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2022年6月23日木曜日
スイング 「治し方」の治し方① つかまえる
TSさん「助けて下さい。」
店長「どうしました❓」
TSさん「飛ばない、スライスする、安定しない、
スイングを治さなくてはいけない と思うんですけど。」
店長「そ、そうですか。。。
TSさんは遠方ですので 頻繁に来店出来ませんから、
自分で治していけるように
いつもの如し…ですが、
ちょっと長い座学になっちゃいますけど
聞いて貰えます?」
TSさん「お願いします。」
店長「スイングに悩んでいる人、治したいと思っている人
がいらっしゃった時、一番始めに質問するコトがあります。
✋6番アイアンとピッチングウエッジ
つかまり と言う点において どちらが優れていますか❓ です。
これは スイング理論ではなく、ショットの理屈 なのです。」
TSさん「どう答えるんです❓」
店長「弊社のブログを読まれている方は 答えを知っているので
除くことになりますが、一般的には ピッチングウエッジ です。」
TSさん「合ってない?…のでは❓」
店長「はい。誤りです。
すごく ざっくり言ってしまうと
つかまりとは ボールのつぶれ具合 を考えて良く、
入射角度に左右はされますが、ロフトの立ったクラブ
のほうが ボールはつぶれます。」
TSさん「ですよね。」
店長「スライスの多い人でも
ドライバーからウエッジまで フェースを見てみると
ロフトの立ったクラブには ディンプルの跡が見れて、
ロフトの寝たクラブは 縦にボールが逃げた後が多くなります。
コト つかまり のみ に関しては
ロフトの立っている6番アイアンの方が優れています が
6番アイアンは 平均的にはロフト角度30度以下 ですので
上がり易い とは言い難い、
上がらない方 ロフトを寝かして 打ってしまうので
つかまりが悪く感じるだけです。
つかまりが良い は 弾道が低くなりガチ、
いままで 当たらなかったものが 当たるようになって
球が強くなって 弾道が高くなる と言うケースはありますが、
基本、つかまり は 弾道、出球の低さ に比例します。
上げようとしなくても 大きなロフトのピッチングは
上がるので ヤサシイ ですが、実はつかまりは悪い。
なんでも つかまえれば良い と言う訳ではありませんが、
そのクラブの ロフトなりのつかまり を確保することは重要です。
ドライバーとパターを除く、地面からボールを打つクラブの
『やさしさ』の基本は ボールの上がり ですから。
つかまえる と言う意味が分からない、
つかまえる が何か分からない、 は困ります。
なんでも立てれば良い訳じゃないですが、ロフトを締めて打つ が
ショットの一つの目標、理想像 です。
つかまる イコール フック ではありません。
クラブの構造上、親和性は高いですが、
つかまる フック(左回転)もあれば、
つかまる スライス(右回転)もありますし、
つかまらない フックも、スライスもあります。
繰り返しますが、つかまると左回転、
つかまらないと右回転は 親和性が高いですが、
基本、全く別なモノ です。
入射してくる角度に影響を受けますが、
すごく単純に言えば
つかまえ は 縦のロフトの問題
フック・スライスなどの横のスピンは フェースの向きの横の問題、
フェースはその複合した立体ではありますが、
こと ショットの理論 ではなく、理屈を通して
クラブの扱いを考えるのには
ソコの 区分け はとても重要です。」
TSさん「本当に最近です。それが理解できたのは…。
それが理解出来ないと ナニをやっても効果が無い、大変薄い、
というコトは分かりました。」
店長「はい。間違いない です。」
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