2020年11月7日土曜日

ゴルフスイング  同一ゴルファー スイング変遷シリーズ➀

下にクラブを落として構えるので 錯覚しますが、 前傾を解き、少し腕を上げてみると… ㊧㊨のグリップの関係は  ㊨グリップの方が 左グリップの上 にあります。 ㊧親指より 先、上に㊨の握り(グリップ)が有ります。 スライスの源、スライスの発生源 は この左右のグリップの高さ関係の逆転 から始まります。 ゴルフスイングは アドレス時、前傾姿勢があるので 右を向いた時、 その前傾姿勢の境目 になる 股関節よりも上にあるものは 右側が左側 よりも高くなる性質をもっています。 骨盤も左右の胸や肩、肘も 右側の方が やや高い位置取り です。 一般的なスライス は アドレス時、構えた時に、開いていなかった 俗に言う スクエアだった ヘッド・フェース の 向きやロフトが開くコト から 始まる訳 ですが…。 前傾姿勢 そして 右向き それによって 作られる 左右の高さ関係 からだの部位の多くのモノが それを守っている時は クラブ、もしくはヘッドが高くなるだけで 開きも、閉じもしません。 ところが… 俗に言う クラブが寝る と言う状態ですが、 前傾姿勢 ~ 右向きの法則 による 左右の高さ関係が崩れてしまった時、 フェースが開く、ロフトが開く が始まります。 アドレス時、前に傾き クラブが下にある時は 感覚的には…㊧グリップの方が高く 右グリップの方が下にあるように感じますが、 テークアウェイやトップの位置 では 腕やクラブそのものが 高くなっているので グリップ本来の関係 と 感覚がつながり ㊧グリップの方が㊦ になる筈 なのですが… フェースを開く、ロフトを開く のは ㊧グリップが ㊨グリップの 上に被るような形になります。  右肩の方が左肩よりも高い 筈 なのに 肘は左の方が高い…のです…。 今はコレを何と言うか知りませんが、 従来通り であれば コレ を 手上げ / 手振り / 手打ちの始まり と言います。 二つのからだとクラブの関係を見れば 判るのですが、 片方は クラブ 特にグリップは からだの幅の中にあります。 当り前…と言えば 当たり前 なのですが、 右向き を 自分の胴体 で行い、 クラブ単体は動かしてないから です。 一方、左右の逆転が発生してしまう 方は かなり 早い段階で グリップが体の外、 右打ちの人であれば 右に外れてしまいます。 この時点で からだの向き がなんなのか? 前傾姿勢 ってなんなのか? …その意義を失ってしまいます。 ☑ ココ いつも問いたいのですが、 スイングの軌道が水平でも、垂直でもなく、斜めになるのは 前傾姿勢 (股関節…骨盤と大腿骨の前方への傾斜差) が あるからなのですが、 それを無視して 手だけで上げてしまったら  軌道が斜めになっているコト自体、  無意味なんじゃないでしょうか… 単に 形だけ真似て、なぞるだけ になってしまうのは❓ また この二つ の状態を比較すると分かり易いですが 仮想トップの位置 で クラブの重さ は からだに、腕にどうかかっている でしょうか❓ これから ダウンスイングに入り、 少々高くなったグリップ(特に㊧グリップ)を 元の高さに戻したい 薄くですが、下方向に進行したい その時の クラブの重さ は どう掛かっている でしょう❓ からだの向きで右向きを作っている場合、 クラブの重さは主に左腕(左グリップ)にかかっており、 右腕やクラブを吊る というか 起こすコトに使っています。 ☑掛かった重さ通りに左グリップを下げれば  ボールを打つ方に行けそう…です。 それに伴い からだの向きを変えていけば 打てそう…ですが…。 一方、骨盤の向きはアドレスのまま、 腕だけ、肩周りだけで 偽装右向きを作った場合、 クラブの重さは主に右腕で支え、 左腕はグリップを上げることにかかっているので 重さが掛かっていません。 左グリップには『上がる』負荷が掛かっています。 ここから ダウンスイングに移行すれば  からだの外(右)に外れたクラブの重さは まともに姿勢にかかりますので 右サイドは潜ります。 ☑からだの向きを変えても その後  手作業がないと ボールを打つコトが出来そう にないですね。 テークアウェイ 一つとっても こんなに難易度が異なり、クラブの機能面でも違いが有るのに なぜ その道を選択するのか とても疑問です。

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