おじさんゴルファー、アマチュアゴルファーにとっての
永遠の課題…に
「スライス」「こすり打ち」があります。
こすり打ち は 打撃力が距離になりにくく
頑張って打っても(振っても)高さやスピンばかり増え
非常に口惜しい思いをします。
そればかりでなく
こすり打ちは フェアウェイウッドを苦手としやすく
兎角 飛距離に悩んでいるゴルファーにとって
使えるクラブの番手(種類)も限定的…。
総じてバンカーショットは苦手ではありませんが
アプローチであっても、バンカーであっても
上がる、もしくは出るだけで
上がるが故に毎度毎度ショートし
アプローチの場合はダフリやトップのミスの頻度も多く
スコアにも直結する課題です。スライス~こすり打ちでゴルフを組み立ててきた人は
練習量、練習頻度で克服してきているので
その悪癖を治すのは魔法…という訳にはイキマセン。
特に こすり打ちの人は
その練習量・練習頻度をアプローチに割いている場合が多く
スコアに対する固執感(失礼な言い方ですいません😱)が
強いので なかなか根本のこすり打ちと別れるのが
精神的に難しいのだと思われます。
スライスやこすり打ち を自覚されているゴルファーは
少なくないとは思いますが、
果たして そのメカニズムがどうなっているか
理解されていない方が殆どです。
それを紐解いてみたいと思います。
ちょっと遠回りな話ですが、
スライスが、右に曲がる球が現実になるのは
ロフトの少ないクラブです。
ロフトの少なくラブで右に曲がるのですが
だからと言って ロフトの大きいクラブも上手く打てていない
のが現状でそこら辺から始めましょう。
ボールはパターストロークであっても
右、もしくは左の回転が混じります。
空を飛んでいる場合、
基本になる縦の回転が分母になり
横の回転が分子になるような関係です。打ち出しの角度も絡みますが、
そこは今回は無視し
ヘッドの移動してきた上下の軌道
それに対しての クラブヘッドのロフト角度が
主に 縦の基礎回転を作ります。
ですので 2000~4000回転位のドライバーショットでは
800回転(右)でも 弾道として右に曲がる可能性があり、
7000~10000回転のピッチングウエッジのショットでは
1500回転(右)でも 弾道としては曲がらない
という事になります。
球の速度などにもよりますが
縦の回転に対し 1/3以上の横回転が入ると
弾道として右左に曲がる というのが表れてきます。
後々 書きますが
こすり打ちはアプローチ…
そうグリーン周りのアプローチやパッティングストロークで
改善しないと治りません。
基礎的な スピードや力で誤魔化せない
ファンダメンタル的な動きを治さないといけません。
☞ここでハッキリさせておかなくてはいけないのは
ゴルフクラブのフェースがアドレスの飛球線に対し
『右』を向いているのとスライスは
直接関係にはありません!
フェースが右を向いているのは
ボールの出る方向がその分『右』になるだけで
直接的に右回転~スライス回転になる訳ではありません。
➡そうであると
右に出て 左に曲がる球が存在しなくなります。
スライス回転になる 主な原因は
まず ロフトが必要以上に開いていることです。
ただ クラブは構造上 ロフトが開いていると
フェースが右に向いていることが多いという事です。 変な例えですが、タクシーの運転手さんは男性が多い…
その程度の関係で、最近では女性のドライバーさんも
増えているのだと思います☺
ボールに影響を及ぼす「ロフト効果」は
クラブヘッドの姿勢だけではなく
打ち手の姿勢も大きく影響します。
何度も言ってもいますが
インパクト付近で、左サイドが上がり、右サイドが下がる
この姿勢の方が ヘッド姿勢よりも
はるかに大きくロフト効果に作用します。
単純に左上がりになっているのと同時に
右が低くなっているため、右腕が伸ばせず
その条件では ロフトを開かなくては
ボールを目標方向あたりに打ちだすことが出来ませんから
ロフトは W で開くことになる訳です。
そして クラブと体、スイングの構造上
左サイドが高い というのは 同時に
それと同じ分、体が開いている というのは
クラブや体が遠ざかりながら ボールを打つ
というのが その開いたロフトに絡み合う
というのが 『スライスの作り方』 です。
ですから スライスの悩んでいる方は😱体の開きが早い
😱右サイドが突っ込む
😱体重が左に移せない
というのは もれなく付いてくる特典で
体の開きが早く、右サイドが突っ込み
体重が右のまま・・・・・・ であれば
フェアウェイから奥行きのある形状の
フェアウェイウッドを苦手とするのは納得! ですよね。
そこを解消しましょう! 続く
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