ゴルフクラブの真理を追いかけ、重たいヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スウィングを考えるヘン〇ツ親爺 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ◆電話 046-804-1480 ◆ファックス 046-804-2442 ◆メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp
2021年3月31日水曜日
L型ブリストルパター 開発裏話②
L型パターは構えてみると、視覚的に
非常にシンプルな「線」によって構成されています。
トップラインのフェース側と対になった2本の直線と
バンスというか ソール後方の緩い曲線です。
直線曲線の合計3本の線というのは
一つの曲線によって
その直線が歪んて見えたりします。
試作段階では 木
次の段階では 粘土 と使って
デザインを作っていきます。
開発当初から 溶接なしの軟鉄のインゴッドを
鍛造し、削り落とすということだったのですが
試作品として いよいよ削り出しの金属に
入ってくるのですが。。。
ここで難関にぶつかります。
開発当初は バックフェースはのっぺりとした
掘落としのないデザインでしたが
粘土とは異なる そこの削りの陰影によって
フェースが反って見えるのです。
フェース面等直線はNC旋盤による削りですから
反りが見えるような直線ではないはずなのですが
金属にして その削りの陰影が視覚的影響を及ぼすとは
思ってもみませんでした。
そこで バックフェースを窪ませる デザインに変更します。
これで アドレスから見える「線」は4本になります。
ソール後方の曲線と何種類もの半径の円の組み合わせ
・・・最終的には6種類の半径で組み合わせ
テークアウェイの移動しやすい形を作りましたが、
その曲線を維持すると フェースの歪み視覚から
抜け出せません。
バックフェースのへこみの開き角度等
この段階で16種類ものトライをしてみましたが
やはり微妙なその反り
(フェースが窪んで 左を向いて見える)は
解決しません。
申し訳ないのですが、
市販のパターは この程度であればゴーサインなのでしょう。
しかし、ハミングバードによっても
一大事業ですので、ここに妥協は許されません。
ある時、何気なく
そのバックフェースのくぼみを自分で削り始めました。
弊社にある工作機械は丸い歯のグラインダーですから
丸くへこませる形でしか削れませんが
何回か行い 形を見てみると
今までより ずっとフェースの反りが消えているのです。
あああ なるほど。
ソール後方の曲線と相応して
キャビティ部分を同じように窪ませて
そこに 瞳 の形をつくって完結させると
ソールの曲線とフェースの直線が分離して
見えるという訳です。
そして 工場にはソールの曲線具合と同じ
キャビティ部分の円形のくぼみをリクエストしてみました
ここの部分は解決策に至るまで
相当 数と時間を費やした と記憶しています。
金属の削り出しにすると
その陰影が形の見え方に影響する
というのはとても勉強になりました。
故に 削り出しパターには直線で構成される
ピンタイプが多く、マレットや
逆にシンプルな構成で誤魔化しの効きにくいL型は
なかなか出てこないわけですね。
現在 流行っている異形のマレットヘッドは
まあ ガンダム世代の人たちの受けがいいんでしょうが、
モーメントを幾何学的に表現したものですね。
しかし、パッティングストロークは
生き物である人間がするわけです。
特に パッティングストロークは
静かな動きですから、チカラやスピードで解決出来ません。
打ち手の心模様や欲がモロに出る訳です。
機械的な動きを求める
私の目からすると ロボチックな形状のマレットは
多分 その場面ではマイナスに働くでしょう。
この1mを入れれば 予選通過、外せば予選落ち。
初めての 100切りのパット。
初めての ハーフ40切りのパット。
外すと トリプルボギーの登りのパット。
その場面で 機械的に動けるのならば
パターに悩んだりしないですよー。
パッティングなんて 一番感性の代物なんですから
人間の感性にあう形でないとダメでしょう。
2021年3月30日火曜日
投稿◆進化版L型ブリストルパター テスト
店主の依頼を受け、コースで進化版ブリストルパターの
テスト飛行をして参りました。
004
まず、練習グリーンで 旧タイプと進化版双方を
それぞれの距離感とタッチを確かめてみたのですが、
一番驚いたのは
進化版は『思った通りの方向に打てる』ということです。
進化版を打って初めて感じたのですが、
一般パターは弾いて打ってしまうので
ボールの転がる方向とパターストロークの方向が
一致しないのです。
進化版の方は店主の
言う通り
笑ってしまうほど 思ったところに転がります。
その違いはあまりに大きく
ちょっとびっくり。
友人から市販の高名なパターを借りて
比較してみましたが、
市販の軽~~~いヘッドの硬~~~いシャフトのそれだと
まず 思ってる通りに飛びません。
『パターは飛べばいい』というものではないかも
なのですが、ボールの転がりが悪く
転がりの初速は速いのに届かない、、、
目標手前でいきなりブレーキがかかってしまう具合に
なってしまい、ボールの転がるスピードで
距離感の把握がとてもし辛いのです。
届かせようとすると
無意識に弾くような感じになってしまい
今度は思ったところに向かってくれません。
これは入らないよね、、、
進化版のL型ブリストルは飛びます。
もとい、良く転がります。
良く転がるのですが、
ボールの速度はとても遅く
ゆっくり転がりますが、減速もゆっくりで
ゆっくり遠くまで転がる感じです。
とってもナチュラルな感じです。
パターヘッドを動かしたのと
ほぼ同じ速度で転がり始めるので
練習を始めて、すぐに距離感には慣れました。
ボールの速度感に慣れてしまえば
思った距離を打つのが非常にやさしいです。
小さなストロークで済むので安定感もいいです。
旧タイプのL型ブリストルはもう4年も使っていますから
感じはすぐにつかめましたが、
なにより その方向の作りやすさの違い
『ボールはこんなにも思った通りのところに出せるんだ』
ということに本当に驚きました。
言いたくはありませんが、
このインチキさ加減と比較すると
市販のどのパターもイップス製造機とか、
パタくそ(パター下手くそ)製造機と呼べるんじゃないかと
思いますね。
これは、、、まずい代物です。
いずれ、ルール違反になるか心配するほどです。
2021年3月29日月曜日
【打ち方】SYB EZ 05 ドライバーヘッド
今回のテストヘッド SYB EZ-05
も特にそうですが、
おそらく これからのドライバーヘッドは
ルールの制約などもアリ、
どんどん スピン抑制系に進む と思われます。
いろいろなパターンでテストしましたが、
スピン抑制は かなりはっきりと表れ
従来 楽々 縦回転3000を超えていた人が
1000回転台、2000に到達できない程です。
確かに それは距離につながり易い のですが、
一方で 球の曲がり の問題 が出てきます。
ボールの曲がり は
分母に当たる 縦回転 と
分子に当たる 横回転 で決まり、
横回転が 500rcpm であっても
縦回転が 3000cpm であれば(500/3000)0.16
目に見える 曲がりとしてはほとんど有りませんが、
縦回転が 2000cpm になると(500/2000)0.25
目に見える 曲がりになって来、
その数値が 0.3 を超えるようになると
ハッキリとした、あまり望ましいとは言えない
曲がりになって来ます。
スピン抑制の強いヘッドの場合、
多くないロフトでインパクト出来ると
より一層 縦回転が減ります。
この場合、数値として同じであっても
横回転が曲がりになり易いので 注意が必要です。
からだの向きの変更通りに打つ人と
フェースローテーションで打つ人 では
最大の縦回転数 と 最小の縦回転数 の幅
が かなり異なり
想像通りかもしれませんが、
フェースローテーションで打つ人は
その幅がかなり大きくなります。
ロフトを開いてインパクトを迎えた場合は
例え スピン抑制効果の高いヘッドでも
大きなロフト 👉 多い縦回転数 になるので
高く上がるとか、吹ける とかで
距離をロスするだけですが、
ロフトを閉じ過ぎてインパクトしてしまうと
例え ボールスピードが速くても
浮力を得られず 失速したり
前述の通り 分母分子の関係から
大曲になり易いので 距離に結び付けられません。
煽って振る、上に振る のは ダメ ですが、
よく使われる言葉 「低スピン / 高打ち出し」
に持って行けないのです。
フェースローテーションが激しいと
低スピンの場合 低打ち出し
高スピンの場合 高打ち出し
になり易いのです
✋激しいフェースローテーションが必要な
ダウンスイングでの寝かしを減らす必要があります。
2021年3月28日日曜日
【実験】SYB EZ 05 ドライバーヘッド
EZ-05 ドライバーヘッドに実装されている
ネック調整をテストしてみました。
🔴実験ドライバー 44.5インチ/ヘッド重量 227g --振動数 148cpm
🔴ボール スリクソン X
ロフト角度だけ、ライ角度だけ、フェース角度だけ、
を調整することは出来ず、
複合で変化する仕組みです。
添付されている レンチ は
トルクレンチ になっており
締め付け時、「カチッ」音が鳴り、
締め付け規定値以上かからないようになっています。
(ちょっと怖いですけどね)
ネジを舐めたりしないよう
グリップを下にして クラブを垂直に立てて
締め付けるコトを推奨いたします。
ヘッドの標準値(Nマイナス)は
ロフト角度 10.0
フェース角度 0.0
ライ角度 59.0 です。
ネック部の 表と裏に Nプラス Nマイナス
と表示があり、それを目安に
LOW1 9.5 -0.5 59.5
(固定位置 Nマイナス寄り)
LOW2 9.0 -1.0 60.0
LOW3 9.5 -0.5 60.5
N+ 10.0 +0.5 61.0
HIGH1 10.5 +0.5 61.0
(固定位置 Nプラス寄り)
HIGH2 11.0 +1.0 60.5
HIGH3 10.5 +0.5 59.5
合計で8通りの ライ、ロフト、フェースの組み合わせです。
3人のお客様に
❶ LOW2 9.0 -1.0 60.0
❷ Nマイナス 10 0 59.0
❸ HIGH2 11 +1.0 60.5
を打って頂きました。
打ち出し上下角度(平均値)
❶ 11.3度
❷ 13.2度
❸ 14.9度
縦のスピン量(平均値)
❶ 1761cpm
❷ 2155cpm
❸ 2487cpm
という 数値通りの結果 と相成りました。
元々のヘッドの性格が スピン抑制が強いので
どのロフト角度にしても かなり低めのスピン量 です。
低めの球質の方やヘッドスピードに自信の無い方には
9.0~9.5 は かなり手ごわい かも知れません。
やや 長めのセッティングが良いかも。。。
また 球質ですが、
これも 元々のヘッドの性格が スライスキラー の為
ロフトが大きくなる に ライ角度のアップ、
フェース角度のプラス が加わるので
ロフトを増やすほど 右回転体質が薄れ
❶ と ❸ では 左回転が約400cpm 増えました。
やはり 右回転気味で
弾道の高さやスピンの多さ に悩む
飛距離アップ希望のゴルファーにとっては
かなりの お助けドライバー に成り得るヘッド です。
2021年3月27日土曜日
L型ブリストルパターの活かし方
進化版L型ブリストルパター(480g) と
一般的な市販のパター(300g強) の
最大の違いは ヘッド重量 です。
パターは飛ばさない道具
と認識されているゴルファーは少なくありませんが、
少ない力で飛ぶのなら
✌小さなストローク、
✌ゆっくりしたストローク、
✌小さなストローク幅で
十分な距離を打てる方が より簡単 です。
軽いヘッド・硬いシャフトの市販のパターで
弾いて打ってしまうのは 仕方ないかも知れませんが、
L型ブリストルパターの持つ その打撃力・破壊力を
弾いて 無駄なスピンにしてしまっては勿体無いです。
パターストロークは
ボールが地面を転がって進むので
ショットと異なり 順回転・オーバースピンになりますが、
パターにおいての 良い転がり とは
オーバースピンが沢山かかることではなく
逆に 同じ距離を進むのなら 少ない回転 の方が
地面との接触も少なく、
よりブレーキが掛かり難い上
芝目などの影響も少なくなります。
(曲がりにくい・直進性が高い ということです)
006
多い回転になると ブレーキも掛かり易く
芝目の影響も受けやすくなりますから、
意図的に オーバースピンをかけるような弾くストロークは
実は サイドブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるように
良いことは何一つありません。
ボールは自重により 始め少し沈んでいますから
そのくぼみから 飛ばしてあげてから 転がり始める方がよく
いきなり オーバースピンをかけてしまうのは
くぼみの壁に当たり、エネルギーをロスする上に
跳ねてスタートするのでラインに乗りにくくなります。
パターにおいて 一番悪いパターンは
歯で打ってしまう事で
特に
ロフトが、フェース面がどんどん上に向きながら
加えて、ヘッドも上昇、上り傾向が絡むと
歯がボールに入ってしまいます。
距離にもよりますが、
パターでの自然なボールの回転数は 数百回転 なのですが、
歯が入ってしまうと 途端に5倍~10倍の 2000~4000回転
が初期に入ってしまいます。
お分かりになるとは思いますが、
同じ打撃力で 500回転で済む回転数が2000回転(4倍)
になるということは それだけ推進力を取られてしまうだけでなく
その回転数の増幅が当然地面との摩擦として働きます。
出だしはピュッと早く出ても、すぐに減速して伸びない ばかりか
摩擦として芝目を多く受けてしまいますから
その回転力が曲がりをさらに増やしてしまい
切れが大きくなってしまうのです。
L型ブリストルの良さを引き出すのには
単に ヘッド・フェースでボールを押してあげれば
いいのですが、逆に弾いてしまうと
破壊力があるために 逆効果になってしまう場合も…。
ショルダーストロークはパターだけでなく
ゴルフショット(ストローク)にとって
良いことは何一つないのですが、それはさておき
自分のストロークをガラスや鏡で見て頂きたい。
注目するのは 自分の動きではなく
パターの動きです。
特にヘッドではなく、シャフトに注目して貰いたいのです。
パターストロークは
ショルダーを使った 振り子で振らなくとも
多少ヘッドは上下に動きます。
理想的には やや高い位置から低い位置に
高低差という意味では斜め直線に動きたいのですが、
そうも行きません。
高いところから 低いところ
そして打ち終わると 高いところへと移動します。
パターは確かにクラブの中では
ロフトは立っています。
L型ブリストルはやや多めの 5度のロフト です。
そのロフトとは シャフトとの角度差 を指しますから、
ボールに対し、地面に対し
シャフトを振ってしまうと それだけ大きなロフトのクラブ
で打つことを意味します。
ゴルフクラブは構造上、ロフトが寝て来れば
フェース面の下部、歯の部分が前に出るような形に
なりますので トップになりやすいですね。
ボールが下に飛び出た上に スピンが多くかかるのですから
ブレーキも掛かりやすいでしょう。
インパクトもそうですが、
それ以降(フォロー)に対し
シャフトが ロフトを増やさず
シャフトの角度、姿勢がそのまま
ボールを打つ抜いてあげる という事が重要です。
同じような位置で、同じようなヘッドの高さでも
シャフトの角度によって
これだけ フェースの姿勢は違うのです。
そして これは必ず撃つ方の人間の姿勢にも影響します。
特に 肩の振り子で振る人にとっては
このシャフトの延長線上に頭があるわけで、
ヘッドが前に出るストロークでは
撃つ人の頭は右にズレ易く
その分、最下点は右にずれます。
より一層 歯で打つ確率が高くなるわけです。
意識がヘッドに行ってしまいがちですが、
人間が操作できるのは グリップの動かし方 ですから
同時にシャフト姿勢の意識も持って貰えると
L型ブリストルパターはあなたのパッティングを
インチキのように向上させます。保証します。
2021年3月26日金曜日
2021年3月25日木曜日
グリップと『腰痛』と『ミスの要因』
ゴルフスイングと腰痛…悩んでいる人多いですよね。
両手離し(スプリットハンド)ドリルの映像を見ていて
ちょっと気になるコトがありました。
やってみよう 両手離し(スプリットハンド)ドリル_Moment(4)
フェースローテーションをする
左右方向としては 左肩を残しておかなければなりませんが、
ターンする為には左腕の長さは邪魔です。
が故に 左肩はその位置で 上に逃げなければ当たりません。
からだを廻して 逃がすと 当たらないから
からだの回転は一時止めなければならないため、
からだを右に傾けなければなりません。
多くのゴルファーの腰痛は右サイドが多いようです。
体重がかかり 潰れた右サイドに負担が増える、
と言って良いでしょう。
スプリットハンドドリルはその名の通り、
両手を離して握りますから、
その離れた分、㊧方は上に逃げようとします。
ですので ドリル であって
本番で打つのには不向きな訳です。
グリップに関して、オーバーラップであっても、
インターロックであっても、インターメッシュでも
左右の離れ具合 は最小限に、
出来るだけ無い方が良いですよ と提唱しています。
ミス、の原因にもなりますが、右腰への負担や
左ひじへの負担を出来るだけなくしたい からです。
左右が離れていればいるほど、
手を返すスイングで有れ、そうでないにしても
左肩は上に逃げやすく、その分 からだは右に反り
右腰への荷重が増えます。
ミスにおいては
特に ヘッドターンをする人に多いですが、
ターンをするには 支点、
スイングの場合は左グリップがそれに当たりますが
ラウンド中盤、終盤に差し掛かってくると
疲労~握力の低下から
左グリップが深く握るようになり
左右のグリップの密着度が薄れ、両グリップ間が離れます。
それによって 気付かないうちに、気付かない程度
アドレスが乱れ、からだの向きやボールの位置がズレます。
ボールの置き位置で言うと 前後1~2個程度 ですが、
プロも例外ではなく、終盤のミスの原因 になっています。
元々 左グリップを フック気味に握る人に多い傾向ですが、
ラウンド中、グリップを注意してみて下さい。
また、グリップの握り 特に左が深くなってきた というコトは
握力の低下、疲労 が出ている証でもあり、
そうなった時、自分の従来の距離を期待しない
一番手分位距離が落ちる と言う想定をして
ゴルフをすると良いかも知れません。
2021年3月24日水曜日
ボールは止まっている…筈です
からだ というのは その言葉の通り
からだです。
皆さんが動かそうとしている部分は 肩で、
それは腕の一部で体ではありません。
ほぼ9割近いゴルファーは
腕だけでテークバックし、
そのせいで クラブが大きく開き
ロフトがどうなる、以上に
フェースがボールに向いていないので
フェースで打つため、ヘッドターンをします。
そのヘッドターンですら、
基本は クラブを持った自分が からだを回せば済む
筈の問題です。
アドレス・・・ というのは
その構えが打撃の基準になり、
打ちたい方向によって
スタンスの向き 等が決まってきます。
ミスは致し方ないにしても
結果のズレ を 修正しながら
スイングの確率、ミスの防止、ミスのパターンなどを
掴んでいくものです。
よく言われますが
「ゴルフは 止まっているボールを打っているのに…。」
まあ 野球やテニスとの比較だと思うのですが、
皆さんは 本当に止まっているボールを打っていますか?
アドレス時、
ボールはだいたい 左股関節~左ひざ の前辺りにあります。
脇道に逸れますが、
アドレスの向きの スタンスがクローズ、オープン によっても
からだに対するボールの位置がかなり大きくズレます。
その曖昧な クローズ度合いやオープン度合い によって
ボール2個程度は簡単にズレてしまいます。 これ要注意です。
アドレス時の ボールを左靴かかと/左ひざの正面 としておきましょう。
スタンスの幅によっても異なりますが、胴体にとっては左胸の前 あたりですね。
しかし 振り遅れてしまい、体が大きく開いて インパクトを迎えると
靴~スタンスにとっては 左靴かかと ですが、
脚にとっては かなり中(右)に入ります。
右靴までズレたでしょうか・・・。
mh
そして 胴体にとっては
㊧の胸の前にあった筈のボールが
右の胸よりもさらに右になってしまいます。
この時に注意する・・・いや 注意しても無駄なんですが、
単に体が開いただけで ボールは大きく中に入る形になりますが、
これに更に 体が上を向く動作 が入ると
更に ボールは右に移動する形になります。
そして 困ったことに 手で振るスイング、フェースターンするスイングの場合
からだが開くのと
からだが上を向くのに
関連はありますが、規則性がないので
毎回 その度合い、関係はバラバラ。
つまり インパクト時のボールと自分の体との位置関係に
規則性がないのです。
✋これって ボールが動いているのと同じじゃないですか?
体の回転に同期して、体の回転で打つのであっても
タイミングのズレなどによって ボールと体の位置関係はズレますが
それはシンプルに一種類のモノで済みます。
シンプルなミスで済むので 修正が容易、
自分で気づけば ラウンド中でも修正することが可能です。
振り遅れの手打ちのスイング(スイングと呼ぶのが正しいかどうかは割愛します)では
ダウンスイングと呼ばれる行為が始まるところが
一番左サイドがボールに近く
インパクトに近づくにつれ、左サイドはボールから離れていきます。(体が開く)
イコール どんどん ボールが中に入ってきます。
そこから 肩で上に振りますから
からだが上を向くので さらにボールが中に入ります。
ですので ショットのたびに ボールの位置が動いていることになります。
結果、アドレス時 左胸の前にあったボールを
体の右横 90度近くも中に入れて打つのですから
いったい ぜんたい アドレス時のスタンスの向きや
アドレス時のボールと体の位置関係には何の意味があったのか
というほどのモノです。
そうなると 深刻な問題は・・・
勿論 体のねじれによる故障は深刻ですが、
技術的な部分で深刻な問題が発生します。
アドレスの構えや向きに重要性が薄くなるので
アドレスの意味がどんどん消失していくでしょう。
トッププロ…と呼ばれている人たちのアドレスを見ても
なんだか 奇妙なものが増えています。
昔 某大物プロが
「プロが練習するのは当たり前。
練習して体を壊すようなスイングじゃあ
プロとして飯が喰っていけないぞ!」と言っていたのを思い出します。
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2021年3月22日月曜日
グリップよりもヘッドは『常時』上にある
錯覚してしまうコト、誤解されるコトが多いので
確認しておこう♫
手のひらは親指が上、小指が下。。。
ヘッド…、クラブはどちら側にありますか?
親指側ですか? 小指側ですか?
そうです。クラブは上にあるのです。
前傾をして、前に傾いて(かがんで)構えているので
錯覚し易いけれど
左手が一番下に有って
次に右手・・・そしてシャフト~ヘッドがある
ヘッドが一番高い位置にあるんだ!
細かい角度にこだわる必要はないけれど
腕とシャフトの関係は
アドレス時で120度位
(写真はインパクト時…)
腕とシャフトが一直線になることは
スイング中には一切なく(願望も含め)
一番、鈍角になったとしても 120度 と考えるべきでしょう。
スイング用語に「コッキング」と言うものがあるけれど
動作、アクション、技術 意志を持った動きで
このコッキングというのは無いと考えて良いと思う。
有る目的と別な動きをすると、
クラブの構造上、結果そうなってしまう
と考えるのが理想でしょうね。
フルスケールのスイングという訳ではないが
トップの位置でこの程度
120度の角度が90度位に
なった訳だから、その差は30度。
殆ど角度を変えていないに等しい。
褒められたことではない(お勧めしない)けれど
もしも自分の意志でコッキングをしたとしても
必要な運動の角度差は たかだか「30度」で
その角度は、アドレス時の右腕と左腕のV時の角度程度。
クラブヘッドのこの鎌首を
もたげた形状を考えれば、
テークバック時に
ほんの10度程度動かす感じで
30度の角度差は付いてしまうだろう。
これも良く覚えておいた方が良いけれど
時計の 一秒 一分 の角度は 『6度』
30度分は5秒分 5分分の角度だ!
形状を考えて10度分位動かすとして
時計の針の 一秒か二秒分動かす程度だというコト。
あれ?
多くの人が シャフトを90度も上下に動かそう!
ってイメージありませんか?
アドレス時には ヘッドが下に有って、グリップが上
トップ時には、それが逆転して ヘッドが上、グリップが下
インパクトまでにはそれをまた逆転させる!
って 思っていませんか?
2021年3月21日日曜日
【ニューギア】SYB EZ 05 ドライバーヘッド
EZ-05 ドライバーヘッドに実装されている
ネック調整をテストしてみました。
🔴実験ドライバー 44.5インチ/ヘッド重量 227g --振動数 148cpm
🔴ボール スリクソン X
ロフト角度だけ、ライ角度だけ、フェース角度だけ、
を調整することは出来ず、
複合で変化する仕組みです。
添付されている レンチ は
トルクレンチ になっており
締め付け時、「カチッ」音が鳴り、
締め付け規定値以上かからないようになっています。
(ちょっと怖いですけどね)
ネジを舐めたりしないよう
グリップを下にして クラブを垂直に立てて
締め付けるコトを推奨いたします。
ヘッドの標準値(Nマイナス)は
ロフト角度 10.0
フェース角度 0.0
ライ角度 59.0 です。
ネック部の 表と裏に Nプラス Nマイナス
と表示があり、それを目安に
LOW1 9.5 -0.5 59.5
(固定位置 Nマイナス寄り)
LOW2 9.0 -1.0 60.0
LOW3 9.5 -0.5 60.5
N+ 10.0 +0.5 61.0
HIGH1 10.5 +0.5 61.0
(固定位置 Nプラス寄り)
HIGH2 11.0 +1.0 60.5
HIGH3 10.5 +0.5 59.5
合計で8通りの ライ、ロフト、フェースの組み合わせです。
3人のお客様に
❶ LOW2 9.0 -1.0 60.0
❷ Nマイナス 10 0 59.0
❸ HIGH2 11 +1.0 60.5
を打って頂きました。
打ち出し上下角度(平均値)
❶ 11.3度
❷ 13.2度
❸ 14.9度
縦のスピン量(平均値)
❶ 1761cpm
❷ 2155cpm
❸ 2487cpm
という 数値通りの結果 と相成りました。
✋打ち出しの左右角度に
大きな差はありませんでした
元々のヘッドの性格が スピン抑制が強いので
どのロフト角度にしても かなり低めのスピン量 です。
低めの球質の方やヘッドスピードに自信の無い方には
9.0~9.5 は かなり手ごわい かも知れません。
やや 長めのセッティングが良いかも。。。
また 球質ですが、
これも 元々のヘッドの性格が スライスキラー の為
ロフトが大きくなる に ライ角度のアップ、
フェース角度のプラス が加わるので
ロフトを増やすほど 右回転体質が薄れ
❶ と ❸ では 左回転が約400cpm 増えました。
やはり 右回転気味で
弾道の高さやスピンの多さ に悩む
飛距離アップ希望のゴルファーにとっては
かなりの お助けドライバー に成り得るヘッド です。
2021年3月20日土曜日
【テスト】SYB EZ 05 ドライバーヘッド
EZ-05 ドライバーヘッドに実装されている
ネック調整をテストしてみました。
🔴実験ドライバー 44.5インチ/ヘッド重量 227g --振動数 148cpm
🔴ボール スリクソン X
ロフト角度だけ、ライ角度だけ、フェース角度だけ、
を調整することは出来ず、
複合で変化する仕組みです。
添付されている レンチ は
トルクレンチ になっており
締め付け時、「カチッ」音が鳴り、
締め付け規定値以上かからないようになっています。
(ちょっと怖いですけどね)
ネジを舐めたりしないよう
グリップを下にして クラブを垂直に立てて
締め付けるコトを推奨いたします。
EG05_02
ヘッドの標準値(Nマイナス)は
ロフト角度 10.0
フェース角度 0.0
ライ角度 59.0 です。
ネック部の 表と裏に Nプラス Nマイナス
と表示があり、それを目安に
LOW1 9.5 -0.5 59.5
(固定位置 Nマイナス寄り)
LOW2 9.0 -1.0 60.0
LOW3 9.5 -0.5 60.5
N+ 10.0 +0.5 61.0
HIGH1 10.5 +0.5 61.0
(固定位置 Nプラス寄り)
HIGH2 11.0 +1.0 60.5
HIGH3 10.5 +0.5 59.5
合計で8通りの ライ、ロフト、フェースの組み合わせです。
3人のお客様に
❶ LOW2 9.0 -1.0 60.0
❷ Nマイナス 10 0 59.0
❸ HIGH2 11 +1.0 60.5
を打って頂きました。
打ち出し上下角度(平均値)
❶ 11.3度
❷ 13.2度
❸ 14.9度
縦のスピン量(平均値)
❶ 1761cpm
❷ 2155cpm
❸ 2487cpm
という 数値通りの結果 と相成りました。
✋打ち出しの左右角度に
大きな差はありませんでした
元々のヘッドの性格が スピン抑制が強いので
どのロフト角度にしても かなり低めのスピン量 です。
低めの球質の方やヘッドスピードに自信の無い方には
9.0~9.5 は かなり手ごわい かも知れません。
やや 長めのセッティングが良いかも。。。
また 球質ですが、
これも 元々のヘッドの性格が スライスキラー の為
ロフトが大きくなる に ライ角度のアップ、
フェース角度のプラス が加わるので
ロフトを増やすほど 右回転体質が薄れ
❶ と ❸ では 左回転が約400cpm 増えました。
やはり 右回転気味で
弾道の高さやスピンの多さ に悩む
飛距離アップ希望のゴルファーにとっては
かなりの お助けドライバー に成り得るヘッド です。
2021年3月19日金曜日
【ニューギア】SYB EZ-05 ドライバーヘッド
(試打クラブあります)
SYB(コンセプト)より ニューギア✊
ドライバーヘッドのご紹介です。
ハミングバード 初のネック調整式。
シャフトテストに便利ですね^^
今どき…の シャロー形状(体積460㏄)のドライバーです。
そのシャローさ、薄べったさはドライバーというより
フェアウェイウッドに近い、かと思います。
【構えるとかなり大きく見えます】
最近の一般的なドライバーは
フェース高さが 55~60mm 位です。
参考例 弊社 GR-14 60mm
ミステリー CF455 56mm
この EZ-05 は 52mm と超薄型
まあ その分 構えた時の大きさ~投影面積は
460ccクラスのドライバーでは最大級……安心感は高いですね
【かなり高音、大きめな打撃音】
フェース面には DAT系 チタン素材
打音は大きく、高音 ♪ ♪ ♪ 威圧感あります
【スライスキラーなヘッドです】
ヘッドの特性、性格としては
シャローフェース にしては
短めの重心距離
そして 深めの重心深度 による
大きな重心角度
右回転、スライス、プッシュ気味に悩む人
にとって スライスキラー としては かなり優秀です。
【スピン抑制機能が最大の特徴】
特徴 としては
やはり ロフト調整機能が付いているコト なのですが
HBS仕様ですと、後方に45gのウエイトが入るため
重心がかなり低く(重心率の低さ 52% は強烈)
ですので 強烈なスピン抑制性能があり、
購入後、ロフトを増やす方向に調整する可能性大 です。
平均的な男性ゴルファーですと 縦のスピン量 が
いきなり 1000回転以上減ってしまう可能性もありますね。
スライス気味で 回転も多めの人にとっては
メッチャ 飛距離が伸びるドライバーヘッド
当社測定値
ヘッド体積 460cc
基準ロフト角 10.0度 調整により 9.0~11.0
基準ライ角 60.0度 調整により 59.0~61.0
重心距離 35mm 👈
フェース高 52mm 👈
重心高さ 27/25mm 👈
重心率 52% 👈
重心深度 38.5mm 👈
重心角度 24.5度 👈
今どきの特徴の無い、ネック調整機能のみの
薄型ドライバーヘッドに比べると
ターゲットのはっきりした
かなり 個性的なドライバーヘッド です
2021年3月18日木曜日
2021年3月17日水曜日
2021年3月16日火曜日
体重移動(㊧)へのタイミング
Q;ひとつテーマとして、
トップからの体重移動のタイミングについて、
教えてください
質問ありがとうございます。
体重移動のタイミング…の前に
体重移動 とからだの回転 についての話しから。
カラダには厚み があり、
当り前…ですが、回転の支柱になる、
もしくは回転の支柱に近い 背骨 よりも
重さは 前側、胸側 にあります。
(グリップの移動 ~先端は振りません_Moment(5)
ですので ざっくり ですが、
右を向けば 右に体重は乗り易く、
左を向けば 左に体重は乗り易くなります。
乗る と断言出来ないのは、
その行為も 軸足が出来ていないと
本能的なバランス感覚から
からだの反り などになってしまうから です。
からだの向き ㊨向き、㊧向き は
その軸足 に対する 胴体の向き です。
右向き テークアウェイ~トップ~ダウンスイング
の区間は 右の大腿骨(太もも)に対する胴体(骨盤以上)の向き、
インパクト以降 フィニッシュまでの区間は
左の大腿骨に対する胴体の向き です。
蛇足…ですが、軸足の大腿骨(太もも)に対する胴体の向き(回転力を付けたい_Moment
の重要なポイントは そこに前傾姿勢も付いて回ります。
ですので 右向き時の前傾姿勢は㊨足にあり
左向き時の前傾姿勢は㊧足にあります。
話しは、元に戻りますが
トップ、切り返し時 では 軸足である右脚 に
体重は乗っています。
10割とは言えませんが、かなりの重さ
片足立ちする必要はありませんが、
かなりそれに近い重さ になるでしょう。
それが(前傾姿勢も含め)
いずれ 左足に移るのですが
まずは 軸足に成れる左足の姿勢が出来ないと
前傾姿勢を含め 負担の無い 左向きを造れません。
軸足に成れない(成り得ない)左足、
のまま 左向きを作ると
からだは左向きになったとしても
左右や前後の反り、からだの捻じり など
かなり複雑な動作が複合して、
体重移動の伴わない左向き や
前傾姿勢の伴わない左向き になります。
スナップショット 1 (2014-02-07 18-29)例えば4289f9fa-s
これでは左足が軸足になっていませんから
自然な形で体重は左に移せませんし、
「前」傾は消えてしまい
からだの側帯、横への傾きになってしまっています。
お腹も上向き ですね
右向きから始まって
軸足(拠点を確保)が出来、
右向きの解き(引っ越しの開始) を経て
左向きが始まる(引っ越し) ので
瞬間芸に近いので その間合いは
言葉では説明しきれませんが、
切り返しから いきなり体重移動 ではない
というコトです。
まあ 分かり易く言えば、
中年男性であれば お腹の肉は気になります。
そのお腹の向く方向が 体重の有る場所 になる訳ですが、
お腹の向きは 左右方向だけでなく、
常時、出来るだけ 下向きを維持して廻るには
軸足の構築(拠点構築) という 一呼吸があり、
その後、瞬時 にではなく
回転なり、瞬時と比べると じわじわ 左に移っていく
そういう感じだと思います。
つまり 回転と体重移動、そして前傾姿勢 は
一つになって進行して行くコトが望ましい ということで
少なくとも 右の軸足、それに対する胴体の右向き、
そして そこに前傾姿勢がある と言うところから
構築してみましょう。
2021年3月15日月曜日
芯を喰うパッティング
軽いヘッド/硬いシャフトの市販のパターを持つ人には
適用対象外の可能性があります。
L型ブリストルパター専用の打ち方…かも知れません。
まずは アドレスです。
絶対に深い前傾にしてはいけません。
ボールの上に目線が来る なんていうのは論外です。
幾つか理由があります。
①その構えは緊張感が高くなり、
動き出し辛くなります。
また、前傾が深いと疲労度によって
その前傾の変化が生まれやすくなります。
②練習を積むと腰痛の原因になります。
③微妙な距離感を造れる 利き腕が使えません。
グリーン周りで
パター、ピッチングウエッヂ、8番アイアン
3本を持って、アプローチをしに来た と考えて下さい。
長さによる違いはあっても、打ち方は同じですから
長さなりの構え方をして下さい。
皮肉なものですが、ショットも同じで
前傾が深ければ深いほど
前傾を大事にしてスイング・ストロークしません。
深ければ深いほど 前傾を解いてボールは打つことになります。
これに例外は無いと言っても過言ではありません。
両腕は自然に伸ばせるようにしましょう。
突っ張るでもなく、曲げるでもなく
腕が肩からぶらりと垂れ下がって
両腕が自由に使えるような構え、前傾が理想的です。
ボールは球体で、転がるのに適した形状ですが、
原則 ボールをその距離押してあげることが基本です。
パターではなく 板 を持っていて
地面ではなく、届く高さのテーブルの上のボールを
どのように打ってあげると
一番繰り返し その距離 が打てるのか 考えてみて下さい。
板の面を跳ね上げて ボールを打つのが良いでしょうか
それとも
板でテーブル面に沿って振ってあげた方がよいでしょうか
そして パターには少なくとも ロフト というものが
ついていることも考えてみて下さい。
パッティング おそらく最大に打つ距離は
30~40mでしょう。
ストロークを逸脱して 振り回さなければいけない ような
パターは 用途として機能していません。
繊細な、微妙な距離を打つのには
小さく、遅く動かしても
その距離が打てる パターが絶対必要です。
そう言う意味で オーバーに言えば
市販のパターは イップス製造機か、
もしくは 故障製造機 なのかもしれません。
2021年3月14日日曜日
手打ち 手振りのパターン
動画をよく見て頂くと
端から フェースローテーションしようとしている
のとは異なり、ダウンスイング ~インパクト 付近までは
大きな違いがありません。
インパクト、インパクト以降で
体を左に向けるコト、からだの向きを変え続ける、で
グリップを動かし、
その結果、ヘッドを動かす意識 があれば 変化します。
ボールとヘッドを接触させたい と言う気持ちがあるのか、
ここで グリップの移動、
体の部位で言うと 左グリップ、㊧半身を止めてしまい、
それを軸点に 利き腕(手)で クラブを振ってしまっています。
開いたフェース、開いたロフトは
その動きによって 閉じる 可能性もありますが、
この インパクト以降の かいな の動作、
右腕でクラブを巻き込む、クラブを廻す 動作は
方向、インパクトロフトの 急激な変化を生み、
また それ以前の動作 の流れ、速度 とは
全く別な加速 になるので
距離の安定が重要な アプローチで苦労するコトになります。
✋左グリップを軸点にして、
そこで クラブ、ヘッドを開放(リリース)するような動き は
スピードの管理が出来ません。
同じような話で
インパクト付近 までの からだの回転での
グリップの移動、それに伴うヘッドの移動
で作られる ヘッドの軌跡、道のりに比べると
かいなで ヘッドが急激に内に切り込む ので
見た目の アウトサイドインになり易く、
(問題としては重要ではありませんが…)
フェースの閉じ、ヘッドターンが上手く行くほど
ヘッドは内に切り込む ので
良い当たりが ひっかけ になり易くなります。
その流れで 時間が経つと
自分の良いショットは 隠れ引っかけ になりますので
アドレスが 右を向くように なります。
右を向いて 目標方向に引っかける 訳です。
また この引っかけ打ち
・・・ゴルファーの本当に多くがコレ です。
は ㊧グリップの軸点が鍵になります。
つまり 握力が非常に重要で、
疲労で握力が低下する ラウンド後半に乱れやすくなります。
また ラウンド後半 疲労により 握力が低下すると
左グリップの握りが深くなるので 左右のグリップが離れ、
アドレスの乱れ にもつながります。
(トーナメントでも良く見かける光景です)
コレは意識として持ちにくい、
視覚情報として 他人のスイングとイメージが
かけ離れた感じがするので 言葉にしても伝わり難いですが、
【ボールとフェースの関係は 横 の関係ではなく
縦、上下の関係と考えた方が良いです。】
最終的、結果的には ボールと打撃面であるフェースは
横 の関係になるのですが、
それは からだが回る、からだが向きを変えるから であって
クラブを持っている手の作業は
インパクトに向けて 下がってくる軌道 に対し
ボールの有る下に向けて置かないと
ヘッドの重さ、運動の重さによる遅れ は
ロフト・フェースの開きになって しまいます。
その点を加味しつつ
ボールとヘッドの衝突、打撃の部分は
①体の向きを変える
②それによって グリップを移動させ
③結果、ヘッドが移動して ボールを打ちぬく のです。
もっと飛ばしたい、もっと叩きたい のであれば
ヘッドの遅れが ロフトの立ち になるよう配慮しつつ
もっと 速く 止めずに からだを左に向けるコト です。
ボールと体が正対したトコロで 止める、止まる、
は 手で振るコト と同意語と考えて良いでしょう
2021年3月13日土曜日
2021年3月12日金曜日
シャフトが動かすモノ
一般的によく使われる
『ヘッドが走る~シャフトが走る』というのは
グリップの移動量よりもヘッドの移動量が多く、
かつ 速くヘッドが移動することを指すのだと思います。
気が付かないからも知れませんが、
別なゴルフ用語で、このことを
「ヘッドターン、ヘッドを返す」
「ヘッドを開いて入れて、閉じて出す」とも言います。
ほぼ 全く同じ行為を指しています。
クラブの構造や機能を知ると
この行為の怪しさ、ダメさ加減が理解できるんじゃないでしょうか
打ち手の差を除き、
ヘッドとボールの接触によって ボール/弾道には
✊左右の角度
✊上下の角度
✊ボールの回転
✊ボールの速度
が生まれる訳ですが、
ロフト角度・ライ角度で考えると
この二つの角度は非常に密接に混じり合ったものです。
上記のクラブの入れ方ですと
打つ前に クラブはロフトも向きも開いていますから
この状態でインパクトが来れば
・・高く
・・回転数も多く
・・右に飛び出て
・・右に曲がります。
典型的なコスリスライスです。
これをヘッドターン・ヘッドを先に生かせると 今度は
・・低く
・・回転数も多く
・・左に飛び出て
・・左に曲がります
通称、引っ掛けフック、 ほぼ 真反対の弾道になる訳です。
ヘッドターンはクラブの構造上
✋ロフト角度 大きい➟小さい
✋ライ角度 多い➟少ない➟多い
✋フェースの向き ㊨➟㊧
と同時に変化していきます。
ヘッドがグリップを追い越したのに右を向いているのは
構造上かなり難しく、逆にその使い方では
ヘッドが後ろにある時左を向けたらボールに当たりません。
ですので シャフトのしなり・しなり戻りには
必ず シャフトを軸とした回転が伴ってしまいます。
それにクラブ姿勢やヘッド姿勢に影響を大きく受ける
ヘッド軌道も絡むので
全てのコトが揃うのは天文学的確率です。
そして 似た球を繰り返すのは もう奇跡の産物です。
002
ドライバーであれば ヘッドスピードに自信がなくとも
ヘッドとボールの接触する時間は 1/3000秒
この真ん中の状態が運よくインパクトに来るでしょうか?
何を言いたいか というと
シャフトを開発する、製造する という観点で
上記の使い方「ヘッドを走らせる~シャフトを走らせる」
のを強化していくと
一か八かで飛ぶけど、弾道は異様に安定しない
と言うシャフトを造ることになります。
手元を強く、太く、硬くし、動きにくいようにし、
シャフトには 歪み耐性の高い、復元耐性の高い繊維を
中から先に斜めに入れることになるでしょう。
手元が硬く、先端部が緩めの 高弾性のシャフト
ですので 全体的にはとても硬めのシャフトに仕上がります。
また ヘッドを走らせるために、グリップの移動量や
グリップの移動速度を制限することは
即ち ヘッドスピードの制限に成りかねませんから
単に 打ち手の『ヘッドが走った』という欲求満たすだけの
シャフトのなる可能性も否めません。
ゴルフクラブは ごくごく当たり前ですが
グリップが動けば(移動すれば)
ヘッドも動きます(移動します)
✌グリップが動くことによって ヘッドが動けば
ヘッドの姿勢変化もかなり抑制できます。
同じ姿勢のまま移動することが可能です。
✌かつ グリップの移動速度や移動ルート によって
ヘッドの移動速度や移動ルートも変えやすいですから
距離の管理/調整、弾道の修正/改良が
行いやすくなります。
✌ヘッドを振って、シャフトを走らせる打撃は
飛ばすコトと安定させるコト/真っ直ぐ行かせるコト
が 相反する関係になりますが、
グリップを動かして ヘッドを動かす打撃は
それがイコールの関係にし易いです。
ヘッドとグリップの位置関係を
上下に反転させることを考えれば
クラブはどう扱う方がよりベターなのか
シャフトはどう扱う方がよりベターなのか
答えは見つかってくると思います。
2021年3月11日木曜日
2021年3月10日水曜日
振り子式=軸の無いスイングの出来上がり
長さがあって、先に重しが付いている…
いかにも 振り子 が適しているように思えますが、、、
それは 支点が固定できる機械 の場合です。
よく言われる
胸~肩と両腕で作られる三角形 と クラブ
その支点になるのは どこなんでしょう?
首だとしても、頭だとしても
人間には防衛本能や反射がありますので
何かの作用には 絶えず 反応して
動いています。
からだ、胴体の向きを変えるコト と
振り子に振るコト は
動作としても まるで違う動きです。
振り子に振ると 一見
よく言われる 軸の有るスイング になりそうですが、
人間のからだの構造上
軸の無いスイングというか
軸が常時動いている(軸とは言えないモノ)スイングに
なってしまいます。
首や背中だとすれば
振り子(クラブ)が振られれば
その反対の位置にある 頭は
振り子と反対に動くコトになります。
テークアウェイをすれば
クラブは 右に動きますから
頭は 左に倒れ
フォローでは その反対 になります。
頭は重量としてかなりのモノですから
理想的な 体重移動、体重配分の逆の重さがかかります。
頭がクラブと反対に傾く ということは
背骨が左右に傾く、反るコトになります。
からだの向きの変更で クラブを動かせば、
円弧の最下点、一番低くなる位置は
概ね からだの正面辺り になりますが、
振り子でスイングすると
左右の肩が常時上下しているうえに
背骨も傾いたり、反ったりするので
スイングの最下点になる位置が特定出来ません。
振り加減や傾斜などの影響も多く受けるでしょう。
骨盤に対し 肩をまわす と言うのも
激しくはありませんが 振り子の動きに該当します。
肩の向きと腰の向きを
完全に一致させることは難しいですが、
意図的には 出来るだけ その向き差を作らない方が
トップやダフリの原因になる、
最下点ズレは少なくなると思います。
2021年3月9日火曜日
2021年3月8日月曜日
重さを感じて振ろう の勘違い
素振りでも、スイングでも 重さを感じて振りなさい
というのがあるのですが、
大いなる勘違いを起こしやすいので その点をちょっと✋
何度も書いていますが、
スイング中の遠心力 というのは
クラブで言うと グリップからヘッド方向に
外へ外へと膨らもうとするチカラです。
手にも、クラブのグリップにも油をたっぷり付けて
素振りをしたら 練習場なら
テークバックで後ろにすっ飛ぶか
ダウンスイングなら前の打席の人に飛んで行ったり
インパクトまで耐えられても 自分から遠ざかる方向に
飛ぶわけですよね。
当たり前ですが ゴルフクラブは
先端、遠いところに重さの付いた長い棒 です。
わざと重さを感じようとした時、
遠心力を作ってしまったのでは
単なる握力との戦いですし、
遠心力はスイングの進行の方向、ベクトルに対しては
常に 90度違う方向にかかります。
まず 重さを感じて欲しい と 同時に考えて欲しいのは
これから動いていきたい方向
これから動かしていきたい方向
ベクトルです。
重さは自分に都合の良いベクトルに使わないと
単なる重さ、負荷、邪魔になってしまいます。
テークアウェイでは重力に逆らいますから
利用するという意味とは遠いかも知れませんが
これからショットに入る、トップや切り返し
ここが「望む場所」に行かないと 芳しくありません。
スイングで言うところの「力む」なんていうのは
想定以上に クラブが重くなる
・・・つまり 自分のこれから動きたい、動かしたい方向と
その重さの方向にギャップがあるから
「りきまざる」を得ないから 力むのであって
安直に「力むな」って言われても 無責任です。
力まないと打てないから力んでいるんですから…。
そのクラブの重さの方向と自分の運動の方向
それが出来るだけに通っていた方がベターな訳です。
ですので 重力に逆らうテークアウェイでは
どの道重い、重力に逆らってる訳ですから
その重さを感じ取り
🔴グリップとヘッドの位置関係
🔴フェースの向き
を確認するのに 重さを使うと良いでしょう。
ここでダメダメ なのは
テークバックで重さを使うから と言って
動き出しのきっかけだけ作って
遠心力で手抜きをして クラブを上げるのは最悪です。
当たり前ですが、無造作にクラブの遠心力に任せると
クラブには『不必要な』遠心力が発生します。
重くなります。
そうなると 人間はグリップをしっかり握って
位置を固定するようになるので
どんどんヘッドだけが動き、しまいには
クラブが倒れ(寝てしまい) 振り遅れ、手遅れのスタンバイ
になってしまいます。
トップ・切り返し というボールを打つのに大切なポイント
を創り出すために テークバックは取るのであって
動きの勢い を創り出すのは避けましょう。
トップ・切り返しでは
クラブの重さが より自分の動きたい方向
動かしたい方向にマッチしている位置取り、姿勢
が欲しいです。
IMG_0682_Slomo_Slomo (2)_Moment(3)
ということは・・・です、
自分の動きたい方向、動かした方向と
クラブの重さのかかる方向 がマッチしていれば
クラブの重さ感は「無い」ということ。
クラブは軽く感じる、まるで無いように感じる
というコトなのです。
クラブの重さを感じろ といって
本当にクラブが重くなるようにスイングしたら
その重さは そのまんま スイングの負荷 スイングの抵抗 です。
重さを利用して 自分がその重さで
より動きやすい、そういう重さの使い方をすれば
重さは感じない、 そこ、勘違いしていませんか?
2021年3月7日日曜日
ヘッドとボールの衝突原理
やや死語となりつつありますが、ゴルフショットには
ボールをつぶす とか
ボールを上から打つ という言葉があります。
これをトライしてみようとする人は
ある矛盾というか、不可思議にぶつかります。
ゴルフボールは球体です。
そして 打撃部分であるクラブヘッドには
角度(ロフト)が存在します。
一般的な感覚で
ヘッドを上から入れれば入れるほど
ボールをつぶそうとすればするほど
その破壊力・打撃力は 回転(スピン)になるばかりで
球の強さや飛距離にはならず
スライスに悩んでいる人ではさらにスライスが増えるばかりです。
上から入れれば入れるほど 潰れないのです。
☞それでは回転ばかり増えるので
結果として 上に煽り振るようになったのが
今のスイングです。
しかし スイングは視覚的に
ヘッドを上に上げ、下に降ろし、上に振りあげる
上➟下➟上
にヘッドを動かしているように思えますから
それをしなければなりません。
トップの位置で高い場所にあるヘッドで
地面にあるボールを打つのには ヘッドを上下に
動かさないと、クラブヘッドを下に振らないと
届かない気がしますよねー💦
体の回転があるので
結果的にはこうなりませんが、
本来、打ち手が抱かなければならない
インパクトのイメージは
コチラです。
実際には不可能ですが
グリップが地面に付くほど
上からフェース面で 地面なり、
練習場であるのなら マットなりに
ボールを押さえつけるイメージです。
このようなイメージでクラブを使わないと
ロフト角度の意味が出てきません。
アイアンの番手間のロフトの角度は 3~4度
時計の針の一分、一秒の差より小さいのです。
腕さばき、クラブさばきで円を描く、上下に振ってしまうと
その角度はほぼ全く意味をなさなくなり
番手を変えても距離が変わらない という現象に陥ります。
ある基準を設定し ヘッドの重量やヘッドスピードを
増やして行っても、増えるのは距離ではなく
高さやスピンです。
エネルギーは球体という特性上 回転に逃げやすいのです。
ロフトがゼロ度なら ボールは地面に埋まるだけです。
ところが ロフト というスキマ(逃げ) があると
球体は与えられたエネルギーをその隙間に逃がそうとします。
しかし ここに一つ問題があります。
確かにスイングの中で本当に
クラブ・グリップを地面に押さえつけることは出来ませんが
このように クラブでボールを下から押さえると
進行方向の先に地面があるから
そこで 止まってしまいますよね
行き止まり、先が無いように見えますよね
見えてきましたか?
そうです。
だから体の回転があり
そのクラブヘッドが 上下に動いて見えるのは
その体の回転によるものなのです。
打った後 左を向いていくから
クラブ、そしてクラブヘッド自体は高くなって行くので
そこで行き止まらないのです。
ゴルフスイングはとてもよく出来ています。
ゴルフクラブはそれによく適している というか
そのゴルフクラブの機能を如何に活用するか がスイングです。
長い棒の先に重さがあるのは
運動の速度、運動性能を重視しなくてもいいように
主の破壊力を重さによって作っています。
そして、運動性能に頼らずとも
番手によって距離が打ち分けやすいように考えられています。
長い棒の先に重さのあるものを
振ってしまうと 無駄な、打撃するのに、スイングするのに
全く無駄な遠心力が出来てしまい
スイングの労力のほとんどをそれに取られてしまいます。
しかも 打ち分けるために存在するロフト角度の意味も
失ってしまいます。
一見すると
自分が動かず、クラブ自体が動いて見えますが
クラブの機能を考えると
自分が動いて、クラブ自体は動いていないのです。
2021年3月5日金曜日
回転力を付ける
シャットが作るコトが苦手な方や
良質な右向きを目指されている方には
参考になるかと思います。
スイングタイプ としては
とてもシンプルな やるコトの少ないモノ です。
また、そのまんま アプローチに持って行ける
と言えば良いのか、
逆に アプローチの延長でショットするので
クラブによるスイングの違いに悩んでいる人には
よい参考例になるか、と思います。
ステップ-❶
まずは 7番アイアンで50ヤードのランニング 位の
感じから始めてみましょう。
【テークアウェイ】アドレス から
しっかり 骨盤の向き、アソコの向き で右向きを作ります。
その際、左腕、左半身は ほぼ使わず、
ステップ-❶では グリップもヘッドも高くしませんので
右向きは 右半身、右サイド主導で
右半身の(背後への)移動で作るよう心がけて下さい。
自然に曲がるのは良いですが ステップ-❶では
右ひじを曲げる意識は持たなくて良いと思います
視線、顔を動かしても良いですから
アドレス時の背後方向、
ボールから離れる方向に動く気持ち
実際に、少しボールから離れても良い と思います。
✋左半身、左腕は 右半身が動いたから
仕方ないから 動いた程度が良いですね。
左半身、左腕を使って 右向きを作ると
骨盤に対して 必要以上に肩~胸ラインが捩じられます。
☑グリップ、ヘッド共に ほぼ全く上げません。
☑ベタでフェースの下向き
フェースが地面を向いている程、下に向けて下さい。
自然な形で それを作るのに 曲がる右ひじはOKです。
【ダウンスイング~インパクト】
からだの向きの変更だけで グリップを動かします。
言葉で説明するのは難しいですが、
左足は踏み込みますが、
そのフットワークは
向きを変えるために 軸足を作るだけ で
フットワークそのもので 回転してはダメです。
両脚共に フットワークは 軸足作りの為の
単純なるサイドステップ と考えて下さい。
腰、骨盤ではなく、肩を主導でまわしますが
この場合、肩と骨盤にズレを作らないよう、
肩の動きに連鎖、同期させて 骨盤の向きを変えましょう。
✋肩と腰にズレを作らない ということは
肩というよりも テークアウェイの反対で
左サイド、左半身全体
左肩~左背中~左お尻 を一つのユニットとして
移動させる、回転させる というよりも
移動に近いと思います。
✋ダウンスイングの始まり の時点では
また軸足は㊨、もしくは移行中 です。
左足が踏み込み、軸足を移す準備が出来る前に
回転! すると (←軸足が㊨状態)
肩、もしくは 腰を引くコト(ボールから離れるコト)
になります。
ですので 左サイド全体を 左に移動させる
左足の上に移動させる というのが
ダウンスイングの「右向きの戻し」で
感覚的には 回転! ではないかも知れません。
(ですので 今までよりもずっと ボールに近づく感じ…
がするかもしれません)
フェースはずっと 下に向けっ放し。
グリップもヘッドも 高くしたり、上げてませんので
意識的に下げたり、ヘッドを降ろす必要は全くありません。
この時点ではゆっくり で構いませんが、
薄い(トップ) 厚い(ダフリ)などの調整は
足の踏み込み具合 と
ダウンの 始まるトコロの クラブの姿勢、位置で調整します。
☑ヘッドの重さは放置します。
ですので 右向き→左向き と 反転
180度近く胴体の向きを変えますが、
グリップエンドは 飛球線、
もしくは シャンク方向に向けたまま
グリップエンドを抜く 感じです。
からだは180度ターンして その 1/3
クラブは 60度位しか 反転させない位で
結果 半分の90度位になるでしょう。
☑ヘッドの重さは放置します。
その感覚に慣れる と言う目的もありますが、
ダウンスイングが始まると
ヘッドの重さで シャフト(クラブ)は「遅れ」
自分の体と平行のような状態 になりますが、
(シャフトはどんどん体に近づいていきます)
その角度は維持! ←ここがポイントでしょうね
そのまま で最後まで行ってください。
打った後 胸にシャフトが付く位(付きませんが…)
シャフトの角度は維持してください。
始めからシャット(フェースの下向き)は
出来ていますので からだの向きの変更に対する
遅れが そのまま シャットの維持になります。
からだの回転に対し グリップが遅れ ると
シャットは転じて 開き になる可能性がありますが、
そこでは 開き というよりも
グリップの「浮き」として感じられる可能性が高いです。
グリップの押し等、手さばきで シャットを作るのではなく
からだの向きの変更に対する 遅れ
からだの向きの変更に対する ヘッドの重さ
その重さで発生する遅れ で
シャットを作る感覚を掴んでください✊
✋からだの向きを変えないと シャットで打てません。
ステップ-❶ではまだゆっくりですが、回転力が勝負です。
(回転力、今の時点では速度を指すのではなく
胴体の捻じるの入らない からだの向きの変更~移動を指します)
【加速 も 一定速】 で、
✋動作の途中で 加速を加速 させてはイケマセン
番手を変えれば そのまま アプローチショット になります。
2021年3月4日木曜日
スイングの軸
☞
非常に怪しいゴルフ用語、ゴルフスイング用語
だと思います。
私、の個人的な感想、印象では
スイングの軸は
アドレス時 背骨に沿った傾きの有る柱
体の中にあるというよりも
からだを動かす為の 支柱 みたいな感じです。
伝わり難いかとは思いますが…。
スイングの軸、動作の軸、
は からだのどこかの箇所 を
軸にして動きましょう という意味合いではなく
クラブ も含め、自分の体と言うパーツを
からだの向きの変更、からだの回転という 運動に
「軸の有る動きになるか」「そうでないか」
ということなんだと思います。
具体例で言えば
手で振る、
フェースローテーションが入ったスイングの場合
からだの回転、からだの向きの変更に対し、
それよりも半径に小さい クラブのみがターン
しかも その回転は 元のからだの回転とは
微妙に違う角度、方向に働き
クラブ単体が円を描くような動きです。
多くは 左グリップなり、グリップエンド
辺りが 支点、軸点になる 動き ですが、
人間は 何かに固定された機械 ではないので
大きな動作の中に 別の回転運動が入れば
当然、それに影響を受けます。
フェースローテーション であれば
グリップエンドに対し、ヘッドの方がたくさん、
そして 速く動かそう とします。
知っての通り、ゴルフクラブは
先端に 重さの集中した構造ですので、
長さ、速さ が掛け算でより一層重さに加わります。
ただ闇雲に振る速度を競う遊びであれば
そういう方法もあるかも知れませんが、
ボールは決まったところに置かれていて、
しかも 飛ばす方向や距離などが重要になりますから
当然、その動作によって発生する重さや遠心力など の
不可抗力を 自分が反応して処理しよう とします。
ヘッドを振れば 振った方向、振った量分
引きながら打つコトになります。
ヘッドを前に出そうとすればするほど
自分は後ろに下がらないと上手く行きません。
話しを元に戻すと
本来、からだの向きを変える からだの回転では
どこかに支点、軸点のある動きになり易いのですが、
その中に また 別な負荷の発生する動作。。。
◉しかも 遠心力と言うモノが大きくなり易いゴルフクラブの構造
が 元の動きとは別な円運動をすれば
元になるその動きには 軸点が無くなる、
もしくは 軸点がブレる動きになるでしょう、
なって当然、と言うコトです。
左の写真は クラブ単独が円を描き
右はクラブは 円状に流れています。
当然、グリップエンドの先に「打ち手」は存在するのですから
クラブ単体の軸点 と 打ち手の軸点がズレていたら
「軸の有る動き」にはなりません。
それをして 軸の有るスイング、無いスイング
と言うのが 元々の意味合いだと思います。
まあ 軸の無い動き の方が圧倒的に多く多く、
それを推奨するプロやレッスンも多い今日、
それで 安定して 遠くに打てるのであれば
望んでいない人に意見をするつもりはありませんが、
軸の無い動き、自分の動作とクラブの動きが別 な場合
やはり そのひずみは (ゴルフクラブは壊れにくいですから)
カラダの故障の原因に成り得る、なり易い と思います。
2021年3月3日水曜日
ヘッドを振る?振らない?
ボールを打ち始めたばかり、
クラブを振り始めたばかり の方だけでなく
既に ボールが打てていて、
コースに出ているような方 にとっても
(言葉にすると ややこしい ですが、)
『ゴルフショットは
一般用語として、クラブを振ってボールを打ちますが
ヘッド単体、クラブ単体を振ろう としてしまうと
角度と言うモノがあるので あとあと苦労しますよ』
の意味合いを掴んで貰う、
認識して貰うのは とても大変です。
そのややこしい言葉の意味も伝わらない…です。
ボールを当てたい
ボールを飛ばしたい
それは 誰しもそう考えます。
ボールが当たるのはヘッドで
速さも含めた そのヘッドの当たる強さが 飛距離の源
それも モットモ です。
ゴルフはゲームとして
ほかのスポーツよりも 一度の動作は少な目、緩め で
動きの激しくないスポーツではありますが、
長丁場のゲームです。
プロの試合になれば 3日連続 4日連続
延べプレイ時間 20時間以上なんて言うのは ザラにあります。
ボールに当てる は 絶対条件ですが、
飛ばす だけでなく 定めた距離や方向 なども
ゲーム攻略の大きな要素 です。
アプローチなども含めると 数十回、
時としては 何日にも渡り100回を超えるようなショットで
ゲームは構成する訳ですから
再現性、反復性 がとても大切です。
ボールが当たる ヘッドは
ゴルフクラブの先端部に付いており、
それを 打ち手が握っています。
打ち手がなにがしかの動作をするから
そのグリップが移動し、そして、ヘッドが移動します。
そして そのヘッドには 距離や方向、高さIMG_0339
回転などを司る 角度が各番手ごとに
「違う角度で」 備わっています。
再現性、反復性 を考慮して ショットを考えると
◉自分が動くから グリップが動き ヘッドが動く
◉ヘッドが単体、もしくはクラブ単体が動く
この二つでは かなり大きな差が、確率の差があります。
また ゴルフクラブは構造上
◉ヘッドの重量はシャフトよりも後方にある
◉クラブの先端(ヘッド)が非常に重い
と言う特徴的なモノを持っており、それを考えず
単に 棒状の道具 ということだけで
棒を振れば ロフトやフェースは絶対に開きます。
◉自動的に それが閉じるコトはありません。
それにすがりたい気持ちは分かるのですが
『シャフトがしなって、しなり戻る』 は
開いたものが
「自動的に」「他力本願で」元に戻る
という 迷信 おまじないの言葉に過ぎません。
そういう構造にはなっていません。
ですので 飛ばしたい から と言って
無闇にヘッド単体を速く、たくさん動かしても
無駄にロフトが開いていれば
速度(労力)がそのまま距離になる訳ではなく、
ヘッドスピード 37msの人が 30度のロフト で打つのは
ヘッドスピード 42msの人が 45度のロフト で打つより
当然 飛ぶのです。
★一度開いた ロフトやフェースは
打ち手の技巧か、運動性能によってしか
閉じることは出来ません。
であれば 始めから
ロフトやフェースの開かない方法の方が
覚えるコト、気を付けることは断然少なくなりますし、
距離と方向、距離と安定 を兼ね備える可能性は高くなります。
2021年3月2日火曜日
check-point ディッシュアングル
スマホや携帯などで手軽に動画が撮れるように
なったのですから
自分で出来る簡単なチェックポイントを・・・。
スマホなどでは動画に線の引けるモノ
そんなアプリもあるかもなので
線を引く、もしくはシールを張るとか、鉛筆を置く
などで確認してみてください。
➀ディッシュアングル
ゴルフクラブと腕の関係には
ゴルフ用語でいう ディッシュアングル と言う角度があります。
その角度は 個人差はありますが、だいたい140~150度位です。
アドレス時は前傾して構えているので錯覚しがちですが
実際には そのディッシュアングル と言う角度があるので
前傾を解き、直立して構え58337554-s
更に腕が地面と平行まで上げていくと
グリップよりもヘッドの方が高くなります。
この ディッシュアングル というものが存在する
という前提の元、(絶対条件…?) ゴルフクラブは設計され
ライ角度 というモノが存在します。
インパクト時に その角度、アドレス時のその角度のまま
とまではいかないですが、それに近い角度で
インパクトすることで アドレス時の方向、向き、スタンス というのが活きてきます。
厳密な角度はあまり気にする必要はありませんが
インパクト時に腕とシャフトが一直線 ということになると
ライ角度方向に 30度近くも落ちた フラットな状態になってしまい
それはロフト角度とのかかわりもありますが、
実際に自分のクラブで ライ角度を30度フラットにして
フェースがどの位 右を向くか と言うのを確認してみて下さい。
ロフト角度にもよりますが、
ヘッドそのものを10度右に向けるのと大きな差はありません。
ボールをどこに飛ばしたいのか、飛ぶのか、
は そのヘッドそのものの向きとともに
ライ角度~ディッシュアングル というのも大きく影響を及ぼします。
少なくとも 現在のゴルフクラブの機能や用途から考えると
このライ角度 というのは無くすことは出来ませんし、
概ね 60度前後のライ角度 というのも
近い将来には大きな変化はないでしょう。
となると アドレス時に形成する
腕とクラブの角度 ディッシュアングル というのも
なくなりそうもありません。
インパクト時も出来るだけ維持したいモノです。
と前置きが長くなりましたが
ディッシュアングルがあるので
からだを右に向けた時、
傾きに沿って グリップも高くなりますが
クラブを上げなかったとしても(コッキング方向)
始めのディッシュアングル通り
ヘッドの通るラインは その分 薄~くですが
そのグリップの移動ラインよりも高くなります。
アプローチなどで ヘッドを特に上げていない
コッキングをしていない状況であっても、です。
(テークバックでコッキングを推奨しているのではありません)
クラブは 持つ場所であるグリップとヘッドの高低差IMG_0013_Moment(2)
というのがとても重要で
ただ 単にクラブを高くするよりも
重さのあるヘッド部をよより高くした方が
その位置エネルギーを使い易く、強くすることが可能です。
その高低差、グリップとヘッドの高低差を大きく取らなくても
少なくとも ディッシュアングルがありますから
テークバック時にグリップの移動するライン の
下側をヘッドが通ることは 本来あり得ない…筈 なのですが
果たして 皆さんはどうでしょう???
度合いは人それぞれですが
少なくとも アドレス通り(ディッシュアング通り)~もしくは、それ以上 は
ヘッドの方が高く通るのが クラブの正しい使い方 です。
2021年3月1日月曜日
テークアウェイ ◉上げてるのに 下げてはダメよ
アプローチなどの小さいショットで ありガチ ですが、
上げてる(グリップの位置を高くしている)のに
ヘッドは下げる、のはミスの原因になります。
グリップの通るラインよりもヘッドの通るラインは
最低でも イコール、
小さいショットなどは少なくとも
一本高いライン(アドレス通りの関係)を目指しましょう。
ヘッドを垂らして(下げて)しまうと
ダウンスイングで 全体は下げてるのに
ヘッドは上げなくては手前をダふるので
その調整、調整による更なるズレ が生まれ易くなります。
また その原因になっているのは
右向きの仕方、です。
右向きは 軸足になる右足、右太ももと
骨盤の向き差を作るコトで
腕のライン、胸ラインを右に向けるコトではありません。
◉骨盤が右を向けば
その上に乗っている胸ラインも右を向く が正解。
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