2018年5月31日木曜日

スイングプレーン…スライスには明解な理由があります

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スライスは その㊨回転の量、そして縦の回転量、ボールの移動速度
これらの兼ね合いで ある一定の割合を超えると
弾道として右に曲がるが発生します。

そして それは 軌道/軌跡 そのものでなく
その軌道/奇跡に対するヘッドの向き次第 で
その回転の量が決まるのです。
 
HBS 005


そのスライスを改善、治すのに
大きな勘違いをしている人が少なくありません。

スイングプレーン

…ヘッドの通り道/軌跡/軌道

は球筋を決める土台になるだけで
球筋やその方向はそれだけでは決まってきません。

と、同時に
スイングプレーンというのは
大原則として 体の向きで作り出されるもの です。
インパクトが「いつ」なのか
体の向きがどこを向いている時にインパクトがあるのか
というのが基本になります。

トップオブスイング以降、
右を向いている時の軌道 は インサイド で
左を向いている時の軌道 は アウトサイド になります。
IMG_0549IMG_0548














ですので 一般的に言われるアウトサイドイン とは
シンプルには 体の正面をとうに過ぎて
体が左を向いている、別な言い方では開いている時にインパクトがある
ようするに「振り遅れ」の状態です。

そして 球筋 ボールの回転等は
その軌道に「対して」 
どのようなヘッドの向き、
フェースの向き、
どのようなロフト具合なのか
によって決まってきます。


本来 体の向きそのものがスイング軌道の基礎 なのですが
それを 腕さばきで作ってしまうと
同時に二つのものが動く可能性
つまり、体の向きと関係なく
アウトサイドインをインサイドアウトに変えられるスイングは
その両方が発生する可能性が少なくない というコトなのです。

そして 球筋・弾道は その軌道に対してのヘッド具合 なので
そういう治し方では 不確定要素が多すぎて
ありとあらゆる球、例えば
右に出て右に曲がる球
右に出て左に曲がる球
左に出て右に曲がる球
左に出て左に曲がる球
すべてが出る可能性が生まれてしまうのです。

 
3-5→3-19_中 (7)


手の返しで スイングプレーンを形成している場合、
アウトサイドイン であれば、
その軌道はインに切り込みますから
 よりたくさんの フェースの閉じ が必要で、
今度はやはり手先で インサイドアウト を作ると
ダウンスイングのスタートで
 より開いた状態から始まるので
 結局、たくさんの閉じが必要になるので
どちらも大きな違いはないのです。

そして その結末には
かなりの種類の球筋が待っているのですから
メカニズムを理解して 基本から考える必要があると思います。

ミスショット…スライスには明解な理由があります

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残念ですが、若くない、体力に自信がない、
練習も部活のようには…出来そうもない
そこは 知恵で解決しましょう

ミスショット…スライスには明解な理由があります。

MRa_Moment(4)


当たり前ですが、スライスは念力やおまじないでは発生しません。
なにがしかの 物理現象 によって生じます。

出した答えが間違っている(この場合→スライス) のではありませんが
気に入らない、治したい、修繕したい、
のであれば その物理現象を把握する必要があります。

スライスは 直接的には
人間の動きとは関係がありません。
体を開く、右肩が下がる、突っ込む、
これらもスライスだけでなくどのミスも出ます。
同じ状態でフックも打てます。

アウトサイドイン これも関係ありません。
アウトサイドインでフック(左回転入り)を打つことも可能です。


BlogPaint


少々、単純化しますが、ボールに右回転が入るのは
 平面上のヘッドの移動軌道/軌跡に対し
 立体的なヘッドの向き~フェースの向き が
 軌道に垂直よりも右を向いている時にボールとコンタクトした場合 です。

例えば アウトサイドイン だったとしても
その軌跡に対し、フェースが垂直であれば
ボールはそのインパクト前後の軌跡に沿って
まっすぐ左に飛び出るだけです。

逆に、インサイドアウト だったとしても
やはり その軌跡に対し、
フェース面が垂直よりも㊨を向いていれば右回転は入ります。

つまり ヘッドの軌跡そのものが原因ではなく
そのヘッド軌跡に対するヘッドの向き次第
という訳です。


右回転/左回転が入っていても
その割合  横の回転~縦の回転~ボールの移動速度
これらによって 弾道には現れない場合もあり
ある一定の割合や回転数を超えると それが弾道に現われます。


ここまでは理解できるでしょうか?


スナップショット 3 (2018-04-02 15-14)


さて…出た答えが気に入らない それを治したい
治そうとする方の多く…ほとんどの人が
その治し方が間違っています。

風邪を引いているのに、おなかが痛い時の対処
間違えで より症状を混乱、深みにはまらせます。

2018年5月30日水曜日

ゴルフスイング◇スイングプレーンとは何か?

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最近 ある機会があって
ゴルフレッスンを見学することがありました。

それは もう私の想像を絶する
語ることも出来ない おぞましい もので
これで お金を頂いてレッスンするの? と
本気で思って ぐっと我慢し、無言の行をしていました。
世にも恐ろしい時間になりました…(*_*;

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その ネタ になるのは スイングプレーン です。


言葉は悪いですが 一般的なスイング論は
悪夢じゃなかろうか と思うのが少なくありません。

スイングプレーン なんて言うのは
手段と言うよりも、一つの経過であって
勿論目的でもありません。

スイングプレーンが出来さえすれば
 弾道が決まる訳でも 距離が延びる訳でもありません。

インパクトを意識するのは良くありませんが、
無機質なボールにとって 必要な打撃要素は
質量とインパクトの姿勢だけであって
軌道は ロフトの効果の一部にしか過ぎません。


ましてや 腕さばきで作るスイングプレーンは
運動神経や練習量の劣るアマチュアのとっては
二度と同じことの出来ない代物です。
そんなものを追いかけても
一生かかっても 体を痛めるだけで
 何も答えが出ず 終わるのは間違いありません。


答えは言いましょう。

スイングプレーンは時期 によって決まるものであって
自分で何かする というものではありません。



スイングプレーンで言うところの インサイド
というのは 体が右を向いている~正面 までの

スナップショット 1 (2017-01-21 11-26)時間を指すモノであって
このように その時期を失い
自分の体が正面を向いて「から」
クラブを振ったのでは
インサイド そのものが存在しないのです
これは インサイドから振る真似ごと
をしているに過ぎず
ただ クラブを寝かしこんで
ひねっているだけに過ぎません。


プロでやっている人はいるでしょう。
活躍している人もいるでしょう。
しかし、それはその振り方そのものではなく
その振り方でも活躍できる努力や忍耐
精神力であったり、過剰なまでの自信であったり、
本人以外は誰も真似のできない部分によって
の要素が殆どですし、
彼らほど練習も出来ず、運動性能の低い
アマチュアのオジサンゴルファーには
ほぼ全く参考になる要素がありません。

いま活躍中の 日本のMプロも
御多分に漏れず アウトサイドインのこすり打ち
する振り方ですが、
クラブをひねり込んで
 インサイドから入れる真似事をしています。
ロフトが開くので 煽り打って
 ロフトを消している だけのことです。
横方向の動きも 体とは真逆
縦方向の動きも 体とは真逆に
クラブを動かすのですから 必ず体を痛めます。

シンプルにインサイドから入れ
シンプルにロフトを開かなければ
済むだけのことを
超絶技巧で誤魔化している打ち方です。

まあ 曲芸と言う意味では・・・・確かにプロです。

b7055bfb2eea97122aee59c31313e223こんな汚い
人間の手さばきとして
美しくないグリップのプロ
ばっかりですからね 昨今…。



想像してみて下さい。

スナップショット 1 (2014-02-07 18-29)ここからボールを打つとなると
グリップは殆ど移動せず
ヘッドだけが動くことになり
シャフトはグリップを支点とした
角角度運動をしなくてはならなくなります。
その動きをするなら
ドライバーのロフトを
9度 10度 11度 と
一度刻みの商品の
その1度の差が何かを生み出すと思いますか?

623c1d572817337eb8c8724aee59aba5その振り方は ほぼ必ず 
 このインパクト姿勢になります。
ここまで 体を開いて打つとして
アドレス時の向き、セットアップに
意味が出ると思いますか?
アドレスの向きなんて どうでも良くなりませんか?

ここまで左サイドを上げ、右サイドを下げて振る
姿勢で クラブのロフト通りに打てますか?
アドレス姿勢が ゴルフクラブの基本ロフト です。
この煽り打ちを覚えて
地面が打つショットが上手くなると思いますか?
30年前にこのスイングしていたら
 レッスンプロなら廃業ですよ…アマチュア以下です。


右の腰が潰れた状態で
上手 体重がそこにかかったまま
動作の中で一番速い速度をすることになります。

左ひじは自分を向いているので
左ひじの逃げるところはありませんが、
クラブのその逃げるとこのない方向へと行こうとします。
自分で腕式逆十字をかけているのと同じですよ。
肩を上に逃がして 避けるしかありません。

スナップショット 4 (2013-11-13 6-42)

体の姿勢(時期)は
極端な アウトサイドイン なのを
無理やり インサイドアウト にして
体に負担を掛けたうえで
無理やり 逆のことをして
安定すると思いますか?

スイングプレーンと言うのは
 なぞるべき軌道 ではなく
  打つ時期
   体の向きに応じた
    打つ時期のことです。


正直 それが分からない人に
ゴルフスイング スイングプレーンを語る資格はありません。
まして アマチャアにこの体を痛める動きを教えるのは
大袈裟に言えば 罪に問われる ほどです。

2018年5月29日火曜日

スコアメイクの基本

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ゴルフはミスショットの連続…
 と言っても過言ではないゲームです。

ナイスショットを狙うのではなく
 練習などによって 使えるミス
ミスの幅を狭めていくようにすると良いでしょう。
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ミスを減らす三大要素があります。
これはショットの鉄則とも言えます。

①出来るだけ遅い動きにする
②出来るだけ小さな動きにする
③出来るだけ少ない動きにする


これを念頭にクラブなどを選ぶと良いでしょう。

まあ 確かに概ねフルショットの方が
コントロールショットよりも楽なケースもありますから
100ヤードをドライバーで寄せろ とまでは
行きませんが、この3原則を覚えておいてください。


例えばグリーン周りのアプローチをする時、

高さ1mを出すというは、(少々オーバーですが)
 10m近い距離を打つエネルギーが必要です。

10mモノ高さを出すのには
100m打つエネルギーが必要になるのです。
目の前に打つのに…ですよ。

状況にもよりますが、
極力、高さを造らない方が
 ピンまでなり、グリーンまでなり、目標の着地点なり
その見た目に近い距離感で打つコトが可能です。

アバウトですが、目の前の10mを打つのに
3mの高さを出すのには 何倍もの力加減、
運動の速度が必要になります。
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と同時に 距離に関して言うと
大きなロフトほど ヘッドの重さや速度など打撃の破壊力 が
ちょっとした違いで狂い易い性質を持っています。
数度の入射角度のブレや数度のロフト角度のブレで
距離だけでなく、球質も変わってしまうので
距離感が掴みにくいのです。
また ロフト角度とライ角度の複合から
インパクト時のロフトによって方向も狂いやすいのです。

 
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ですので 許されるのなら ロフトの無いパター
そして 7番アイアン~8番~9番・・・ と
出来るだけ ロフトの少ないモノを使って打てないか
と言う選択から入った方が ミスを防ぎやすくなります。


転がし・・・と言う訳ではなくとも
あげて止める というのは一番難易度の高いショット
それ以外の選択が出来ない時に選ぶものなのです。

転がしに近いモノであれば、グリーンの感じも
掴みやすくなります。

そして 今度はラフやバンカーなどで
距離や方向よりも「脱出」を最優先とする場合、
打ち方は兎も角 芝や木、土などの重さが掛かり易いので
サンドウエッヂはイマイチかも知れませんが、
出来るだけ ヘッドの重さのあるモノを選択した方が
脱出はしやすくなります。

ゴルフクラブ◆ソールの傷跡事件簿

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ゴルフクラブを見れば スイングは想像つきます
スイングを見れば 使っているゴルフクラブは想像がつきます

これは仕方ないです。

ゴルフクラブとスイング
これは二つの一つの運命共同体。
手にしたゴルフクラブを使って「良い球」を
 打つ練習をするのですから…。
特にスイング覚え始めのクラブの影響は後々残ります。

ま、それは兎も角
数値を機械等で計測しなくとも
大体の様子は 目で見て想像が付きます。
是非、一度やって貰いたいんですが…

クラブをずらりと並べてください。
見て貰うのは ソール です。

セットのアイアンであっても
ライ角度はバラバラ ですから
それが原因の「一つ」とも言えますが
ドライバーからウエッヂまで
ソール全体で トウ~ヒール方向
そして リーディングエッジ~トレーリングエッジ(後ろ)方向
と全部のクラブが同じような跡、傷が
付いていますか?

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ちなみに リーディングエッジに対して
傷が垂直なモノが正解ではありません。
やや斜めの直線が正解です。
その斜め度合いはクラブの長いものほど大きく
クラブの短いウエッヂなどは垂直に近い様な状態になります。


さて 傷の見方です。
001さて セットであっても
傷のつき方が写真のように
異なる番手がある場合
どちらかが硬いシャフトで
どちらかが柔らかいシャフトです。
正直、ここまでのズレは
ライ角度の公差で発生しません。
多分、トウ~ヒールどちらにずれているにしても
そのクラブは得意でない、好きで無い番手が多い筈です。
ウッドもそうですが、アイアンのソールも真ん中が
構えた場合、下(地面方向)に膨らんでいます。
ですから その傷はその膨らんでいる弧にそって
真ん中あたりに来るものが良いのです。
自分の好きな番手の多くはそこに傷がある筈です。

アイアンで リーディングエッジ、トレーリングエッジ方向の
傷が トレーリングエッジ(後方)、通称バンス側の
深いのは問題です。
そうなっている場合、飛距離に満足しているとは
ちょっと言い難い かと…。

では、ここで想像力も膨らませて貰いたいんですが、
その傷、今付いているその傷がつくのには
クラブはどんな姿勢で地面と接触してるでしょう?

上から打つ というのは
左サイドが低い内に打ってしまえ というコトで
ちょっとオーバーですけれど、インパクト時に
アイアンで言えばキャビティ部分が見えても
良いくらいです(ロフトのある程度立ったクラブで)

しかし、尻もち付いているような傷跡がある
ということは ロフトも寝ている上に
その後、上に振らないとボール打てませんよね?!
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さて 今度はウッドです。
ウッドはスクープソールと言って
後方(バンス側・フェースの反対)
になるにしたがって 地面から離れて
行きますが、全体にも薄いラウンドが
付いていて、真ん中の前方当りが一番低くなっています。
625be574-sですから その形状通りに傷がついている人は
ウッドが好き?、もしくは得意ですし
フェアウェイウッドを苦手としません。
これも セッティング次第ですけどね。

ウッドに多いのはトレーリングエッジ バンス側の傷の深さです。
機種によっては そこが凹んでいるのに、なおもそこに傷が
有る場合すらあります。
いったい 何度のロフトで打っているのでしょう?

ドライバーの場合 必ずゴムであってもティーを打つので
それによる傷がほとんどです。
そのティーの上のボールは乗っていたので
当たる場所は関係ないとはいえ
その傷が ヒール側に有り過ぎるのも問題です。
リーディングエッジ側の始まりの先がボールの打点な筈です。
傷自体はヒールにあるのに 打点は真ん中って
開いて打っていないとつかない傷ですし、
ヘッドの立体以上に 傷跡が円を描いているのは
ヘッドを回転させて打っている証です。

ま それも硬さによるもの と言えます。
全部を並べた時に、傷の位置が極端にずれているクラブは
なにがしかの要因(大体が硬さ)がある というコトです。

苦手な番手と傷の関係は結構密接なモノです。

2018年5月28日月曜日

ゴルフクラブ選びの注意点 現代のゴルファーの典型的パターン

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平均的なオジサンゴルファー の
クラブ構成を推測、想像し、
どんなことが起こり得るのか考えてみます。

ドライバーは 某社の人気ドライバー
全体のパイが極端に減ってはいますが、
いまだ人気度は高く、
実はその秘密はシャフトの「柔らかさ」にあったりします。
他社メーカーに比べ 同じSシャフト・Rシャフトでも
振動数でいうと 20cpm以上低め に設定されています。
 

フェアウェイウッドを得意! というゴルファーは
多くないので ドライバーと別の銘柄 や
昔のものを バックの重し 程度に入れているケースは
少なくないようです。
ドライバーと比べ 1スペックも2スペックも硬めのシャフト…
それで「地面に置いてあるボール」を打つのですから
苦手の解消どころか、ゴルフバックの飾りになるのは
致し方のないところ・・・。


流行もありますが、単価もフェアウェイウッドに比べ安く
(アイアン用のシャフトの方が価格が抑えられますから)
フェアウェイウッドの構成やアイアンの番手始まり によって
1本~3本位入っています。
このクラブの存在は微妙で
ドライバーよりもかなり硬く、フェアウェイウッドに近い硬さ、
そして アイアンよりもやや柔らか目の存在です。
たまに・・・ ですが 当たれば飛ぶけど
 いまいち不確定要素の高いクラブ といった感じになるでしょう。

問題なのは アイアン です。
メーカーの売る側の都合によって
単価を抑えるため
軽量スチールなど スチールシャフトのセットしか
店頭には並ばない状態です。
 

理由は分からないのですが、
軽量スチールが主になって以来、
ヘッドは軟鉄、小振り化が促進され
どんどん ヘッドは軽く、小さくなっています。
ドライバーの大型化に反して…です。
・・・本格的志向・・・が理由かな???



ドライバーの硬さが230cpmとすると
アイアンはそれは 280cpm

230cpmに相当するアイアンの硬さ
同じ。。。と考えられるアイアンの硬さは 250cpm前後ですから
3スペックは硬い のです。
ドライバーを R シャフト とすると
アイアンは X 相当の硬さ ということです。

コースではそれを 交互交互、一球ずつ交互に打つのですから
ドライバーがうまく行けば
アイアンはトップ、ひっかけ
アイアンがうまく行けば
ドライバーはダフリ・天ぷら・右への押し出し(スライス?!)
になって当然と言えば当然なほどの違いです。

空中に浮いているボールを打つ 柔らかいシャフトのドライバー
地面に置いてあるボールを打つ 硬いシャフトのアイアン

練習でもアイアンがボールに届かないトップ
届かせようとして届きすぎるダフリ の頻度が多くなり
ドライバーに似たボールの置き位置ではうまく当たりませんから
徐々に徐々にボールは中、右寄りになってきます。
番手によっても違ってきたりします。

ボールを中に置くと
 トップ・ダフリの上下のミスは減るかも ですが
今度は 右左への左右のミスが増えてきます。
練習・・・は圧倒的にアイアンショットが多いですから
そのアイアンよりも かなり左に置いてあるドライバーにも
その左右方向へのミスが増えてきます。
 

シャフトが硬い ということは
ヘッドの重さが感じにくい・・・ということでもあり、
アイアンはドライバーに比べ ヘッドが小振りですし
スチールシャフトなので ヘッドのそのものも軽い、
しかも 当たり前ですが、ドライバーよりも短いアイアンで
練習を繰り返すと クラブを振り回すスイングは自然に自然に
体に刷り込まれていきます。

有名メーカーのクラブは間違っていない
最新のクラブは間違っていない
間違っているのは自分、自分のスイングだ と
何が何だかわからなく、ただボールを打ち続けることが向上
を信じて 迷路の深みにはまっていくのです。
 

L型ブリストルパター

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L型ブリストルパターの最大の特徴は
やはり そのヘッド重量にあります。

平均的な市販のパターヘッドのヘッド重量は 300g前後
重いと言われているものであっても 330~350gです。

470gを超えるヘッド重量は
さまざまな恩恵をもたらします。
 

まず ストロークの始動が簡単になります。
比較すれば 非常にわかりやすいのですが
軽いパターヘッドでは 自分自身がずっとパターヘッドを
動かさなければならなく、なかなか始動するきっかけが
掴めません。
このヘッド重量があれば パターイップスには
ならないと思います。

次に 重量、重心が見た目通りです。
そのおかげでストロークが非常にスムースに出来ます。
どういうことか というと
昨今流行っている 重心の深い、モーメントの高い
パターヘッドは、理屈上は重心が深いとわかっていても
いざ ストロークする段になると、人間は
打面であるフェースに意識が行きます。
その打面よりも重心が何センチもずれたところにあると
動かしたヘッドに対し、遠心力などは
重心のかかるが故に、重心部が膨らもうとする
働きがかかり、結果 ストロークがループすることに
なってしまいます・・・。
 

パターは特に 空へとボールを飛ばす必要がないので
重心が深い。。。とか 重心が低い というのは要らないもの。
フォローが出るから なんていう謳い文句にのっとって
重心が深いもの、慣性モーメントの高いものを
選ぶ人が少なくないようですが
うまくいっている人を見るのは少ないですねぇ・・・

もしも フォローが出るというのであれば
重心が深いが 重量が軽いものと
重心は浅いが 重量の重いもの
いったい どっちが そうなんでしょうね…。
 

ヘッドが重い というのは
ボールを移動させる~飛ばす能力に優れている
と言うことでもあります。
故に ストロークが小さく、遅く することが可能ですので
慣れてくれば、安定度は抜群です。
 


ボールのころがり に関してですが
使われると理解されますが
非常に 直進性能が高く
1~2mのパットであれば、ラインや傾斜などを
殺してしまい、カップの中に打っていい
そんな直進性能を持っています。

意外かもしれませんが、下りや速いグリーンにも
非常に強く、万能選手とも言えますし、
ラフがないような冬の芝状態であれば
グリーン周りからのアプローチにも威力を発揮します。

2018年5月27日日曜日

ゴルフクラブ選びの注意点 ①シャフトの硬さ

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ゴルフクラブを選び際 の
いくつかの注意点を挙げたい と思います。

ゴルフクラブはパターからドライバーまで
ルール上 14本 携帯することが出来ます。
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その構成は 年齢や飛距離、コースや得手不得手など
いろいろあるので 今回は割愛しますが、
クラブを選ぶ際、最も注意しなければならないのは
「シャフトの硬さ」です。

平均的なオジサンゴルファーであれば
ラウンドを通じて ヘッドスピードは40msを維持することは
簡単ではなく、シャフトの硬さを選ぶ際
ベストの状態よりも、夕方の靴のサイズのように
゛ボトム゛の状態を基準にするのがお勧めです。

暑い日、寒い日、雨の中…
後半へばってきた時に無理をするスペック~シャフトの硬さ で
良いことは何一つありません。

車や家でもそうですが、
自分の経済状態よりも 背伸びして 高額なものを買っても
あまり良いことは多くありません。
見栄のために、以降 維持することにくたびれてしまうケースは
少なくないのです。 ご注意ください。



シャフトには 工業製品として以外
性能や特性に統一基準がありませんので、注意が必要です。
Rとか、Sとか
メーカーや機種によって まるでバラバラですので
基本 振動数 という数値で把握することをお勧めします。

平均的なオジサンゴルファーであれば

ドライバー(45インチ)を基準に
 硬くても 振動数 220~230cpm(十分硬いけどね
 で抑えると
スイングにも悪影響は少なく、体の故障にもなりにくいでしょう。
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その硬さあたりですと
1インチの長さでのちがいは 5~8cpm位です。
46-212 45-220 44-228 43-236
それを目安にフェアウェイウッドなども選ぶとよいでしょう

飛ぶスイングと飛ばないスイング は隣り合わせ?

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まずはこちらの動画を見比べて貰いたい

見比べる場合、画像を右クリックし
双方『ループ再生』すると良いと思います。





多少、映像としては年月の隔たりはあるのだけど
同じ人、同じ人物である。
また 面白いことに あるアドバイス と クラブの違い 以外
来店された時はセピアのスイングに近かった。

左のセピアの画像は
よくある 「フェースローテーション」
「ヘッドの返しを意識している」スイングで
その結果、ヘッドは外から入る形~振り遅れ になり
インパクト直前で右腕を伸ばそうとしている分、
急激に体をボールから離す形を取っています。

スイングのアドバイス としては
スイング軌道に関しては一切触れていません。

ヘッド重め/シャフト柔らかめのモノを持って頂き

ダウンスイングで 右向きの解放(体の回転)を
 出来るだけ我慢して頂き
フェースとボールの関係を横 の関係でなく
 縦の関係、、、練習場で言えばマット
 コースで言えば 地面にボールを押さえつける~押し付ける
 イメージを強くもって頂きました。


基本、アドバイスはそれだけ です。

おそらく ご本人は
相当 右向きをロックされ
腕の、特に左腕の始動を先にされている…
と思うのですが、
視覚的には さほど違いがありません。

一番の違いは
ダウンスイング後半の ヘッドの軌跡
ヘッドの通るルートです。
インサイドとかアウトサイド ではなく
自分から近い 軌道の大きくならない
小さな弧で入っているのと
俗に言う キャスティング
 自分から遠く 大きな弧になって入っている違いが
確認できるかと思います。

結果としての弾道はさて置き
ボールをスライスさせないため
一生懸命フェースターンをする方のスイングは
高い弾道と右回転を生み
そうで無いモノの方が 低い弾道と非右回転の球筋を生みます。

まだ 左上腕の動き出しを遅い…初めてですから…
ので 左グリップが内に入り込みながらのインパクトに
なってしまい 引っかかっていますが、
そこに慣れていけば 終生、スライスとはお別れ出来る
スイングを身に付けられると思います。
MRa_MomentMVI_0842(3)(2)(2)_Moment









MRa_Moment(3)MVI_0842(3)(2)(2)_Moment(3)










MRa_Moment(4)MVI_0842(3)(2)(2)_Moment(4)










 
 
 
少なくとも インパクト直前と言う
意識でどうにかなる場所でない箇所で
急激に体を起こし、頭がボールから離れるようなインパクト
よりも 安定度は高くなります。

テークバックでの 骨盤~体の右向き不足は
スイングとしては論外 ですが、
それが満たされていれば
振り遅れ…そして それを解消するための
 ヘッドの返し~フェースローテーションと言う
スイングにとって無駄で無意味なモノを無くすのは
ダウンスイングのルートの大きさ~長さ
で決まるとも言える典型的な例です。

2018年5月25日金曜日

ハミングバード フェアウェイウッド&ユーティリティ のラインナップ

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ハミングバードで取り扱っている
主になる フェアウェイウッド 2機種


①コンセプト W422V

 多くのフェアウェイウッドは小振りなモノが多いですが
 W422V は非常に大型のタイプ

 その形状通り、重心も深く、慣性モーメントも大きい
 ロフトも多めなので、上がり易く、癖のないタイプ
 フェアウェイウッドを苦手としない人にとっては
 もっとも 易しい ヘッドと言えるのではないでしょうか

 ロフト構成もバリエーションが多く

image03b

 ③14、16、17度
 ⑤19度
 ⑦22度
 ⑨25度
 ⑪28度   の7種類



②ベガ RAF-04

 上記、W422Vに比べ 飛距離重視タイプのモノになります。
 弾道の高めな人に良いでしょう

raf-04-fairway-wood

 ③15度
 ⑤18度
 ⑦21度

raf-04-fairway-wood3




ユーティリティのバリーエーションも2機種

①ミステリー HT811

 つかまりの良いタイプのヘッド
 飛距離重視タイプです

811-6

 ③19度
 ④22度
 ⑤25度
 ⑥28度

811-4


②ベガ VU-04

 形状やすわりもそうですが、
 左に行き難い性格を持っています。

vu-04

 ③21度
 ④24度

 vu-04-image5





ドライバーのロフト、
アイアンの始まりの番手、
得手不得手、好き嫌い にもよりますが
フェアウェイウッドにしても
ユーティリティにしても
長さ等で はっきりと違いを造れないと
隣同士の番手 隣のロフト とは
距離差がはっきり出しにくいことも少なくありません。

ウッド2本であるのなら
 ③-17度 ⑦-22  とか
 ⑤-19  ⑨-25  のような
組み合わせで持たれた方が
使い勝手は良いかと思います。

ドライバーが好きか、嫌いかにもよりますが
 ③-17 ⑦-22 のウッド2本体制に
 ④-24 辺りのユーティリテイ を組み合わせるのが
 良いかな・・・ と思います。