 方針転換を決意 
「ナイショでSシャフトの人に”A”を挿したり…」
柔らかシャフトへの移行を開始する
 
👉柔らかくするほど、何故か結果は良くなった。
「例外は無かった。正に硬さ革命」
 
👉「超軟シャフトは何故良いのか?」の研究に着手
 
👉あらゆる(柔らかい)シャフトを試しながら
フジクラのブラックスピーダーに出会う
「万遍なく撓るシャフトで、しかもRより柔らかい。
フレックスがF0、F1、F2、F3まで在った」
ちなみに F0の振動数は 230cpm
 
👉今では特注で作って貰ったF4が主流。
「実は、その下のF5も店には有るんです」
目標は組み上げ時点で アンダー200cpm



2018年現在 振動数200cpmはどえらく硬い

2018年8月26日日曜日

夏季 アプローチ集中講座 ➀

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アプローチは
その『とらえ方』を覚えると アプローチだけでなく
ショット全般、そしてパッティングにも良い影響を与えます。


特にグリーン周りの ちょこっとショットは
ショットの「インパクト付近」を抽出したようなモノ です。
スイングを治すよりも ここを治す方が効果的 でしょう。


とは言え スコアに関して言えば
パットも含め 50ヤード以内のショットが
全体の6割以上 7割近くになるのがゴルフです。
ここが改善されれば スコア も改善されますし
ショットの距離も伸びるようになってきます。

 
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➀距離はグリップスピード次第

これはアプローチだけでなく、ショットであっても
当然 パッティングもそうです。
漠然としたイメージですが
多くの人は インパクトの強さ
衝撃の強さ というのを距離感と思っているか、
もしくは 機械的にスイングの大きさ みたいなものを
距離感にしているケースが多いようです。

スイングの大きさ に関しては
 なんと言えば良いのでしょうか…
正直に言えば   教えるための教え方  であって
教わる側の都合 ではなく 教える側の都合 に思えます。
どの道 現場ではまず上手くいきません₍理由はのちほど₎

パターもそうですが、ボールのスピードをイメージします。
それを作り出すのは ヘッドスピードではなく
あくまでも グリップスピードだ というコトです。

グリップスピードとボールスピードのつながり
そのイメージはとても大切です。






②スイングは 最小限・最低限、最遅 で。

多くのアマチュアの ボールのとらえ方 は
アプローチに限りませんが、ものすごく非効率。
悪く言えば 
飛ばさないためのとらえ方 です。
ボールが飛ばない、振り加減より飛ばないので
どうしても 大きな速いスイングが必要です。


ボールが飛ばない方法は 当たり前ですが
1.大きく
2.速く  振らないと遠くに飛びません


そして これも当たり前 ですが
ミスは 

1.大きく
2.速く 振るほど 倍化して出ます


そして ミスした時の痛手も

1.大きく
2.速く 振るほど痛くなります


これは普通のショットでもそうです。

言葉で言うのは難しいですが、
アプローチでは ウエッヂ系の大きなロフトのクラブ を
使って行うことが多いので それで表現すると
フェースがずっと 自分の方を向いているような
ボールの底をこするような 打ち方
即ち、こすり打ち です。

こすり打ち…では 望みの距離を打つのに
必要以上に  大きく~速く 振らなくてはなりません。
そして 方向性も悪く、当然ミスも頻発するうえ
こすり打ちは 同じ速度で動作しても
同じヘッドスピードであっても 距離が大きくバラつき
しかも うまく打てた時、必ずショートします。
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このように ボールをとらえてしまうのが こすり打ちです。
こすり打ちでは そのクラブの そのロフト、その振り加減、ヘッドスピード が
ボールの距離→ボールの速度にならず
 回転と高さに化けさせるため の
意図的に距離を殺す方法
 です。

打ち方・・・ でいうと
この画像のように ヘッドは上下、縦の弧を描いていますが、
本来、その弧というのは
傾きのある体の回転によるもの な筈 なのに
肩の揺さぶりだけで打ってしまうケースによく見られます。

ここの部分は 技術的なコト よりも
先入観念 の方が強いような気がします。

 明日は こすり打ち でない 打ち方・とらえ方 を(^_-)-☆