多くのアマチュアの方は、スライスに悩まれているのですが、
俗にいうドローボール、この弾道の打ち方は
決して ヘッドを返す、ヘッドをターンさせることではありません。006












ヘッドが返っていない のを 意図的に返すのは
引っかけボールを打っている、
無理やり スライスボールを封じているに過ぎません。

フック(ドロー)ボールと言うのは当然、左に曲がりやすいので
左に曲がることによって、自分の目標方向に近づく
自分のターゲットラインに近づいてくる弾道のことを
指します。毎回、激しくヘッドをターン、動かすわけですから
似たような弾道を打ち続けるのには、非常にデリケートな
タイミングが必要になるでしょうから
習得したとしても、頻繁なメインテナンスが必要になるでしょう。
このような方法で ドローボールは打ちませんし、
左に出て、左に曲がるボールを ドローボールと
呼ぶのは。。。。

スナップショット 1 (2012-11-23 11-59)










フックボールの難しい、扱いにくい理由の一つに
フックボールは総じて、縦回転の少ない状態が
伴います。
例えば  バックスピン4000回転 スライス800回転
バックスピン2500回転 フック500回転
こんな感じの関係になりますから、横回転の100回転
の差が発生した時、縦回転 分母が小さいので
弾道/曲りに激しく反応しやすくなります。

ですから ヘッドターンという、小さな筋肉で扱う
動きでは 18ホールを通して、同じようにしていくのが
難しくなりますし、テークバック時やトップ時の
ヘッド姿勢によっても 大きな差が出やすくなってしまいます

実はフックボールの扱いの難しさは べつなところに
あるのですが、それは別な機会に。。。

ともかく ドローボールを打つのは
実は、コントロールしたスライス回転の弾道を
打つよりも、ずっとずっと簡単です。
ここも勘違いしていると思うのですが
ドローボール。。。フック回転のボールを打つのには
極力、動作を減らす、そこがポイントになるのです。
ヘッドを返す 等を含めて
多くのゴルファーは 動作を増やす、もしくは
動作が足りない、少ない、遅い からと
動作を増やしたり、速くしたり することによって
スライスを防ごうとしています。
答えはその反対です。