2025年8月31日日曜日

ゴルフ知恵袋『スプーンの方が飛ぶ?』

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/



質問「もしかしたら…なんですけれど
 ヘッドの入れ方、入射角度とクラブの長さの関係は
 以前、自分もそうだったんですけれど…
 ドライバーよりも スプーン(3番ウッド)の方が飛ぶ?
 と関係あり なんですか❓」


店長「はい。関係ありあり✊ だと思います。

 ロフトや長さ、ヘッドスピードによっても
 その数値はひとそれぞれだとは思いますけれど
 例えば…ですが、45インチのドライバーで
 入射角度、計測器なんかだと アタックアングル って
 呼ばれたりもしますけれど
 その数値の理想値が アッパー2度前後だとします。
ドライバー入射角度
 それが 4度も5度モノ アッパーになってしまうと
 打ち出される角度は高いけれど
 ボールスピードもあがり切らず
 ぽわッとした 上がる球になり ボールが伸びない…
 アッパーになると 実質ロフトは減るので 
 数値としてスピンの総量は減りますから、吹け上がる、
 ようなことにはなりませんが
 🥎の打ち出しが高いので その低スピンもあまり意味が無く
 飛行する持続するチカラというよりは
 より高さを生み出してしまうような
 ヘリコプターのホバリングみたいになってしまう。
Desktop 2022.10.18 - 23.18.35.01_Moment(3)
 そういうタイプの方が ドライバーよりも2インチ短い
 スプーンを持つと その短くなった分、
 入射角度、アタックアングルがキツクなり、
 この場合は アッパー度合いが適切なモノになり
 スプーンだから ロフト角度としてはドライバーよりもあるのに
 アッパー効果が ロフトを殺し、スピンも適切、
 15度のロフトの43インチのスプーン が まるで
 10度のロフトの45inのドライバーで打ったような
 入射・インパクト姿勢に非常に近いモノになるので
 スプーンの方が飛ぶ…  もしくは あんまり変わりがない、
 と言うのはそう言う仕組みなんですね。
ドライバーの入射角度114

 とは言っても そう言う状態の人、
 ショット全般に あおり打ち、しゃくり打ち、すくい打ちが強い方は
 スプーンを地面から打つと アッパーでは打てませんから
 ダフリやトップ、チョロのミスになり、
 ティーアップしたのと同じような球は望めません。」

質問「クッ! まるで 見られていたような・。・・」

店長「ですので 飛距離に悩んでいる方 は
 長尺よりも むしろ 若干、短めにした方が
 飛ぶケースは とっても多いんです。



✅飛距離に苦しんでいる方の多くが
 スライスにも悩まれていたり。。。

 そうなると インパクト時、フェースが開いている →
 フェースを閉じる、ヘッドターン、フェースターンは
 クラブが最大の長さ、一番大きな弧にならないと
 最大の弧に近づけないとし難いモノ です。
(アプローチ) 比較映像_Moment(4)
 ヘッドを返そうとすればするほど
 ボールに当たる前の 早い段階で 弧が膨らむ、

 大きくなるので 当たり終わると直ぐにヘッドが上昇軌道になる

 弧が大きい は 道のりが長い、
 イコール 時間がかかる訳ですから
 インパクトのタイミングが あと になり易い

 ドライバーによる アッパー度が強くなり易い のです。

 意図的にアッパーにする は
 あまり良いことではありませんが、
 ティーアップ分、ボールを左(右打ち)に置く分、
 薄い『適切な度合い』のアッパーに自然な形でなる、
 というのが ロフトの少ないドライバーの理想的な打撃 です。
 しかし、ヘッドスピードがプロのように高くない、
 若い人のように速くない 我々には
 その度合いも ほんの少し アッパー2度前後の狭い幅で
 それ以上 アッパーが強くなって 良いことは殆どありません。
((スライスにさよならしよう_Moment会田20210701_Moment(2)









 飛ばす為に ヘッドを返す(スライスを予防する)
 それが故に ボールへの進入が良いモノにならない、
 ボールを打つかなり手前で 最大の弧の大きさになってしまう…
     (ヘッドを返そうとするとそうせざるを得ない…)
 という 前門の虎後門の狼状態 になるのです。

 スイングの インサイドアウトとかアウトサイドイン
 スイング軌道の左右方向ばかりを気に取られていると
 実は ショットにとって 最も大切な ヘッドの入れ方
 入射角度(アタックアングル)が急所になってしまうのです。」

2025年8月29日金曜日

ゴルフ知恵袋『長尺あるある』

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店長「ドライバーを長尺にする場合、
 〇長尺にする事によって 若干のH/Sが上がる
 〇長尺にする事によって 入射が緩くなる

  → 後者は ボールの打ち出し角度が上がります。
 ザックリ言って この二つの効果で
 より少ないロフトで、少ないスピン量でも
 使える人に効果が高い、
 元々、ヘッドスピードの高い人の方に効果が出易い傾向が
 強いと言ってよいでしょうね。
Desktop 2022.02.13 - 21.34.58.01_Moment(2)
 アマチュア、ヘッドスピードが40ms前後、
 そして未満の人にとっては
 ロフトをこれ以上少なくするのは 危険、
 安定性や方向性に不安が付きまといますので
 あまりお薦め出来ません。

 アマチュアの場合、
 例えば 45inのドライバー、
 それを ヘッドスピード40msで使う、
 理想的な条件で 入れて来る入射角度よりも
 緩い入射角度で入れてきている人の方が多いので、
 ショット全般を すくい打ち気味で行っている人が多いので、
 
 ダウンブロー → レベル → アッパー
 意図的では無いけれど
 ドライバーはティーアップして打ちますので
 その分、アッパーになってしまっている、
 過度にアッパーになっている人も少なくないです。
Desktop 2022.10.18 - 23.18.35.01_Moment(3)
 それを 長尺にして、更なる緩い入射、
 この場合は アッパーがより強くなる可能性があります。
 アイアンのダウンブロー と同じように
 ドライバーのアッパーブロー にも良い具合、
 加減がありますから あまり それが強くなり過ぎると
 打ち出しの高さは出るけれど
 スピンの量が減り、同時にボールスピードも乗らない、
 上がるけど ポッコンと飛ばない可能性が出てきます。
 それは特に 高くないヘッドスピード帯、
 40ms前後、それ未満の人に出易いです。」

質問「長尺で良い想いが無いのは そういうコトですか…。」

店長「長いので扱いにくい、ってもあるとは思いますが、
 あるある ですね。

 また 長尺になると しゃふとのしなり が増える、
 本当は ヘッド重量が長さ分、減っているので
 変わりはないんですけど、思い込みと言うか、
 気分的に シャフトがたくさんしなる、柔らかくなる、
 と信じている人も少なくない、と思います。

 ✋ で、しなりが増えるから シャフトを硬めにする、
 と言う人も居たりして…。
 そうなると より入射が緩く…アッパー気味が強く
 なる可能性もあるので 上手く行かないでしょうね。

(((『カラダ』の「廻し方」 比較映像_Moment(3)
 また これは全員じゃないですけれど
 長尺だから ヘッドスピードが上がって飛ぶ
 長尺だから 遠心力が上がって飛ぶ

 そう言う意識の強い方は
 モノが 長くなるんだから ヘッドスピードが上がる、
 遠心力が増す ので
 振り は今まで通りで良い筈なのに
 自分が より頑張ってしまうケースが少なくない、
 と思うんですね。
 が 故に スタミナがもたなかったり・・・・
 これも 長尺あるある だと思います。」

質問「ソレ 分かるなぁ…。」

2025年8月26日火曜日

ゴルフ知恵袋『クラブの長さ』

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店長「実は 長尺には注意点が必要なんです。」

質問「なんです❓」

店長「最近のドライバーは大型化していますから
 スイングした時、そのヘッドの空気抵抗 が
 あるように感じますが、 実は
 シャフトの空気抵抗の方が遥かに大きいんです。
『ボールをつかまえる』スイングへ_Moment

 スイングする時、抵抗になる対象面の大きさは
 そのヘッドにもよるんですが、450ccの体積の平均値よりも
 シャフトの面積の方が 30~50%大きいんです。」

質問「ええええ そうなんですか⁈」


店長「水の中で ヘッドだけを動かすのと
 シャフトだけを動かすとすると
 だいたい想像できると思うんですね。」

質問「そう言われれば そうですね。」

店長「スイング時の空気抵抗は 44インチでも十分あるので
 長尺にしたから…というのは気にする必要は無いんですが、
 風の強い日のプレイ、スイングでは
 長尺シャフトの方が より影響を受け易い、

 風が有ると スイングそのものもそうですけれど
 スイングリズムにも結構な影響が出ます。
 PGAのプレイヤーで言うと 風だけのせいじゃないですけど
 風が強いコースの多いヨーロッパを主戦場とするプレイヤーの方が短め、
 長尺シャフトを使う率は低いです。」 

IMG_0084

質問「アイアンで 同じ長さに違う番手
 セットを全部同じ長さに、ってのがありますけど…。」


店長「クラブの長さ って 長ければヘッドスピードが……
 程度にしか 扱われていないのですが、
 予想外に重要な要素なんです。

 アイアンの 番手、ロフトが違っても 長さは同じ
 なんて 発想も似たような間違い を生みます。
 
 〇デシャンボー選手の場合、
 からだ が大きいので ウエッジを長くしたい、
 というのが始まりなのでしょう。

 また、彼のヘッドスピード…60㎳に近いモノであれば
 放っておいても ①度のロフト差で距離差がハッキリ出ます。

 でも私たちのヘッドスピードは 40ms行くか、行かないか です。
 ①度のロフト差は 打撃誤差もありますし、
 はっきりとした距離差になり難い、
 そこで 長さを変え、ヘッドの入射角度を変え、
 番手間の距離差をはっきりさせるよう とするもので
 ロフトが違うモノを 同じ入射角度(長さ)にしたら
 番手間の距離差は曖昧
になってしまいます。
 弾道質もかなり違うモノになってしまいます。
 ほぼ 利点はない です。

 本来、長さはその長さゴトの入射角度になる、
 そう言う意味で 思った以上に長さには役割がある、
 そのことを無視してしまう発想は良くないですね。
 そちらの方が問題です。
(つかまえ と 両手離しドリル_Moment
 そう言う上でも 振り易い、似たタイミングになる、
 と言うだけでなく
 それぞれのクラブの長さ が
 ちゃんと長さゴトの入射角度として反映されるために
 クラブのセットが 同じような
『シャフトの硬さ』
 になっているのは とても重要なコトなのです。

2025年8月25日月曜日

ゴルフ知恵袋『長尺ドライバー』

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質問「こんにちは~。」

店長「こんにちは~。
 今日はどうしました❓」

質問「距離をもっと伸ばしたいんです。
 ドライバーをもっと飛ばしたいんですけど
  
長尺にする のはどうでしょう❓」

店長「微妙です。
 長尺にすると 何が飛距離を伸ばさせる と思います❓」

質問「ヘッドスピード。。。遠心力。。。ですか❓」

店長「うーーむ
 アバウトなデータですけれど
 45インチのドライバーを 46インチにして
 増えるヘッドスピードは 1㎳以下、だいたい 0.7㎳ です。
 数値として 確かに増えてはいるんですが
 計測誤差の範囲とも言えます。
240781176_4377812485599164_8218599256180757912_n
 また 一般論ですけれど、
 45インチを46インチにするには
 ヘッド重量を 12g前後 軽くします。

 45in. ヘッド重量196g ヘッドスピード40.0㎳
 46in. 
ヘッド重量185g ヘッドスピード40.7㎳


 この二つを比較して ホントに遠心力って増えていそうですか❓
 ヘッドスピードアップが飛距離に影響しそうですか❓」


質問「あんまり変わらなそうですね…。」

店長「飛ばす源 が 遠心力
 という ほとんど嘘 がスイングに与える影響はすごく大きいです。」

質問「。。。。。」

店長「全然 違うけど、似ている話なんですが、

05ED6092-D645-4C48-A3BB-28B38653F97C知っての通り お店に大きな水槽がありますが、
みなさんが 熱帯魚、金魚とかメダカを買う時、
空気の出る よく言う ブクブク を入れたりしますよね。
まあ 濾過器 って言われるんですが。。。
あれ って どういう仕組みだと思います❓」

質問「魚の糞とか、汚れを濾しているんですか❓」

店長「それもあるにはあるんですが
 濾過器を付けさえすれば、ブクブクを入れさえすれば
 大丈夫って訳じゃないです。

 見たことがあるか、どうか分かりませんが、
 水槽の上に乗っけるタイプのろ過機とかで
 お化粧に使うようなマットの大きいやつ、ウールのマット
 ブクブクのタイプだと 中に入っている白いやつですね。」

質問「はいはい。」

店長「あれって 両方ともですけれど、
 確かに 物理的に糞とか、汚れとかを濾し取るってのも
 ない訳では無いんですけれど
 メインな機能としては バクテリア がそのマットに住み着いて
 水の中の汚れ、魚にとっては一番危ない アンモニア とかを
 生物分解する為のモノなんですね。 

 だから 新品の状態で ポンと水槽に入れても
 まだ そのマットにバクテリアが居ない、十分に居ないので
 本当の意味での 濾過としては機能しないんです。

 時間が必要なんです。

 濾過器さえ付ければ 大丈夫✊ では無いんです。
 ソコを理解していると居ないでは大きな差になります。


 それと 遠心力=飛びのエネルギー は似ています。

 長尺にする 一番のポイントは
 短い長さでは 使えない ロフト角度、
 少ない角度のロフトを使えるコト です。

 それによって 少ないスピン量でも使える、
 それが 飛距離アップにつながる のです。
 長くなって 少しではありますが、へッドスピードが増える や
 長くなって 入射が緩くなる が
 少ないロフトも使えるようにするためのモノです。
 長くなるコトによる スピードのアップや遠心力の増大
(しないけど)
 が 飛距離を伸ばす 直接の要素ではないんです。


 ソコが理解出来ていないと 基本、機能させられない可能性があります。」
((スライスにさよならしよう_Moment
質問「長さに関しての誤解ですね。」

本日の長崎支部員

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長崎 喜々津CC #1ホール にて

2025年8月20日水曜日

削り出しマレットモデル プロトタイプ

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/
 


L型マレットFP
L型マレットソール2
L型マレット ソール1

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L型マレット画像⑤
L型マレット②

L型マレット画像③ (002)

L型マレット画像⑥ (002)


 一点モノ ではありますが、
 このパターに興味が有る方、
 欲しいな と言う方は ご予約下さい。(キャンセル不可)

ご連絡、ご依頼、お問い合わせは
 〒238-0024 横須賀市大矢部3-14-10
  046-804-1480    野澤  まで



また、こうして欲しい という要望があれば
個別で対応できる範囲 実施いたします。


 予定では ヘッド重量 555g
 ロフトは 3~4度程度
 価格 未定

2025年8月18日月曜日

₍お便り編₎ 軟鉄鍛造削り出し『L型マレット』

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IMG_1222

①from TOKYO
 届きました!

またまた凄いのが出来ましたね、、

なんと表現したら良いのか、

既に重さには慣れていたつもりでしたが、
やっぱり重い!とにかく重い!

グリップが太めなので(わざとかな、、)

多少緩和される感じですが、
扱いを間違えると重さが仇になりますね、
振ったら終わりですね。


2本貸し出し中のブログ を読みましたが、
これは正に両方のいいとこ取りって感じです。


私的には、迷わず構えさせてくれて、
スピード感も出しやすい感じ 
です。


月末にラウンドの予定なので、楽しませてもらいます。

色見本1
②from NAGASAKI
L型マレット ◯◯大会の予選へ
いきなり 実戦投入しました。

大会につき 11.5ft で ボールマークも付かない硬さ。
ピン位置は 傾斜のキツイ 場所でした。

 

これ以上のパターは作れない」と言われるとおりの 使い心地と結果でした。

狙った方向を向いていると思える 構えやすさ。

長距離が合う 。

短距離を引っ掛けにくい

とは言え 素人ですので
この速いグリーンでは 下りのパットは
3~5m オーバーは 当たり前の状態でしたが
返しの 上りが しっかり打てております。時々 入りました。

グリーン外からも 使いました。

これまで以上にパッティングが楽しみになりました。

スクリーンショット 2025-08-10 131158


(店主)一般的なマレットタイプですと
重心角と言えば良いのか フェースアングルは
水平だったりするの…ですが、
今回の L型マレットの重心角度は
ブリストルと大きく変わらない 左を向き難い構造です。

L型ブリストルの最終形と言えるかもしれません。
✋テークアウェイの引きやすさは非常に秀でていると思います。


実は重量があり過ぎて…なのか
慣性モーメントの数値が機械計測できない😵
数値が測定範囲を超え エラーになってしまう😫

と言うハプニングがありまして…😓
おそらく ゴルフ用具史上の最大の
 左右の慣性モーメント、上下の慣性モーメント

を持っていると 推測(計算上)しています。

IMG_1302
それから考えると
ヘッドの右向き、左向き、左右の向きのズレ
フェース・ロフトの上下の向きのズレ
が非常に起き難い、変わり難い

上下左右の当たりドコロによる差が非常に出難い
 と判断できますので
ストロークは パターに任せてOK✊
ファジーなパッティングでOK✊
 と思います。

あまり 難しく考える必要は無い✋ と言うコトでしょう。

L型ブリストル、ピン型デール9に比べると
数ミリ程度ですが 重心が深くなっています。
その分、ストロークが出易い
 ヘッドが前に出易い と言う傾向がすこ~しありますが、
本当に 多少程度 ですし、
慣性モーメントが高いので それで
 ボールがひっかかる と言うコトは無い
左に出難いパターであるのは間違いありません。

重心深度の影響で
 ストロークが微妙にレベル、
 もしくは薄っすらとアッパーになる可能性がありますが
それは 自然に任せて良い と思います。

ストロークを気にする パター ではありません。

距離感 ボールスピード感も合いやすいパターと思います。
IMG_1224
あえて 言うのなら 直進性の長けていますので
 今まで以上に ラインを消してしまう
 曲がりが薄くなる可能性は否めません。
 そこは 慣れて頂く必要があるか と思います。

結果、はだいたい予想通りになると思いますが、
快感も 結果も得られる 素晴らしいモノと確信しています。

どうぞ お楽しみください🎵🎵

2025年8月16日土曜日

軟鉄鍛造削り出し『L型マレット』再販予告/予約受付開始

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軟鉄鍛造(S20C) 『L型マレット』 再販を予定しています

✋再販版の仕上げは クロムメッキ/サテン予定(銀・薄金系)
色見本2
 〇マレットにしては かなり小振りな感じ です
 〇マレットタイプにありがちな フェースバランスは意図的に取っていません
  重心角~フェース角は L字パターに近いと思います
スクリーンショット 2025-08-10 131158
 〇テークアウェイ取り易い を最優先にしたデザインです
 〇予想外の顛末ですが、
  ハミングバード史上~最高の出来 かなりの自信作✋です
 〇L型ブリストルご使用の方、ピンタイプをご使用の方にも
   非常に違和感のないデザインだと思います


 このパターに興味が有る方、
 欲しいな と言う方は お問い合わせ下さい


 〒238-0024 横須賀市大矢部3-14-10
  046-804-1480    野澤  まで
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お届け 〇11月を予定しております。
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価格未定  〇ヘッドは量産する予定はありません



2025年8月15日金曜日

2025年8月14日木曜日

【新仕上げアリ】ピン型『デール9』の特徴 1.2.3.

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左から カッパー(ピンク)・ダークカッパー(チョコレート)・オイルブラック
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◉カッパー(ピンク)

 使い込んでくると 黒っぽく
 くすんでくると思います
 写真では出ませんが、
 新品の状態はモロ ぴんく^^


◉ダークカッパー(チョコレート)
 非常に渋い柄です。
 双方とも 銅メッキ系ですので
 ダークカッパーは使ってくると
 角、エッジがピンクになってくると
 思われます。


色見本
IMG_0137IMG_0138IMG_0139












IMG_0128



①桁違いの慣性モーメント
IMG_1364
ドライバーやアイアンのヘッドなどの
比較や指標となる言葉で 「慣性モーメント」と言う言葉
がありますが、これは何か と言うと
基本的には 「重さ」 を表します。
 軽自動車とダンプカー
 小石と月では その「慣性モーメント」が異なり
慣性モーメントの大きな ダンプカーや月 は
外的な圧力/影響を受けた時、
慣性モーメントの小さな 軽自動車や小石 よりも
変化が少なくなります。
それを数値で表すと 3000とか4000g/㎝ になります。

ゴルフクラブで言うと 慣性モーメントの大きなモノは
 姿勢、だけでなく
 運動そのものも持続しようとするチカラ が強く

ちょっと 不謹慎ですが、
 同じ速度 時速50キロで
 止まっている軽自動車にダンプがぶつかるのと
 止まっているダンプに軽自動車がぶつかるのでは
様子が異なるのは 想像が難しくないと思います。
IMG_1359
また、同じヘッドの重量であっても
ドライバー、ウッドなど 立体的に大型になれば
重量が重心点から離れているので 慣性モーメントは大きくなります。
キャビティのアイアンも同じ発想です。
 独楽(こま)で言うと
軸に対し、重量が外側にあればあるほど
回転の持続性が高くなる、そういう発想です。


一般的なの パターヘッド重量は 310~320g(34インチ)
     👉L型ブリストル で 470g (1.6倍)
     👉ピン型デール9 で 520g (1.7倍) です。 

 慣性モーメントもそれに相応するモノと考えられます。
パターには 慣性モーメントのルール制限はありませんが、
もし 設定されれば まず アウト でしょう。

昨今、少しづつ…ではありますが、市販品のパターヘッドも
重くなる傾向が強くなっています。
異形の大型マレットは 慣性モーメントを上げるのが目的です。

ヘッドが重くなれば ヘッドスピードが緩め であっても
同じ距離が打ち易くなり、小さなストローク、
遅めのストロークで済みますから 方向だけでなく
距離も安定し易くなります。
IMG_1365
➁ロフトの立ち を生み出す 高重心

一般的なパターの重心は 13mm です。
ブリストル、デール9共に 17mm あります。

シャフトの柔らかいコトもありますが、
それによって 自然なハンドファーストを作り出し(促し)ますので
立ったロフトでインパクトがし易くなります。

ヘッド重量もありますが、
パッティングでボールが潰せるインパクトが可能です。
 その音も独特かな…。

ボールの滑り出しも良く、傾斜や芝目の影響も少ないので
よりストレートなラインで狙うことが可能になります。

ヘッド重量が強烈に重いので
 速いグリーンや下りのラインに不安を抱く方も居るかと思いますが
 実際には その逆で(言葉では伝わりませんが…)
 速いグリーンや下りで怖いのは スピード感 です。
 ゆっくり、ゆったり転がっても ちゃんと届く
  その強みは 使ってみないと 分からないですよね~。

➂非常にソフトな独特の打感、転がり と 独特の音

 ヘッド重量の重さ(慣性モーメントの高さ) と
 シャフトの柔らかさ、重心の高さ によって
 緩めに打っても ゆったり転がって 届く、
 転がる というより 滑るに近いかも知れません、
 そういうパターです。

 打撃方法が変わってくる のもありますが、
 弾く感じでは打たなくなるでしょう。
 押すまで行かない感じ、ソッと押す感じ に近いです。
 ボールとの慣性モーメント(質量)の違いもありますが、
 軟鉄の中でも よりソフトなS15Cの
 厚みのあるフェースの打感は非常にソフトに感じるでしょう。

 また、長いネックがかなり打撃の衝撃を吸収するので
 よりソフト感は強まるコトでしょう。
IMG_1369
 長め距離のパットになると
 通常のパターでは体感することのできない
 ボールのつぶれ を感じることが可能です。
 その打音は独特✋
 使えば 使うほど 楽しめるパター です。