ゴルフスイングは アドレスの動き出しから
スイングの終わるフィニッシュまで
長くかかっても 2秒はかかりません。多くのゴルファーがゴルフを覚えて行く過程で
ミスをしたり、うまく出来ないと
「ボールをよく見て!」といわれた経験がある筈です。
自分がボールを打つまでは 決して動かない
逆に動いているボールを打ってしまうとペナルティ
になるゴルフなのに不思議なアドバイス に感じます。
トップをしたり、はたまた空振りしてしまったりは
ボールから目を離したことが原因でしょうか…。
あまり関係ない気がします。
スイング全体で 1.5~2秒弱
トップオブザスイングからインパクトまでは
0.2~0.4秒しかありません。
その間に何か意志をもって動作するのは
なかなか難しく 練習をして動作を反射…
に近い行為にするものなのかもしれません。その刹那の時間に ボールをよく見る習慣を
馴染ませてしまうと 本能的に
ボールと目の距離を保とうとしているように思えます。
スイング動作の軸になるのは 背骨 で
目のある顔の部分は 頭や体の厚み分だけ
背骨よりも前に出ていますから
本来は スイング最中 常時
ボールと目との距離は変化するものです。
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1937237.html
ボールを見る意識が強く
ボールと目との距離を保ってしまうと
とても変な動作になってしまいます。
ボールを視界にとらえていれば良い訳で
侍の言葉で言うと「半眼」でモノを見ておれば良く
凝視する必要はないのです。
見なくとも ボールは動かないのですから
「見る」ことよりも
顔や視界を上半身とともに動かし
胴体を一体に股関節を稼働させる体の回転を
覚える方が格段に大切で
しかも、その動作は体を痛める可能性をグンと下げます。
腕さばきをしない という話の中では
テークアウェイで 腕の三角形を保ちなさい というのは
胴体を捻らず、 股関節から上の胴体ごと右を向く
という事です。
それを「慣らしていく」のには
胸の向き通り、顔も動かすことを薦めます。
首のひねらず 顔ごと右を向く方が
格段に 体の回転はしやすくなるはずです。
その上でボールを見るのなら
顔を残すのではなく 上部に視線を動かす
視界の真ん中にボールを置いておく、維持しておく
のではなく
視界の中で ほぼ真ん中にあったボールを
左端の動かすような訓練も有効かもしれません。
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