それは USLPGAでも有名な 姉妹の動画。
✋4人のチャーミングな女子プロたちが
左打ちラウンドに挑戦しています。
内容はタイ語なので イマイチ掴めないのですが、
メジャーチャンピオンも含む、4人でLPGA15勝以上の
うら若き「猛者」達が 左打ちに七転八倒しています。
その中でも お姉さんの方 Moriya Jutanugarn を
題材に取り上げてみました。
ショット、スイング、コース攻略と
妹 Ariya と対照的なプレーをする Moriya
その彼女が 初の左打ちに挑戦している映像です。
我々、アマチュアゴルファーにも参考になる部分、
特に ボールさばきの部分は参考になります。
左打ちを画像反転させ
オリジナルの右打ちと比較してみましたので ご覧ください
分かるかも知れませんが、
ボールに当てないと フェースでボールを打たないと
「始まらない」 となると
やっぱり 器用な手を伸ばそう、手でボールを探ろう
とするのは 自然と言えば自然。
ですので スイングの知識や技術 としては
逆打ちとは言え、満載のPGA現役プレイヤー でも
その本能には敵わない と言う訳です。
右打ちの Moriya は
クラブを固定する 為 に手を使っていますが、
左打ち(反転映像)では
どうしても カラダを止め、手でボールを拾いに行く、
そういう動きになっています。
慣れない左打ちというのを差し引いても
インパクト以降の「さま」がここまで変わってきます。
Moriyaは 腕でクラブを固定して、からだの回転で打つコト を
「訓練」によって身に付けています。
プロで喰っていくには 強く、安定した球が必要だから、です。
一方、Moriyaの左打ちは スイング/ショットの基礎知識、
いえ プロとしてやっていく知識は十分持っている筈 ですが、
その知識をなぞりながらも やはり ボールを当てる という
本能に勝てません。
テークアウェイも 上げる まわる と言う知識はあっても
右打ちと同じようには 当然ですが…出来ません。
フェースを円弧の外に向けて からだの回転の円でボールを打つ
というのは 訓練によって馴染んでいくモノ です。
私たちも 今 すぐに左打ちしろ と言われれば
フェースをボールに、フェースを円の中に向けて打つ
ボールをフェースで当てるコトを最優先にする
スイングを確実にします。
おそらく 全く意識していないと思いますが、
右打ちの時は ほぼ全くしていない フェースローテーションを
左打ちのMoriyaは反射的にしています。
アマチュアゴルファーが練習、レッスン、訓練によって
身につける、成熟させた方が良いモノ は
始めのうち 怖くてトライし辛い
フェース、ロフトを円の外に向けたまま
からだの回転と言う円動作でボールを拾うコト、
それに慣れていくコト、であって
ボールを手で円の中にかきこむ、
ボールを手で打つコトを熟成させていくコト、
上手にこすり打ちが出来るようになるコト、 ではないのです。
練習によって 右打ちのMoriyaを目指すのか
少し上手になった 左打ちのMoriyaを目指すのか
というコトですねー🤣