2016年10月21日金曜日

ゴルフ◆飛ばしのひみつ①




ゴルファーはみな、年齢や経験、性別など関係なく
誰もが「より飛ばしたい」と考えています。

では、今の自分の基準に「より飛ばす」のには
どうしたらよいか 考えてみます。
 

①ヘッドスピードを上げる

多くのゴルファーは
よりボールを飛ばすのは
まず「ヘッドスピードをあげる」
もしくは「上げたい」と考えるのではないでしょうか。


条件が同じであれば
ヘッドスピードが高くなる程
ボールスピードも速くなり、飛距離になり易い のは
確かです。

しかし…残念ながら しかし
飛距離不足に悩む多くのゴルファーは
ボールをこすって打ってしまっており
その「こすって打っている」ことを改善しない限り
ヘッドスピードを高くしても
 ➟ボールのスピンが増える
 ➟弾道が高くなる


そして こすって打つ方法は
ヘッドスピードを上げようとした時、
ヘッドスピードを上げた(上がったとしたら)分以上に
よりスピンが増えてしまうものです。
 …多くの人は経験している筈です。

おそらく ゴルファーの多くが
その言葉通り「ヘッド」スピードを上げようと
してしまっていると思います。
その意味は…と言うと
クラブの移動速度全体を上げ
 その結果、ヘッドの移動速度(ヘッドスピード)を
上げるのと
クラブの移動速度は忘れ、グリップを速く移動させるより
単にヘッドだけを速く動かそうとする という事です。

イメージし難いかもしれませんが、
この二つは大きく異なり、
後者の「
ヘッド単体
」の移動速度を上げようとする行為は
グリップの移動を留めてしまい、
クラブ全体の移動速度を抑制してしまいます。
 

そして その行為そのものが「こすり打ち」そのもので
ヘッド単体の移動速度を上げれば、上げるほど
ボールへのロフト効果はどんどん大きくなってしまい
例えば ヘッドスピードを 10%上げたとしても
その飛距離向上効果は 2%程度(参考例)で
ヘッドスピードを20%上げると
飛距離効果はどんどん落ちてしまい1%になってしまう
こんな感じなのです。

加えて、この振り方は
局所のスピードを上げ
その反面 動かさない箇所が生まれるので
非常に 体を痛めやすいのです。


ですので
ヘッドスピードを上げること そのものは
トライされてよいと思いますが
『ヘッド単体』 の速度を上げるのではなく
『ゴルフクラブ』『グリップ』の移動速度を上げる
要するに体の回転速度を上げる工夫を
考えるべきだと思います。
 

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