Q2:昨日の続き「 数年前に左ひじ(右打ち)がゴルフ肘になり、
治療している内に 右ひじにも痛みを感じるようになりました。
」
店長「単にシャフトの素材が スチール…だから 痛くなった、
カーボン(グラファイト)だから 大丈夫⁈では
おそらく解決しない と思います。

しかし、肘や手首の痛みの原因は
打撃の衝撃、インパクトの衝撃では無く
動かし方、動き方 というのが
長い年月での総合的な答えです。
スイングが悪い😵から…という意味ではありません。
総じて…ですが、アイアンのスチールシャフトの方が
シャフトが硬く、ヘッドも軽い ので
〇一般的にはスチールシャフトの場合、
負担の掛かり易い シャフトの先端部 は
細いというコトもあり、シャフトの金属の肉厚を
かなり厚くし補強しますので、シャフトソノモノの
バランスが先端寄り です。
一方、カーボンの場合、負担の掛かる部分に
補強の繊維を入れたり、剛性の高い繊維を使ったり、
先端を重くせず補強するコトが可能です。
故に スチールシャフト装備のモノに比べ
カーボンシャフトの方が 10~20g重いヘッドを
装着するコトが可能です。
👉コレがカーボンの方が飛ぶ 主要因と言えます。
ボールを飛ばすには 速い速度、
もしくは ロフトを立てるコト、その複合が必要です。
自然に遅れが生まれる「重い×柔らかい」クラブに比べると
ロフトが立ち難い「「軽い×硬い」は
ロフトが立ってくれない分、
大きなロフトで打つコトになり易い、
もしくは 人為的にヘッドを遅らせ、
そこから 立ったロフトに戻す、 という双方、
より一層、速いヘッドスピードが、速い動き が
必要になってしまいます。

いわゆるフェースローテーション、
硬いシャフトが多く使われている
スチールシャフト装備のアイアンでは
その技術が無いと ボールは気持ちよく飛びません、
が、それは手首や肘などの関節を蝕みます。
上手に打つ為の必然な行為が自分を傷めてしまいます。
硬いシャフトを使うには必要な技術が
肘や手首を痛めてしまう のですが
そこで 痛めない為に 柔らかいシャフトのシフトすると
今度は ヘッドの遅れが発生、
もしくは 増してしまう ので
上手く行かない、上手く当たらない、
は発生してしまうでしょう。 ジレンマですね。
直ぐに結果は出ない、かも知れませんが、
放っておけば 打ち方は自然に変化していきます。
早急な答えを出さないことが。、
関節などの痛みからの解放になると思います。
逆のパターンもあるんですが、
柔らかいシャフトを長く使っていると
放っておいても ヘッドは遅れ、
それを取り戻す~しなり戻す のは
腕力が無い限り、結構大変です。
ですので 遅れ をロフトの立ち にして
遅れっ放しのまま ボールを打ってしまうコトが
身に着くようになり易いです。
🤒そこで 硬いシャフトにシフトすると
遅れが少なく、ロフトの立ち が薄い ので
そのまま では ボールが飛びません。
自分で力なり、技術でボールを強く弾く必要が生まれます。

その双方が 『ヘッドの遅れ』を造ってくれます。
その遅れをどうするか、 が
重いヘッド、柔らかいシャフトを使うスイングの課題 で
軽いヘッド、硬いシャフトの場合の課題は
遅れてくれない、ロフトの立ち が装備されていないクラブで
ヘッドの遅れを人為的に造るか、
そして その遅れからどのようにロフトを立てるのか なのでしょう。
そう言う意味合いでは やはりゴルフクラブが
スイングを形成している と言って過言ではないかと思います。
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