2020年1月31日金曜日

ボールを潰せ ~アプローチ

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ヘッドを意識的に動かそうとせず、
グリップを動かして、ボールをフェースでマットに押さえつける

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ココでの注意点は一点だけ です。
グリップを動かして、フェースでボールを下に押さえる
それを 「し易い」 左グリップ~握り が必要です。
左手の甲が空を向いているような握りでは
これを実現するのは難しくなります


スイングで 左グリップを止めたり、
インパクトで 左グリップを握りしめたりする 必要はないばかりか
逆に やるべきではありませんので
左グリップで クラブを握りしめる必要もないのです。




これが・・・・ 20分後に これ↓ です





既にこれでショットの原型は出来ています。
インパクト付近で左サイドを止めず、体の向きを変え続ければより良い です。

さて ショットにするには どうするか ・・・というと

このアプローチもどきに
グリップの高さ、ヘッドの高さではなく グリップの高さを上げれば
ショットの基礎は完成します。

 ✋(行き)骨盤を右に向ける
   左上腕を「側帯に沿って」高くする

 ✋(帰り)左サイド全体を左に
   左上腕を下げる

 ✋✋トップの位置で 左手・左ひじ・左腕に
  フェースでボールを上から見てインパクトに。
  の方向の重さが掛かるように意識する。



この行き帰りの動きをユニットとして覚えると良いかも知れません。





20190525gc5_Moment(3)20190525gc5_Moment









Rさんの場合、インパクトで体を止め
左グリップの止める 動きが非常に強いため、
数を打っていると その動きが今のスイングと融合していってしまいます。

おそらく・・・ ですが、
ご本人の感想、では
やっている作業が少ない、
頑張っている感覚がない、
ので どこかで 何かしたいと・・・ なにか頑張らないと・・・

そんな気持ちになってしまうのかも・・・知れません。

2020年1月30日木曜日

決戦前夜の頑張らないクン



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上から打つ~アプローチから始めよう

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手でヘッドを下に振らない
体の回転でクラブを上から
 
進行方向の左が低いうちに入れる・・・

わかっちゃいるけどなかなか簡単じゃあないですね。

視覚情報として 他人のスイングを見ても
「まるで」手でクラブを下に振っているか のように見えるし
まして、いまや公に手打ち、煽り打ちが
推奨される時代ですから、参考にしようと
トッププロのスイングを見れば余計
手で下に振っていますものね。。。困ったものです。
スナップショット 1 (2014-06-24 14-49)

手を出来るだけ使わない練習としては
グリーン周りのランニングのようなアプローチは最適です。
しかも、これはすぐに実践投入出来、
必ず結果も伴う と言うおまけ付 なのです。

刷毛塗ショットの肘使い、手使いもとても大切では
ありますが、アマチュアのアプローチ全般を見ていると
テークバックを真っ直ぐに引きすぎです。
特に 体を主体にする場合は、

手ではなく体で
もっとグリップ(ヘッド)をインサイド
動かさなければいけません。


と同時に切り替えしてからは
ボールまで もっとインサイドから
勿論 手ではなく体の向きの変更で
入れてこなくてはいけません。

上から打つ と言うテーマではですが、
「体で」インサイドから入れてくる というのは
即ち、上から打つ ということと直結しており、
多くのアマチュアはアプローチであっても
正面を向いて“から″ボールを打ちに行く傾向は否めません。
009

正面を向いてからクラブを動かす では
もう時を失っていて、
左を向きながらインパクト → 上を向いてショット
という事なのです。

練習では、短い距離のランニングアプローチを
切り返しから、左サイドをさらに低くする位の
気持ちでするといいと思います。
その際、やはり気にしてもらいたいのは
左サイドをさらに低くする ことそのものが打撃で
左サイドをさらに低くして“から”打つ のでないので
自分のスイング、タイミングが見て取れるかと思います。
 

アプローチで顕著に出てくるのが
多くのゴルファーはヘッドばかり動かそうとしています。
意識として、もっともっと
体の向きの変更で「グリップ」を移動させる意識が
必要だと思います。

スナップショット 4 (2014-03-25 12-06)
この上から見た画像で
グリップを体の向きで動かしていれば
ヘッドがグリップを追い越すことは決してなく
正しいショットを打ち手の背後から見た時
インパクト後、まずはじめに体から出てくるのは
グリップでヘッドでない という事です。

それが即ち 上から打つことにつながって来ます。

2020年1月29日水曜日

正しく体を回せない、右向きが出来ないのはなぜか

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からだ、胴体、骨盤の向きを変えるコト
略称して 体を回す と書きますが、
この行為の意味、役割、主目的、真意と言う意味を
間違えているコトが 体の回し方 に大きく影響を及ぼします


おそらく…ですが、
多くの方(ほとんど…かな)は 体を回すコト が
ボールを飛ばす(遠くに飛ばす)ことの 主エンジン、原動力
と 信じてやまない のだと思いますが、
正しく体を回せない、特に右向きが出来ないゴルファーがあまりに多いので
あえて言いますが それは間違い です。
73d28d33
 その概念が正しく回すことを妨げています。

体をゴムや雑巾のように ぐぐぐ~ っと ねじって
その戻る反動のスピードがボールを弾き飛ばす~~ みたいな
そんな風に思っているのでしょう。


あえて言いますが 大間違い です。

体をねじって 捻り戻そうが
股関節を境目に 胴体を捩じらず向きを変えようが
その作り出せる ヘッドスピードには 差がまったくありません。
あるのは 体をねじる は、本来してはいけない危ない動きなので
体に感じる実感の差=危険度、実際には関節のきしみ・痛みのみ
やった実感の伴う自己満足度のみ です。

ゴルフで 飛ぶのは嬉しい ですが、
狙った距離と狙った方向 を使って、スコアの無駄を省く
そういうゲームですので、
狙った距離よりも飛び過ぎも、飛ばな過ぎも困るのです。

飛ぶのは嬉しいですが、飛んでも狙った方向が狂い
どの方向に飛ぶのか大きく曖昧なのであれば
その飛ぶ能力はマイナスにしか働きません。

飛ばすことは男のロマン、夢であることは否定しませんし、出来ませんが
それによって
〇体を傷める
〇腰が痛くなる
〇首が痛くなる
〇距離も方向も安定しない

そして、その原因になる 正しい『右向き』 体の回し方 を
覚えられないのであれば そこは改善の余地あり
 です。

気持ちまでも否定できませんが
飛ぶショットや飛んだ記憶は
ビュンと速く振ったから飛んだ のではなく
正しく、偶然であっても 正しく"喰った"から。

そして それを出来るだけ頻度良くするには 正しい右向き、
正しい体の回す方 が 不可欠 です。


ゴルフは好きなように、好きなスイング、好きなクラブ で
する楽しみもあるので、否定は出来ませんが、
距離を求めて、体を壊してしまう のであれば 悔い改めましょう。


体を回すコト
の一番の目的は
安定した方向と弾道を作ること
つまり 安定度を高めるコト です。


おそらく意外でしょう。

体を傷めず、クラブの機能も有効に使い、ボールを飛ばし
かつ その頻度を高め
方向や距離も安定させるには
正しいからだの回転が必要です。
修正後_Moment修正前_Moment








それは からだの回転が
骨盤の向きの変更が 安定した ヘッドの軌道
ヘッドの入ってくる弧を作り出している から です。

円弧 に関しては
インサイドアウトとか、アウトサイドイン とか
そっちの円弧 よりも 上下、高さ、どのような角度
上下の方向から入ってくるか の方がいろんな意味で重要です。

正しく体を回せれば
骨盤から上、股関節を境目に胴体の向きを変えられる方が
その軌道、進入角度 を一元化出来ます。
ダフリやトップの確率も格段に下げられます。


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体を捩じって 結果として ローテーションで
インパクトを迎えてしまうと
そのローテーションの仕方による ヘッドの進入角度 と
そのローテーションの影響による 体の姿勢
 の
二重に 進入角度を左右するものが生まれます。

これでは 疲労が蓄積しやすく、天候や傾斜の変わる現場では
弾道や距離が安定しません。
特に傾斜のショットが上手くいきません。

2020年1月28日火曜日

リリースとクラブ

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野球などで使われる 『リリース』 …解放、解き放つ等の意味
 と言う言葉はゴルフショットでも用いられますが、
ゴルフショットの場合、
リリースするのは ボール であって ゴルフクラブではありません。

ゴルフクラブを 放っぽり投げて ボールを打つのでは
上下左右の角度が重要なゴルフショットにとって
あまりに不正確になります。


スイングにおいても
右利きの人が右打ちをして 主に利き腕を使って
「リリース」をするのですが
(あくまでも 打撃の主力エンジンはヘッドの重さとからだの回転です)
それは 当然、ゴルフクラブを 「解き放つ」 ではなく
自分の一部として、道具として
ゴルフクラブを使って ボールを 「解き放つ」 という意味です。

そう言う誤解もあるのではないかと思います。

大森201904_Moment(2)大森201904_Moment(3)大森201904_Moment(4)











多くのゴルファーは 右腕を伸ばすことで
右腕とクラブを一直線、もしくはそれ以上
右腕のかいな 右から左にひっぱたく延長線上で
クラブを「解き放って」しまっています。

リリースすることによって
仮想のスイングの円弧に対し
時計の針(クラブ)を 垂直な関係
アドレス時に 6時になっているクラブを
6時に戻し それ以上 振ろうとしていますが
円弧を ヘッドがなぞる 舐めるのは
からだが回るからであって 腕の仕事ではありません。

文字盤3-6ji

それでは 結果、体の仕事を取ってしまい
からだの回転で打つコトが出来ません。

利き腕(右打ちの人の右腕)のリリースは
円弧の外周を ヘッドでなぞる のではなく
小さくなった円弧、高くなった円弧を
元の大きさ、元の高さに戻す役割の方が
遥かに多いのです。

文字盤3-400x392 - コピー (2)文字盤3-400x392 - コピー









ですので イメージ・・・ですが、
ヘッドで円弧をなぞる、舐めるようにリリースするのではなく
クラブ、シャフトを仮想の円弧に押し付けるように
リリースしなくてはイケマセン


その外周にクラブを押し付ける 腕のリリースによって
グリップの位置が下がり、円弧が元の大きさになり
クラブや腕の重さ と からだの回転につながりが出来ます。

ダウンスイング後半の一番大事なトコロ、
一番美味しいトコロで クラブ、シャフトを丸く振れば
当然 その丸く振った方向に遠心力が掛かってしまいますから
からだは その遠心力と真反対の方向に 引く動き
からだを開き、上を向く動きがする必要が生まれます。
ボールの位置は 固定されている のですから✋

本人はからだ 俗に言うボディターンで打ってる…そうです_Moment(5)

速く、強く、丸く振る程 からだは開き、上を向き
ロフトは増え、入射角度は緩くなり、
スイングの最下点は ボールより手前になります。
これは 地球上でゴルフをしている限り
 絶対に逃げられない法則 自然のルールなのです。

みっちゃんの特訓 200128



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2020年1月27日月曜日

左肩を入れろ…テークバックは左手で… は迷路へ誘う

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脚を使って、お尻・骨盤・秀二の向きを変えるから
クラブの横の向き、シャフトの向きも変わる。

クラブを上げない限り
アドレス時、シャフトの針は12時
テークバック(アウェイ)していき 1時~2時~3時
フォローでは 11時~10時~9時
まぁ 大まかにはこのシャフトの時計の針は
脚を使って クラブを持った上半身が
骨盤の向きを変えるから、向きが変る。
スナップショット 04(2012-01-10 20-06)
回転する椅子に乗っているのと同じコト。
スナップショット 1 (2012-01-10 20-05)

それに傾きがあるので
スウィングは円弧、というか
ダイナミックに斜めの円が描くように見える

高さなど、多少の姿勢や位置は変るけれど
自分の体幅・胸幅の中に
ヘッドも、グリップも常時存在している…
腕でするのは、先端に重りの付いた
右偏重なクラブをセンターに維持しておくため
胸に対し「距離を変えず」平行移動させておく
コトであって、補助はしているとは言え、
そのダイナミックな円弧、その横の動きに
腕は介在しない。


ここで、多くの問題が発生するんだけれど
多くのヒトは 肩を動かすことを
体を動かしていると錯覚している。


肩は腕であって、体ではない。

正しくは、肩の乗っかった骨盤が
向きを変えるから、言葉でいうところの
「左肩が入る」のであって
左肩や左腕は単独で、右に移動するのではない。

刷毛塗は、両肘を上手にさばき
インドネシアの踊りのようにさばき
胸から距離を離さず、クラブ全体をスライド
させる動きで、腕の動きはこの程度で十分。

⇒これを脚で骨盤の向きを変えながら
動作としては、両足(靴)に対し、
上半身をシフトさせる。。。その延長線上に
向きを変える動きを同時進行させるだけ。


テークバックを左腕一本で動かせば、
早い段階で背中の筋肉に張りを感じてしまい、
大概、クラブは上方向でなく
横方向、体の右にズレテ仕舞う。。。
傾きによるヘッドの高さが付く
そこを除けば、クラブは倒れただけの状態に
なって、重くなるから
体の姿勢もボールの方…前へ倒れる

スナップショット 1 (2012-11-04 11-08)
スナップショット 2 (2012-11-04 11-08)
スナップショット 3 (2012-11-04 11-08)
スナップショット 4 (2012-11-04 11-08)
腕も含めた重いモノが 右上方に
あるから、本能的にバランスを取る為
このような姿勢になるのか?!
それとも、左腕一本でテークバックを取ると
テークバックの初期の時点で
一度クラブが体から大きく離れので
右前に掛かる、その重さからこうなるのか?!
左腕(肩)でテークバックする人の多くが
ヘッドの重さ、遠心力を使って
安易にテークバックを取るので
その遠心力の名残でこうなるのか?!
それは、それぞれの経緯によると思うんだけど
もう この時点で クラブはその機能を失い
機能が裏返しの、負荷に変わってしまう。

一旦、ココの時点でボールに近づいた分、
体の離しながら、遠ざかりながら
ダウン也、インパクトを迎えなければならない。
そうなれば、ライ角度の意味は失う。。。
クラブが右サイドにあるトコロから
左への動き也、回転を始めれば
右サイドは「必然」として下がるので
その成熟度が低ければ、ダフリ、トップ
ソコソコ当たれば ハイボール、スライス
この動きの完成度が高ければ、煽り打ち
なるので ローボールやチーピン。。。

この動作に慣れてしまうと
普通の骨盤を動きに修正するのは
決して容易ではない。
向きを変える動きの軸が、背骨では無く
右サイド 首と肩の間にヒンジのあるドア
のような動きになるので、そこの軸感から
逃れられないし、普通のトップの位置が
ボールから離れた感じになる。

クラブが右サイドに残り、通常よりも
重くなるので 左にはシフトできず、
上を向きながらショットすることになる。
これでは 飛ばない か、
体を痛めるか か、 どのどちらかでしかない。


自分のテークバックをチェックして
☆傾き…前方への倒れ、ボールへの近づき
☆右肘の位置(左右の肘の位置関係)
 上半身に対し、右肘の位置が固定される
☆左脇ががら空きになる
 左の側帯が強調されるトップ
☆トップの位置が左肩が尖がる
☆ヘッドの通るラインがコブシの通るラインより
 下側(デッドゾーン…ヘッドの方がグリップより
 低くなる領域)に入り込む
☆左腕が左胸に張り付く
☆テークバックで首が張る(肩が凝る)

 そんな症状がある場合、
上手く打てないからと、練習を積んではいけない。
このテークバックに慣れるのは、非常によくない。

スナップショット 1 (2012-11-04 11-46)
スナップショット 2 (2012-11-04 11-46)
また シフトが上手く出来ない。
体の開きが早い、左肘が痛い
などの症状のヒトも、ココの部分をチェックすると
良いと思う。

決戦前夜の頑張らないクン



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2020年1月26日日曜日

ダウン~リリース



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支部長は今年も着々と…



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ゴルフクラブの構造の秘密

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ゴルフクラブが他のスポーツ用品
特に球などを打撃する道具として
大きく異なる点は
握っている棒と打点に 「ズレ」 があることです。

455T-2

テニスやバドミントンのラケットや野球のバットなどは
握っている棒の延長線上でボールを打ちますが、
静止時(動かしていない時) ゴルフのクラブは
握っている棒の延長線上で打ってしまうと
俗に言う「シャンク」になってしまい
どこに飛ぶか、どの位飛ぶか 調整が不可能です。

軽いヘッド~硬いシャフトの組み合わせ だと
スイングして クラブを動かしても
その「ズレ」は解消されず
ゴルフ用語で言うところの 重心距離分
(ヘッドの重量の中心点とシャフトとの距離)
長さの単位で言うと ❸~❹センチ
握っている棒から ズレたところで打たなくてはなりません。

 
460TL-2

ボールの大きさは 4センチ5ミリですので
握っている棒で 空振り寸前
ボールの内側の皮をこする程度のズレ分
外れたところを打たなくてはならないのです。

そして これは クラブの機種や種類、番手などによって
異なってきます。

他のスポーツで こういう使い方はされない?のではないでしょうか


✋勿論、どうクラブを振るか/扱うか にもよりますが
ある程度の柔らかさ
ある程度のヘッドの重量のある ゴルフクラブ
の場合、
物理的な約束事
「遠心力が掛かった時に 重量が同一線上に並ぶ」 から
握っている棒の延長線上に
 ヘッドの重心(ヘッドの重量の中心点)
主に ボールの当たる場所が ほぼ自動的に入ります。

速度にもよりますが、
動かしていない時、静かに動かしている時は
その打撃点に近い、重心点 は
重さとして フェースの状態やクラブの位置など を
感覚として 打ち手に伝えます。

柔らかさやヘッドの重さにもよりますが、
ある速度を超えると そのズレは消え
より効率よい 打撃が行える状態になる
二重構造を 本来、ゴルフクラブは持っている のです。

IMG_0772

感覚として 握っている棒で直にボールを打つのと
ものすごく微妙な距離 ズレて打つのでは
覚えやすさに大きな違いがあると思うのですが
どうでしょうか?

残念ですが、元々のそのズレの構造
重心距離の構造、ゴルフクラブの L型構造 は
絶対的な安全性と番手によって距離を打ち分ける という目的から
外すことは出来ないのです。

グリップとシャフトとヘッド という主要パーツの少ない
ゴルフクラブの シンプルではない打撃構造は
必要分しなる~動くシャフトと
必要分なヘッドの重さによって
よりシンプルな構造に変えるコトが可能なのです。
そして それは100年という単位の昔からの知恵なのです。

2020年1月25日土曜日

ここからスライスが生まれます

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ゴルフクラブが進化した…とは言っても
やはり 多くのゴルファーがスライスに悩みます。


1/6から始まる 初めてのゴルフスイングシリーズ の中を
もう一度読んでもらえると良いと思いますが、

初めてのゴルフスイング 『からだ』の回転❶
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992596.html

初めてのゴルフスイング からだの回転❷
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992644.html

初めてのゴルフスイング からだの回転❸
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992642.html

初めてのゴルフスイング グリップ❶
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992671.html

初めてのゴルフスイング グリップ❷
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992674.html

初めてのゴルフスイング グリップ❸
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992733.html

初めてのゴルフスイング アドレス❶
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992774.html

初めてのゴルフスイング アドレス❷
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992797.html

初めてのゴルフスイング アドレス❸
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992798.html

初めてのゴルフスイング アドレス❹
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992799.html

初めてのゴルフスイング ボタンの掛け違い❶
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992852.html

初めてのゴルフスイング ボタンの掛け違い❷
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992900.html

初めてのゴルフスイング アプローチ❶
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992936.html

初めてのゴルフショット アプローチ❷
http://hbs.livedoor.blog/archives/1992962.html

アプローチショットでの注意点 ❶
http://hbs.livedoor.blog/archives/1993005.html

アプローチショットでの注意点 ❷
http://hbs.livedoor.blog/archives/1993035.html

アプローチ→テークアウェイ
http://hbs.livedoor.blog/archives/1993066.html

アプローチ ナチュラル・シャット
http://hbs.livedoor.blog/archives/1993111.html



重心深度、重心角度、慣性モーメントの高いクラブは
見た目、弾道、表にはスライスは出なくとも
飛距離の伸び悩み 飛ばない の原因になるのが

『こすり打ち』
 ~ロフトを開いて打ってしまう
 があります。


それは ゴルフスイングを覚えていく過程の
 この過程、コースへ出れるようになるまでに
悪い意味で身に付けてしまうケースが殆どです。

そのいくつかを拾ってみますが


❶からだの回転、からだを回す、捻転 と言う言葉などt02200278_0327041312030346860
からだの回し方、その体を間違って覚えてしまうケース

これ 殆ど・・・かも知れません。
ハンディや経験年数に関係なく、
「からだ」を回すの その体を間違えているケースは
履いて捨てるほど、飽きるほど、どこに石を投げても当たる程
見ることが出来ます。

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肩を回す は
股関節から上の胴体が回り、その上に乗っかっている肩が
回るから 発生することで、へそより下に対し、肩が回っては
両腕で握るゴルフクラブは開かれてしまいます。
(腕の長さが左右に違いが出てしまうので 開かざるを得ません)

アドレスの状態では 開いても閉じてもいないフェース、ロフトを
わざわざ開いて閉じる、二工程以上
 それもゴルフクラブの特性に伴わない使い方を
すれば 反復性として著しく悪くなりますし、筋力を要します。

それが ケースとして 初期段階での 低い位置(地面)にあるボールを拾う
肩を使った 振り子の動き から始まるケースが少なくありません。

練習場での集団レッスンなどで よくよく目にしますね。。


❷右を向くと ナチュラルにシャットが出来るコト は
 アプローチだけでなく、フルショットにも とても有効 です。

弾道が上がり辛くなる問題はありますが、
ボールの高さなどに問題がないのであれば
そのアプローチの延長線上で スイングを構築するのも良い手です。

フェースを回転させない
フェースコントロールをしない は
弾道の安定性、反復性 そして飛距離が一体となった動き
に出来ますから、覚える という意味ではお薦めです。


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❸ ❶~❷にも含まれますが、
 股関節を境目とする、からだの回転
 胴体をねじらず にからだを回します。
 前傾姿勢分、グリップもヘッドも高くなりますが、
 それで作られる グリップの軌跡、軌道、ヘッドの軌跡、軌道 が
 スイングの基準、大原則 です。
 
スナップショット 1 (2013-06-22 0-32)

✋この基準よりも ヘッドの道のりが増えれば
 遠い道のり、大きい道のり、長い道のり を通れば
 からだの向きの時間進行とヘッドの時間進行が合わなくなります。

 前傾姿勢分もありますが、フルスイングはグリップが少し高くなるだけです。
 グリップが高くなる分、ヘッドも高くなりますが、
 あくまでも 前傾姿勢分とグリップが上がる分 ヘッドが高くなるだけです。
 ヘッドを上げてしまえば その時間分、遅れますので ロフトは開きます。

2020年1月24日金曜日

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ゴルフスイングの諸悪の根源とも言える
『ショルダーストローク』ですが

困ったことには
ショルダーストロークをするほぼ全員のゴルファーが
そのショルダーの動きを『体の動き』と
間違って認識していることです。

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パターストロークでもそうですが、
ショルダー『肩甲骨』の動きは腕の動きです。

クラブヘッドを振れば振るほど
肩の動きが激しくなり
体の回転とは全く異なる 縦の動きになってしまいます。

故に最近のゴルファーは地面から打つショットで
ボールを中に入れるのです。

また 最近の超出鱈目なスイング論 では
インパクトで上に蹴れ なんて言うのもありますが、
これも全く同じ事です。
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体の回転を肩の動きと認識してしまうと
テークバックで 体は正面を向いたままなのに
上半身の上側、肩…腕だけを使って
疑似的な右向きを作ります。
その時点で 既に上から打つ という事自体存在していません。
本当は正面を向きっぱなしのまま
ダウンスイングすれば 肩だけが動きますから
どんどんと体は上を向いていき
左足上がりの状況を自分で作ってしまいますから
クラブを振る空間がなくなってしまいます。
それを 上に蹴ることによって空間を作っているのです。


ここまで愚かだと…何も言う事はありません💦


それに ヘッドを手さばきで動かす動きが加わりますから
軌道の激しい変化だけでなく
ロフト姿勢の変化も激しいですから
ショットが安定しません。

ドライバーのインパクトは
アマチュアゴルファーであっても
ボールとヘッドの接触時間は
1/3000秒 0.0003秒です。

蹴る動きなんかを入れるとすると
もう 瞬間芸でしかありません。

体の姿勢もどんどん変わる上に
ヘッド軌道があり、それに対するロフト姿勢が
あるのですから 生涯を通して同じ球を打つことが
不可能なほどのバリエーションです。

アマチュアですから同じ球が打ちにくいのは
致し方ないとは思いますが、
それに何の規則性もない訳ですから
奇蹟を追いかけているようなものです。


img_849654_25726387_0この姿勢に体の回転と
そして 左右の体の高さ
その何の規則性とつながりがありますか?

前傾姿勢はどこにいってしまったんでしょう?

一体アドレスの意味はなんだったんでしょう?

このスイングにとって体の正面とは
どこの部位を指すのでしょうか?


そして ここでもクラブの構造の問題が出てきます。
先端に重さの集中した長いものを
自分では体だと思っている肩で下に動かせば
自分の思っている以上に体は上を向きます。
よって 軽いヘッド・硬いシャフトが必要になります。
もしくは 軽いヘッド・硬いシャフトを使っていれば
この動かし方に辿り着きます…💦

スナップショット 1 (2012-12-07 17-08)

その姿勢はものすごく体に悪く
高校生であればなんとかなっても
中高年のオジサンゴルファーには
ゴルフを辞めなければならない程の危険度です。


2020年1月23日木曜日

ボールをつかまえるのにヘッドスピードは『5msあれば十分』

☞ハミングバードスポルテ本店 http://blog.livedoor.jp/hbs/



単に ボールをつかまえるだけ・・・ ならば
ヘッドスピードは要らない、ゼロでは打てませんから
5msもあれば十分です

ヘッドを動かすのに、その動かす速度、動かす量分
グリップを動かすのが 基本中の基本ですが、
分かり易く言うため ヘッドを動かす と書きますが、
動かすヘッドの量も 10センチもあれば十分、
5センチであってもつかまえられます。

量も速度も全く要らないのです。

IMG_0526

そして これも多くのゴルファーの勘違い ですが、
一番つかまえやすいクラブはドライバーです。

だって ロフト一番キツイですモン。

ドライバーが捕まり難く感じるのは
クラブが長く、それによって作り出される円弧が緩くなり
アドレスも起きたモノになるため
上から と言う行為がはっきり行えない感じがする から であって
ロフトの立ったモノは 放っておけば 一番つかまります。

ですので ロフトの立ったドライバーは
元々立ったそのロフトのお陰で
他のクラブに比べ、ハンドファーストが「殆ど」要らないのです。



逆に言えば 一番つかまえ辛い、つかまえきれないクラブが
ウエッヂ・・・サンドウエッヂです。
サンドウエッヂを そのロフトなりのつかまえ にするには
きっちりした ハンドファーストが無いと
フェースがボールを上から見て、打面が上から入ってきません。
まあ それがロフトの距離に対する役割ですから
仕方ないんですけどね・・・。


さて この記事の内容によって
もしかしたら 劇的に意識が変えられる人がいるかも。。。なので
書きますが、 この「つかまえの間違い」がクラブにも及ぼします。
逆に クラブからその「つかまえの間違い」が生まれる場合も少なくないでしょう。



よくつかまえるのが苦手が人が
 「ヘッドが遅れる」
そのヘッドの遅れが「つかまらない」・・・ボールが逃げる
 と解釈している節があります。

   ✊顔を洗って出直してきなさい、と言いたいです。



ヘッドは重量物で、
クラブは打ち手の動作でグリップが動かされた分だけ動きます。
ヘッドはその重さの分だけ
動きは緩慢に、留まろうとします。
そして シャフトには柔らかさがありますから、
つかまえるコトを フェースとボールの縦の関係・・・
「フェースがボールを上から見て進入してくるモノ」を理解している人にとって
しゃふとのしなりとヘッドの重さによって作られる
俗に言う ヘッドの遅れはロフトの立ち になります。
ですから その遅れは放っておいた方が つかまえやすい 訳 です。

ところが ヘッドの返し、開いたヘッドが閉じることによる横の関係、
ヘッドの回転でつかまえようとしている人にとって
ヘッドの遅れは 「より一層のヘッドの開き
そして シャフトがしなり ヘッドがより重くなることによる「ヘッドの返し辛さ」 
になりますから
それをするためには しならない「シャフトの硬さ」、
ヘッドの返し易い「ヘッドの重さ」「重心距離の短さ」
そして 総じて大きなロフトになり易く 高さやスピン過多を防ぐための
「かっちょいい立ったロフト(ドライバー)」が欲しくなります。
アイアンのストロングロフト化もそこに発端があります。

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たった一つの
「つかまえるコトをどう捉えているか」と言うボタンの掛け違いが
ほぼ ゴルフショット、ゴルフスイングの全てにかかわっているのです。
これは 球数で技術を習得するとか、反復練習に補う を
遥かに超えている代物 なのだと分かるでしょうか?