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2020年9月19日土曜日
「飛ばすコト」と「飛ばさないコト」
☞ハミングバードスポルテ本店
ゴルフスイングは
「飛ばすコト」と「飛ばさないコト」を両立させなくてはなりません
ご自分で試してみる、比較してみる と良いのですが、
①フェースを開き、閉じるコトでボールを打とうとする
②ロフトを伏せ 上から抑え込んでみる
②に比べ、①で打とうとすると
からだの周り 等の 自分の大きな動作 に加え
どうしても インパクト付近で妙な加速 をしないと
ボールを打つコトが出来ません。
テークアウェイで フェースを開く
ダウンスイングで フェースを閉じる は
8番アイアン位のロフト(35~40度)のモノでも
簡単に サンドウエッジ以上のロフトになってしまいますから
インパクト付近で加速しないと
開いたロフトによる バンス角度の増え、
開いたロフトによる リーディングエッジの前出の増え
という 二つの障害が ボールをヒットさせません。
アプローチ…フルショットでない 距離の加減が必要なショット
にもかかわらず
フルスピードには出来ない…けれど、
インパクトの加速が必要になる という
ものすごく微妙なショットが要求される のです。
ある程度 ゴルフをされた方は分かると思いますが、
20~40ヤードほど ホンの目の前にあるような目標に対し、
フルショットではないけれど
その距離感に対し、妙なインパクト加速が有るショット…
しかも そのショットには 結構な緊張感 と
スコアに対する重要度 が秘められています。
そして このショットには もう一つ致命的な欠陥 があり、
それは 持ってきたクラブ…アプローチですから
サンドウエッジとか、アプローチウエッジ、場合によってはロブウエッジ
だと思いますが、スイング中、ロフトを開いたり、閉じたり するので
打ってみないと 何度のロフト になるのか 正確に把握出来ず、
スピード加減が掴みきれない のです。
加減が必要だから… と ゆっくり振れば
ロフトが大きく開いて… ダフリ・・・トップ
の危険性が高く、かと言って 強く打てば
多くの場合、高く上がって
強く打っているのに ショートしたりします。
それを 肘から先の 最も 筋肉の少ない、
…疲労に弱い箇所で行うのです。
スイングを造り始める時に
フェースを開き、フェースを閉じる と言う形で
スイングを覚えると 空中に浮いたドライバーは
よほどの練習で…部活並みの練習で解決するか、
●方向や安定度をあきらめ 飛距離に特化するか、
●飛距離をあきらめ、方向と安定度を取るか、
で解決・・・この場合は妥協することになるでしょう。
そして・・・ 現場での練習が足りなくなりがちな
この 加減のいるショット(アプローチ)は
……何年…十何年…何十年…やっても
大きな進歩がない…のは
物理的な、肉体的な無理 がある
ことをトライしているからなのです。
初期に距離感を掴むのには それなりの反復練習が必要ですが…。
「ボールをフェースで地面に押さえ込む」つかまえを覚えれば
どのスピードであっても ロフト変化が非常に少なく、
そのスピードは 人間の「からだの向きを変える動作速度だけ」
と言う単純な仕組みにすれば、いったん覚えれば
普遍性のある、再現性の高いモノに出来る のです。
【つかまえの作法】_Moment
そして それが 『飛ばすコト』と『飛ばさないコト』の両立になります。
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