2019年6月1日土曜日

右向き不足 ⇒ 空間/時間が足りない

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悪癖であれ、なんであれ、
スイングは必ず「必要な動作」で構成される。

練習ではなんとかなっても いざコースで
というコトになるとそれはより顕著になる。

テークバック での右向きで
始めから 手で上げる 手で動かす は論外として
骨盤の動きがダイレクトにクラブの向きとつながっていないと
張りぼての「右向き」は コースで化けの皮がはがれ
手だけで上げる それになってしまう。

形の都合、帳尻だけ 骨盤の右向きをつくっても
そこに クラブの向きを変える という 本来の役割がなければ
仕事がないので やる必要がないのだから
当然のごとく コースでは省かれてしまう のだから注意が必要だ。


スナップショット 1 (2014-02-07 18-29)
骨盤の右向きが無いと
圧倒的に不足するのが、空間と時間。
運動させたい、移動させたい 腕やクラブを通す空間がなく
それを無理やり インサイドに寝かせれば
その寝かせたクラブを元に戻す(返す)
必要性が生まれてしまうのだから
忙しいのに やることがさらに増える。
やることが増えれば インパクト時は延び延び 遅れるので
体は開き、右サイドは下がり、
より一層運動させられる空間は狭くなっていく。

よくある話で
インパクト以降 『左ひじが抜けてしまう…』も
右向き不足が原因であって
その時の 左ひじを意識しても改善は不可能。
だって それ 狭い空間では必要な動きだもんね。


骨盤の右向きがあれば
(手を遅らせない工夫は必要だけど)
それを基本戻すだけで済むのに。



常態化されてしまっている
腕でのクラブの向きの変更に
からだの回転☛骨盤の向きの変更を加えるのではなく、
腕でのクラブの向きの変更を無くし(取り去り)
その仕事のほとんど全部を 骨盤の向きの変更 に変えないと
それは体に染み込んでいかない。
その点注意が必要。
IMG_0226_Moment(2)IMG_0058Trim (2)_Moment(4)








多くのゴルファーは クラブヘッドの始めの50㎝の移動 この時点で
もうすでに からだの回転の仕事を腕が取ってしまっている。
クラブのご存知の通り、長さがあり、その先端に重さの偏重した構成なので
スタートをそのように動かせば、その慣性がクラブを動かすコトになり易い。

この「始まり」は 長い年月楽しむ ゴルフの慢性病の元で
ドライバーの距離不足や安定性の欠け
フェアウェイウッドなどの長物の苦手
アプローチの向上止まり の元になる


骨盤とクラブの向きをリンクするのはスイングの始め
として 最も大切なこと。


下品だけれど、秀二とクラブは赤い糸で結びついている   ・・・感覚なのだ。

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