2021年5月2日日曜日

ウエッジ『シャフト』の選択がアプローチ得手不得手の分かれ目 

長年 クラブ診断して感じる、のですが、 ゴルファーの 「クラブを重いと感じる」「軽いと感じる」は 本当に人それぞれ です。 人によっては  ⚠硬いと振り難いから重いと感じるケースもあれば ⚠ヘッドが効いていて(シャフトが柔らかい等)重いと感じるケース ⚠長さ等を含め 振りまわし難いコトが重いと感じるケース ⚠シンプルに、総重量が重いと感じるケース ⚠結果優先で、悪い結果の多いクラブを重いと感じるケース 断言はしきれませんが シャフト単体の重量が、シャフト重量さえ重ければ  「重い」と感じるケースは 稀 であることが多い、です。
一般的な…少し齧ったゴルフ知識 では アイアンのセットに比べ 『ウエッジの方がシャフトは重い方がいいんじゃないか』 と思い、それを実行している人もいると思います。 ✋間違っているとは言いませんが、上手く行かないでしょう 実は ラフやバンカーなど、 ボール以外の負荷がある場合など、 その振り抜け には シャフトの重さは ほとんど影響しません。 軽いシャフトであっても、重いシャフトであっても そこは ヘッドの重さ次第 です。 ✋次に グラファイトであれば  重さ と 強さ の関係は製造上、ある程度アレンジできますが、  単一素材である 鉄の棒 スチールは  重さ が そっくり強さ になると考えて良いでしょう。 つまり ウエッジのシャフトを重くする、 ということは 強くする 👉硬くする というコトになります。 フルショットをしない比率の高いウエッジのシャフト を アイアンセットの流れよりも 硬くする・・・   良いことありそうですか❓ シャフトの硬さ 好みやスイングタイプもありますが、 標準的には ヘッドスピードに準ずることが多いでしょう。 速く振れる  → 硬い 速く振れない → 柔らかい で決めているのに、 意図的に 遅く振るコトの多い ウエッジを一番硬くするのですか❓ 短い距離であれば、小さなスイング、遅いスイング、 にしたいモノです。 ところが 硬いシャフトのウエッジでは 小さなスイング、遅いスイングでは ボールに届かない、フェースに乗らない、スピンがかからない、 トップする と言うのが頻繁に発生します。 となると ヘッドを振る必要が生まれるので 弾道は 上げる球 になります。 転がしたい場面でも 上げる球でないと 打てない になります。 パターで転がしても届く距離 を超えると スピンはあまりかからない ポッコンとした 上げる球 が 自分の持ち球になってしまいます。 これが更に困るのは ココから発展形が形成できないコトです。 ➀ちゃんとした 転がし が出来ません。  7番とか、8番でパターのように打つのみ です。 ➁バンカーなどで 打ち出しの高い球 にしたい時、  スタンスを開いて、ロフトを開いて セットするのですが、  ロフトを開いて、スタンスを開く というコトは  ボールを前に置く、左に置く コトを指す訳ですが、  ヘッドを振るアプローチをしている人にとって  そのボール位置は 届かない、当たらない位置になります。 ですので 届くボールの位置で ロフトを開いて、  この場合は ロフトではなく、フェースを右に向けて構える  のですから、シャンクしたり、失敗する準備になります。

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