☞ハミングバード YouTube https://www.youtube.com/user/HummingBirdSports?feature=mhee
アイアンの軽くて、硬いのは悲劇の始まり・・・
シャフトの硬さ
それを計る目安として 振動数 と言うのがあります。
シャフトを計測器に固定し、運動させ
一分間にどの位振れるか を計測します。
硬いものほど、動く幅が少ないので
細かく動きますから、往復サイクルは『回数』として多くなります。
数値としては
一分間に 100回~300回 位でして
それを 300cpm(サイクルパーミニッツ)と表示します。
大体、平均値として
10cpmの差を ワンフレックス としています。
現在、市販のアイアンシャフトは軽量スチールシャフトが中心です。
概ね ゴルファーは初期段階、アイアンによって
スイングを学び、作り、ゴルフを憶えます。
正直、軽量スチールからゴルフを始めた方は
悲 劇 だ と思います(>_<)
異様に軽いヘッドの付いた
異様に硬いシャフト。。。
ヘッドも小さく、
ロフトも番手のすり替えに近いほど
ストロングになっているアイアン。
ゴルフクラブそのモノに破壊力、打撃力の少なく
それを補うための ストロングロフト???
撓らないシャフトを撓らせるスイングを憶え
ヘッドが軽いので、振り回すスイングを憶える。
ロフトが必要以上に立っているので
ロフトを寝かすことを憶えるので
バンスがあると、その機能を使えなくなる。
総じて、シャフトを撓らせるスイングや
ヘッドを振りまわすスイングでは
ダウンスイングの早期段階で 体は上を向きます。
(左サイドが上がり、右サイドが下がる)
そうやって打たないと打てない 軽量スチール装着のアイアンでは
ボールは中~右に置かないと届きません。
ドライバーと違い、ボールが地面に有るからです。
となると、ボールを左に置くドライバーとは
タイミングなどを含め、色々なモノが大きな違いになります。
より練習は必要になるというコトです。
元来、ボールをつかまえる ことは
ボールを上から打ち、フェースを地面でボールを挟み
球体で有るボールは ロフトと言う逃げ方向へと
飛び出すもの(イメージ)ですが、
ボールを上から打つことを憶えられない
軽量スチールシャフトアイアンは
スイングの基本を無視することになります。
また 人間の動作としては、無視してよい
トゥダウンよる『ヘッドの下がり』・・・
本当は意識する必要のないこのクラブの機能によって
地面など、低いところに有るボールを拾う のですが、
ヘッドが軽く、シャフトの硬い軽量スチールシャフトのクラブは
その「クラブの機能」が希薄、というか
殆ど無いと言ってよいでしょう。
となると、そのスイングには無かった筈の機能を
行為、動作、テクニック としてしなければならなくなります。
ヘッドは振らないのに、振らなければ飛ばない
下に振らなければ当たらない という二重の罠にハマることに
なりますし、動作を”必要以上に”早くしない限り、
飛距離を伸ばすことが出来ません。
ヘッドが軽い ということは
モーメントが低く、クラブの移動と言う運動を持続する力が
少ないという意味です。
☞インパクトでスピードの低下が顕著になります。。。
シャフトが硬い というコトは、衝撃の減衰力が少ない
と言う意味です。
インパクトで掛かる衝撃を打ちぬく のが ショットな訳で
打ちぬく力の少ないヘッド重量
減衰力の少ない硬いシャフトは
無理な動作、必要様な動作を強要する上
衝撃も大きいのですから、故障の原因に成り易い。。。
その衝撃は必要以上に少なくないです。
私、それ以上の年齢の世代は
根性スポーツ、部活を体験していますから
うまく行かなくとも、多少傷みが伴っても
中途で辞めることは少ないのですが、
傷みの伴う「軽量スチール」でゴルフを始める若者には
少なくない「ゴルフリタイア組」がいます。
痛くて、うまく行かない、飛ばない のであれば
魅力のある遊びに成り得ない。。。 ですね(>_<)