2024年1月31日水曜日

シャフトの硬さとトゥダウン、重心位置

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/

店長「あと…ですね、
 シャフトの硬さ と スイングについて
 スイングと言うよりも クラブの扱い に近いかも知れませんが
 とても 気になるコトがあるんです。

 と言っても コレについては
 きっと 誰も答えてくれない というか、
 考えてないコトだと思うんです。」

質問「大事なコト…なんです❓」

店長「と思うんですけどね…。
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 ゴルフクラブ、クラブヘッドって
 野球のバットやテニスのラケットみたいに
 打点がシャフトの延長線上にないじゃないですか
 打点ソノモノではないですけれど
 重心位置(ヘッドの重量の中心点)って言うのがあって
 フェース面状であれば 重心距離と呼べば良いのか
 その重心、打点 と 握っている棒のズレ を
 どう処理しているのか❓❓ って思うんです。


 静止状態はズレていますけれど
 シャフトが柔らかければ
 クラブが運動状態になれば 自然に揃います。
 遠心力の掛かる点と打点が揃っていた方が
 力学的に チカラは逃げにくいと思います。
 ズレたままでは 打撃時にヘッドやクラブに回転(ヨジレテ)して
 チカラが逃げてしまうと思うんです。
 俗に言う トルクの掛かった状態 って奴ですね。

 ですので 悶絶クラブは捻じって使わないように
 シャフトを振らない、ヘッドを振らない よう 薦めています。」

質問「確かに 握っている棒、そのもので
 ボールを打つ方が、数センチ ずらして 打つよりも簡単、
 って思えますよね。」
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店長「はい。クラブや機種、番手によって そのズレが
 3センチだったり、4センチだったりするのですから
 その調節をしなくていい に越したことは無いと思います。

 ボールの大きさ(直径)って 42.6㎜でしょ、
 1cm(10㎜)ずれたら 結構大きなミスになります。

 クラブを替える度に コレは 35㎜、 コレは 43㎜
 なんて 無理だと思うんですよね。
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 ヘッドのソノモノの構造として
 重心がズレていないと 番手ごとのロフトが設定出来る、

 クラブの場所やヘッドの姿勢なんかが把握し易い、
 ゴルフと言うスポーツ、娯楽の安全面を考えても
 重心位置~ズレは『絶対に』必要なんですが、
 ボールとの激突時は 出来れば無い方が良い✋
 柔らかいシャフト…と言うと誤解を生み易いですが、
 ちゃんと運動する硬さ、動く柔らかさを使うと
 その 二重構造 というか、
 二面性を両立出来るんですが、
 硬いシャフトだと そのズレはずっと維持されてしまう。。。

 それって どうやって解決してるんでしょう❓
 ものすごく 謎 です😵

 おそらく 多くの方、もしくは その手の知識がうっすらと有る方は
 その トゥダウンと言う現象は 悪 と言う認識なんだと思うのですが
 じゃあ その重心位置とシャフトのズレ
 機種によるその違いをどうされているのか、
 どう処理するのか 公表して貰いたいのですよ。」


質問「友達に無理やり 硬いシャフトを打たされる と
 始めの数発 シャンクが出るのは ソレ が原因ですか⁈」

店長「はい。柔らかければ インパクト付近では
 シャフト、グリップ、棒の延長線上に 重心位置が来ますから
 棒そのもので打つ感覚で良いんですけど、
 硬いシャフトで  それやったら そこは棒、
 ヘッドで言えば ネック部になりますから シャンクですね。
IMG_0612

 この問題はもう少し複雑で、
 実はアマチュアゴルファーを悩ませている課題だと思うのですが、

 一般的なゴルファーの場合、
△大きなヘッド(重心距離の長い)のドライバー は
  シャフトが柔らかくて(アイアンに比べると) 👉振動数230cpm
△小さなヘッド(重心距離の短い)のアイアンは
  シャフトが硬い(ドライバーに比べると) 👉振動数300cpm

✅シャフトが硬い 重心距離が残るクラブは
 運動させると フェースが開くので フェースターン必須
 な 打撃方法になると思うのですが、
 その打撃方法で ドライバー(重心距離大/シャフト柔)を打つと
 ハイ-プッシュ-スライス になると思うんですけど…。

✅逆に ドライバーを基準にして スイングを造ると
 まあ十分な柔らかさはないですけど それでも
 シャフトの延長線上近くに 重心来るスイングになりますが、
 それで アイアン打つと シャフト硬いですから シャンクです。


✋平均的なゴルファーですと
 ボールの置き位置は アイアンはうんと中、
 ドライバーは左かかととか かなり外ですので
 インパクトタイミングがかなり奥、後になりますから
 ハイプッシュスライスの逆球、ひっかけ フック に
 なっちゃうんじゃないですかね❓
(((((_Moment

 どう考えても 同じスイング、同じスイングタイミングで
 双方を同じように打つのは不可能に近い芸当です。

 スイングの練習って 主にアイアンでされるコトが多い
 でしょうから、ドライバーに持ち替えても
 上手く当たるのに 数球かかるんじゃないです❓


 コースで どっちかは良いけど、どっちかはダメ🙄
 😵ドライバー、アイアン が 両方 良い😊 って
 日はなかなか来ない、年に一度 とか なるのは
 仕方が無いと思うんですよね。
 気付かない内に 自分自身でそう仕向けている のですから…。

 そう考えると ゴルフの技量として
 メカニズムをちゃんと考えて ゴルフクラブ
 特に セットのシャフトの硬さの流れを把握する、
 そういう ゴルフクラブをセットして選ぶ は
 大変 大きな ゴルフの技術、技量の一部だと思います。

2024年1月30日火曜日

『ゴルフを始める』 スターターキット

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ごくごく平均的な…
そうですね 60歳前後の
 身長170cm前後、 体重70キロ前後
 やや運動不足気味の男性
 
 『これからゴルフを始める設定』であれば
 もしくは 貰ったクラブで始めて
 自分で購入する『初めてのクラブ』
👉ドライバー45インチで 硬さ 200(~160)cpm
👉アイアン38インチで  硬さ 220(~180)cpm

この範囲位が理想的、
 コレに慣れさえすれば 癖のない、
 からだを傷め難いスイングに行き着き
 「楽しめるゴルフ」が出来る と思います
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と・こ・ろ・が 市販の一般的組み合わせ
予算の都合上…中古のセットなんかを買うと…
 ここらへんから スタート…というコトになります。

ドライバーでスイングを覚える、というのは
ちょっと無理がありますから 当然、短めのアイアン
で 練習を始めることになります。
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この硬さ は 一般男性 にとって
地面に置いてあるボールを
フェースで こそぎ取る のが難しいスペックです。
ボールが拾えない…

フェースを下に向けたまま
  からだの回転で! なんてことをしたら
見事に空振りするだけ です。


ですので フェース、ロフトを開いて
ボールとマットの隙間に
 フェースを入れるコト
 を強要されます。
それ以外の方法では かなり難しい…。
20090801 2009_09_02_14_54_45-564フレームショット20090801 2009_09_02_14_54_45-567フレームショット




8番アイアン以降の 元々大きめのロフト のクラブ
であれば 曲がりの元になる 縦のスピン量が多いですから
方向は兎も角、それでも大きな曲がり にはなりません。
ところが 6番よりも上の 長い、ロフトの立ったモノ
 になると そう打とうとすると ダフリ、トップ か
飛ばない 緩い右曲がりの球 
になります。

ロフトを開いて 地面のボールをこそぎ取る
 そして そこそこの当たりになる
この二つを両立させるには
 俗に言う ハンドファーストは厳しく
 ヘッドでグリップを追い越す
 開いて入れて、閉じて抜く
そういう感じにならざるを得ません。
(実験)振り子式アプローチVSごく普通のアプローチ_Moment

✋バンカーはなんとかなりますが…
 アプローチショットはものすごく苦労するコトになります。
 開いて入れて…ボールとマットの下を刷り抜くショットは
 そこそこの インパクト加速が必要です。
 緩いインパクト加速では ダフリか、トップは必至。

 しかし、アプローチはその加速加減が距離加減です。
 果たして どう距離を調整するんでしょう❓


練習場でのアイアンショットには マットと言う強い味方 がいます
 ですので 慣れてくれば、ミドルアイアンでも 
 ロフトを開いて 少しダふらせて
 と言う打法が 自然と身についていきますが、
ところが そのまま ドライバーに行くと
 本来、打つべきスペックよりも硬いドライバーですが、
 比較対象になる アイアンよりは柔らかく
 シャフトがしなる分、開きが増大し
 強烈なスライス を味わうことになります。

開いて入れて と言う打法は
 既にこの時点で 「自分の当たり前」になっていますから
 フェースターン が 次の課題 になって行きます。
 アイアンに比べ 大型のドライバーは重心距離も長く、
 アイアンよりもシャフトも柔らかい 
 しならせて しなり戻して を続けていくと
 本来の 自分の『使うべきスペック』よりも
 少し硬い筈の ドライバーシャフトが 柔らかく感じる…

『そうだ!』

  もっと シャフトを硬くすれば スライスしないで
  もっと 飛ぶはず!

この経験するゴルファーは かなり多い と思います。

 スチールシャフトの
 インパクトやダフリ、トップなどの衝撃の減衰率は
 カーボンのそれに比べ 半分以下、
 つまり 衝撃がかなりからだに響く上に
 腕のロールを激しく使い、
 インパクトでは左腕の止め、絞り、
 ヘッドターンするのですから
 肘や手首などの関節への負担も
 少なくないスイングを要求されます。

リリース の勘違い❓_Moment(2)

確かに 自分の本当の体力に合ったシャフトの硬さ
  には コストがかかります。
硬いシャフトの墓場 の中古品 から比べると
  文字通り 桁違い になるコトもありますが…
体の故障を生んでしまう運動性能頼りなスイングを強要され、
  のちのち かかる整体や医療費 を考えると
どっちが『高い』のか疑問です。

2024年1月29日月曜日

悶絶…ドライバーシャフト振動数140cpmアンダーへの道②

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そして ケンズチャンプをリシャフトの主軸 にしました。


今までは お客様指定のシャフトの、指定の硬さ で
 リシャフトしていたんですが、
 ケンズチャンプを主軸にしてからは 一応、ご希望は伺い、
 スイングを見て、行けるところまで「柔らかい」モノを選択。 
スナップショット 2 (2012-11-01 20-24)

ヘッドスピード50msを楽々超える人
 であっても ほどほど「柔らかい」スペックがとても有効✋
✋ヘッドスピードの速い人や
練習頻度、量の多い人は
肘や手首(特に左側ですね)を傷める、痛めている人が
多かったのですが、柔らかシャフトにすると
 それが短い時間で解決します。


そうなると 欲が出ますよね、
 私にも、お客様にも。
🤗もっと柔らかいシャフトが有れば もっと飛ぶんじゃないかと…。

ケンズチャンプのレディースを
 45インチ ヘッド重量200g に装着すると
 硬さは 230cpmを切る位…当時では異例の柔らかさ…ですが

✋✋✋2022年現在 45in ヘッド重量200g 振動数230cpm
 が 標準的な Sシャフトのドライバー になってます。


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それを下回るようなシャフトを 手あたり次第、テストしました。

女性も含め
 アマチュアゴルファーに美味しい「柔らかさのシャフト」帯に
 あまり多くの種類はないんですね。今も、昔も…。

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シャフトの硬さ選定、
そして 硬さの基準そのもの
今もゴルフ業界、用品界の大きな問題です。

ウッドシャフトの場合、
対になる アイアンシャフトとの兼ね合いも否めません。
当時は グラファイトの柔らかめ のアイアンシャフト も
出始めていました。今はあきらめ気味になりましたが、
アイアンシャフトをグラファイト化に‼
 誘導したかったんだと思います。


とは言うモノの、ゴルフ業界にとって『
 声の大きい人、意見を発する人は
 だいたいの場合
①パワーのある、ヘッドスピードの高い、
②少ないスコアで回る人 ですが………
 その 発信者 の割合は実はとても少ないのです…。

 例えば、ですが、
 一般論で言われている 成人男性のヘッドスピード は
 42ms位と言われていますが、かなり お上手、が入っている数値です。
 本当に 42ms あれば かなりのハードヒッター です。

 日本のゴルファー全員を計測したわけではないので
 推測に過ぎませんが、30歳~85歳 までの成人男性ゴルファー、
 (年齢で言うと 平均は 63.4歳位だと思います…)
 実ヘッドスピードの平均値は 37ms位 だと思います。
   (37ms 以下 の可能性も多分にあります)
 50歳以上で 37msあれば かなり飛ばせる方に属します。
スナップショット 4 (2013-03-29 22-29)

よく言われる その平均(願望)値 42ms を含め
それ以上の人は 全体の2割いるか、いないか、でしょう。
ですが その2割いるか、いないか の人は声が大きい。
夢中になっている人も多いから…
 お金もより多く使うから… もあるのかも知れませんが
ゴルフ用品の多くは その人たち向け です。

本当は ヘッドスピード 37ms しかないのに
 願望も含め 無理して 42ms向け、それ以上のスペックを使えば
 無理して、余計なことをして 使わざるを得ません。

特に 個性的でない、フェースローテーションが意識の中にある
 ごく平均的なスイング、ごく普通のヘッドスピード、体力、で
 シャフトの硬さ(振動数) 150cpm を使っても
 なんら問題がない、もしくは、より楽に飛んだりするのに、
 知らないとは言え、
 250cpm、振動数100cpm フレックスで10個も硬いシャフトを使えば
 シャフトをしならせて、しなり戻して という
 必要のないコトが「必要」になってしまう のは当然帰結でしょう。

ゴルフ業界全体が 体力に応じたスペック を
 背伸びして設定しています。
  願望…は分かるのですが
 (ま 商売上、その願望をセールストークにし易いのですが)
 そこで さらに各個人が、背伸びしてクラブを選んでしまう、
 その二重の背伸びが
  実は ゴルフの悩み、スイングの悩み の 始まり
 の 可能性は非常に大きい と思います。

だいたいの場合、クラブやシャフトを選ぶ基準は
 適正 ではなく、 願望 なのです。
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話しは元に戻りますが、
求め続けた 美味しい柔らかさのシャフト の中で
抜群な性能だったのが フジクラのブラックスピーダー468 です。

 ちなみに ですが、
 フジクラのスピーダーの番号 の最後の桁 は
 それが リリースされた年号 です。
 ですので ブラックスピーダー468は 1998年、
 スピーダー757 は 1997年
 スピーダー569 は 1999年
 スピーダー661 は 2001年 です。

ブラックスピーダーは通常の硬さ表記ではなく F0.F1.F2.F3.
 と言う表記で F0 で上記状態のクラブ(45/200g) で
 230cpm と 同じ振動数 ですが、
 べらぼうに硬くて 使える人がいません。
 ヘッドスピード が 60ms近い人 であっても かなり辛い とのコト。

ブラックスピーダーに限らず、この頃のフジクラのシャフトは
 実験も兼ねていて、全域に合成の高い繊維でハニカムを入れていました。
 スピーダーは その名の通り 「復元の速い」シャフトですが、
 その意味は シャフトのしなり、たわみの復元ではなく、
 シャフトの形状の円形の歪みの「復元の速さ」で
 それが「速い」と 人間の感覚でしなりを感じる前に復元してしまいます。
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 ごく普通の感覚であれば F2  振動数210cpm あたり です。
 飛距離重視の人であれば F3  振動数200cpm じゃないでしょうか

✋今から考えれば 相当硬い ですけどね。

2024年1月28日日曜日

悶絶…柔らかいシャフトへの道①

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/


ハミングバードが『柔らかいシャフト』に至った
思い出があります。 30年位前(1990年代前半)…でしょうか
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 オーダーメイドゴルフショップ とは言っても
当時は まだ グリップ交換や修理、リシャフトが主軸の商いでした。 
リシャフトを依頼され
 お客様指定のシャフト、指定の硬さ を装着する訳ですが、
 数週間、数か月後、そのお客様に練習場で出会うと
そのリシャフトしたクラブを使っていない、
もしくは また 別なシャフトに入れ替えている、

 と言う場面に かなり頻繁に遭遇する…のです。

20代の私にとっては
 高額なゴルフシャフト、
 壊れても居ないシャフトを交換するコト は
商売を除けば、羨ましい限り でした。
  にもかかわらず また、クラブを換える、シャフトを換える…
商売上はとても有難いですが、
 頭の中は「????」で一杯でした。



そんな商売の中で あるシャフトに出会いました。
 昔、日本のピンゴルフの代理店のキーストンと言う会社が
 プロデュースした 三菱製のシャフトで名称を
 ケンズチャンプ をいう、当時、人気の有ったシャフトです。

今でもそうですが、シャフトの硬さの分類は
 レディース、
 ●稀ですが A (アベレージなのか アマチュアなのか不明)
 R、SR、S、X、XX、 こんな感じ
その「ケンズチャンプ」の特徴は
 レディースから始まって A.AR.R.SR.S.SX.X.XX...
 と細かく分類され ✋それが 振動数によって管理されていました。

製品には誤差がありますので
✊同じ振動数であっても Rで作った時と、SRで作った時は
 どう違うのか❓
✊硬さを伏せて、目隠しで打って頂くと 一体どう感じるのか❓


 すべてのフレックスを 同じヘッド、同じヘッド重量、同じ長さ、
 同じグリップで ランダムに番号を振って
 かなり多くの人に、かなりの球数、かなりの期間、
 テストして貰いました。

すると 今までの 自分の漠然とした思い込み とは全く反対の
 そして 矛盾に感じていたことの答え が有ったのです。
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延べ延べで 200人を超える人に打って頂きました。
 ほぼ全員が…
 スイングや、年齢、ヘッドスピードに関係なく
  一番下のフレックス の レディース(フレックス)が
  …振動数 で言うと 45インチ/ヘッド重量195g 👉225cpm前後です

 距離も✋ 安定度も✋ 振り易さも✋ 断然に良いのです。
 一番 柔らかいシャフトが 真っ直ぐ飛んで 振り易い という
 回答なのです。

そして、更に 硬さを『感覚で』判定して頂くと
 概ね…ですが、製品の表記とは 真逆の結果 になるのです。

 その頃のお客様は全国区というよりも
 やはり 地元のお客様が多かった…のですが
 その位の硬さをリシャフトに採用すると
 『飛ぶ』 ケンズは飛ぶ と評判になりました。
 年間で 200本以上リシャフトした記憶があります。



ゴルフクラブは構造上、上下左右、前後に偏重した形で
 方向も高さも、距離も
 数度という 上下左右の角度に司られています。

 安定して、効率よく、繰り返し 打つコトを望まれるスポーツで
 出来るだけ 捻じれ をクラブに造らないで打つ方が良い筈…
 …なのに 多くの人は『意図的』にねじれを造って打っている
 と言う答えもそこに合った訳です。

2024年1月27日土曜日

軟鉄鍛造削り出し マレットタイプ 数点残りあります

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 〇マレットにしては かなり小振りな感じ です
 〇すごく テークアウェイ取り易い と思います
 〇予想外の顛末ですが、ハミングバード史上 最高の出来と思います
 〇L型ブリストルご使用の方にも 非常に違和感のないデザインだと思います

 一点モノ ではありますが、
 このパターに興味が有る方、
 数点 残りがありますので
 欲しいな と言う方は お問い合わせ下さい


 〒238-0024 横須賀市大矢部3-14-10
  046-804-1480    野澤  まで
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お届け 〇2月中(そろそろ上がって来ます)を予定しております。

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価格 〇ヘッドは量産する予定はありませんので 金型は造りません。

   削り出し用の粗型のプログラミングは致しますが、
   最終的には全行程 手削りになると思います。

   かなり 修正回数を重ねており
   一度作り直しもしていますので

 そこそこの高額品になる…と予想されます。

2024年1月26日金曜日

ゴルフクラブ、シャフトの硬さから始まるスイング論

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/

店長「硬いシャフトでゴルフを始める、
 グリップが押されないので ハンドファーストが出来ない、
 ボールに届かない、
 早めのキャスト、リリースになる、
 コレって ものすごい多いパターン だと思うのです。」
((廻る方・向き方を変えてみましょう_Moment(2)

質問「だと思います。かく言う私も、です。

店長「コレって 先に進めば進む程
 どんどんゴルフの関所が出来ちゃうパターンなんです。

 理想的なゴルフスイングの姿 は
 トップで出来たクラブと腕の形をロックして
 遠心力やシャフトの誘導で腕は伸ばされ気味になりますが、
 基本、ロックして 自分が向きを変えるだけ です。

「リリースのミス? 下に振るのか 廻るのか_Moment(3)

 ところが 硬いシャフト、きついシャフトでゴルフを覚えると
 腕とクラブをロックして カラダを回しただけ では
 ボールに届かず、空振りです。

 ですので、腕を伸ばして アドレスの腕とクラブの長さに
 戻そう とするのですが、
 これでは ボールには届いても ボールは捕まりません。

 本来の姿 ですと、ロックして回転するコトが
 ボールを拾うコト と ボールをつかまえるコト 双方を
 両立していくのですが、
 コチラの場合、届くと捕まらない、当たると捕まらない、
 つまり 次は「つかまえるという関所」
 自分でこしらえてしまうのです。 

 当たる、浮く、飛ぶ、前に進めるようになると
 今度は ボールがつかまらず、スライスになるので
 よりヘッドを、シャフトを振り回すようになる、
 ヘッドターンが足らないから フェースが左を向かないから
 スライスになる という圧倒的にまちがった認識が身に付きます。」

質問「身につまされます。」
店長「もう少し ゴルフをやるようになると
 ヘッドはインサイドから入れろ とも言われる…

 例えば 5度インサイドから入れるのなら
 アドレス時の目標に対し、5度まで開いていても
 スライス回転は入りません。
 インパクト時を静止画で見たら 開いているのに…
 スライスにはならないのです。
 逆に 5度アウトサイドから入る場合、
 5度閉じていても スライス(右)回転は入ります。
 ゴルフクラブの特性として ヘッドを閉じれば閉じるほど、
 軌道そのもが内に入り込むので ヘッドの開閉は
 軌道にも影響を与えるので 追いかけっこ になってしまうのです。
ドライバー入射角度

 もうこの時点で クラブの描く弧 -回転 と
 自分のからだの向き/回転 その弧 が
 分離したモノ になっていると思うんですね。

 その始まりは キツイシャフト、硬いシャフト だった訳ですが、
 シャフトを振る、ヘッドを振る、クラブ単体を振る
 スイングが身についていますから
 より硬いシャフト、より軽いヘッド、重心距離の無い小振りなヘッド
 そう言うモノが好む、
 そう言うモノの方が結果が出るので
 50msを超えるような PGAプロが使っているのと
 同じようなシャフトの硬さを ヘッドスピード40ms
 の人が使うようなコトになる訳です。」

質問「。。。。。。。。。。」

店長「嫌味ついでに言えば、手首や肘、首や腰などを傷めて
 初めて スペックダウンを考えるようになる のですね。」

質問「。。。。。。。。。。」