2018年3月24日土曜日

ゴルフスイングの時間進行とスライス

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体の回転が、体の向きが スイングの時間進行
舞台の進行の基準になる と言うコトは理解頂いたでしょうか?
👉今現在で自分が出来る/出来ないは棚に上げておきましょう。

http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1964992.html



では その体の向きによる時間区分 と
スライス の関係について書いてみます。

何度も何度も書いていますが、
スライス。。。右回転の入った弾道で
縦回転、ボールの速度との兼ね合いで
右回転がとても多く、弾道が右に曲がる球筋
は ヘッドの動いてきた軌道に対しての
ヘッドの向き~フェースの向きが右向きが多い
時に発生します。(度合いによります)

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勘違いしている人が少なくないのですが、
自分の構えに対し、インサイドアウト とか
アウトサイドイン は 自分基準のモノの考え方で
無機質なボールにとっては どの方向に、
どんな球を打とうとしているか は
単純な物理衝突で決められるだけ です。

例えば 自分に取っては アウトサイドインの軌道~ヘッド軌跡
であっても、ボールにとっては その方向に打とうとしている
に過ぎません。
ですので ヘッドの軌道/軌跡そのもの! では
スライスは解決しない
 と言うコトです。

👉振り遅れの軌道~アウトサイドインは
 体から右にズレたことによる開き によって起こります。
 それによってロフトが開いているコト
 体の右にクラブヘッドがズレているコト が問題で
 それをフェースターンしても問題の解決にもなりませんし、
 軌道は単なる結果としての表れでしかありません。



話は元に戻りますが、
体の向きによる正しい時間の進行であれば
インパクト以前は 体は右向きです。
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よって ヘッドの進入も ボールに離れた方向から
近づいて来るように『正しいインサイド』から入ってきます。
この弾道に 右回転が必要以上に入っている のであれば、
単に フェース面の向きの修正 で済みます。

そして 有難いことに この場合のフェース面の修正
具体的には 開いている というのが
アドレス~テークアウェイ~トップ~ダウンスイング
この区間の間に ヘッドの方が多く動きすぎている
何かの理由で ヘッドを開いた という
動作の過多が原因ですので、動作を減らす方向で
修整することが可能です。
上手く行ってない時には
 減らす方向しか正しい解決方法はありません。

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ボールを打ちながらでも
 その修正点になるヘッドの動きを減らし
その度合いを測ります。

これも勘違いが多いのですが、
スライスは右回転の入った球ですが、
 イコール飛距離不足 
ではありませんので、自分の球質を相談しながら
ロスにならない程度まで 右回転を減らす
ヘッドの軌道の大しての
 フェース面の右向きを減らせば良いだけです。


確かに それによって 軌道にも多少、影響はありますが、
原則、体の向きによるインサイドからの進入というのに
違いはありませんので、解決は難しくありません。


 
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ところが インパクトに向けての
ヘッドの進入を 体の回転でなく 手の振り
手を使ってのクラブの振り で作ってしまう限り
明確な解決方法はなく、ゴールもありません。
そして 困ったことに こちらの修正は
必ず 動作が増え、動作の速度が必要になります。
動作を減らし、動作を遅くすると スライスは増えるばかりか
飛距離をかなり落とすか の良くない選択肢しかなくなります。

手でインパクト前後のヘッドの、クラブの、シャフトの動きを
造ってしまうと ヘッドの向きとともにヘッドの軌道も
色々 ある種無限の組み合わせが生まれてしまい、
スライス~右回転が入るか否かの基準になる
ヘッド軌道も常時動いてしまうので 答えを捕まえきれません。

それを仕事としている様な時間や頻度を
練習に費やし、しかも 体を痛めない頑丈さ、
痛みを感じない鈍感さ があるのであれば別ですが、
平均的なおじさんおばさんゴルファーの
 採用する方法では無いのです。


よくある 悪い例ですが
体の回転でクラブを動かしていない
しかし インサイドから入れようとすると
見た目の軌道はインサイドから入りますが、
それをするのには べたべたにヘッドを開かなくてはなりません。
ダウンスイングの中頃 後半であれば
既にフェースがボールの方を向いていなければ、打てない筈なのに
そこらへんでまだソールがボールを向いているほどです。
そこから 一気にフェースターンをするのですが、
それをするのには 体、左サイド、左腕、グリップを
止めておかなければならず、かつ そのフェースターンは
必ず 体からヘッドを離すような行い方をするので
体は伸びあがり 要らぬ空間を造らなくてはなりません。
ボールを目標方向に打つのに 地面を蹴る という
まったく そのベクトルとはまったく関係ない方向に 相当量の
エネルギーを使わなければいけない理論など見かけますが、
頭の中身を覗いてみたいほどです。

スナップショット 1 (2017-01-21 11-26)

インサイドから入れようとすればするほど
フェースは開き、クラブヘッドと言う重さが
体の右に残るだけでなく、べたにフェースを開くので
クラブやクラブヘッドは最大の重さになってしまいますが、
その重さは ボールをどかすこと でなく
自分の運動の単なる負荷 になるだけ なのは
誰がどう見ても明白なのですが… 何がしたいのでしょうね?!
当然 市販の軽いヘッドであっても
そのヘッドの重さを 打撃そのものには使えず、
単なる労力の負荷として使っているに過ぎません。
  ( ;∀;)ご苦労なコトです。


コースでも勿論そうですが、
ゴルフは「出来るコトを淡々とこなしていく」と言うゲームです。
あそびで挑戦するのは楽しいですが、現実的に
「出来るコト」と「出来ないコト」は把握していないと
自分のゴルフ というモノは成り立たない と
スイングから学んでいくこと なんですけどね…。

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