2020年11月11日水曜日

『イン』から振るのがすべて!じゃない

アウトサイドインは悪! 練習をたくさんするゴルファーや スイング向上に興味のあるゴルファーは 特に そうだ! と 思っているんじゃないかしら…。 上手く行かないと  その言葉を耳にする、結構、何度も。 緩やかに、時には数十年をかけて 刷り込まれた スイングの禁忌 に等しい状態で 画像などが盛んに出るようになったこの10年、 スイング軌道論が盛んになった この20年 で  👣更に強く染み込まれた…… のでは と思います。 (インから振るのがすべて!じゃない_Moment●骨盤をしっかりまわした状態、 ●肩ラインだけを右に向けた状態、 そのどちらであったとしても 俗に言う トップの状態から ダウンスイング側、 打つ側に回転を始めると 本来、ゴルフクラブは 写真で言うと 矢印の、 ボールの方向に行きます。 ボールを打たない と言う条件で からだだけ向きを変えれば 当然、そうなります。 アウトサイドインを嫌う方は その 回転によって クラブが ボールの方に寄る、 前に出るコトを嫌っている…  もう、それは既に条件反射化しているかも知れません。 実験してみました…が…、 ❶トップの状態から 手、腕を先行させ シャットのイメージを強く持って ワッグルのように そこを繰り返すと ヘッドやシャフトは 自分の肩越し~首あたり の間あたり を 通過して やや下向きですが、ボールの方に近づきます。  そのラインを強く意識しています。 (ここは視覚で自分でも 確認済み です) そのまま、意識は全くそのまま、 これに ダウンスイング、からだの回転、 向きの変更を加え、打撃の方に向かうと その速度によって 腕やクラブは遅れ、 特にヘッドの重さ(長さが加わっていますからね) 結果、肩から出てくるように ヘッドやシャフトは出ていきます。 かなり シャットな意識 を持っていても クラブヘッドの構造、重心距離の存在によって シャットは解消されてしまいます。 自分の思っている 軌道 よりも 二つ位 寝る(倒れる)感じ になります。 ②今度は… 始めから 肩辺り のラインを想定して (よく目にする スイング軌道通り) ダウンスイングを始めると これも同じく クラブは倒れ、 なんと 、結果は 脚を横(斜め)切るようなライン  になる訳 です。 重さを構成する長さやクラブの姿勢が より重たくなる状態になった為、 ①の実験の差よりも 大きく、想定よりもクラブは寝てしまいます。 トップオブスイングからからだをまわせば、 そのからだの回転が 肩ラインだけであっても、 骨盤から上であっても 肩やクラブは ボールの方に近づきます(前に出ます) そのまま 打ちに行けば 良い訳ですが アウトサイドインを嫌い、それを留めてしまう、 もしくは 動作の進行に逆行させてしまう ・・・もしかすると 刷り込みから生まれた 本能的な動き 条件反射的な動き の可能性もあるかも知れませんが、 それによって からだの回転と言う流れ、動作に乗れず、 からだの向きの変更で行える、済ませられることを『逃し』 その結果、手で振らなくてはならない… のかも知れません。 「体の向きの変更/回転」カテゴリの最新記事

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