☞ハミングバードスポルテ本店
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かなり昔の記憶…になりますから
推測に頼るしかありませんが、
初めてクラブを持ち、ボールに当てる、打ってみる
そこまでさかのぼってみると
そこから スイングは分かれていくのだと思います。
始めっから 理屈を知っている人や
ゴルフスイングの用語、クラブのメカニズムを
知っている人はまずいません。
とりあえず 長い棒の先にある敵の塊で
ボールに当ててみる、打ってみるところから
始まる訳ですが、そこが問題になります。
ちょっと横道に逸れますが、
右打ちの人は概ね9割がた右利きです。
にもかかわらず 多くの自称識者は
『ゴルフは左手・左腕のリードだ!』と言います。
私はへっぽこですが、元高校野球児でしたので、
「なら なんで 左打ちにしないの?」
「左打ちの人が少ないの?」
と常々思っていました。
確かに 用具などの制約はありますが、
用具などは売れ行き、数が支配していますから
左打ちのクラブ等用具の販売数や割合が増えれば
それ相応になっていきます。
右利きの人が右打ちするなら
右手・右腕を使わなくては パンチが効きません。
ゴルフで言うアプローチやパッティングなど
距離を制限して打つ場合などにも
当然、利き腕である右手・右腕で覚える方が
圧倒的に楽な筈です。
プロや通常の『パッティング』のレッスンを見ていて
両腕と胸で造る三角形を固定し、
肩や肩甲骨を揺さぶる、俗に言う
「ショルダーストローク」
この方式で 距離感は一体どこの部位、
何処の筋肉なんでしょうね?
トレーナーや体育の専門家に聞いてみたいですが、
その筋肉は 強い力を出したり、耐えたりするのに
有効な部位や筋肉で、
細かい距離調整をするには不向きなところ?
ではありませんか?
なら 簡単に利き腕で距離調整を覚えた方が簡単でしょう?
ゴルフクラブの機能の観点から見て
その 一番はじめにボールに当てる、ボールを打つ、
その非常に拙いやり方を改めましょう。
その方法では
①肉体を酷使するほど訓練する
②飛ばすコトをあきらめ真っ直ぐ行かせる
③クラブの機能を全く利用せずボールを打つ
👉何を使っても、何に替えても代わり映えしない
は どんなに経験年数を積んでも変わりません。
この 一番はじめにやるやり方、
はじめの一歩、一個目のボタンの掛け違い が
あとあとものすごく響きます。
からだ…ではなく、腕でもない、
その両方の中間にあたる肩や肩甲骨を動かすのは論外です。
スイングで肩が回る、もしくは肩が入るのが
肩の乗っている胴体、骨盤からその胴体が向きを変えるからで
肩だけを回すのは コブラツイスト です。
まずは 全く論外 の
✋ゴルフを上手くなりたくなくて(上達したくない)
✋体を痛めることを覚悟する人向け、
✋何年やっても初心者のまま でいたい人向けの
①ショルダーストローク から
これ…あくまでも個人的な意見ですが、
よく女性が生徒さんのゴルフレッスンで見かけるんですが、
チカラの無い女性にとっては特に最悪、
非常に言葉悪いですが、犯罪に近いレッスンと感じます。
腕を使わないようにする という意味不明な金科玉条が
信条なのか、宗教なのか、
両腕を伸ばし、胸とその腕出来る三角形を保ち
それを背中当たりの筋肉で 左右に動かす。
この動きには ゴルフをぶっ壊す すべてが詰まっています。
腕を使わない ということは 体を回す と言うコトですが、
アプローチやパターで インに引いたり 通常しません。
だいたいが、お決まり
のように真っ直ぐ引け! です。
からだだから!と その三角形を真っ直ぐ引く行為 は
からだを回す動き(横)とは 90度立体的に角度の違う
単なる ぎったんばっこん です。
しかも この行為をするのに
はっきりした体の部位、この関節を稼働させる や
この筋肉を使う と言う場所が存在しません。
(当たり前ですが)
まあ 単に肩を揺さぶって、背骨を左右に歪めているだけ
なので、いずれ壊れる原因になります。
からだと言っている その肩の部分は
回る方向とは全然違う 上下の動きをしているだけで
その動きは 前屈とも異なる、
単なる屈曲…無理に歪ませている動き。
からだが回るという横の運動で出来る筈の円弧を
肩の上下運動で再現するのです。
その動きをする確固たる体の部位もありませんから
元々不自然になりがちですし、横運動を縦運動で
似た動きにする(円弧を描く)のですから
そりゃ 複雑な動きになります。
スイングにはキーになる前傾姿勢があるのが理想ですが、
前傾姿勢は、読んで字のごとく
自分の前に出来る傾斜の角度 ですが
これは 自分の横に出来る屈曲です。
ですので、お金を払ってレッスンを受けているとすれば
ギッタンバッコンをわざわざ習いに行ってる と言うコトになります。
からだを横に屈曲させる というのは
人間にとっては不自然な行為ですので、
自然な防衛本能が働き、
必ず 帰り(戻り)はスピードは速くなります。
動作速度の調整~管理が重要なアプローチやパッティングには
最も不適切な方法です。
動画をよく見ると分かりますが、
無意識ですが、テークバックすると
量は兎も角、必ず頭は左に倒れます。
ダウンスイング~フォロー時になると
今度は必ず頭が右に倒れます。
ですので アドレスしてセットアップした時は
ボール付近がスイングの最下点になりますが、
動作を始めると 軸が左右に常時動きますので
ほぼ間違いなく 毎度 最下点はボールより手前(右)になります。
この時点で ショット全般がしゃくり打ち/煽り打ち になります。
上から打つ とか、インサイドから打つ は
生涯、実現不可能な謎になります。
ダフリ/トップ大量生産機 の完成です。
このショルダーストロークを覚えると
ほぼほぼ、その延長線上に『フルショット』が来ます。
からだを回しているつもりで
単に肩をギッタンバッコンさせる。
ダウンスイングで 体を回しているつもりで
単に右(右側帯)に屈曲しているだけ。
腕と体が曖昧ですから、
良いことではアリマセンが、
腕を降ろしているつもりが、
クラブを下げているつもりが、
単に右(右側帯)に屈曲しているだけ。
と言うスイングになっていきます。
プロも含めた 最近のゴルファーの9割前後のゴルファーは
このショルダーストロークの延長線上がスイングになり、
この方式のもう一つの大きな欠点は
距離と弾道が一定させるのは 不可能の領域 と言うコトです。
弾道は ボールの速度と打ち出し角度、そしてスピン
によって決定されるのですが、
それは ヘッドの入射/仰射角度とロフト姿勢 で
分配されていきます。
ショルダーストローク、いわゆる振り子打ちの場合
振り子の度合いや速度、番手による長さ、重心の位置、
コースであれば傾斜 によって
最下点だけでなく、円弧の大きさ・具合が毎度変わります。
最下点よりも前(ヘッドが下降過程)で打つコトは
ほとんどありませんが、最下点、
最下点より後(ヘッドが上昇過程)と
まったく性質の異なる球を 同じ速度で打つコトが可能です。
誰も、本人ですら 何が出るかわかりません。
これに 左右方向の打ちだし角度、
左右方向の曲がり まで入るのですから
一度打てるようになっても
継続的にスイング・ショットのメインテナンスは不可欠。
からだが擦り切れてしまいます。
某プロのスイングも典型的な高速ギッタンバッコンで
テークバックで右を向くのでなく
単に左に屈曲し、ダウンで右に屈曲する。
からだで振っていると本人は言うでしょうが、
インパクト付近のボールさばきでは手とクラブしか
動いていません。
このスイングは一定の弾道が大変打ちにくく、
それをするのには 正しく振るの10倍~20倍の練習が必要で
あの年齢でも既に体は擦り切れてしまっています。おいたわしや…
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現代では SLE (スプリングライクエフェクト)という
ドライバーだけに限らず、
『ロフト角度15度未満』のクラブの反発係数
この数値の上限が 0.83 というルールがある。
そもそも論として、あまり意味のないルール… というか
工業製品としての日本、日本のメーカー潰しの匂う
ルールではあるのだが、ま、ともかくルールではある。
SLE 反発係数に関していえば、
木製ヘッド/パーシモン当時、
その数値は平均しても 0.9 以上、
中には 0.96 なんてモノも流通していた。
当時はボールの材質ももっとゴム質に近く、
柔らかい、ゆがみ易いモノではあったが
流石に、その反発係数は 弾道にスピンを入れ辛く
プロの使うドライバーのロフトでも 11~12度 あり、
10度を使って ハイボールを打っていた
グレッグノーマンは有名になるほど…。
余程のスピードや体力が無いと ボールが上がらず
かの有名な H氏のモダンゴルフ・スイングなど
ボールにスピンが入りにくい クラブを使って
ゴルフをする方法で… 今のゴルフクラブや
ゴルフボールにはイマイチ…適切ではない気がしてならないが
まあ いいでしょう。
余談ではあるけれど、
木製・パーシモンから メタル製、
当時はステンレス製のヘッドに移り変わる時は
まだ 科学的な研究が行きわたっておらず、
単に木製ウッドの形を真似るところからスタートしたが、
ヘッドが歪まず 打撃の衝撃をそっくり受けてしまうことから
ネック周りが破損してしまうケースが連発。
その頃の練習場に行けば
ボールを回収する坂や溝に
毎日10個以上 シャフトでは無く、ヘッドが割れて、折れて
破損したヘッドがゴロゴロあって
練習場のボール回収係泣かせな時代もありました。
破損防止のため、ネックを長くし、ネック周りを太くし
重心の異様に短いドライバーやウッドが流通します。
変遷時の木製ウッドの重心距離が 25㎜程度でしたが
ネック周りに補強したメタル製ヘッドは 15~20㎜
ロフトスペックも木製に似せていたので 多めです。
このスペックを 今まで上がりにくい木製ウッドを
上がるように打っていた(ローテーション)人が打てば
そりゃ 天井知らずに上がります。 あがるばっかり…
そして メタルヘッドのロフトが下がって行ったのです。
SLEのルールで大変困ることは
ルールそのものは、まあ、ルールですから仕方ないのですが、
これによって すべてのヘッド(15度未満のモノ)は
完全登録制になってしまいました。
ヘッド上に掛かれている 文字はすべて登録します。
ですので 表記のロフト角度の数値もその一部 です。
それは手間もかかりますし、時間も要します。
反発係数を計測する方法上、
基礎設計を 一番売れる10度あたりに設定するので
同モデルのロフトの大きなものほど 上限数値を超えやすい、
不適合になり易い傾向が非常に強いので
数の売れない 大きなロフトは
自然淘汰的に メーカーは作らなくなります。
本来、チカラの無い人や女性、お子さんには
14度、15度、それ以上のロフト、
その手のドライバーの方が簡単ですし、楽しい筈ですが
商売上、その手のドライバーは絶滅傾向にあり、
シニアと共通の 12度前後を
HT(ハイトラジェクトリー/高弾道)と言う表記で
統一して販売するに至っています。
販売の絶対数の少ない、大きなロフトのヘッドを
開発し、申請し、もし適合にならなければ
再度 調整し、申請… カタログや発表に間に合わない
可能性も秘めている訳で
そのしわ寄せが 力のない人や女性、お子さんに行くのです。
そう考えると
ジュニアゴルファー 例えば小学校3年生 の子が
打つドライバーが 12度のロフト で
しかも短めに切られ、
シャフトも硬いでしょう。
その長さに対しては 軽いヘッドですから
ボールに与えられる破壊力も少ない…。
ヘッドを開いて閉じる ローテーションスイングを
しなければ ぼーるが上がらず、飛びませんから
難しい こねくり回しを覚えざるを得ない というのが
日本のゴルフの歩留まりを造っている気がしてなりません。
ところで、アメリカでも、日本でもプロの試合で
ランダムに SLEルールの適合不適合を計測します。
2割~3割程度のモデルが「不適合」になのですが、
使用後で フェース面がすり減った結果(もしくは意図的に)
そうなるので 今のところ黙認している現状です。
その理由も意味不明ですが、
いったい ルールは何のためにあるのか???
ルールにあまり関係のないアマチュアの方が
そのルールに縛られて、
そのルールのあるスポーツをなり合いにしているプロの方が
ルールに甘い…というのはなんだかな って感じがします。
馬鹿らしい話ですが、反発係数は
フェース面ではなく 立体の構造としての
ヘッドの全体の歪みに左右されるので
フェース面を削って トランポリン効果を増やす
なんていう 都市伝説ですよ。 子供っぽ過ぎ…