2021年3月29日月曜日

【打ち方】SYB EZ 05 ドライバーヘッド

今回のテストヘッド SYB EZ-05  も特にそうですが、 おそらく これからのドライバーヘッドは ルールの制約などもアリ、 どんどん スピン抑制系に進む と思われます。 いろいろなパターンでテストしましたが、 スピン抑制は かなりはっきりと表れ  従来 楽々 縦回転3000を超えていた人が  1000回転台、2000に到達できない程です。 確かに それは距離につながり易い のですが、 一方で 球の曲がり の問題 が出てきます。 ボールの曲がり は 分母に当たる 縦回転 と 分子に当たる 横回転 で決まり、 横回転が 500rcpm であっても 縦回転が 3000cpm であれば(500/3000)0.16 目に見える 曲がりとしてはほとんど有りませんが、 縦回転が 2000cpm になると(500/2000)0.25 目に見える 曲がりになって来、 その数値が 0.3 を超えるようになると ハッキリとした、あまり望ましいとは言えない 曲がりになって来ます。 スピン抑制の強いヘッドの場合、 多くないロフトでインパクト出来ると より一層 縦回転が減ります。 この場合、数値として同じであっても 横回転が曲がりになり易いので 注意が必要です。
からだの向きの変更通りに打つ人と フェースローテーションで打つ人 では 最大の縦回転数 と 最小の縦回転数 の幅 が かなり異なり 想像通りかもしれませんが、 フェースローテーションで打つ人は その幅がかなり大きくなります。 ロフトを開いてインパクトを迎えた場合は 例え スピン抑制効果の高いヘッドでも 大きなロフト 👉 多い縦回転数 になるので 高く上がるとか、吹ける とかで 距離をロスするだけですが、 ロフトを閉じ過ぎてインパクトしてしまうと 例え ボールスピードが速くても 浮力を得られず 失速したり 前述の通り 分母分子の関係から 大曲になり易いので 距離に結び付けられません。 煽って振る、上に振る のは ダメ ですが、 よく使われる言葉 「低スピン / 高打ち出し」 に持って行けないのです。 フェースローテーションが激しいと 低スピンの場合 低打ち出し 高スピンの場合 高打ち出し になり易いのです ✋激しいフェースローテーションが必要な ダウンスイングでの寝かしを減らす必要があります。

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