2016年9月30日金曜日

そのスイングで体を壊しませんか?



インターネット上のスイングレッスンの動画などを見ると
この人「本気で」言ってるのかな…と思うほど
強引なスイング論を展開しています。

手でシャフト、クラブを振るスイングの基本は
車のハンドルを切るような
左右の腕の捩じりによって ヘッドを速く、
シャフトを素早く振ることです。
ヘッドを前に出す
(スイング軌道の進行方向の前)
というのは積極的ではないですが

グリップを後ろに下げるという事と同意語です。

当然グリップが後ろ、体に対しては右側に残り易くなります。
今のスイング論では体重移動があまり語られない のは
そう言う背景があり、グリップが右に残れば
体重移動は出来ない のです。
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上を向いて 体重は右 (これも同義語みたいですが)
となれば、左腰 左側帯は伸び
右腰、右側帯はつぶれる姿勢を多く作ります。

運動の一番はげしいところ で
常時、右腰がつぶれ、左腰が伸びる。

そのうえ オンプレーンスイングで
満足する当たりを出すのには
本来必要な練習量や球数の数倍必要になります。
2時間打ちっぱなし みたいな練習方法です。

まあよほど鍛えていない成人男性では
右の腰はもちません。

体を上に向け(左サイドが非常に高い姿勢)
体を開いた状態でインパクトに入っても
ボールを見ようとするので
首の左側が極端に伸ばされ ここを痛める可能性も否めません。

あと グリップの移動を抑え、
ヘッドの移動を多く速くしますから
その支点になる左手首、左ひじは
かなりねじりによって負荷がかかるので
ここも痛める箇所です。
右腰。左首。左手首。左ひじ。
そして必要不可欠な過度な練習量。

スナップショット 1 (2014-06-26 13-45)

私、思うんですけど
今のプロゴルファーやスイングを教える人って
当たり前ですが それを職業に出来るほどの練習を持って
そのスイングを身に着け、
練習量を維持しないとすぐにそのスイングは自分から離れる…
そのことを忘れているんじゃあないですかね。
アマチュア、オジサンゴルファーは
スイングは覚えたいけど、覚えたらそれを維持するための
練習が欲しいとは思っていません。
そこの齟齬に気付いていないような気がします。

クラブからの伝言『重さ』


クラブ扱いを考える際に
クラブの側からも人間の動きを考えてみましょう。

スウィング破壊兵器である硬いシャフトや軽いヘッド
を使っている場合は、仕方がないのですが
少なくとも ある程度、運動するシャフトや
必要最低条件を満たすようなヘッド重量が備わった
クラブを使っている場合、
クラブやクラブヘッドの重さ など
から発せられる 感覚情報を
感じてみましょう。
重さは動作中の何時発生するでしょうか

それも いつも同じ箇所ですか

重さの具合は一緒でしょうか

重さが発生すると、力みませんか




もう一歩進んでみると
その重さには指向性がありませんか

その指向性は自分の進みたい
自分の動かしたい方向と同じですか

その差はどの位ですか



スナップショット 4 (2011-12-20 21-56)


では その重さと指向性を
自分の動きたい、動かしたい方向や重さに
変えるコトは出来ないでしょうか

クラブの行きたがる方向を
出来うる限り 自分のそれと揃えてあげる

そう考えていくと
より少ない動作や労力で
簡単にボールが打てるかも知れませんよ。
これらの情報はクラブやヘッドの重さを
シャフトを通して ユーザーに伝わります。

僕はその部分が一番の
シャフトの役割と考えています。

硬いシャフトであると その情報を
リニアにユーザーに伝えません。

柔らかいシャフトで ヘッドでボールを
弾いて飛ばす という誤った認識を
持った方が少ない無いかと思うのですが
本来の シャフトの役割は
そのまったく反対なのだと考えています。

グリップから考えるスライス撲滅


多くの人は スライス➟ボールに右回転が入ること 
の原因を横の動き
(フェースの向きとかフェースの閉じ不足など)の
左右の横の動きだと思っている。

そこらへんもスライスが横行してしまう
大きな『勘違い』のひとつ。
スライス は こすり球 で
そのこすりは 結果として右回転が入るが
左右のフェースの向きや閉じ具合 ではなく
単にロフトが付きすぎているからで 縦方向のミス なのです。

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勿論、所々色々絡み合いますが
イメージでは コチラよりも
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コチラの方が
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断然スライスは予防できます。

その上で考えて貰いたいのはグリップ(握りの方)です。

スライスの多くは 色々な経緯はありますが、
   必要以上に
ロフトを付けてしまう事から
   始まります。


ロフトを付ける というのは
シンプルな見方をすると

右グリップ(右手)と左グリップ(左手)の関係で言うと
インパクト時、もしくはインパクトまでに
右グリップの方が左グリップよりも低くなってしまう
という事になります。

右グリップが左グリップよりも
明らかに低くなるのは 腕 ではなく 体さばき に
よるものの方が多く、そして大きいです。

と同時に明らかに
そうなることを前提とした「握り」も多く存在します。

例えば コチラ
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この握りは インパクトで明らかに
右サイドの低くし、上を向くことを前提としています。

よほど 練習していない限り
この握りでは 奥行きのあるフェアウェイウッドを苦手と
してしまいます。

正しい体さばきで インパクトに入ってくれば
✌インパクトは概ねボールと正対➟左右は概ね同じ高さ 
✌インパクト以前はまだ右向き 右の方が高い

というのが原理原則です。
スナップショット 1 (2014-06-24 14-49)

スイングを手さばきで作っている人は
ダウンスイングの時点で
既に右グリップの方が低く
インパクト以前に右グリップの方が低くなると
必ず 体は上を向いてしまい、
それは同時に体の開きと同意語です。
スナップショット 2 (2014-06-24 15-38)

勿論 体の向きによって
グリップ(握り部分)は移動させるのですが
多くの人は ヘッドばかり、ヘッドの軌道や姿勢ばかりを
気にしていますが、
正直 ヘッドは直接的に触れている訳でもなく
高速で動きますから、視認もかなり困難。
老眼入ったおじさんには奇跡に近いトライです。

だから グリップの動作管理
これを意識してあげるだけで
飛躍的にスイングの管理は易しくなります。
 

2016年9月29日木曜日

ゴルフスイング◆アウトサイドインとは?



スライスを治す方法論として◇スイング軌道を治すこと
◇アウトサイドインを治すこと

と言われていますが
スイング軌道ってなんでしょう?

スナップショット 2 (2015-07-24 1-21)
そもそも論として
このスイング軌道が
『土星の環』のように斜めに傾いているのは
スイングの前提として 基本姿勢であるアドレスに
前傾姿勢がある からです。
つまり 姿勢・体なのです。

軌道を腕さばき主体で作っている現状で
アウトサイドインをインサイド○○に変えるのは
より一層スライスを増すことになります。

本来、スイング軌道の基礎は
前傾姿勢と体(骨盤)~胴体の向きの変更によるものです。
だから スイングの軌道は前傾姿勢なりに傾いているのです。
体(骨盤)を回さず、腕で作っているスイングでは
俗にいう「アウトサイドイン」は必然です。
それを無理やり インサイド から に変えても
腕さばきである限り、
さらに開いてボールにアプローチしてくるのですから
問題をより複雑に、困難にするだけです。

誤解を生みやすい言い方ですが
腕の働きは 前傾姿勢&体の回転 で出来る傾きに
更なる上下…高さを作り出すことです。(傾きの角度を変える)

ところが その腕での無理やり「インサイドから」
その高さも殺してしまうので
スライスを修正出来ないだけでなく
クラブヘッドの重さの理由すら負荷に変えてしまいます。

という事で
スライス撲滅の第一歩は
アウトサイドインを治すこと…ではなく
スイング軌道を本来の形に戻すこと から
始めなくてはいけません。


まず ゴルフ用語の定義 から必要です。

ゴルフスイング用語での
体は股関節から上の骨盤を含めた胴体一式 です。
肩と言う人も少なくありませんが
肩は胴体が回るから ついでに。。。と言うか
当然回るのであって
肩そのものの横方向への運動は「遊び」であって、
動作ではありません。
スナップショット 1 (2015-07-03 15-51)

ゴルフクラブの形を考えて下さい。
フェースというものがあって
それによって 打撃する箇所があり
そこには打球の飛距離などを決める「ロフト角度」が
機種や番手によって設定されています。
アイアンで言うと 隣同士の番手との「ロフト角度差」は
3~4度・・・・・・ それをスイング軌道の為に
数十度も変えてしまうようなスイング論は
正直、スイング論と呼べる代物ではありません。
肩を体と規定し、腕で「スイング軌道」を作ってしまうと
スイング軌道の課題はクリアしても
打撃時の「ロフト角度」や「飛球方向」の問題が
必ず生まれてしまいます。


常識的に考えて、腕を引っこ抜けば肩から抜ける訳で
肩を回せ とは 体を回せ の意味で
肩だけをまわせ は 腕だけで打て と言う意味なのです。

多くのゴルファーは
肩だけを動かす その感覚が
体を動かしている~体をまわしている という
大変大きな過ちの基礎 を刷り込んでしまっています。
そこを修正しないと
スライスとお別れし、ボールを捕まえる日々は
永遠にやって来ません。

それには、やはり静的なアプローチから始めることでしょう

2016年9月27日火曜日

グリップ(握り)から考えるスライス撲滅


多くの人は スライス➟ボールに右回転が入ること 
の原因を横の動き
(フェースの向きとかフェースの閉じ不足など)の
左右の横の動きだと思っている。

そこらへんもスライスが横行してしまう
大きな『勘違い』のひとつ。
スライス は こすり球 で
そのこすりは 結果として右回転が入るが
左右のフェースの向きや閉じ具合 ではなく
単にロフトが付きすぎているからで 縦方向のミス なのです。

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勿論、所々色々絡み合いますが
イメージでは コチラよりも
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コチラの方が
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断然スライスは予防できます。

その上で考えて貰いたいのはグリップ(握りの方)です。

スライスの多くは 色々な経緯はありますが、
   必要以上に
ロフトを付けてしまう事から
   始まります。


ロフトを付ける というのは
シンプルな見方をすると

右グリップ(右手)と左グリップ(左手)の関係で言うと
インパクト時、もしくはインパクトまでに
右グリップの方が左グリップよりも低くなってしまう
という事になります。

右グリップが左グリップよりも
明らかに低くなるのは 腕 ではなく 体さばき に
よるものの方が多く、そして大きいです。

と同時に明らかに
そうなることを前提とした「握り」も多く存在します。

例えば コチラ
b7055bfb2eea97122aee59c31313e223

この握りは インパクトで明らかに
右サイドの低くし、上を向くことを前提としています。

よほど 練習していない限り
この握りでは 奥行きのあるフェアウェイウッドを苦手と
してしまいます。

正しい体さばきで インパクトに入ってくれば
✌インパクトは概ねボールと正対➟左右は概ね同じ高さ 
✌インパクト以前はまだ右向き 右の方が高い

というのが原理原則です。
スナップショット 1 (2014-06-24 14-49)

スイングを手さばきで作っている人は
ダウンスイングの時点で
既に右グリップの方が低く
インパクト以前に右グリップの方が低くなると
必ず 体は上を向いてしまい、
それは同時に体の開きと同意語です。
スナップショット 2 (2014-06-24 15-38)

勿論 体の向きによって
グリップ(握り部分)は移動させるのですが
多くの人は ヘッドばかり、ヘッドの軌道や姿勢ばかりを
気にしていますが、
正直 ヘッドは直接的に触れている訳でもなく
高速で動きますから、視認もかなり困難。
老眼入ったおじさんには奇跡に近いトライです。

だから グリップの動作管理
これを意識してあげるだけで
飛躍的にスイングの管理は易しくなります。
 

2016年9月22日木曜日

おじさんゴルファーが体を痛めないスイング



現在、日本人ゴルファーの平均年齢は61.6歳
15年前は58歳でしたから、ゴルファーも高年齢化しています。


困ったことに、現在、主流になっているスイング
一般的に流通しているゴルフクラブは若者向けのモノばかりで
平均年齢に近い、そしてそれよりも上の年齢層に
不向きなものばかりです。
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若者向けのスイングやクラブは
絶対的な体力や練習量・頻度が必要です。

真っ直ぐ、繰り返し、そして遠くに飛ばすには
練習頻度を維持し、メインテナンスが絶対条件なのが
災いして、体を痛める人がとても多い、
びっくりするほど多く、
それが原因でゴルフを断念してしまう人も少なくない
のが ゴルフ業界の悩みの一つです。

体を痛めてしまうスイング・動きの代表的な例が
運動している~動いている部分に対し
止まっている~動いていない部分があることで
特にその支点 ☞ 左手首~左ひじ~左肩~左側首
ここら辺を痛める人が少なくないようです。

ショットの是非 も勿論そうですが
ゴルフスイングを修正、改善するのに
意識する部分で
行き(テークアウェイ)と帰り(ダウンスイング)
ある訳ですが、
行きで出来ていないことは 帰りでは出来ません。
運動の遅さや不可抗力の具合などを考慮すると

『行きで必ずやっておきたいことがあります。』

➡前述しましたが、左手首、左ひじ、左肩、左側首 を
痛めてしまう原因は、移動している全体に対し
その痛める箇所 左腕付近が止まってしまうことです。
そのタイミングは運動の速度や一番速まる時期なのですから
負担がかかる訳です。

体を痛めないスイング、部位を痛めないスイングの基本は
運動している方向の腕、特に肘が
その移動を、その運動を止めないことです。
つまり ダウンスイングで左ひじの移動を止めないことです
つまり ダウンスイングで左ひじの移動を止めないことです
つまり 

ダウンスイングで左ひじの移動を止めないことです
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その意識は慣れてこないと難しいでしょう。
ですので、テークアウェイで(右方向への移動・運動の際)
右ひじの移動を止めないスイング を作ることがファーストステップになります。

テークアウェイで右ひじを支点にして
クラブを動かすスイングを作ると
例外なく、ダウンスイングで左ひじを支点として
クラブを動かすことになり、
左ひじを支点…止めるという事は
左サイドの横移動~回転を止めることになります。
多くのスイングは横移動を上移動に逃がすため
体を絞るようにつながり、首などを痛めるスイングになります。

それを食い止めるため
テークアウェイで右ひじの移動を止めないよう
注意してみて下さい。

横移動➡前傾の傾きを基準にした横への動き

 
 

ゴルフスイングは動作管理ではなく、時間の管理が優先✊



スイングと言うのは『動作の管理』よりも『時間の管理』
の方が重要なんだよ。
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時間の管理 とは
全コンマ何秒とか、タイミングとかそう言うことではない。

例えば ゴルフ用語でよく言われる
「アウトサイドイン」のスイング

このスイングする人を良く観察して欲しい。
例外が無いほど、この手の人の骨盤は右を向かない。

アウトサイドイン というのは
裏を返せば インサイドから入ってこれない ということ。

骨盤が右を向いていなければ
インサイドから入ってくる『時間』が始めから
存在しないという事。

骨盤が右を向いて
一旦ボールから離れる と言う時間を確保し
(アドレス時のボールに対して遠くなる という意味)
帰り(ダウンスイング)でボールに近づいていく
ということが初めて出来る。

骨盤は正面を向いたまま、
動体だけを捻って クラブを肩回り、腕周りで
疑似的なトップの位置に持ってくると
ダウンスイングで 動き出した途端に
腰が開き始めてしまうから
外からしか クラブを入れてこれない。
インサイドが始めから存在しないんだから…。

それをさらに寝かして ループさせても
クラブを寝かせるというのは ロフトやフェース面を
更に開き寝かせるということなので
間近に迫った インパクトで更なる仕事、
更なる難易度が上がるだけ。
☞体は開いて、上を向いて、無理やり寝かして
本来の意味とは違うインサイド軌道からロフトを寝かして
インパクト付近で急激なフェースターン。


こりゃ いったい どの方向に、どの高さの球を打つのか
スイングの中の目安、アドレスの向きや姿勢の意味はなんなのか
打撃と構えが全然つながらない。
スナップショット 2 (2016-07-27 18-55)


テークアウェイでの
『骨盤を右に向ける』と言う行為は
インサイドから入れる
『時間』を確保し
上から打てる
『時間』を確保し
ゴルフのスイングで イメージする
縦と横、上下と左右、クロスするその進行方向を
『ななめ直線』 で一発解決する決定的な手段なのだ。

一般的にイメージされる(↓間違ってます!)
①体の回転≒横の動き
②腕の仕事≒縦の動き
それをひとまとめに出来る 唯一の
非常に画期的な方法なのに 何故しない?


ホントに不思議だ。。。
例えとして ちょっと違うかも…だけど
歌手になりたい人が審査員の前で当然オーディション
するのだろうけど、自らそんな時間は要らない
歌わないけど採用してくれ って言っているのに等しいような…。


右を向いている時は左が低い
胸に対して 横に動かしていても
それには下の要素も含まれて
逆に下に動かしても横の要素も含まれる。
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ゴルフクラブは構造上
握っている棒(シャフトよりも)右に重さが存在するから
放っておけば 左には動きたがらない物体が
骨盤が右を向いている時には
ヘッドの方が上にあって
グリップを動かせば、そのクラブの構造が逆に
クラブを移動させるのに積極的に利用できるのに
骨盤を右を向けずに ダウンをスタートさせれば
そのクラブの構造は ヘッドが尻もち突くことに
結果を招いてしまうんだよ…。
骨盤をしっかり右に向け
左サイドが低い時間をしっかり作り
インサイドから入れられる時間と空間
上から打てる時間と空間を確保してあげなくちゃ!
 

2016年9月20日火曜日

スライス撲滅キャンペーン1


おじさんゴルファー、アマチュアゴルファーにとっての
永遠の課題…に 
「スライス」「こすり打ち」があります。

こすり打ち は 打撃力が距離になりにくく
頑張って打っても(振っても)高さやスピンばかり増え
非常に口惜しい思いをします。

そればかりでなく

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こすり打ちは フェアウェイウッドを苦手としやすく
兎角 飛距離に悩んでいるゴルファーにとって
使えるクラブの番手(種類)も限定的…。

総じてバンカーショットは苦手ではありませんが
アプローチであっても、バンカーであっても
上がる、もしくは出るだけで
上がるが故に毎度毎度ショートし
アプローチの場合はダフリやトップのミスの頻度も多く
スコアにも直結する課題です。
スライス~こすり打ちでゴルフを組み立ててきた人は
練習量、練習頻度で克服してきているので
その悪癖を治すのは魔法…という訳にはイキマセン。
特に こすり打ちの人は
その練習量・練習頻度をアプローチに割いている場合が多く
スコアに対する固執感(失礼な言い方ですいません😱)
強いので なかなか根本のこすり打ちと別れるのが
精神的に難しいのだと思われます。



スライスやこすり打ち を自覚されているゴルファーは
少なくないとは思いますが、
果たして そのメカニズムがどうなっているか
理解されていない方が殆どです。


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それを紐解いてみたいと思います。

ちょっと遠回りな話ですが、
スライスが、右に曲がる球が現実になるのは
ロフトの少ないクラブです。
ロフトの少なくラブで右に曲がるのですが
だからと言って ロフトの大きいクラブも上手く打てていない
のが現状でそこら辺から始めましょう。

ボールはパターストロークであっても
右、もしくは左の回転が混じります。
空を飛んでいる場合、
基本になる縦の回転が分母になり
横の回転が分子になるような関係です。
打ち出しの角度も絡みますが、
そこは今回は無視し
ヘッドの移動してきた上下の軌道
それに対しての クラブヘッドのロフト角度が
主に 縦の基礎回転を作ります。


ですので 2000~4000回転位のドライバーショットでは
800回転(右)でも 弾道として右に曲がる可能性があり、
7000~10000回転のピッチングウエッジのショットでは
1500回転(右)でも 弾道としては曲がらない
という事になります。

球の速度などにもよりますが
縦の回転に対し 1/3以上の横回転が入ると
弾道として右左に曲がる というのが表れてきます。


後々 書きますが
こすり打ちはアプローチ…
そうグリーン周りのアプローチやパッティングストロークで
改善しないと治りません。
基礎的な スピードや力で誤魔化せない 
ファンダメンタル的な動きを治さないといけません。

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ここでハッキリさせておかなくてはいけないのは
 ゴルフクラブのフェースがアドレスの飛球線に対し
『右』を向いているのとスライスは
 直接関係にはありません!

 フェースが右を向いているのは

 ボールの出る方向がその分『右』になるだけで
 直接的に右回転~スライス回転になる訳ではありません。


➡そうであると
 右に出て 左に曲がる球が存在しなくなります。


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 スライス回転になる 主な原因は
 まず ロフトが必要以上に開いていることです。
 ただ クラブは構造上 ロフトが開いていると
 フェースが右に向いていることが多いという事です。
 変な例えですが、タクシーの運転手さんは男性が多い…
 その程度の関係で、最近では女性のドライバーさんも
 増えているのだと思います☺


 ボールに影響を及ぼす「ロフト効果」
 クラブヘッドの姿勢だけではなく
 打ち手の姿勢も大きく影響します。
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 何度も言ってもいますが
 インパクト付近で、左サイドが上がり、右サイドが下がる
 この姿勢の方が ヘッド姿勢よりも
 はるかに大きくロフト効果に作用します。
 単純に左上がりになっているのと同時に
 右が低くなっているため、右腕が伸ばせず
 その条件では ロフトを開かなくては
 ボールを目標方向あたりに打ちだすことが出来ませんから
 ロフトは  で開くことになる訳です。
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 そして クラブと体、スイングの構造上
 左サイドが高い というのは 同時に
 それと同じ分、体が開いている というのは
 クラブや体が遠ざかりながら ボールを打つ
 というのが その開いたロフトに絡み合う
 というのが 『スライスの作り方』 です。


 ですから スライスの悩んでいる方は
😱体の開きが早い
😱右サイドが突っ込む
😱体重が左に移せない

 というのは もれなく付いてくる特典で
 体の開きが早く、右サイドが突っ込み
 体重が右のまま・・・・・・ であれば
 フェアウェイから奥行きのある形状の
 フェアウェイウッドを苦手とするのは納得! ですよね。


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 そこを解消しましょう!  続く

2016年9月16日金曜日

クラブは『円』に振ってはイケマセン

ゴルフボールは 球体 です。

ですから なんだか 円で振る というコトと
なじみがあるのかも知れません。

本当は 
前傾姿勢と向きの変更 そして クラブの形状 が有るので
使う人は 上下の動きは殆どしなくとも
良いのですが ちょっと説明しにくいので
上下の動き も 
する
 とします。あくまでも 「仮に」ですが…ゴルフショットで ボールを遠くに飛ばす
ボールを上げる ボールを回転させる
という 殆どのエネルギーは
ヘッド重量と運動エネルギーによって
作られる クラブヘッドの運動モーメント です。

運動エネルギーとは言っても
自分が速く動かす と言う事には
殆ど「依存」していません。
前述しましたが そのスピードを作る動きに
よって ロフトを大きくしてしまったのでは
元の木阿弥 以上のロス そして 後遺症を
生んでしまうから
 です。

勿論 自分でアクセルと踏む のは
全く異存はありませんが あくまでも
正規のロフトを保てる程度のスピード
それも 落下するエネルギーを主体として
です。

地面に対して 製品ロフトを超えてしまうような
アクセルさばき クラブさばき であれば
車で言うところの ホイルスピン と同じ です。 

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若い 車の好きな人 には良いとは思いますが
いい歳こいた「おじさん」が あまり好ましい行為
とは 思えませんので
 ゴルフでの無駄なホイルスピンは慎みましょう。
その重力に対する縦の破壊力は
そのままだと 地面に置いてあるボールに対し
ボールを地面に埋め込む ように働いてしまいます。

それを 水平方向に変換するのが
向きを変える 横の動きです。

そう理解して頂ければ
長い棒の先に重さがあるコトも
少しは納得できると思いますが…


それを 横に動くスピードによって
距離を稼ぐ となると 長い棒の先に重さが
在るメカニズムがマイナスにしか働きません。

ましてや シャフトとヘッドには重心のズレ
がありますので 横にスピードを無理に上げれば
そのズレによって 必ず ロフトは大きくなり
フェースは右を向き ロフトが増えた分
バンス角度も増えてしまいます。

それによって シャフトよりも 重量物が
更に右にズレテしまいますから より 重たいモノを
重力に逆らって 横に動かさなければならなく
なるのですが ここまで理解出来ますか?!

ですから 向きを変える この動きは
許せる限り ゆっくりと 大きな方が
自分の思っている方向に ボールを移動させ易く
なるというコトを理解してほしいのです。


そして ゴルフクラブの構造 を主にして考えると
腕も含め ゴルフクラブは 自分の身長ほどの長さ
その先端には クラブ重量、総重量の6割や7割の
鉄の塊が付いていて、 しかも 非常に歪な形
特に 進行方向左右(前後)にはものすごく偏った
形をしているのです。

まして そのクラブ毎に 長さとロフトが設定され
同じ扱いによって ゴルフでは一番難しい とされる
距離の打ち分けを 弾道の打ち分け をしてくれるのです。

長さの違い と言っても 半インチは 1.25cm です。
直径にしても 2.5cm です。
背骨から 腕の長さを含め 半径2メートル弱
直径にして 4メートル弱 にモノで
隣の番手とは 2.5cm しか差が無いのです。

ドライバーで言えば センターで当たっている打点が
ヒールか トゥにズレた程度しか 無いのです。

ロフトにしても 隣の番手とは 3~4度の違い です。
時計の分針の
「1分」
は 6度ですから
分芯の40秒程度のミスで 番手の存在を台無しに
してしまうのです。

そう考えていくと 自分のクラブ扱いの
あまりにも 酷い使い方になんとなく 納得されるのでは
ないでしょうか… どうです?!

2016年9月14日水曜日

ゴルフ・L型ブリストルパター◆同じ距離を打てるストロークを



パッティングに限らず、ショットも正にそうですが
ゴルフは狙った「距離」を打っていくものです。
方向よりも目的の距離をしっかり打つ方が
より重要なゲームです。

コースには起伏にはあるとは言え
距離とは「横に移動させる」モノです。


それを元に考えた時のパッティングを考えてましょう。
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ボールの外周は約14センチです。

①ボールが十回転して 1m移動する
②ボールが十回転して 1m40センチ移動する
③ボールが十回転して 2m移動する

どれが一番良い移動、良い転がりに感じますか?

①はボールの運動量としては1m40センチ分なのに
 実際に移動したのは1m…ロスしています。
②はボールの運動量と移動量がイコールです。
③はボールの運動量は1m40センチ分なのに
 実際に移動した量は2mです。

☞答えは③です。

パッティングは確かに地面を転がるので
オーバースピンで転がります。
オーバースピンで転がりますが、それが多い必要は
まったくありません。
逆に必要以上のスピン量がオーバースピンであっても
存在すると それは摩擦になってしまいます。
ボールの回転というボールの運動量よりも移動量が少ないと
ロスがあり、そのロスはなかなか把握出来ません。

距離を打てばいいのです。
スピンを与える必要はないのです。
弾いて打ってはイケマセン。
押してあげればいいのです。
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パッティングストロークで必要な『真っ直ぐ』は
自分の目線から 飛球線方向への真っ直ぐなストロークではなく
横目戦での真っ直ぐなストロークです。
地面と平行には動けませんが
地面に対し 離れたり、近づくような弧を描くストロークは
インパクトロフトを安定させづらく
スピン量を不安定にさせます。
出来るだけ 多少ズレたインパクトポイントが来ても
似たようなロフトで当たるストロークを
作らなくてはならないのです。
 

2016年9月13日火曜日

バンカーショットにテクニックは要りません☺


まあ…もう、可哀想としか言えないですね。
女性は勿論、男性であったとしても
現在、流通している『サンドウエッヂ』では
バンカーに苦労するのは必然です。



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バンカーやラフからのショットは
勿論クリーンにボールだけ打っても構いませんが、
平均的に言えば、ボールだけでなく、
周辺のモノをどかさなくてはなりません。
単純なる「質量」「重さ」との対決です。

30年以上前、メーカーや種類などを問わず
サンドウエッヂは310gのヘッド重量は当たり前
320gを超えるもの も幾つかありました。
シャフトも今より柔らかいものも多く
今よりも断然にヘッドが効いていました。

現在、市販されているサンドウエッヂの多くは
ヘッド重量290g…それ以下も多くあります。
300gを超えるようなものは皆無です。
シャフトは昔より断然硬いですから
ヘッドの重さも感じにくいものばかりです。

20gも30gも軽いヘッドで
同じようなショットを打つのには
当然、速いヘッドスピード、速い動作が必要です。

チカラの無い方、足腰の弱い方、女性、子供…
にとって、足場の悪いバンカーでのショットで
より難易度を上げる「ゴルフクラブ」を使わされています。

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そして その問題は質量だけではありません。
この20年間で、理由は…皆目意味不明ですが、
どんどんとサンドウエッヂのバンスの幅や角度は
デフレ傾向、減少しています。

やはり30年以上前には バンカーを得意とするウエッヂでは
バンス角度18度なんてものは珍しくありません。
15度、16度のバンス角度が平均値でした。

ところが今や 14度のバンス角度があるサンドウエッヂを
探すのはとても大変…。平均しても12度もありません。
質量は減ったうえに、バンス角度が3度も4度も
少なくなってしまっているのですから
バンカー苦手製造機と化してしまっています。

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振り回すための軽いヘッド
振り回すための硬いシャフト
振り回すためのバンスの減少
この手のウエッヂでバンカーショットにトライすれば
筋力・運動性能・練習量
恐らく すべて揃わないと
バンカーショットを好きになることは稀でしょう。

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距離感は多少の慣れは必要ですが
✊重いヘッド
✊柔らかいシャフト
✊大きなバンス(幅か角度)

があれば、バンカーにテクニックは必要ありません。
テクニックを必要としないために
その機能や構造は存在するのですから^^

と同時に それらはバンカーショットだけでなく
ショットのそのものをどうすればいいのか
ショットとは何かを教えてくれます。

ウエッヂだけに限りませんが
現在の主流のクラブは すべて
構造や機能を無くす、薄くする、薄める方向に邁進しており
それによって手助けしてくれる能力が落ちているばかりでなく
どうクラブを使ったらいいか
どうスイングをしたらいいか をガイドしてくれません。

2009年10月20日_IMG_0980

重いヘッドは(パッティングも同じです)
バンカーだけに限りませんが、
足場の悪いような状況では特に
必要以上に大きく振らない、
必要以上に速く振らない~動作しない

でも 必要な距離を打てます。
ショットの基本は慣性モーメントです‼慣性モーメントとは主に質量を指しますが、
芯が広いとか、寛容性が高い と言う意味よりも
その姿勢や運動を持続する力 を指します。

重いヘッドは小手先で動かさないことを示します。
その意味は、体でクラブを動かして
打つことによって、クラブ…だけでなく
大きな体が動いているから
ボールと言う打撃されるモノと打撃するモノ
の質量に圧倒的な差が生まれます。

軽いヘッドは小手先で動かすことを示唆します。
これでは クラブだけの重さ、もしくは
腕とクラブだけの重さですから
体を動かしながら打つのとは
打撃するものの全体のモーメントが明らかに違います。

柔らかいシャフトはシャフトの使い方を教えます。
バンカーというような 重いものを打つ場合
クラブだけを振ってヘッドだけを動かす方が
有効だと思いますか?
雨の中で水分を吸った砂や土は数キロの重さはあります。
どう思いますか?
体で打った方が負けそうもありませんよね?!
シャフトはそのヘッドの重さを利用して
グリップを動かすためにあります。
柔らかいシャフトはそれを教えてくれますから

自分 が クラブを動かすこと
 
 
   なのか…

クラブが自分を動かしてくれる    のか…

どちらを好むか ということですよね





大きなバンス幅、大きなバンス角度は
クラブを弧で振らない、手先で振らない
という事を示唆します。
現代の 小さいバンス、バンス角度は
小手先で弧を作ることを誘導します。
この振り方ではバンカー出ない ばかりか
バンカーショットで飛ばせなくなります。
バンカーから距離が出しにくいから
より大きく、より速く振らなければならない…
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ミスショットのスパイラルを産み出す
 その…サンドウエッヂ。


まあ ゴルフクラブを選ぶのも技術です
 
 
 

2016年9月12日月曜日

ゴルフスイング◇テークバックの大きな間違い


一般的に言われる『テークバック』日本のニュアンスで言うと『上げて~降ろす』

『上げて』と言う部分に相当するだろう。
スナップショット 2 (2016-06-27 23-07)

多くの人が その『上げて』と言う部分を誤解し
それが元でスイングを苦しんでいる傾向はとても強い。
特に『上げて』という行為は手とか、腕の役割、担当で
その腕を使って どうクラブを動かすかのイメージを
正しくしてあげることはとても大切。
なかなか説明し辛い部分ではあるのでよく読んでほしい。
とっても説明が難しいけれど
とっても大切な部分で、
恐らく ほとんどのゴルファーが間違ってイメージをしている。



スイングは斜めに傾いた円弧が基本になる。
その斜めに傾いた円弧の正しい『源』
何度も書いているけれど、ゴルフスイングの始まりの姿勢
アドレス~ポスチャアに前傾姿勢があるからで、
その前傾姿勢を保ったまま、体を回すことによって
結果、スイングは斜めに傾いた円になる。

その一連の動作、スイングやクラブの動きの中で
腕の役割の正しい役割は
前傾姿勢によって傾いた円弧に対し
その傾きの角度をよりアップライトにしてあげること。
腕さばきによって クラブを起してあげることによって
何もしなければ 前傾の傾き通りの軌道になるのを
より起きた、より急な傾きにしてあげることであって
腕さばきによって 円を増やしたり、大きくしてあげる
ことでは「決して」ない。 
(意味わかるかな?)
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多くのゴルファーは
クラブの軌道、円弧そのものを腕に頼っている場合が
大変多いが、それはさておいて
円弧の大きさや多さ、量そのものは
 『体の傾きと体の回転』 の量分だけで
腕を使って その量を多くしたり、大きくするのとは
全く意味が違う。

ゴルフ用語の「上げる~降ろす」というニュアンスが
良く無いのかも知れないけれど
上げたり降ろしたり(下げたり)の基本は
『体の傾きと体の回転』であって
腕を使って その角度~道のり(軌道)の角度を
変えているに過ぎない。
ここを間違えていると思う。
腕が作用・作業が入っても
円弧、スイングの軌道の大きさや量は変わらず
その角度だけが変わる…と言うイメージを持つのと
持たないのではクラブの働きはまるで異なる! のだ。

ゴルフクラブ◇シャフト~芯金(マンドレル)

打つコトの出来ないサンプル品とか展示品をみて シャフトの性格を見抜く為に良く観察するのは カタログ とか データではなく、シャフトの形状

である。
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シャフトの外観 外側のサイズは概ね決まっており昔有ったようなバブルシャフトは既に博物館行き。シャフトに特殊な形状は余り多くないのだが、一本 一本を 比べてみるとその形状はかなりはっきりと異なる。
シャフトを オリジナルで作る場合1.既成のシャフトの ロゴのみ入れる
2.既成の芯金(マンドレル)を使って
 シートの種類
 巻き方、枚数のみをオリジナルで作る
3.芯金もオリジナルで作る
この3種類がある。
シャフトの場合、その形状によってオリジナルの性格は半分以上決まってしまうと言っても過言ではない。人間でいうのならば、芯金はどこの国に生まれ男なのか、女のか そこら辺まで決めるのに相当すると言える。勿論、同国人、同性であったとしても 個性はそれぞれであるけれど 大きな部分は似るだろう。
ウッドの先端径は 8.4mm
グリップ部はだいたい 15.0mm
前後長さは 1150mm 一メートルチョイだ。この 8.4~15.0 までが どのようなテーパーと寸胴の組み合わせで 性格も決まるし芯金の形状が決まれば どの位の量どの位の弾性(強度)の繊維を使うかも概ね決まってしまう。
先端から 寸胴気味で細いところが長ければ強度の高い繊維を使わざる負えなくなるしその分 手元側にキツイテーパーが来るので手元の締まったシャフトに成り易い。
全体に平均的なテーパーの付いたシャフトであれば細いところに負荷が掛かり易くなってしまうので巻き方や異種の繊維を組み合わせ 工夫しなければ商品として有効ではない。
良くシャフト選ぶをするのにキックポイントKPなんて 言葉が出てくるがKPのみで シャフトを判別するコトは殆ど意味のないコトであってその形状や使われている繊維の強度によって

大きく異なってしまう。
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全体的にしなる 先調子もあれば手元の締まった 先調子もある訳で土台 シャフトは 1150mmの全寸に対し先調子と元調子の差は 40mm程度なので誤差とも言えるしメーカーによってその基準も大きく異なる。
カタログ上 A社の先調子はB社の元調子よりもウンと 元調子だったりもする。
土台 一般成人男性が振動数で 220cpmを超えるモノを使った場合 硬すぎて どれも同じ。撓らないモノを撓らせて使ってしまうのだから、 本来の使用方法と異なるネジレを意図的に作って使うのだからKPなど 意味もないと言える。

2016年9月4日日曜日

L型ブリストルパターの使い方

ゴルフでは『飛んだ』方がうれしいのはウソではありません。
しかし ゲームとしては飛ばすのもゴルフですが、
同時に飛ばさないのもゴルフです。

練習過程等を除けば
40ヤードを打ちたい場面で
上手く打てたからといって70ヤード飛んでしまうのも
問題です。

自分の打ちたい距離、望んだ距離を
出来るだけ毎回打てる、出来るだけ繰り返せる
そういうストロークやショット(スイング)が
ゴルフでは一番有効なゲーム戦略になります。

それを土台に
体力に依存せず、体を痛めないという上で
飛距離の底上げを狙いたいものです。

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そう言う基本的な考え方の上で
パッティングストロークはショットの基礎になります。


パッティングストロークで
自分の狙いの距離を打つのには
絶対条件として
『いつも似たようなロフト(クラブ姿勢)』
インパクトを迎えたいですね。
特にパターの場合、製品としてのロフトが3~5度と少ないので
 3度増えただけで元のロフトの80~100%増し になります。
通常のショットと違い スピードで誤魔化せないのと
元のロフトが立っているが故に ストロークの仕方によっては
何処に当たるか…ヘッドの上下位置によっても
距離に大きな違いが出てしまいます。
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いつも似たようなロフトでボールを打てる
 という前提の上で
運動・動作の速度(スピード)によって
初めて「距離感」が染み込まれていく
 ので
打つたびに ロフトの変化も大きく
パターフェースの当たり所もぶれてしまい易いストロークでは
距離感が「その場その場」の偶然待ち になってしまうので
なかなか身に付かず、安定しません。

その典型例になるのが
4c9a0689世間で浸透しているショルダーストロークで、
ヘッドが上下に大きく弧を描きます。

打ち手である自分の目からは
ボールの飛球線方向に対して 真っ直ぐ動いて見える
そのストロークを妄信的に行っているゴルファーが多いですね。
私の経験的にも、他のスポーツの参考例と比較しても
5センチ~30mのような わりに繊細な距離感…動作を
肩を揺さぶる という最も距離感を産み出しにくい
鈍感で、微妙な違いを出しにくい部位で生み出す…
こんなストロークを推奨する人の運動感覚を疑います。
プロの試合では80センチのパットに
ん千万掛かる、将来が掛かる場合もある訳で
それを最も距離感…スピードなのか、運動の大きさなのか
どちらにしても表現しにくい部分で行って
苦労しない訳がありません。
78センチでも カップに入らなければ85センチでも
ダメなのですから… そんなものを
肩の揺さぶりで緊張感の中、出来る?と信じる
その神経を疑いますね。
しかも、この振り子のストロークは
不必要なボールの回転を産み出す、上下の弾く打撃なので
ボールの初速は速くとも、すぐに減速が始まり
ボールのスピード感とストロークのヘッドのスピード感に
つながりが乏しい方法です。





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パッティングもショットも
思いの方向に打つ ことは第一優先事項ではなく
思いの距離を打つ という事に重きを置いてください。
その上では 
小さなストロークで
ゆっくりしたストロークで
十分な距離が打ててしまう
『進化版L型ブリストルパター』は
最も同じ距離を打ち続け易いパターの代表です。


しかも 『進化版L型ブリストルパター』の
他では真似の出来ない部分は
ボールの転がり始めの速度とパターヘッドの動かす速度に
差が少ないため、ボールの転がるであろうスピードを
想起出来れば、簡単に距離感を再現出来ます。

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という事で
肩のストロークではなく
右ひじを曲げ、右ひじを伸ばす と言う感覚で
ボールを押して頂きたいのですが
その時のポイントになるのは
右手で押してあげるのは グリップ~シャフト ではなく
左手だ‼ ということです。

右手を進行方向に、ボールを押してあげるように伸ばす
と言う感じで、左手(グリップを持った左手)を押してあげ
ストローク中にシャフトと地面の角度が変わらない
トップで出来たシャフト角度を維持したまま
ボールを打つ抜く~押してあげる ということです。