2021年5月13日木曜日

イメージ(思い込み)がスイングを創ります

クラブを、ヘッドをリリースする、振る、 (クラブ、ヘッドなどの慣性をフリーにする) フリーにするタイミングをボールを打つ前にするか、 間際でいいので 厳密にする必要はありませんが、 打撃時にするのか、打撃前にするのか、打撃以降にするのか… この問題は あまり取り沙汰されませんが、 スイングの技術的な問題よりも 以前の 打撃点、重さが先に付いている棒 を使ってボールを打つイメージ にかなり影響されています。 目に見えた、記憶に残る 円を描くゴルフスイング を 真似ようとすれば 円の半径(その一部)に該当すると思われるシャフトを振る、 その先端に在る重さを利用し 自分が円を描くのではなく、クラブに円を描かせようとする に行き着くのは 至極、自然な流れ だと思います。 そして  それをするには からだを止めて置かねばならず、 円を描くクラブを持っている腕は 止まっている体とのつなぎ役になる… 慣性や遠心力でフリーに動いているクラブを  持っている腕は 半ばフリーで動いているのと同じ で それを 自分の思った通りに動かそうとすれば  必要以上の力、力みが生まれ、 カラダには不自然な不可抗力が生まれます。 スナップショット 1 (2013-02-08 20-14) 多くのプロ の スイングの弧は上下に潰れ、 インパクト以降が大きくなり、 多くのアマチュア は スイングが真ん円に近く、 比較すると 上下に大きく 左右に小さくなるのは  どのように円を描くかの違い と言えるでしょう。
クラブと腕を固定、半固定の状態で カラダを廻し、インパクト、インパクト以降で そのクラブをフリーにすれば、 元々の円弧よりも 円弧は大きく、膨らもうとします。 円弧の形は それがいつ行われたのかを示している と言え、 そう考えると インパクト、もしくはインパクト以降で プロショットでは ターフが取れるのも理解し易いかもしれません。 今はやや死語気味になってしまっていますが、 クラブを、ヘッドを、 厳密に言うと からだの回転で生まれたクラブの慣性、遠心力を 打つ前、かなり打つ前に放ってしまう、リリースしてしまうのを キャスティングと言います。 ✋それによって コックが解ける形になりますが、  コックを解くことを直接指すのではありません。 前傾姿勢も然り、ディッシュアングルも然り、 その手の影響を受ける、クラブの慣性をリリースしてしまうから その双方を維持出来ない のであって、 クラブの慣性もフリーにせず、からだの向きだけ変えれば その問題自体 存在しなくなる可能性すら、ある訳です。 自分はカラダを廻していても それに伴う不可抗力で、自然になるコトは別にして クラブの慣性をフリーにしなければ 多くのことは 自分の管理下 です。 動作は概ね管理し易くなり、 それに伴う遠心力、重力、慣性などの不可抗力も 同時に一定になり易く、規則性も持たせ易くなります。 しかし、打撃のかなり前、 ダウンスイング、ダウンスイング中盤に クラブの慣性をフリーにしてしまえば その重さの管理、保持に  運動のすべての意識が行くほどの量、大きさ です。 クラブや腕を固定、半固定にして  カラダの向きを変える、回転するのと比べると 当然、円弧は膨らみ、腕もより一層、体から離れようとします  △それに伴う スイングの悩み 少なくなさそうですね。 この ヘッドを振る、クラブを振る、  打撃よりも早い段階にクラブの慣性をフリーにする は ゴルフスイングの動作の悩み に大きく関与しています。 殆どの…は大袈裟ですが、  そう振ったら そうならざるを得ない…コトを治そう 治せないことを治そうとしている は言い過ぎですが、 まずは 一個目のボタンをかけ直すコトが大切かと思います。  

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