初めてゴルフをする、
ゴルフクラブを握る、
ゴルフスイングを覚え始める、
その時に持つ ゴルフクラブの影響 ってとても大きい
と思います。
今、丁度 40歳半ばの男性で
ゴルフを始められるお客様がいるので
よい参考例になると思います。
長年 かなり気合を入れてテニスをやってこられたそうで
自分の年齢的にも、仲間の年齢的にも
さすがに テニスを本格的にやるには辛くなってきて…
仕事の関係も含め ゴルフに… というコトだそうです。
ボールを打つ前に
クラブを握る前に
ゴルフスイングの印象を聞くと、
やはり ゴルフ以外の一般雑誌や
ゴルフを取り上げるバラエティ番組の影響 などで
なんとなく の ゴルフスイングの見栄え とか、格好 の
イメージを持っており、
やはり 円で、ぼんやりした印象でクラブは円で振る
という観念見たいモノは有るみたい です。
で、まず 手始めに
ゴルフクラブの構造を説明します。
ゴルフクラブはパターも含め
ルール上、14本まで携帯出来、
他のスポーツに比べ その14本を携帯するのには
クラブの中では 明確に用途の違うパターを除き
◌複数種の方法を取らず 距離の差を作り出せるコト
◌その 距離差を作り出すのは ロフトと言う打撃部の角度 であるコト
◌隣同士のクラブの角度差は 3~4度しかなく、
その差は 時計の一分一秒の針の角度差よりも狭い というコト
◌クラブの長さ が違うのは その長さを利用し
ヘッドスピードだけでなく 入射角度を変え、そのロフト効果をより活かすコト
◌上記に加え、長さの違いによる ヘッドスピードの違いが
直接的に距離を生むのではなく、ロフト効果の違いが影響力大 であるコト
◌ヘッドの重さは 長さに応じて異なり、
その破壊力は 長さ×ヘッド重量 なので
どのクラブも 破壊力そのものに大きな差はないコト
スイングを始める前に
これら 科学的な、物理的な話をするだけでも
これから行う スイングをどうするのかの イメージと言うか
動作観念はかなり異なってくると思います。
本番であるコースに出ると
傾斜や地面の状態、風や心理状況、スコア などによって
人生を通して 同じ状況のショットは二度とない のがゴルフです。
ほぼ全部のショットが 何らかのミスショット である、と考え
◇出来るだけミスの幅を狭くする
◇使える程度のミスでおさめる
のが ショットの向上 で
スイングの向上やショットの上達 ではないことを伝えます。
動きながらのプレーではなく
個人の 【 静→動 】 の動きによって ショットを行うため
欲を含め、心理・精神状態、願望が大きく影響を及ぼすので
完璧を作るコトは出来ませんが、
出来るだけ ミスが出にくい、ミスの幅の狭いモノは造り得ますが、
それは 基本、角度を最重要視するコト から始まります。
ゴルフスイングはルール上も
横にサイドステップ、スタンスを移動させるコトで打つコトは出来ません。
また 効率や運動速度などを考え、
スタンスを固定し、からだの向きを変え、
俗に言う からだを回して ボールを打つ形になります。
からだを回し 長い棒の先端にあるヘッドを
ボールにぶつけて、ボールを飛ばす 形式である ゴルフスイングは
一見すると 遠心力でボールを打つように見えます。
しかい、滑り易い状況 や 傾斜 などが必ず含まれる現場で
出来るだけ 同じ角度で打てる確率 の高いショットを行うには
遠心力 という 外にはらもうとするチカラ を多少、利用したとしても、
それが 主エンジンになって ボールを打つのはありません。
補足になるますが、 スイングの回転で言われる軸運動 は
クラブの先端のヘッドを振って(振り回して)打つコトではなく、
自分が動いたら、結果、ヘッドも動いた
という 似ているけれどまったく違う動作をしたコト で
生まれる用語 であって、軸そのものを意識するコトでは無いと思います。
ボールをヘッドに当てる と言う条件が絶対に含まれ
ショットとしては 最優先事項 にあたるので
計算しきれない、余計な外力に相当する遠心力は
その最優先事項(当てる)を実行するにあたり、
同じ角度で、望みの角度で、ボールを打つ の優先順位を
かなり下げてしまいます。
これが ゴルファーにとっての
使えないミスショットになる大きな要因 です
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