2021年2月15日月曜日

【質問】バンカーの距離感

【質問を頂きました】 Q:迷ったショットがあります。 『グリーン周りのバンカーです。』 距離感をどう考えれば良いのでしょうか? 10y飛ばしたかったら30y飛ばす感じで打てばよいと 初心者の頃教えてもらったものが頭の片隅に残っていますが、 いつもエクスプロージョンのバンカー距離感は何が正しいか悩みます。 クラブも今回新調したので、益々どう考えれば良いかわかりません。 A:質問、ありがとうございます。 距離感…をどう答えて良いか 難しいトコロ…ですが、 一般的には 芝の上のショットに比べ ソールが滑らず、潜り込み易い状況ですので お薦めしている訳、ではありませんが、 ややダフリ気味のショット と考えて良いと思います。 ただ バンカーの場合、 ◌砂の種類 ◌砂の状態 …湿り気など ◌ライ…ボールの状態 によっても異なりますので、経験値が必要にはなりますが、 通常の「芝」の上、よりも どう入射させるのか、 どういうロフトで入れてくるのか に左右されます。 現実的!な話で言うと、 バンカーショットの一番の問題は『足場』の悪さ で それが故に 手で振ってしまう率が高くなりますので 緩めの入射、開き目のロフト になり易い というコトを考えますと 3倍!とは言えませんが 打撃力が高さやスピンに逃げる分、倍位の… やはり 通常の「芝」の上 よりも 強めの距離感、長めの距離感 になるのは 致し方ないトコロ だと思います。 ☆決してお薦めはしませんが、ロブショットの距離感 に似ているのかもしれません。 悶絶クラブ のウエッジ、 サンドウエッジのヘッド重量は HBS-10改ですと 360g強 HBS-16ですと 385g強 あります。 一般的な スチールシャフト仕様のヘッド重量は  300g前後 になりますから 30%増しの重さ があります。 どうしても 慣れ は必要になりますから どの位…とは申し上げにくいですが、 その足場ゆえに 通常のショットよりも やや緩めの入射、やや開き目のロフト になり易いですので (ヘッドを振るショットになり易い…) ヘッド重量は重くとも 同じような距離感で 距離ではなく 高さ や スピン になり易いので 問題ないのでは…と考えています。 ***注意事項 ですが、 バンカーショットは 決してインパクト で止めず 特殊な状況を除き、必ず 振り抜く、 振り抜く と言う言葉ですと 強いインパクト、 速いヘッドスピード のイメージがありますが、 インパクトで終わらせない という意味合い です。 重いヘッド&柔らかいシャフト のウエッジの方が 軽いヘッド&硬いシャフト のクラブよりも オートマチックに フォロー…振り抜きが出易いので 脚力の無い、握力の無い方(女性など) には 非常に適しているかと思います。 蛇足…にはなりますが、 通常のショットの距離感 は ヘッドを振らない、からだの回転なり で打つ方は ボールのスピード と 回転の速度 とのリンクです。 別な言い方であれば グリップの移動速度 とも言えます。 ヘッドの振る人は 動作速度とヘッドスピードに直接リンクが無く  その人、その人によって異なります。 足場のせいで ヘッドを振るショットになり易い のですが、 バンカーとは関係なく、 同じ距離を打つのに ヘッドを振るショットの方が 速いヘッドスピードが必要になる というコトでもあります。

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