2017年4月8日土曜日

スイングを知らない というのは悲しい。

http://blog.livedoor.jp/hbs/


勿論 悩めるアマチュアはそれを知りたいと模索しているし、
努力もしているけれど
それを教える、それを仕事としている人が
あまりにスイングについて、
ゴルフクラブのメカニズムについて、
当たり前の物理現象について知らな過ぎて
今、世の中に流布しているスイング論は
まるで カルト宗教のようになっている。

その代表例が スイングプレーン論。
もう 悲しくなるくらい……ひどい。

スイングプレーンと言うのは
その軌道が問題なのではない。
スイングプレーンって言うのは『時期』の事を指すので
それを作り出すとか、なぞる類のものではない。

原則論として
体の向きを変えるから スイングは円弧 になる。
右を向くから インサイドに入って
正面を向くまでに インパクトに入るから 
インサイドから入って来て
基本、インサイドに入っていく。

スイングはクラブの構造を使って、
遠心力を直接、打撃力にする訳ではないけれど
基本 インサイドインの軌道は
インパクトまではクラブは短くなるように使われ
インパクト以降は遠心力によって
クラブが長く使われるようになるので
結果 インサイドアウトに『見える』だけ…。

それを体の回転の時期 と関係なく
腕を振って 軌道を作ってしまうと
体が正面を向いてから クラブを動かし始めれば
この時点で 既に インサイドは存在しない。

それを無理やり インサイドから入れているのは
今までのゴルフ用語では
「単にクラブを寝かしている」に過ぎないし
それによって 大幅にロフトは寝てしまい、
打つ方向の特定 も異様に難しくなる。

こんなのゴルフスイングじゃない。

ただ単に ゴルフクラブでボールを叩いているだけで
それはテニスラケットでも、野球のバットでも同じで
ゴルフクラブの機能や構造を無視して
ボールをぶっ叩いているに過ぎない。


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